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ススキノ頭部切断事件・公判シリーズ

《6分52秒の戦慄動画》「摘出した眼を手のひらに乗せたり、いじったり」田村瑠奈被告がスプーンで被害者男性の眼球を…明かされた損壊の詳細【ススキノ事件公判】

浩子被告の主張は

公判で次々と明かされた戦慄の「現場」

 2023年7月、札幌・繁華街ススキノのホテルで男性会社員・Aさん(62=当時)が殺害された事件。逮捕・起訴された親子3人のうち、死体損壊ほう助や殺人ほう助などの罪に問われている父親・田村修被告(61)の第8回公判が2月5日、札幌地裁で開かれた。

 娘・瑠奈被告(30)はAさんを殺害後、切断した頭部を自宅に持ち帰り、浴室で目玉をくり抜くなどの損壊行為を行なった。修被告は瑠奈被告に頼まれ、行為の一部始終をカメラで撮影しており、これがほう助にあたるかどうかが裁判の争点となっている。裁判を傍聴したライター、普通氏が解説する。

「修被告は、『瑠奈被告に撮影を頼まれたとき、本当はやりたくなかったが、もし自分が手伝わなければ、母・浩子被告(62)がすることになるだろう』と考え、“しかたなく自分が引き受けた”と主張しています。

 被害者の頭部をもてあそぶ様子を撮影した動画は全部で8本あり、そのうち6本目の動画に記録された内容が修被告の公訴事実にあたると検察側は主張しています。今回の被告人尋問では、その動画の内容が詳細に明かされました」(普通氏)

 Aさんの頭部から瑠奈被告が右の眼球を摘出する一部始終を収めた動画の撮影は、5本目の動画の撮影が終わった2〜3分後に始まったという。

 実際に眼球の摘出を始めたのは問題の動画の撮影開始の十数秒前で、作業を始めた瞬間の映像は残っていなかった。

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