深夜バラエティ『出動!ミニスカポリス』でも活躍
年齢的にも新しいことにチャレンジする時期かな、と思ったとき、私は高校卒業後、短大に進み、ファッション誌の編集者になることを夢見ていたと思い出したんです。『カーレンジャー』で忙しくなり短大は中退せざるを得なかったのですが、25歳のそのとき、芸能活動を休んでファッション関係のお仕事をして、芸能以外のキャリアを築きたいと思ったんです。
履歴書を書こうとしたら、職歴に書けるものがないんですよね。私ってほんとノンキャリなんだなと、改めて気持ちを引き締めました。面接では、「芸能界から就職してきても、周りは特別扱いしないからすぐに辞める人もいるけど大丈夫?」などと言われました。私はチヤホヤされたいとは思っていなかったので平気でした。ただ、PRの部署を希望したのですが、まずは『銀座の路面店で販売員を』ということで店頭に立ったら、ネームプレートを付けて接客しているのでお客さまに私だとバレてしまって。「どこにドッキリカメラがあるんですか?」などと聞かれました。
これではお店にご迷惑をおかけしてしまうと思い、それから別のアパレルや大手化粧品会社など何社かを転々と。あの頃は新しい世界に慣れることに必死で、テレビはあまり見ていませんでしたね。とくにドラマは「なんでここに私が出ていないんだろう」などと思ってしまうので、あまり見ないようにしていました。
そんな経験をしたのに、30歳頃、芸能界に復帰しました。なぜかというと、当時ファッション誌などにブランドプロデューサーやPR担当者が前面に出て商品をアピールする、という手法が流行り始めたんです。それなら芸能活動で顔と名前を売りながら、その顔と名前を使ってPRの仕事ができる、“ウィン・ウィン”でやれるんじゃないかな、と思ったんです。
実際に復帰してみたら、うまく仕事が回り始め、芸能の仕事も納得できるものに集中できるようになりました。芸能活動にも復帰して良かった。PRの仕事も今はフリーランスで続けています。
