国内

「週刊ポスト」本日発売! 水原一平の父「大谷とフジへの本音」ほか

 2月17日発売の「週刊ポスト」は、話題を席巻する注目事件のスクープをてんこ盛りした特大合併号。ついに判決が下って1年間の騒動に一区切りついた「水原通訳問題」では、水原元通訳の実父が沈黙を破って心の内を語る。さらに、ホンダとの合併が破談になった日産の窮地に対して、国外逃亡中のカルロス・ゴーン元社長が本誌直撃に大放言。この2大注目インタビューをはじめ、フジテレビ問題の新たな疑念、和田秀樹・医師の「好き勝手に生きる」提言など見逃せない特集とグラビア満載です。

今週の見どころ読みどころ

◆水原一平の父が激白「翔平の性格も調べてよ」「フジテレビは許せない」
大谷翔平の口座から26億円ものカネを不正送金したことを認めて有罪判決を受けた水原被告の父がジャーナリスト・水谷竹秀氏の取材に答えた。息子の罪は認めつつ、犯行の原因については言い分があるようだ。なぜ水原元通訳は大谷を裏切ったのか。そして、メディア・スクラムにさらされた家族が今も恨みに思うのが、攻守代わってマスコミに追われる立場になったフジテレビの取材手法だった。

◆ビートたけし「オイラも水原事件とギャンブルの怖さに言いたいことはあるぜ」
野球好き、大谷ファンとして知られるたけしが水原事件に直言した。大谷と水原元通訳の関係を「売れっ子芸能人とマネージャー」にたとえたうえで、裁判で見せた水原被告の姿を「ニッポン人ぽくない」と評した。一方で、日本のギャンブルをめぐるトラブルや制度について、根本にあるのは「ご都合主義」だと批判した。

◆カルロス・ゴーンが吠えた!「日産は、あの凡庸な経営陣になぜ寛容なのか」
保釈中に世紀の逃亡劇を見せてレバノンに脱出したままのゴーン元社長に直撃インタビューした。日産の苦境は、カネがないことでも技術がないことでもないとして、「凡庸な経営陣」こそ元凶だと批判の刃を向けた。自らの逃亡については、「検察の扱いが残酷で非人間的で不公平だった」と弁明し、日本や日産社員への悪感情はないと繰り返した。そして、「変化はすべてチャンスだ。それを脅威と見なす時、すでに戦いには敗れている」と語った。

◆新横綱・豊昇龍の師匠が苦言「成績が足りない? 叔父さんと比べすぎなんじゃないか」
横綱審議委員会の満場一致で昇進が決まった豊昇龍だが、さっそく成績や「品格」について問う厳しい目も向けられている。師匠の立浪親方を直撃すると、良くも悪くも叔父である朝青龍と比べすぎる世論に不満を吐露し、「それをバネに頑張ればいい。結果でわかることですから」と、愛弟子への揺るぎない信頼と期待を明かした。

◆佳子さま「公務ドタキャン報道」はSNSのデマを信じた「決めつけ刑事」だった
1月末に行なわれた視覚障害児に関わるイベントを欠席した佳子さまに、「ドタキャン」批判が向けられた。SNSでの指摘に一部メディアが乗った報道で過熱したものだが、本誌が取材すると「ドタキャン」はデマであることがわかった。某テレビ局が連日流すAC広告ですっかりおなじみになった「決めつけ刑事」は確かにいるようだ。

◆<問題提起>フジテレビ「経営刷新委員」の子女2人がフジに入社していた
フジテレビは、中居騒動の第三者委員会での調査と並行して、社外取締役からなる「経営刷新小委員会」で社内改革の道筋をつけるとしている。ところが、同社の社外取たちはドン・日枝久代表と近い関係とされ、総務省からの天下りも含まれる。さらに本誌取材で委員の子女のうち2人がフジテレビに入社していたことも判明し、これで本当に「独立した立場からの調査・助言」ができるのか疑問が拭えないことがはっきりした。

◆コメ高騰を引き起こした「新参・投機業者」と「ネット転売ヤー」を発見
政府・農水省の低レベルはもちろんひどいが、足りているはずのコメが市場にない裏には、普段はコメ取引に関係ない者たちが金儲けを狙って買い占めた実態がある。ある農家は、農業とは全く関係のないアパレル関連業者から高値での買い取りを打診された生々しい経験を明かした。さらに、フリマサイトでは超高値のコメ出品が相次いでいた。

◆マー君、坂本の恩師がエール「ふたりの正念場はふたりで乗り越えろ」
今季の巨人の浮沈を握るベテランふたりは実は小学生の時にバッテリーを組んでいた。ピッチャーは坂本勇人で田中将大がキャッチャーだった。そのチームの監督だった山崎三孝氏が、20年以上経って同じユニフォームに袖を通した教え子への想いを語った。当時から坂本は天才肌、マー君は努力型だったというが、それもあってかソリは合わず、中学に進んでからは別のチームに所属したという。しかし山崎氏は、復活にかけるマー君には「本当の壁にぶつかった」からこそ「復活できる」と太鼓判を押し、坂本には「オレは天才、ではいられなくなった。田中君にも力を貸してやってほしい」と訴えた。

◆和田秀樹「6000人の死に立ち会ってわかった『好き勝手に生きる』大切さ」
医師にして、「医師を信じるな」と訴え続ける和田氏が、高齢になってからの人生後半戦を幸せに楽しく生きる術を提唱する。氏の人生観が色濃く見える内容だが、そこには多くの高齢者の最期に寄り添ってきた経験から学んだ哲学も投影されている。「お金は自分のために使う」「節制しない、酒もやめない」「親子は距離を取れ」「生前整理に時間を使うな」など、攻めた内容に驚かされる。

◆大人気「88歳トレーダー」のシゲルさん「秘伝の投資ノート」をついに公開!
本誌で読者の圧倒的支持を受ける資産20億円の個人トレーダー、シゲルさんが、自ら続けてきた「投資ノート」の書き方と効用を明かす。トランプ政権の「関税ショック」でも落ち着いて利益を積み上げたというその極意がよくわかるだけでなく、「これならできそう」と思わせるところがプロのアナリストとは違う。実践のための「推奨5銘柄」も掲載。

※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!

関連記事

トピックス

硬式野球部監督の退任が発表された広陵高校・中井哲之氏
【広陵野球部・暴力問題で被害者父が告白】中井監督の退任後も「学校から連絡なし」…ほとぼり冷めたら復帰する可能性も 学校側は「警察の捜査に誠実に対応中」と回答
NEWSポストセブン
隆盛する女性用ファンタジーマッサージの配信番組が企画されていたという(左はイメージ、右は東京秘密基地HPより)
グローバル動画配信サービスが「女性用ファンタジーマッサージ店」と進めていた「男性セラピストのオーディション番組」、出演した20代女性が語った“撮影現場”「有名女性タレントがマッサージを受け、男性の施術を評価して…」
NEWSポストセブン
『1億2千万人アンケート タミ様のお告げ』(TBS系)では関東特集が放送される(番組公式HPより)
《「もう“関東”に行ったのか…」の声も》バラエティの「関東特集」は番組打ち切りの“危険なサイン”? 「延命措置に過ぎない」とも言われる企画が作られる理由
NEWSポストセブン
海外SNSで大流行している“ニッキー・チャレンジ”(Instagramより)
【ピンヒールで危険な姿勢に…】海外SNSで大流行“ニッキー・チャレンジ”、生後2週間の赤ちゃんを巻き込んだインフルエンサーの動画に非難殺到
NEWSポストセブン
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン
Benjamin パクチー(Xより)
「鎌倉でぷりぷりたんす」観光名所で胸部を露出するアイドルのSNSが物議…運営は「ファッションの認識」と説明、鎌倉市は「周囲へのご配慮をお願いいたします」
NEWSポストセブン
逮捕された谷本容疑者と、事件直前の無断欠勤の証拠メッセージ(左・共同通信)
「(首絞め前科の)言いワケも『そんなことしてない』って…」“神戸市つきまとい刺殺”谷本将志容疑者の“ナゾの虚言グセ”《11年間勤めた会社の社長が証言》
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“タダで行為できます”の海外インフルエンサー女性(26)が男性と「複数で絡み合って」…テレビ番組で過激シーン放送で物議《英・公共放送が制作》
NEWSポストセブン
ロス近郊アルカディアの豪
【FBIも捜査】乳幼児10人以上がみんな丸刈りにされ、スクワットを強制…子供22人が発見された「ロサンゼルスの豪邸」の“異様な実態”、代理出産利用し人身売買の疑いも
NEWSポストセブン
谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン