スポーツ

澤穂希、谷亮子、吉田沙保里、陣内貴美子…五輪に出場した女性レジェンド・アスリートたちの現在地

五輪で活躍してきたレジェンドたちの今

五輪で活躍してきたレジェンドたちは今──。

 五輪で活躍し“レジェンド”となったアスリートたちのなかには、引退後にメディアでも活躍するケースも多い。コラムニストで放送作家の山田美保子さんが、五輪に出場した女性アスリートについて綴る。

日の丸を背負ったレジェンドたちに“壁”はない

 元バドミントン日本代表、「オグシオ」のシオこと潮田玲子さん(40才)が7月17日までにInstagramを更新。元バレーボール女子日本代表の狩野舞子さん(36才)の誕生日会での6ショットを公開しました。

 残る4人のメンバーは、「霊長類最強女子」と呼ばれたレスリングの吉田沙保里さん(41才)、その吉田さんの背中を見ながら成長を遂げた登坂絵莉さん(30才)、柔道の杉本美香さん(39才)、アルペンスキーの清澤恵美子さん(40才)です。

 その清澤さんは7月18日、「国民の妹」というタイトルでアメーバブログを更新し、登坂さんに《お渡しものがあって、少しだけど》会ったことを報告。

 以前、潮田さんは、元サッカー女子日本代表の澤穂希さん(45才)と誕生日が近いということで、元プロテニス選手の杉山愛さん(49才)を加えたママ友会のメンバーと共にバースデーケーキを食べている写真に加わっていたこともありました。

 ほかにも潮田さんの大先輩である「バドミントン界の小泉今日子」(by明石家さんまサン・69才)こと陣内貴美子さん(60才)も、アスリートのレジェンドがプライベートで集合する会にかなりの確率でご出席。

「五輪出場」という最強で最高の共通点があり、縦でも横でも仲よしのレジェンドたちがパリ五輪を機に目立っています。

 私が構成にかかわっている『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)では、こうした女性のレジェンド・アスリートたちが時折集合してくださるため、つい先日も澤さんと「ヤワラちゃん」こと谷亮子さん(48才)に前列センターに座っていただきました。

 このお二人、3才違いではありますが、誕生日が同じなんですよね。カメラが回っていないところでも、にこやかに子育ての話などをされている様子を拝見し、種目は違っても日の丸を背負い、数々の結果を残し、「苦しいときは私の背中を見て」(by澤さん)と、後輩たちに文字通り背中を見せてきたレジェンドたちに“壁”はないんですね。そして、お二人の最強オーラはまぶしすぎました。

 こうした皆さんはいずれも解説者として各局から引っ張りだこでしょうし、潮田さんのように『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)など情報番組でコメンテーターをされているかたは、パリ五輪が始まるゆえ、全種目についてお勉強しなければならない17日間がスタートします。

『グッド!モーニング』といえば、女性では卓球の平野早矢香さん(39才)や水泳の田中雅美さん(45才)も曜日コメンテーターとして出演し、完璧なコメントを残されています。

 それは『サンデーモーニング』(TBS系)に時折出演するオグこと小椋久美子さん(41才)も同じ。オグちゃんとは『ドデスカ!』(メ~テレ)で長年共演させてもらいましたが、美人アスリートの中でもピカイチの美貌であり、勉強熱心。結果を掴むためのコミットが私のような凡人とはまるで違うんです!

 4月から『news every.』(日本テレビ系)をさらに背負っている陣内さんの教えも行き届いているのでしょう。オグちゃんの五輪出場経験を織り交ぜたコメントは本当にすばらしいんですよ。

 そうかと思えば、私をはじめ、ほかのコメンテーターは迷わずタクシーを選ぶ、メ~テレから名古屋駅までの道程をオグちゃんは「歩きます! その方が気持ちいいんで」と言い、リュックを背負って歩いて行く場面を何度も見ています。スイスイ走ってもクルマで20分はかかる距離なんですよ。これだけとっても、別の生き物だということがわかりましょう(苦笑)。

関連記事

トピックス

11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《中国とASEAN諸国との関係に楔を打つ第一歩》愛子さま、初の海外公務「ラオス訪問」に秘められていた外交戦略
週刊ポスト
グラビア界の「きれいなお姉さん」として確固たる地位を固めた斉藤里奈
「グラビアに抵抗あり」でも初挑戦で「現場の熱量に驚愕」 元ミスマガ・斉藤里奈が努力でつかんだ「声のお仕事」
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
日本体育大学は2026年正月2日・3日に78年連続78回目の箱根駅伝を走る(写真は2025年正月の復路ゴール。撮影/黒石あみ<小学館>)
箱根駅伝「78年連続」本戦出場を決めた日体大の“黄金期”を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈1〉「ちくしょう」と思った8区の区間記録は15年間破られなかった
週刊ポスト
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
地元コーヒーイベントで伊東市前市長・田久保真紀氏は何をしていたのか(時事通信フォト)
《シークレットゲストとして登場》伊東市前市長・田久保真紀氏、市長選出馬表明直後に地元コーヒーイベントで「田久保まきオリジナルブレンド」を“手売り”の思惑
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
26日午後、香港の高層集合住宅で火災が発生した(時事通信フォト)
《日本のタワマンは大丈夫か?》香港・高層マンション大規模火災で80人超が死亡、住民からあがっていた「タバコの不始末」懸念する声【日本での発生リスクを専門家が解説】
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
NEWSポストセブン