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「週刊ポスト」本日発売! 「進次郎内閣」の長老支配「閣僚名簿」ほか

 9月29日発売の「週刊ポスト」では、まるで盛り上がらない自民党総裁選に「しめた」と膝を打っている党幹部たちの暗躍を暴く。どの候補も同じようなことを言い、テレビ討論では忖度ばかりの司会者が5人に順番にしゃべらせるばかりで“討論”とは程遠い。しかし、低調な選挙だからこそ、自民党お得意の長老支配による閣僚ポストの割り振りがしやすいのだという。これが“解党的出直し”とは聞いて呆れる。その他、老後に遅咲きするワザを集めた22ページの大特集、阪神日本一へのカギ、全国に蔓延する「タクボる」市長たちの生態、角界を震撼させる“白鵬の乱”など、本誌でしか読めない注目記事が詰まっています。

今週の見どころ読みどころ

◆ラブホ通いスクープほか「日本中に蔓延する『タクボる市長』の呆れた行状」
伊東市の田久保真紀・市長による「卒業証書チラ見せ」騒動ではコントかと思う茶番劇が演じられているが、逆ギレ解散にも多額の税金が使われることを考えると笑い話では済まされない。ところが、同じように「タクボる」市長が全国にいた。本誌の姉妹メディアであるNEWSポストセブンのスクープで発覚した前橋市長の「公用車ラブホ通い」をはじめ、市長選での対立候補“レンタル”疑惑、市幹部の“パワハラ左遷”問題、収賄、セクハラなど出るわ出るわ。これは日本の有権者にとって他人事ではない事態だ。

◆トヨタ会長が強力な後ろ盾に――白鵬「世界相撲大会」構想に元関取が集結!
圧倒的な実績を持ちながら相撲協会を去った白鵬は、「世界相撲グランドスラム」構想をぶち上げたが、ついに具体的な動きが起きた。白鵬の支援者として知られるトヨタの豊田章男氏が国際相撲連盟の新会長に就任し、同時に白鵬と元小結の旭鷲山が新設された顧問に就いた。連盟理事にはすでに元大関・把瑠都がおり、白鵬のもとには他にも多くの外国出身の元関取が集結しているという。連盟は白鵬主催の大会との連携も否定しておらず、いよいよ大相撲に対抗する白鵬軍団の逆襲が始まった。

◆3長老の差配でメチャクチャにされた「進次郎内閣」無残な閣僚名簿を公開する
自民党にすり寄る新聞やテレビ、記者会の討論会は、あくびが出るような光景だ。ダラダラと候補者のきれいごとを聞かされ、肝心の裏金問題や旧統一教会との癒着、ハレンチ青年会やエッフェル姉さんたちの緩み切った言動について厳しく質問するジャーナリストもいない。どうせなら本誌に討論会を主催させてもらいたいくらいだが、そういう厳しい場には候補者たちは出て来ようとしないだろう。そして御用メディアは「小泉進次郎勝利」が確定したかのような印象操作をタレ流している。その裏では、早くも“新内閣”の閣僚名簿が流れ始めた。その顔ぶれを見れば、相も変らぬ長老支配が明らかだ。

◆<黄金バッテリー対談>江夏豊×田淵幸一「阪神日本一と黄金時代の条件」
タイガースのレジェンドふたりが日本一へのカギと強くあり続けるためのチーム作りを語り合った。星野政権でヘッドコーチを務めた田淵氏は、その当時にフロントの進化があり、チーム強化の礎が作られたと明かした。江夏氏は、阪神が伝統的に投手力に支えられたチームだったと指摘し、12球団最強と称される投手陣にポストシーズンの心得を説いた。

◆逮捕者が出ても後を絶たない「ストリップチャット」で稼ぐ女性たち
9月、アダルトサイトでわいせつ行為を配信したとして関係者が逮捕される事件があったが、それでも多くの女性たちが「ストリップチャット」と呼ばれる配信に自ら身を投じている。“投げ銭”した視聴者の求めに応じて脱衣や自慰行為をする。彼女たちを取材すると、“それだけ”で稼げるというのだが、失うものは小さくないのではないか。ある介護士の配信者は、「本職の月給分を1日で稼げる」「20代で結婚して子供を産みたい」などと語った。

◆「秋篠宮一家を貶める動画制作」が求人サイトで次々と募集されていた
YouTubeなどでは、手っ取り早く広告料を得られるとして「皇室動画」が流行っている。多くは公開された動画や画像を編集してテロップを付ける単純なものだが、皇室ファンには人気がある。背景として皇族は肖像権を理由に削除を求めたりしないという経験則(ただし皇族に肖像権がないわけではない)があるが、なかには再生回数を稼ごうと過激な動画を作る配信者も少なくない。たいていは秋篠宮家を貶める内容で、しかもその動画は求人サイトで募集したアルバイトに作らせている。なんとも気分が悪くなるネット商売の実態を暴く。

◆<総力特集>老後資金で「遅咲きする人」「落ちぶれる人」の決定的な違い
老後資金2000万円不足は2019年に騒がれた話だが、コロナ禍を経てインフレ時代に突入し、金額で言えば不足額はもっと大きくなっていくことが確実だ。しかし、専門家たちは定年時点の資金は300万円でも生涯安泰に暮らすことは可能だと指摘した。とはいえ何もしなければ多くの人が老後貧乏、老後破産に近づくことは間違いない。では何をするか。無理のない稼ぎ方、高齢者ならでは資産運用、やってはいけない支出、楽しむために使うお金の作り方など、ちょっとした知識と努力で実現できる金持ち老後を特集する。

◆本当の危機は「2回目」にやって来る――怖い怖い「二次相続」の切り抜け方
それなりの遺産を残して父親が亡くなった。母は健在で、配偶者への相続なら相続税はゼロにできるから、とりあえず母親が全財産を相続した。さて、その母親もついに亡くなってしまった。残された子供たちは、相続税の金額を見て仰天――。そんな光景がどんどん増えている。背景には政府の度重なる相続増税によって納税しなければならない国民が急増していることがあるが、この「二次相続」の正しい切り抜け方はまだ知られていない。多くの税理士さえ見逃している制度やノウハウを含め、絶対に知っておくべき対策を集めた。

◆杉田かおる、倉田真由美が語る「自宅で看取る」「自宅で死ぬ」幸せ
高齢者の6割が自宅で最期を迎えることを望んでいる一方、実現できる人は2割以下だ。「訪問医療」制度を使えば比較的負担なく多くの人ができることだが浸透していない。自宅で母を看取った女優の杉田かおる、夫を看取った漫画家の倉田真由美が、その愛しい時間と実際にしたこと、それでも残る後悔を告白した。

◆<特別対談>古谷敏×前田日明「ウルトラマンになった男、なりたかった男」
令和の今も子供たちを惹きつけて活躍するウルトラマン。その初代のスーツアクターを務めた古谷氏と、大ファンであり、記念イベントでウルトラマンに扮したこともある格闘王・前田氏が初対談した。古谷氏は、格闘シーンが現場のアドリブで作られていたことや、スペシウム光線が使われた回、使われなかった回があった秘密などを明かし、前田氏は、ウルトラマンが地元・大阪でゴモラと対戦した衝撃、ゼットンに負けた悔しさなどを熱く語った。

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