中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
「逃げ出さないように薬物漬け」の可能性も
特筆するべき点は、『紅星新聞』など複数の現地メディアが、Umiさんの体内からメタンフェタミンとケタミンという2種類の薬物反応が出たと報じていることだ。高給バイトの誘い文句の裏で、どのような犯罪が行われていたのか。泰氏は以下のように推察する。
「報道ベースですが、彼女は売春も強要されていたようです。現地のアンダーグラウンドな界隈では、行為中に薬物を使用することを好む客層が存在するため、そうした需要に応じる形で薬物が使われた可能性が考えられます。
もう一つは、逃げ出さないようにするための『支配の道具』として使われるケースです。これはよくある手口ですが、犯罪組織に巻き込み、クスリ漬けにして正常な判断力を奪った上で、売春などを強要していたのではないかというシナリオも推測されます」
しかし、泰氏曰く、カンボジア全域が危険というわけではないという。
「首都のプノンペンや観光地のシェムリアップなどを旅行するぶんには基本的に安全ですが、『闇バイト』や『出稼ぎ売春』などに応募して訪れると、危険な目に遭う可能性が極めて高い」
SNSで募集される高額報酬の仕事や、安易な海外出稼ぎ。日本人も“対岸の火事”ではないのだ──。
