国内

愛子さまの“令和のファッション”をチェック 卒業式での「手描き友禅の振り袖」、志賀高原のPRキャラ「おこみん」のTシャツなど

『室町京正』手描き友禅の振袖を着られた愛子さま

『室町京正』手描き友禅の振袖を着られた愛子さま(撮影/JMPA)

 女性皇族方がお出ましになるたびに、注目を集めるのがそのファッション。皇族方はさまざまな場面で、素敵なご愛用アイテムを披露されています。本誌『女性セブン』では、令和の御代となって以降のファッションを中心に、その詳細を徹底調査。ここでは愛子さまの「令和のファッション」を紹介します。

●2024年3月20日 学習院大学卒業式 『室町京正』手描き友禅の振袖

 愛子さまが卒業式でお召しになったのは、手描き友禅と呼ばれるもの。

「最高クラスの職人が一つひとつ心を込めて作っています。うちの作品は紀子さまがチャールズ国王の戴冠式で、紀宮さま(黒田清子さん)が結婚式でお召しになりました。さらに、美智子さまや雅子さまがお召しになったこともあります」(室町京正の代表取締役社長・那須修さん)

●2024年5月 御料牧場ご静養 『おこみん』のTシャツ/1600円

「おこみん」のTシャツを着られていた

「おこみん」のTシャツを着られていた(写真/宮内庁提供)

 長野・志賀高原の観光PRキャラクター「おこみん」のイラストが描かれたTシャツをご着用。

「2017年3月にご一家で志賀高原にいらした際、皇室のみなさまにおこみんTシャツなどの『お土産セット』をお渡ししました。愛子さまは同じ年に、お友達と旅行にいらしていたので、その際に買われたかもしれません。いずれにせよ、長く大事にしてくださっていたことに感激しました」(志賀高原観光協会の三ツ橋士郎さん)

 写真は当時のデザイン。愛子さまが着られたことが分かると問い合わせが殺到した。トータルで3000枚ほどの売上だったという。当時の価格は1600円。現在はデザインが刷新され、ピンク・グリーン・カーキの3色を2200円で発売中。

●2024年5月 御料牧場ご静養 『Foxfire』チェックシャツ/約1万円

FoxFireのレディースシャツを着られた愛子さま

『FoxFire』のレディースシャツを着られた愛子さま(写真/宮内庁提供)

 御料牧場の厩舎でお召しになっていた赤のチェックシャツは、国産アウトドアブランド「FoxFire(フォックスファイヤー)」のものとみられる。

「春夏用の薄手タイプのレディースシャツで、数年前に販売は終了したものです。おそらく当時の価格は1万円前半だったはず。現在は、色合いやデザイン、機能をアップデートさせた類似の商品を発売しています。吸水速乾に優れる面や、デザイン性を評価していただけたのであればうれしいです」(株式会社ティムコ広報担当者)

●2024年5月2日 御料牧場ご静養 『Reflect』シフォンブラウス/1万4300円

シフォンブラウスをお召しになった姿も

シフォンブラウスをお召しになった姿も(撮影/JMPA)

 ご静養では「Reflect(リフレクト)」というブランドの「タイ風ディテールシフォンブラウス」もお召しになったとみられる。ふんわりとしたシルエットが特徴的。

●2023年8月 那須御用邸ご静養 『kay me』ワンピース/6万8200円

幅広い層に着られている『kay me』

幅広い層に着られている『kay me』(撮影/JMPA)

 胸元にフリルがついたグリーンの小花柄ワンピースというかわいらしい装い。ワンピースは『kay me(ケイミー)』というブランドが手掛けた。20代から80代までファンが多く、丸洗いOKとしわになりにくい素材が特徴。

●2024年4月23日 春の園遊会 『ミキモト』 ベビーパール3連チョーカー

多くの皇族が着用されてきた『ミキモト』(撮影/JMPA)

多くの皇族が着用されてきた『ミキモト』(撮影/JMPA)

 初めてのご出席となった園遊会では、皇室御用達ブランド「ミキモト」のチョーカーをご着用。留め具の素材にK18WG(ホワイトゴールド)を使用した、ベビーパールの3連チョーカーとみられる。

●2024年3月27日 近鉄宇治山田駅にて 『ミキモト』シルバーブローチ

シルバーブローチも(撮影/JMPA)

シルバーブローチも(撮影/JMPA)

 胸元につけられたブローチは、リボンをモチーフにしたデザイン。こちらもミキモト製でホワイトピンクの5粒のパールが使用されている。

●2024年3月27日 神武天皇陵ご参拝 『ミキモト』ホワイトゴールドのブローチ/29万8100円

ご参拝の際も(撮影/JMPA)

ご参拝の際も(撮影/JMPA)

 ホワイトゴールドの曲線にパールがあしらわれたブローチは、お出ましの際に何度もつけられているお気に入りの品。神武天皇陵ご参拝だけでなく、昨年5月の雅楽演奏会ご鑑賞の際にも着用されていた。

※女性セブン2024年7月11・18日号

関連記事

トピックス

部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト・目撃者提供)
《ラブホ通い詰め問題でも続投》キリッとした目元と蠱惑的な口元…卒アル写真で見えた小川晶市長の“平成の女子高生”時代、同級生が明かす「市長のルーツ」も
NEWSポストセブン
ポストシーズンで快投をみせる佐々木朗希
「ポテンシャルは大谷以上」復活快投の佐々木朗希 昭和の大投手たちが太鼓判「1年間投げ続けられれば本当にすごい投手になる」
週刊ポスト
ものづくりの現場がやっぱり好きだと菊川怜は言う
《15年ぶりに映画出演》菊川怜インタビュー 三児の子育てを中心とした生活の中、肉体的にハードでも「これまでのイメージを覆すような役にも挑戦していきたい」と意気込み
週刊ポスト
田久保市長の”卒業勘違い発言”を覆した「記録」についての証言が得られた(右:本人SNSより)
【新証言】学歴詐称疑惑の田久保市長、大学取得単位は「卒業要件の半分以下」だった 百条委関係者も「“勘違い”できるような数字ではない」と複数証言
NEWSポストセブン
国民民主党の玉木雄一郎代表、不倫密会が報じられた元グラビアアイドル(時事通信フォト・Instagramより)
《私生活の面は大丈夫なのか》玉木雄一郎氏、不倫密会の元グラビアアイドルがひっそりと活動再開 地元香川では“彼女がまた動き出した”と話題に
女性セブン
本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《真美子さんと娘が待つスイートルームに直行》大谷翔平が試合後に見せた満面の笑み、アップ中も「スタンドに笑顔で手を振って…」本拠地で見られる“家族の絆”
NEWSポストセブン
“高市効果”で自民党の政党支持率は前月比10ポイント以上も急上昇した…(時事通信フォト)
世論の現状認識と乖離する大メディアの“高市ぎらい” 参政党躍進時を彷彿とさせる“叩けば叩くほど高市支持が強まる”現象、「批判もカラ回りしている」との指摘
週刊ポスト
バラエティ番組「ぽかぽか」に出演した益若つばさ(写真は2013年)
「こんな顔だった?」益若つばさ(40)が“人生最大のイメチェン”でネット騒然…元夫・梅しゃんが明かしていた息子との絶妙な距離感
NEWSポストセブン
前伊藤市議が語る”最悪の結末”とは──
《伊東市長・学歴詐称問題》「登場人物がズレている」市議選立候補者が明かした伊東市情勢と“最悪シナリオ”「伊東市が迷宮入りする可能性も」
NEWSポストセブン
ヴィクトリア皇太子と夫のダニエル王子を招かれた天皇皇后両陛下(2025年10月14日、時事通信フォト)
「同じシルバーのお召し物が素敵」皇后雅子さま、夕食会ファッションは“クール”で洗練されたセットアップコーデ
NEWSポストセブン
問題は小川晶・市長に政治家としての資質が問われていること(時事通信フォト)
「ズバリ、彼女の魅力は顔だよ」前橋市・小川晶市長、“ラブホ通い”発覚後も熱烈支援者からは擁護の声、支援団体幹部「彼女を信じているよ」
週刊ポスト
ソフトバンクの佐藤直樹(時事通信フォト)
【独自】ソフトバンクドラ1佐藤直樹が婚約者への顔面殴打で警察沙汰 女性は「殺されるかと思った」リーグ優勝に貢献した“鷹のスピードスター”が男女トラブル 双方被害届の泥沼
NEWSポストセブン
亡くなった辻上里菜さん(写真/里菜さんの母親提供)
《22歳シングルマザー「ゴルフクラブ殴打殺人事件」に新証言》裁判で認められた被告の「女性と別の男の2人の脅されていた」の主張に、当事者である“別の男”が反論 「彼女が殺されたことも知らなかった」と手紙に綴る
NEWSポストセブン