「中道改革連合」の野田佳彦(右)、斉藤鉄夫両共同代表
2月8日投開票の衆院選に関し、報道各社が伝える終盤情勢の調査結果に衝撃が走っている。「自民が単独過半数の勢い」など自民の好調ぶりは揺らがないが、新党「中道改革連合」については「大幅減」(読売新聞)、「半減の可能性」(日本経済新聞)と惨憺たる現状が伝えられている。
野党第一党の立憲民主党と、昨年10月まで与党だった公明党が手を結び、両党を合わせた公示前勢力167議席を“新党効果”によって大きく伸ばしていく皮算用だった。しかし現状は国民民主党の榛葉賀津也幹事長が演説会で話したように「1+1=3」どころか「1+1=0.5」になりかねない低調ぶりだ。
中道内で一体、何が起きているのか。その「内部崩壊」の実態が、ある選挙区の“不可解な光景”に表れていた──。
その舞台となったのは、今回の衆院選で注目を集める東京24区。自民の “裏金問題”の象徴的存在である萩生田光一幹事長代行の地元だ。公明が連立からの離脱を決めたきっかけとなったのも、萩生田氏を高市早苗首相が幹事長代行に起用したことだったとされる。
その萩生田氏を制するため、中道が送り込んだのが32歳の元立憲民主党都議の細貝悠氏だった。
選挙戦ラストサンデーの2月1日には、公明の山口那津男元代表や中道の斉藤鉄夫共同代表が八王子入り。大物の登場に支持者らが大勢駆けつけ、会場は熱気に包まれた。しかし細貝陣営関係者は、壇上の光景に“強烈な違和感”を持ったという 。
