加害生徒の1人から謝罪のメッセージ

加害生徒の1人から謝罪のメッセージ

説明会での学校側の指摘にAくんの母親は

 説明会では、自慰行為の強要がなかったとする根拠について、「一般的に当該行為に用いる道具を元生徒(Aくん)が持ち込んでいたこと」が挙げられていた。また、「(Aくんは)これまでの校内及び校外で性的な問題行動が表れていた」とも説明されていた。それらについて、Aくんの母親に聞いた。

「たしかに息子は、修学旅行にローションを持ち込みました。しかし、それはほかの男子生徒に『コンドームを持ってこい』と言われて、『それはさすがにできないから』としぶしぶ用意したものです。

 男子同士の悪ふざけの中で下ネタを言うことはあっても、女子にしつこく聞かせるようなことは全くなかったと思います。息子はクラスに女子の友達もいましたし……。一度だけ、女子もいる場で『将来はセクシー男優になりたい』という冗談を言ったことがあるようですが、そのことが強く問題視されているのでしょうか。

 息子が別室指導を受けていた頃、いじめ加害者たちが“Aは学校のトイレでも自慰行為をしている”と嘘をついたらしいのですが、先生方はその噂を信じているのかもしれません」(Aくんの母親)
 Aくんの母親は、「息子のセンシティブな話題が、保護者説明会という場で広く語られたことにショックを受けています」とも吐露した。

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