ビジネス

《軽井沢別荘地で優雅な隠居へ》川勝平太知事、ボーナス受け取るかは「自然体で」 自慢の家は「緑に囲まれた700坪」「オープンガーデン」も

川勝平太知事(時事通信フォト)

辞意を固めた川勝平太知事(時事通信フォト)

 静岡県の川勝平太知事(75)が4月3日、記者会見を開いた。川勝知事は、新規採用職員に向けた訓示の中での「県庁はシンクタンクです。野菜を売ったり、牛の世話をしたり、物を作ったりすることとは違って、皆さまは頭脳や知性の高い方たちです」という発言に“職業差別”との批判が殺到し、4月2日、6月の県議会をもって辞職する意向を示したばかりだった。

 2日夕方に取材に応じた際は、「(発言を)切り取られた」と主張していたが、記者会見では、「第1次産業の方々の心を傷つけたとすれば誠に申し訳なく、心からお詫びいたします」と謝罪。「不十分な言葉遣いで人の心を意図せず傷つける。言われて気づく。これが繰り返されているのが、ひとつの大きな辞任の理由」と語った。

 ただ、辞職の理由として一番大きなものは、リニア問題がひとつの区切りを迎えたことだったという。

「川勝知事は、水源確保などの観点から『命の水を守る』とリニア工事に反対してきました。JR東海が2027年の開業を断念したことにより、『リニアの開業時期が延期され、自分の責任は果たした』と説明するなどし、辞意を固めたようです。

 会見では、『6月のボーナスは受け取るのか』という質問に対して、『自然体でいきたい』と回答する場面もあり、ネット上では〈意味不明だ〉〈今すぐ辞任しろ〉とさらなる批判が巻き起こっています」(全国紙の政治部記者)

 川勝知事は、大阪生まれの京都育ち。早稲田大学教授や国際日本文化研究センター教授を経て、静岡文化芸術大学の学長に就任した。民主党などから出馬要請を受けて、2009年7月に静岡県知事選で初当選。4期目だった。

 静岡での生活が長年続いていたが、もともと自宅は長野県軽井沢の別荘地にある。

関連記事

トピックス

6月6日から公開されている映画『国宝』(インスタグラムより)
【吉沢亮の演技が絶賛】歌舞伎映画『国宝』はなぜ東宝の配給なのか 松竹は「回答する立場にはございません」としつつ、「盛況となりますよう期待しております」と異例の回答
NEWSポストセブン
さいたま市大宮区のマンション内で人骨が見つかった
《さいたま市頭蓋骨殺人》「マンションに警官や鑑識が出入りして…」頭蓋骨7年間保管の齋藤純容疑者の自宅で起きた“ある異変”「遺体を捨てたゴミ捨て場はすごく目立つ場所」
NEWSポストセブン
大谷翔平の投手復帰が待ち望まれている状況だが…
大谷翔平「二刀流復活でもドジャースV逸」の悲劇を防ぐカギは“7月末トレード” 最悪のシナリオは「中途半端な形で二刀流本格復活」
週刊ポスト
フランスが誇る国民的俳優だったジェラール・ドパルデュー被告(EPA=時事)
「おい、俺の大きな日傘に触ってみろ」仏・国民的俳優ジェラール・ドパルデュー被告の“卑猥な言葉、痴漢、強姦…”を女性20人以上が告発《裁判で禁錮1年6か月の判決》
NEWSポストセブン
ホームランを放った後に、“デコルテポーズ”をキメる大谷(写真/AFLO)
《ベンチでおもむろにパシャパシャ》大谷翔平が試合中に使う美容液は1本1万7000円 パフォーマンス向上のために始めた肌ケア…今ではきめ細かい美肌が代名詞に
女性セブン
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
告発文に掲載されていたBさんの写真。はだけた胸元には社員証がはっきりと写っていた
「深夜に観光名所で露出…」地方メディアを揺るがす「幹部のわいせつ告発文」騒動、当事者はすでに退職 直撃に明かした“事情”
NEWSポストセブン
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
「生肉からの混入はあり得ないとの回答を得た」“ウジ虫混入ラーメン”騒動、来来亭が調査結果を公表…虫の特定には至らず
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:2月6日、懲役刑を言い渡された時の水原被告(左:AFLO、右:時事通信)
《3度目の正直「ついに収監」》水原一平被告と最愛の妻はすでに別居状態か〈私の夢は彼と小さな結婚式を挙げること〉 ペットとの面会に米連邦刑務局は「ノー!ノー!ノー!」
NEWSポストセブン
“超ミニ丈”のテニスウェア姿を披露した園田選手(本人インスタグラムより)
《けしからん恵体で注目》プロテニス選手・園田彩乃「ほしい物リスト」に並ぶ生々しい高単価商品の数々…初のファンミ価格は強気のお値段
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン