スポーツ

《阿部巨人の「大補強構想」》前田健太、柳裕也、則本昂大、辰己涼介、近本光司らの名前が浮上も、球団OBは「今はそんなブランド力はない」と嘆き節

阿部慎之助監督(左)が前田健太(時事通信フォト)の獲得に動いているとも

阿部慎之助監督(左)が前田健太(時事通信フォト)の獲得に動いているとも

 CSファーストステージでDeNAに連敗した巨人。3年契約最終年の阿部慎之助監督はオフの大補強に動き出したとされる。スポーツ紙デスクが言う。

「10年間メジャーでプレーした前田健太の獲得に動いている。日米通算200勝まで35勝。2年連続で200勝達成のための受け皿になるつもりのようです。田中将大との元メジャーの2枚看板になるし、マー君、坂本勇人と同じ1988年生まれでもある。マー君にはできなかった菅野智之の代役として精神的支柱を期待するが、同学年トリオの不良債権を抱えることになるとの懸念は拭えません」

 前田は2021年に右肘のトミージョン手術をしている。メジャー68勝の実績があるとはいえ、昨年は3勝7敗で防御率は6.09。今年5月にタイガースの40人枠を外れた後はカブス、ヤンキースとマイナー契約を結んだが、メジャーでは7試合に登板して勝ち星はなく、防御率は7.88だった。

 今シーズンの巨人は2度の二軍落ちをしたエース・戸郷翔征や井上温大の不調に加え、グリフィン、赤星優生、西舘勇陽らが故障でローテを離脱するなど、稼働した言えるのは山崎伊織くらい。田中がローテに入るほど先発投手が足りない。先発投手の補強は急務で、今年もFAに参戦することになる。在京球団関係者が言う。

「巨人はFAでは中日の柳裕也の獲得を目指すとされます。今季の柳は4月から6月まで右肩の違和感で2か月半離脱しており、3勝5敗の成績。昨年も開幕投手を務めながら4勝5敗だったし、一昨年も4勝(11敗)。オフに球団が提示した複数年契約を断わって単年契約を結んでおり、FA宣言すると見られているが、どこまで戦力になるかわからない。

 あとは7年契約の最終年となる楽天の則本昂大。海外FA権を行使すると明言していますが、巨人はその獲得にも動くといいます。すでに米国の大手代理人事務所と契約しており、メジャーが第一希望ですが、年齢的なこともあるし、国内移籍ということもある。ただ、2024年からリリーフに転向し、生涯守護神を宣言した則本が先発に戻れるかという問題がある」

関連記事

トピックス

12月9日に62歳のお誕生日を迎えられた雅子さま(時事通信フォト)
《メタリックに輝く雅子さま》62歳のお誕生日で見せたペールブルーの「圧巻の装い」、シルバーの輝きが示した“調和”への希い
NEWSポストセブン
宮崎あおい
《主演・大泉洋を食った?》『ちょっとだけエスパー』で13年ぶり民放連ドラ出演の宮崎あおい、芸歴36年目のキャリアと40歳国民的女優の“今” 
NEWSポストセブン
悠仁さまが2026年1月2日に皇居で行われる「新年一般参賀」に出席される見通し(写真/JMPA)
悠仁さまが新年一般参賀にご出席の見通し、愛子さまと初めて並び立たれる場に 来春にはUAE大統領来日時の晩餐会で“外交デビュー”の可能性も、ご活躍の場は増すばかり
女性セブン
大谷翔平選手と妻・真美子さん
《チョビ髭の大谷翔平がハワイに》真美子さんの誕生日に訪れた「リゾートエリア」…不動産ブローカーのインスタにアップされた「短パン・サンダル姿」
NEWSポストセブン
日本にも「ディープステート」が存在すると指摘する佐藤優氏
佐藤優氏が明かす日本における「ディープステート」の存在 政治家でも官僚でもなく政府の意思決定に関わる人たち、自らもその一員として「北方領土二島返還案」に関与と告白
週刊ポスト
会社の事務所内で女性を刺したとして中国籍のリュウ・カ容疑者が逮捕された(右・千葉県警察HPより)
《いすみ市・同僚女性を社内で刺殺》中国籍のリュウ・カ容疑者が起こしていた“近隣刃物トラブル”「ナイフを手に私を見下ろして…」「窓のアルミシート、不気味だよね」
NEWSポストセブン
石原さとみ(プロフィール写真)
《ベビーカーを押す幸せシーンも》石原さとみのエリート夫が“1200億円MBO”ビジネス…外資系金融で上位1%に上り詰めた“華麗なる経歴”「年収は億超えか」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している(Instagram/時事通信フォト)
《大谷翔平のハワイ高級リゾート裁判が長期化》次回審理は来年2月のキャンプ中…原告側の要求が認められれば「ファミリーや家族との関係を暴露される」可能性も
NEWSポストセブン
神田沙也加さんはその短い生涯の幕を閉じた
《このタイミングで…》神田沙也加さん命日の直前に元恋人俳優がSNSで“ホストデビュー”を報告、松田聖子は「12月18日」を偲ぶ日に
NEWSポストセブン
高羽悟さんが向き合った「殺された妻の血痕の拭き取り」とは
「なんで自分が…」名古屋主婦殺人事件の遺族が「殺された妻の血痕」を拭き取り続けた年末年始の4日間…警察から「清掃業者も紹介してもらえず」の事情
(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
熱を帯びる「愛子天皇待望論」、オンライン署名は24才のお誕生日を節目に急増 過去に「愛子天皇は否定していない」と発言している高市早苗首相はどう動くのか 
女性セブン
「台湾有事」よりも先に「尖閣有事」が起きる可能性も(習近平氏/時事通信フォト)
《台湾有事より切迫》日中緊迫のなかで見逃せない「尖閣諸島」情勢 中国が台湾への軍事侵攻を考えるのであれば、「まず尖閣、そして南西諸島を制圧」の事態も視野
週刊ポスト