芸能

《お相手アーティストは64才年下》黒柳徹子(92)とコシノジュンコ(86)の情熱的“推し活” 2人を満足させる「心理的所有感」 高級イタリアンへのお誘いも

推し活が話題のコシノジュンコ(時事通信フォト)

推し活が話題のコシノジュンコ(時事通信フォト)

 アイドルや俳優、スポーツ選手、好きな作品やキャラクター、動物など自分が好きなものを応援する活動「推し活」が若い熱狂的なファンのものだったのは過去のこと。年代や性別、国境も超えて推し活が広がるなか、コシノジュンコ(86才)と黒柳徹子(92才)、世界で活躍してきた二人の推し活ぶりが話題だ。著名人でもある彼女たちと”推し”との距離や交流の在り方は、よく言われる推し活とは少し違う側面がありそうだ。臨床心理士の岡村美奈さんが、コシノさんと黒柳さんの推し活について分析する。

 * * *
 世界的デザイナーのコシノジュンコさん、そして放送50周年を迎えたトーク番組『徹子の部屋』の司会でも有名な黒柳徹子さん。人生の大ベテランである2人の”推し活”が今、話題になっている。

 その理由は名声もお金も芸術などへの見識も高い彼女たちの推しが、年齢差のあるイケメンアーティストだから。その彼らに対して、推しの心理にあるという「疑似恋愛感情」以上のものを妄想したくなるからだろう。

 推しの心理には、アーティストとしての価値やその作品の評価のほかに外見的な魅力、尊敬やあこがれ、疑似恋愛感情や自分との類似性や同一視などがあるといわれる。あこがれの対象と自分や自分の過去との共通点をどこかしらに見つければ、それだけで近しい感じがするものだ。さらに推しとして見聞きするだけでなく、アーティストとコミュニケーションが取れたなら、推し活にも力が入る。ファンサービスがあっても、一般人ならアーティストと単なる1ファンの関係で終わりだが、大御所の彼女たちは違う。推しに惚れ込む姿が注目されるが、推される側からも大ベテランを評価し尊敬しているといっていい。

 コシノさんは86才、その彼女が情熱的に推し、寵愛しているとさえいわれているのはシンガーソングライターの川島ケイジさん。年齢は非公表だが、コシノさんとは40才ほど離れているという。2人の出会いは2019年頃で、コシノさんが知人に連れられて川島さんのコンサートを鑑賞したのがきっかけ。一目で彼を気に入ったのだと、『女性セブン』の記事に書かれていた。コシノさんといえばいつもクールで辛口な印象だが、川島さんのことは物心両面でサポートしているというから、ファンというよりもはや”パトロン”的存在として、川島さんを支えているらしい。

関連キーワード

関連記事

トピックス

六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
浅香光代さんと内縁の夫・世志凡太氏
《訃報》コメディアン・世志凡太さん逝去、音楽プロデューサーとして「フィンガー5」を世に送り出し…直近で明かしていた現在の生活「周囲は“浅香光代さんの夫”と認識しています」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
宮城県栗原市でクマと戦い生き残った秋田犬「テツ」(左の写真はサンプルです)
《熊と戦った秋田犬の壮絶な闘い》「愛犬が背中からダラダラと流血…」飼い主が語る緊迫の瞬間「扉を開けるとクマが1秒でこちらに飛びかかってきた」
NEWSポストセブン
高市早苗総理の”台湾有事発言”をめぐり、日中関係が冷え込んでいる(時事通信フォト)
【中国人観光客減少への本音】「高市さんはもう少し言い方を考えて」vs.「正直このまま来なくていい」消えた訪日客に浅草の人々が賛否、着物レンタル業者は“売上2〜3割減”見込みも
NEWSポストセブン
全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン