表示されなくなった大谷翔平の広告(販売会社のHPより、現在は削除済み)
担当記者が見ていた大谷とバレロの「ビジネスライクな側面」
このハワイ別荘のプロジェクトについては、前々から“不吉な予兆”はあった。前出・在米ジャーナリストの話。
「妻・真美子さん(28)ら家族のプライベートを重んじる大谷が、家族で住む場所として購入した別荘の広告塔になっていたことは、そもそも最初から少し違和感がありました。
また今年1月の着工式の際には、仲介業者のHPにアップされた大谷と真美子さんのツーショットが直後に削除される“事件”もありました。購入希望者に対して『土地を買えば大谷選手と会えますよ』と宣伝したり、大谷サイドと連携が取れているのか不安になる部分は多かったわけです」
開発を担ってきたキングスバーン社は、訴訟の内容を完全に否定しているという。
「キングスバーン社はAP通信の取材に対し、『(今回の)告発は、完全に根拠がなく無意味だ。原告らをプロジェクトから外した件については当社が全責任を負います』と回答。大谷とバレロに責任はないとし、原告らの訴訟を批判しました。
アメリカ国内のメディアでも、『無関係の大谷を巻き込んで話を大きくしようとしてるだけ』『スキャンダルには程遠い話だ』など、訴訟内容に対して批判的な報道が目立っています」
一方、原告が指摘するような代理人・バレロ氏による「大谷ビジネス」のやり方については、さまざまな声がある。スポーツ紙のMLB担当記者が語る。