国際情報

【トランプ大統領就任式当日・ワシントンDC現地ルポ】熱狂する支持者が市街地を占拠状態「トランプはイエヤス・トクガワのような人物だ」

トランプ大統領就任式当日を現地レポート(写真=ロイター/AFLO)

トランプ大統領就任式当日を現地レポート(写真=ロイター/AFLO)

 1月20日にアメリカ大統領に就任したドナルド・トランプ氏。式典が行われたワシントンDCでは、支持者たちの熱狂が渦巻いていた。ジャーナリストの小川寛大氏がリポートする。

 * * *
「見て、私はトランプが大好きなのよ」

 そう言うと、キャシーさんという女性は厳重に着込んでいたコートの前をバッと開いた。すると、1月20日にアメリカ大統領に返り咲いたドナルド・トランプ氏が、暴走自動車を駆るイラストの描かれたTシャツが現われた。

「トランプのいいところは、何でも一番を目指すところね。偉大なアメリカを取り戻してほしいわ」(同前)

 1月20日の就任式当日、ワシントンDCには記録的な寒波が襲来。式典は連邦議会議事堂前の屋外で行なわれることが恒例だが、急遽40年ぶりに屋内での開催に変更された。

 だが、そんな異例尽くめの“嵐”など意にも介さず、全米から集まったトランプ大統領の支持者たちは喜びを爆発させていた。

「トランプは、日本のイエヤス・トクガワ(徳川家康)のような人物だと思うんだよ」

 ワシントンDCで出会ったグラントさんと名乗る男性は、冗談ともつかぬ口調で「ストロング・ピース(力による平和)を達成する人間だから」と語った。全米でヒットした真田広之主演のドラマ『SHOGUN 将軍』が念頭にあるのだろうか。

関連記事

トピックス

ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
実力もファンサービスも超一流
【密着グラフ】新大関・安青錦、冬巡業ではファンサービスも超一流「今は自分がやるべきことをしっかり集中してやりたい」史上最速横綱の偉業に向けて勝負の1年
週刊ポスト
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン
12月30日『レコード大賞』が放送される(インスタグラムより)
《度重なる限界説》レコード大賞、「大みそか→30日」への放送日移動から20年間踏み留まっている本質的な理由 
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン
和歌山県警(左、時事通信)幹部がソープランド「エンペラー」(右)を無料タカりか
《和歌山県警元幹部がソープ無料タカり》「身長155、バスト85以下の細身さんは余ってませんか?」摘発ちらつかせ執拗にLINE…摘発された経営者が怒りの告発「『いつでもあげられるからね』と脅された」
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
《恐怖のマッサージルームと隠しカメラ》10代少女らが性的虐待にあった“悪魔の館”、寝室の天井に設置されていた小さなカメラ【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン