スポーツ

大谷翔平に“口裏合わせ”懇願で水原一平容疑者への同情論は消滅 それでもくすぶるネットの「大谷批判」の根拠

水原一平容疑者は現在どこにいるのだろうか(時事通信フォト)

水原一平容疑者への同情論は消えた(時事通信フォト)

 国民的スターに突如降り掛かった疑いはひとまず晴れたようだ。大谷翔平(29才)の元通訳・水原一平容疑者(39才)の違法賭博問題で、水原容疑者は大谷に対し「借金を肩代わりしたことにしてほしい」と“口裏合わせ”を懇願したものの、大谷はこの申し出を拒絶していたことが判明。一部で囁かれた“大谷関与説”は完全に否定された。

「問題の発覚以来、ネットで多く見られたのが『大谷が知らなかったはずはない』という説です。確かに、いくら大谷が金に無頓着だとはいえ、億単位の金の動きを把握していないのは不自然。人の口座の金をそんな簡単に動かせるのかという疑問もあり、一部では『水原氏は大谷の指示を受けてやっていただけ』という“大谷黒幕説”さえありました」(ネットニュース編集者)

 しかし水原容疑者は大谷の金を勝手に使っていたばかりか、問題が発覚すると、もみ消し工作に加担するように依頼していたことが判明。おまけに流用額が、当初報じられていた450万ドル(≒6億9000万円)の3倍以上の1600万ドル(≒24億5000万円)に及ぶことも分かると、ネットには、

「同情の余地一切無しやね」
「クズすぎて、大谷さんが気の毒でならない」
「一瞬でも大谷翔平のこと疑ってすいませんでした」

 といった声が上がり、水原容疑者への同情論は影を潜めた。水原容疑者は窃盗罪よりも重い銀行詐欺容疑で訴追されたが、これは最大で禁錮30年、罰金1億5000万円が科される可能性もある重罪。大谷は今後、裁判の行方を見つめるしかないが、これで彼に対するネット上の“風評被害”が収まるかといえば、それはまた別の話だ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

硬式野球部監督の退任が発表された広陵高校・中井哲之氏
【広陵野球部・暴力問題で被害者父が告白】中井監督の退任後も「学校から連絡なし」…ほとぼり冷めたら復帰する可能性も 学校側は「警察の捜査に誠実に対応中」と回答
NEWSポストセブン
隆盛する女性用ファンタジーマッサージの配信番組が企画されていたという(左はイメージ、右は東京秘密基地HPより)
グローバル動画配信サービスが「女性用ファンタジーマッサージ店」と進めていた「男性セラピストのオーディション番組」、出演した20代女性が語った“撮影現場”「有名女性タレントがマッサージを受け、男性の施術を評価して…」
NEWSポストセブン
『1億2千万人アンケート タミ様のお告げ』(TBS系)では関東特集が放送される(番組公式HPより)
《「もう“関東”に行ったのか…」の声も》バラエティの「関東特集」は番組打ち切りの“危険なサイン”? 「延命措置に過ぎない」とも言われる企画が作られる理由
NEWSポストセブン
海外SNSで大流行している“ニッキー・チャレンジ”(Instagramより)
【ピンヒールで危険な姿勢に…】海外SNSで大流行“ニッキー・チャレンジ”、生後2週間の赤ちゃんを巻き込んだインフルエンサーの動画に非難殺到
NEWSポストセブン
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン
Benjamin パクチー(Xより)
「鎌倉でぷりぷりたんす」観光名所で胸部を露出するアイドルのSNSが物議…運営は「ファッションの認識」と説明、鎌倉市は「周囲へのご配慮をお願いいたします」
NEWSポストセブン
逮捕された谷本容疑者と、事件直前の無断欠勤の証拠メッセージ(左・共同通信)
「(首絞め前科の)言いワケも『そんなことしてない』って…」“神戸市つきまとい刺殺”谷本将志容疑者の“ナゾの虚言グセ”《11年間勤めた会社の社長が証言》
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“タダで行為できます”の海外インフルエンサー女性(26)が男性と「複数で絡み合って」…テレビ番組で過激シーン放送で物議《英・公共放送が制作》
NEWSポストセブン
ロス近郊アルカディアの豪
【FBIも捜査】乳幼児10人以上がみんな丸刈りにされ、スクワットを強制…子供22人が発見された「ロサンゼルスの豪邸」の“異様な実態”、代理出産利用し人身売買の疑いも
NEWSポストセブン
谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン