ストーカーに怯える岡崎さんの様子(親族提供)
「後で通話記録を調べてわかったことですが、あの日、彩咲陽は明け方に妹の家に帰っていて朝7時頃に警察に電話をしているんです。妹が起きて1階に降りると、普段は閉めっぱなしのカーテンがひらひらと風に揺れているのに気がついて、確認すると窓ガラスの鍵の部分が割れていたそうです。妹が『彩咲陽がさらわれた!』と私に連絡してきて、『ああ、白井がやったんだ』と確信しました。
警察にも通報しましたが、『事件性はない』と一蹴され、ろくに現場検証もせずに帰ってしまった。『お孫さんが自作自演でやったのでは』みたいなことも言われたんですが、なぜそんなことを彩咲陽がやる必要があるんですか。あのとき、まともに取り合ってくれていれば……」
岡崎さんの親族が行った“独自捜索”
この日から、彩咲陽さんの姿が見えなくなった。同時に白井容疑者の“付きまとい”が止んだこともあり、親族や友人らは男を犯人と睨むようになったという。
「21日の朝に白井と電話したんです。そしたらあいつは『(岡崎さんから)“居場所がない”と連絡があった』と話した。私は初めから白井しか犯人はいないと思っていたので、『おかしいね。あんたが(誘拐)やったんじゃないの』と話すと、一方的に電話を切られた。その後はもう音信不通です」(彩咲陽さんの祖母の姉)
彩咲陽さんの祖母の姉は再三、彼女に連絡を試みた。しかし昨年12月23日の〈すこし疲れただけだから〉というメッセージを最後に、一切の連絡が途絶えてしまう。その後、親族は探偵などを駆使して、白井容疑者の動向を追いつつ彩咲陽さんの所在を探したが、決定的な情報はなかなか得られなかった。
時間ばかりが過ぎるなか、事態に進展があったのは3月下旬のこと。長らく姿を見せなかった白井容疑者の姿を親族が捉え、男にスマホの中身を見せるよう詰め寄った。確認すると、そこには容疑者と母親とのこんなやりとりが残されていた。
