抜群のスタイルと華やかなルックスで人気を博していた(Instagramより)
「体には複数の注射痕があった」
そんななか、韓国で注目を集めているのが、2023年6月にカンボジアのプノンペンで起きた、韓国人女性インフルエンサー、ビョン・アヨンさん(享年33)の事件だ。前出・大手国際部記者が続ける。
「アヨンさんは、抜群のスタイルと華やかなルックスで人気となり、25万人のフォロワーを抱えるインフルエンサーでした。2023年3月、『いちどインフルエンサー業から離れ、しばらくは普通の生活をします。韓国に帰ってきたらたくさんビデオを投稿するね』と、自身のSNSでファンに報告してから約3か月後、プノンペンにて遺体で発見されました」
韓国のテレビ局「韓国文化放送(MBC)」の報道によると、カンボジア警察は現地で診療所を経営していた中国人、ライ・ウェンシャオ(30=当時)とサイ・フイジュアン(39=当時)夫婦を、死体遺棄の疑いで逮捕した。夫婦は無免許で診療所を運営していたと見られている。
「現地警察によれば、アヨンさんは容疑者らから“何か”を注射されたショックで死亡したとのこと。容疑者らは、『すでに体には複数の注射痕があった』との証言もしており、アヨンさんが定期的に“何か”を注射されていた可能性も取り沙汰されました。
また、遺体発見時には顔が不自然に腫れている状態であったり、上半身には何も身につけておらず、下着が裏返しで着用されていたりといった状況などから、暴行を受けた可能性も浮上しました。しかし、現在も犯行の経緯は明らかになっていません」
捜査が遅れている理由としては、カンボジア司法の構造的な問題が指摘されている。
「被害者・容疑者ともに外国籍であるため、捜査は難航を極めたとされています。さらに、遺体発見当初、遺族は司法解剖に消極的だったようで、決定的な証拠が揃わなかった点も大きかったようです。
ただ、韓国人は多くの人がこの事件に疑問を抱いている。カンボジアにおける韓国人の誘拐事件が多発していることが明らかになりつつあることから、組織的犯罪と関連しているのではないか、との声もあがっています」
真実は明らかになるのか──。
