公用車の衝突事故が鮮明に記録されたドラレコ映像(hirofumiさん提供)
繰り返された公用車の事故
なぜ、職業ドライバーであるはずの公用車の運転手が、これほどの暴走事故を引き起こしたのか。NEWSポストセブンの取材により、この運転手が所属する運行管理会社が、過去にも永田町で重大事故を起こしていた『大新東株式会社』であることがわかった。
記憶にも新しい、2024年6月20日に発生した財務省の公用車によるひき逃げ事故である。前出の記者が語る。
「千代田区永田町の国会議事堂付近の都道で、財務省の公用車が、団体職員の男性(67)をはねて死亡させた事故です。公用車は救護せずに現場から逃走しましたが、約200メートル離れた首相官邸前の交差点を右折した直後に横転しました。
この際、車内から脱出した運転手の男が『どうなってんだこの国』などと叫ぶ様子を捉えた動画がSNSで拡散され、様々な憶測を呼びました。なお、東京地検は同年9月に運転手を不起訴処分としています」
2024年6月の財務省ひき逃げ死亡事故、そして今回の2026年1月の内閣府7人死傷事故。短期間に2回、同じ会社が受託する公用車で死傷事故が起きたことになる。
2024年の事故後、同社はホームページ上で《全社一丸となって再発防止に努め、一層の安全運行に取り組んで参ります》と発表していた。なぜ、再び惨劇は繰り返されたのか。
