大阪・関西万博内の『景福宮』
万博側に報告をしたかどうかについては、〈ご指摘のような「異臭のするチャプチェを提供したかもしれない」、「腐った可能性のある異臭のする食品を提供をしたかもしれない」などとの報告をしたことはない。2025年5月27日、当社代表者が『当日調理したものを当日提供するという当社の自主ルールに違反し、前日に調理し冷蔵庫で保存していたものを、翌日朝、調理し直し提供した』旨の報告をした。当社代表者は、万博協会との関係に鑑み、些細なことでも報告することを旨としていたため、念の為上記報告を行ったに過ぎない」〉と回答。
チャプチェ事案は「自主ルール違反」
当事案については、〈当該店舗で、チャプチェは、キンパ弁当の付け合わせとして提供していた。当日調理したものを当日提供するという当社の自主ルールに従いお客様に提供していたが、5月27日のみ、当時の調理スタッフが、前日に調理し冷蔵庫で保存していたものを翌日(5月27日)朝に調理し直し、同日午前11時前までに来店したお客様4名に上記弁当を1食ずつ(合計4食)提供した。自主ルール違反に気づいた当社代表者は直ちに、残りのチャプチェの提供をやめさせ、再度新たな食材で調理し直し、同弁当の提供を続けさせた〉とした。
商品の保存方法については、
〈キンパ弁当は作るのに時間がかかるので、以後30分程度のオーダーに備えて事前に作り、レジ後ろの飲料コーナーに仮置きしていたが、仮置き時間は30分程度であった。飲料コーナーの真上には大型エアコンが設置されているため(なお、店全体では大型エアコンが18台設置されている)、冷房がよく効いており、入り口からの外気の影響を受けていなかった〉とし、〈5月27日の上記チャプチェは、自主ルールには違反したものではあったが、レジ後ろの飲料コーナーでの仮置きも短時間にすぎず、食品衛生上の問題はなかった〉と回答した。また、〈当該チャプチェを店内で食したお客様からの体調不良などの申し出は一切来ていない。日常的な食材の管理体制に問題はなかった〉とも回答している。
しかし始末書には「すっぱい匂いのするチャプチェ」を提供したと書かれていた。この点について、代理人弁護士を通して改めて事実確認をしたところ、以下のような回答があった。