中学生の頃は剣道部だった(知人提供)
「ガチの“不良”ではないです」
「剣道をがんばっていましたが、スポーツマンというほどでもないし、真面目な勉強家でもない。楽しいことがあるとそっちを優先してしまうタイプ。友達の家に集まって一緒にプレステのパーティ系のゲームをした思い出があります。あくまで中学校までの話ですが、普通のやつだったとしか……」
証言によれば大内容疑者は地元の高校を卒業後、一度地元を離れた。3年ほど前には実家に戻り、農作業を手伝いながら、運輸系の仕事などをして暮らしていたという。
そして2024年、大内容疑者は小松本さんと出会った。小松本さんの友人によると「水戸市駅ちかくの繁華街にある飲食店」が接点となったようだ。
「小松本さんはネイルスクールの学費とサロンの開業資金を稼ぐため、飲食店で働いていました。普段から自炊もするし、節約する子だったので順調に貯金できていたはず。向上心も強かったので、『誰にも頼らず、1人でなんとかしよう』と思っていたんでしょうね。
愛嬌があってすごく気が遣える子でしたから、接客業も楽しくこなしていたと聞いています。人の誕生日や好みを覚えるのも得意でした」(小松本さんの知人)
前出とは別の同級生は、繁華街で飲み歩く大内容疑者を目撃したこともあったという。
「数年ほど前に繁華街で飲み歩く彼を見かけて、挨拶をしたんです。そのときは少ししか話をしていませんが、友達と一緒にキャバクラにいっていたようで、楽しそうな雰囲気だった。連れていたのは、僕が知らない人だったから中学生時代の友達ではなかったと思う。交友関係は主に、地元に残った連中だったかな。
そういうお店が好きなタイプには思わなかったですけどね。中学校のときは地味でもなく、かといってイケイケのグループに属していたタイプでもなく、印象が薄いやつでした。通っていた高校が地元ではヤンチャな学校だったので、それに影響された部分はあると思いますが、ガチの“不良”ではないです」
容疑者には小松本さんの元勤務先以外にも、よく出入りしていた店があった。繁華街の飲食店従業員が、匿名を条件にこう明かす。
「フリーでキャバやガールズバーを楽しむというより、“推しの子”を見つけて通うタイプだったと思う。使う金額はさほど大きくないけれど、頻繁に女の子に連絡をよこしてきたり、お店にきたりする人。実際に彼に気にいられていた女性で、『かなりよくしてもらった』と言う人がいるくらいでしたから、外ヅラはよかったんでしょう……」
好意が転じてストーカーになり、小松本さんの命を奪った容疑者。これまで“事実無根”と容疑を否認しているが今後、何を明かすのだろうか──。
