16人の専門家が選ぶ「最低の軍人」たち(6~28位)
改めて将口氏が語る。
「全国から有能な若者が集った陸海軍には優秀な指揮官も勇敢な将兵も数多存在した。ここでは単なる評価にとどまらず、『日本人の記憶に残すべき存在』という観点から選出した。日本軍の戦争で何が起きていたのかを、これから20年後も50年後も忘れてはならない」
もちろん何をもって最高とするか、最低とするかは定まった尺度ではない。しかし、戦争の記憶が遠のくなかで、改めて旧日本軍の功罪と向き合う覚悟は必要だろう。
※週刊ポスト2026年1月2・9日号
