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《外交危機管理に重大リスクか?》垂秀夫・前駐中国大使に中国出身女性と“二重生活”疑惑を直撃 「自分は民間人」と繰り返し女性との関係性について説明せず

A子さんの自宅から出てきた垂秀夫氏

A子さんの自宅から出てきた垂秀夫氏

 高市早苗・首相の台湾有事をめぐる発言以降、日中間で緊張が高まっている。そんななか、「中国が最も恐れる男」と呼ばれ、日中関係についての提言をメディアで続ける対中強硬派の垂秀夫・前駐中国大使が、妻子がありながら中国出身の女性A子さんと“二重生活”を送っている現場を掴んだ。垂氏は、A子さんが子供とともに住むマンションに、頻繁に通っているのだ。そして、垂氏の二重生活は、現役の外交官時代から続いていた可能性もあり、もしそうだとしたら日本の外交にとっての重大リスクが放置されていたと言えるだろう。この疑惑について垂氏を直撃。何を話したのか。【全3回の第3回。第1回から読む

退官したとはいえ「守秘義務を負う立場」

 垂氏は京都大学法学部を卒業して1985年に外務省入省、外務省の「チャイナスクール」と呼ばれる中国語研修組として中国の南京大学に留学、天安門事件(1989年)の混乱のなかで北京の在中国日本大使館の二等書記官に赴任して以来、約40年間、中国外交一筋に歩いた人物だ。香港領事や中国公使、同大使などとして中国には何度も赴任した。

 垂氏は自著『日中外交秘録』のなかで、一等書記官時代の中国での情報活動をこう書いている。

〈(天安門事件後の)緊張が緩むにつれ、美女を多数揃えたいかがわしいカラオケ店やナイトクラブなども乱立するようになり、多くの日本人が出入りするようになっていた。私も中国人との付き合いでカラオケ店などにはよく行ったが、他の大使館員や日本人が使う店は情報漏洩や監視を用心して絶対行かなかった。あくまで中国人との人脈を深めるためと割り切っていたのである。

 人脈が広がるにつれ、深い内部情報や機密情報を得られるようになる。ときには内部文書を手にすることもあった。人脈を開拓すればするほど成果も出て、仕事がますます面白くなる〉

 中国側はそうした垂氏の活動を警戒していたようだ。垂氏が中国大使になると中国当局は監視を強めた。

 2021年の春節、北京市国家安全局の職員が日本大使館近くの日本料理店に監視カメラと盗聴器を仕掛け、垂大使の会食を盗聴。中国当局が店員に誓約書を書かせて口止めするなどの工作が行なわれた。垂氏自身が月刊誌『文藝春秋』の連載で明かした話だが、その記述により日本料理店経営者が外務省側から安否確認を受けるなどの騒動が起きたことを本誌が報じた(2025年12月22日発売号)。

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