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『笑点』リニューアルまとめ by NEWSポストセブン
『笑点』リニューアルまとめ by NEWSポストセブン
 1966年5月の放送開始から50周年を迎えた人気演芸バラエティ番組『笑点』(日本テレビ系)。第1回放送から出演し続け、5代目司会者を務めていた桂歌丸(79)が5月22日放送の第2514回をもって勇退した。6代目司会者には春風亭昇太(56)が就任。新メンバーに林家三平(45)が加入するなど、大幅なリニューアルが実施された。(2016年7月3日更新)桂歌丸の健康状態が悪化2015年6月に背部褥瘡と腸閉塞で入院「近年、歌丸師匠の体調が芳しくないため、局としても“そろそろ本気で次を考えなければいけない”と、秘かに新司会者候補の検討に着手しました」(日本テレビ関係者)。2015年6月、歌丸は背部褥瘡(床ずれ)で入院。手術は成功して退院したのも束の間、すぐに腸閉塞のため再入院した。2014年も慢性閉塞性肺疾患と肋骨骨折、帯状疱疹などで入退院を繰り返していたこともあり、周囲は不安を募らせていた。関係者「司会を続けるのは難しいのではないか」 歌丸は2014年から罹患している慢性閉塞性肺疾患の影響で呼吸もままならないという。「高座にあがる30分前から舞台袖で酸素ボンベを使って呼吸を整えていますが、それでも舞台で咳きこんでしまうこともあり、これ以上、司会を続けるのは難しいのではないかという意見も少なくありません」(笑点関係者)4月22日には歌丸本人が「(降板について)そろそろ考える時期が来ている」 歌丸の事務所は「全く問題なく元気にしています」というが、4月22日には会見で歌丸本人が「(降板について)そろそろ考える時期が来ているかなという気がしている」と話した。「最近の歌丸師匠は足腰が弱り、普段は車椅子です。『笑点』の高座にあがるときも付き人の手を借りています。正座も辛いというので、実は正座しているように見える『補助椅子』を使っているのです」(笑点関係者)4月30日、桂歌丸は体調不良を理由に“5月22日の生放送を最後に番組から勇退”することを発表した。次の司会者を巡って様々な情報が錯綜有力候補として名前が挙がったのは木久扇、小遊三、円楽の3人 歌丸引退ショックが続く中、5月22日の放送で次の司会者の名前が明かされることになる。「古くからのファンは変化を嫌うので、『内部昇格』が既定路線だといわれています。現在出演中の笑点メンバーの中から指名されるということです。ということは、木久扇、小遊三、円楽の3人が筆頭候補でしょう」(テレビ局関係者)本命視されたのは三遊亭円楽 2人の関係を考えても「歌丸のあとは円楽しかいない」というのが落語界の共通認識だ。「歌丸師匠は先代の円楽師匠が亡くなる際、『あとは頼む』と託されていたそうなんです。その『あと』というのは、笑点の次の司会を頼む、というだけでなく、『楽太郎(現在の円楽)のことも頼む』という意味だと歌丸師匠は受け取ったようです。だから、『円楽師匠から受け取った司会を、円楽に返す』という感覚なのでしょう」(落語関係者)円楽の司会候補には反対の声も出ていたという「円楽既定路線」を快く思っていない関係者は少なくはない。大喜利メンバーは「落語芸術協会」「落語協会」「円楽一門会」の3団体のいずれかに所属している。「司会者は『各団体順番に』という暗黙のルールがある。前回は先代円楽から歌丸、つまり円楽一門会から落語芸術協会へと移った。ならば次は落語協会のはず。そのため、不満の声があがり、『いっそのこと外部からの招聘が良いのでは』という意見まで出ています」(日テレ関係者)5月22日、6代目司会者は春風亭昇太と発表6代目司会者は春風亭昇太 国民的関心事となった『笑点』の大喜利新司会者発表。結果は春風亭昇太というサプライズ人事だった。当の昇太本人も司会を打診されたときは面食らったという。「司会の話を頂いたときは、ドッキリじゃないかと思って周りにカメラがないか探してしまいましたよ。発表後、知人や友人からのメールとか電話が殺到して『笑点の司会とは、こんなにすごいことなのか』と後から実感しました」「昇太を笑点司会に推薦した理由」桂歌丸が明かす 昇太を新司会者に推薦したのは、他でもない前司会者・桂歌丸だった。その理由を本人が明かす。「まず若さ、明るさ。そして即興力があるわけですよ。あの方は新作落語をやりますよね。古典も“昇太流の古典”でやる。同じネタでも昇太さんがやるとガラッと違ってきちゃうわけです。笑点はこれから何十年も続けてもらいたい。そのために若い昇太さんを推薦しました」「本命・円楽」はカモフラージュに使われた スポーツ紙芸能デスクが嘆く。「今回は本当に『やられた!』という感じです。会社の上層部も含め、誰も昇太情報は掴めていなかった。当然、本命は円楽でした。歌丸師匠にインタビューをした際には、『2人一緒で』と円楽が付いてきた。しかも甲斐甲斐しく歌丸師匠の車椅子を円楽が押して。あたかも自分が後継者であるという印象を取材した記者に植え付けていた。そのインタビューでも『新司会者として望まれるのであれば……』とやる気満々だったそうですから(苦笑)。今思えば手の込んだ芝居だったわけですよ」司会人事 歌丸、円楽、昇太が隠し通せて満足気「あの人(円楽)の言ったことを信用するからいけないんですよ。あの人の言ったことは全部裏へ裏へと取らなきゃダメですよ、ウェッヘッヘ。そもそも次が昇太だということは、誰も知らなかったですからね。知っていたのは私だけ」(歌丸) 「発表のだいぶ前からメンバーの皆さんには、(私が新司会者だと)連絡は入っていたはずです。だから円楽師匠が『次は俺じゃないか』みたいなことを言っていたのは、わざとやってくれたんだろうと思いますよ」(昇太) 「ずっと(昇太が司会だと)黙ってるのは辛かったけど、最後は面白くなってね。ふざけて『次の司会です』とか言うとウケるし(笑い)」(円楽)。微妙に食い違う部分はあるが、3名とも最後まで隠し通した満足感に溢れた受け答えだった。新加入メンバーにも様々な憶測が飛び交った春風亭小朝、春風亭一之輔、笑福亭鶴光らの名前も『笑点』の座布団利権 地方営業のギャラが桁違いに「大喜利メンバーになれば、年収が数千万円になるといわれています。『笑点』に出演することで全国に名前が売れ、地方営業のギャラが桁違いになるからです。大喜利メンバーではない落語家の場合、真打ちでも10万~20万円ですが、メンバーになると50万~60万円に跳ね上がる」(落語関係者)5月29日、新加入メンバーは林家三平と発表 新メンバー林家三平。局側の強い要請で、発表当日の生放送まで三か月間も妻にも母にも内緒にしていたという三平に、カメラは密着。「お袋は怒っているに違いない」とビビる三平だったが、帰宅して玄関を開けたとたん、母の海老名香葉子さんは「わああああ」と大喜び。妻の国分佐智子は涙ぐむというリアルな展開に。そして三平は亡き父・先代林家三平の仏壇に神妙な面持ちで報告する…。この様子はすべて6月5日放送の番組で放送された。玄関開けたら日本一有名(かもしれない)嫁姑カヨコとサチコが大興奮。こんな画ができるのは、林家三平以外にいない。(コラムニスト・ペリー荻野氏)歌丸の引退とこれからの『笑点』桂歌丸は、5月22日の生放送で番組を勇退。「終身名誉司会」に就任した。桂歌丸の夢は客席の一番前で『笑点』の公開収録を観ること 今後の人生について聞いてみると、歌丸節が炸裂した。「あたしが落語以外に何をやるんですか。今さらオペラやったってしょうがないでしょ。ただ、笑点の前に『もう笑点』っていう5分番組がありますよね。それだけは続けさせてもらいますけどね」「今のいちばんの望みはね、いっぺん客席の一番前で、笑点の公開収録を観たい。お客さんに混じって、知ら~ん顔して。もちろんメンバーの皆に黙って(笑い)」。昇太やメンバーからしたら堪ったもんじゃない。歌丸卒業 歌丸との結婚生活は『笑点』とともにあったと妻桂歌丸の妻 夫の最後の『笑点』出演日は初めて観に行くかもリニューアル後、2週にわたって視聴率25%以上をキープし絶好調 5月22日の放送では新司会者が昇太になるという公表だけに留まり、次週に持ち越しとなった。これも、日テレの作戦のひとつだろう。「新司会者発表でひとヤマ、次週に新回答者発表でひとヤマと二つのヤマを作ったことで、2週にわたって25%以上をキープできた。ただ、新回答者の林家三平は事前の予想通りという声もあり、それほどの意外性はなかった。そこに、林家たい平の『24時間テレビ』のマラソンランナーというサプライズを持ってきた」(芸能記者)昇太、三平の抜擢は番組発展のための「壮大な計画」「スタート時には、若手落語家の活躍する番組だった『笑点』は、今や伝統芸能の域になりつつある。昇太司会就任と45歳の三平加入は、51年目を迎え、100周年を目指す『笑点』の末永い継承への布石であることは間違いない。100周年の時には、今、一番若い三平も90代半ば…。そう思うと、先は長い」(コラムニスト・ペリー荻野氏)『笑点』 噂の真相を探る笑点のギャラは回答者40万円、司会者80万円!? 昇太を直撃「各出演者のギャラは相対契約で詳細はわからないが、若手は1回30万~40万円ほどといわれています。司会者時代の歌丸師匠は70万~80万円ほどだったと聞いている」(日テレ関係者)。「師匠、1回の『笑点』出演で40万円貰っているって、本当ですか?」と切り出すと、昇太はギョッとして「ないないないない!」と両手を大きく横に振った。「そんなに高給じゃありませんよ!もちろん『笑点』に出たおかげで他のお仕事が増えたんでありがたいんですが、あの番組自体はシステムが昔のままなので、お給料はそんなにいかないです」笑点最大のタブー 大喜利の回答は放送作家が考えている?「『笑点』の大喜利の回答は放送作家が考えている」──この噂を一度は耳にしたことがあるかもしれない。「10人前後の放送作家が集まってネタ出しをしているようです。その中から放送で使うお題を決め、翌週の会議までに、お題の“回答例”を考えてくるんです。それを各メンバーのパーソナリティーに合わせて振り分ける」(元スタッフ)。メンバーには放送作家の回答例に忠実なタイプと、そうでないタイプがいるという。「特にアドリブが多いのは林家木久扇師匠。というのも、どうやら回答例を覚えられないらしくて(笑い)。彼の鉄板ネタに『何て答えようとしたか忘れちゃった』というのがありますが、あれは“作り”じゃないんですよ」(日テレ関係者)『笑点』噂の真相 三平採用はコネ?昇太が独身の理由は?落語が本業の『笑点』メンバー 高座が一番面白いのは誰か『笑点』メンバーの本業は「落語」である。では、今一番高座が面白いのは誰なのか──。『噺家のはなし』(小学館)の著者で落語評論家の広瀬和生氏は、「そりゃもう、春風亭昇太さんです。ずば抜けて一番ですよ」と即答する。「もちろん好みはあるでしょうが、私は笑点メンバーだけでなく、今の落語家の中で昇太さんがトップクラスに面白いと思っている。彼は新作落語が得意といわれますが、実は古典も面白い」。では、他のメンバーの高座はどうなのか。
2016.07.03 16:00
NEWSポストセブン
『笑点』での桂歌丸は野球界でいえば長嶋茂雄の役割に
『笑点』での桂歌丸は野球界でいえば長嶋茂雄の役割に
 新司会者にまさかの春風亭昇太(56才)が大抜擢された『笑点』(日本テレビ系)。生き字引ともいえる桂歌丸(79才)の後を継ぐ者としてどんな司会ぶりを見せていくのか注目が集まっている。 昇太が回答者でなくなった穴を埋めるべく、6月から新メンバーとして加入した林家三平(45才)。起用理由を福田一寛プロデューサーに聞くと…。「若さと朗らかさ、誰にでも愛されるキャラが起用の理由です。知名度もあってキャラは浸透していますし、嫌な印象を与えない三平さんに落ち着きました」(福田さん) 父親が有名人(初代・三平)で妻(国分佐智子)が美人と、ツッコミどころやいじられるポイントがわかりやすいのも三平の“強み”だと笑点をこよなく愛するペリー荻野さんは話す。「今後は“嫁がいない”キャラの昇太さんの嫉妬交じりのツッコミがますます激しくなりそうですね。しかも三平さんは最初から“前からいたんじゃないの?”と思うくらい馴染んでいる。ベテランだと周りも気を使ってツッコミにくいけど、三平さんならみんながボコボコに言っても大丈夫そう(笑い)。先輩たちもやりやすいのでは」 メンバーはそれぞれ決まった色の紋付を着ているが、三平の紋付の色は「丁子色」。実はその色選びは大変だったのだとか。「歌丸さんは終身名誉司会なので、歌丸さんが着ていた緑色は永久欠番ならぬ“永久欠色”。4代目司会の圓楽師匠の紺色も使えないと思いました。色見本をズラリと並べて探したんですが、他の人とかぶらない色は限りがある中、黒紋付は意味が出てしまうし、といろいろ考え、三平さんとも相談し、丁子色になりました。朗らかなイメージに合っているかと思います」(福田さん) 司会者だけでなく、紋付の色も「消去法」だったとは。ちなみに番組のオープニングアニメに、引退したはずの歌丸が出続けているのも、終身名誉司会者ゆえ。「野球界でいうと長嶋茂雄さん。長嶋さんも何かあったら出てくるじゃないですか。笑点において歌丸さんの名前は永久に不滅です」(福田さん) まさかの“復活”もあったりして…。 この先「100年」を目指すという『笑点』。昇太もいずれ歌丸のハゲネタを引き継いでいくのか? その時、三平は95才…!※女性セブン2016年7月14日号
2016.07.02 07:00
女性セブン
落語が本業の『笑点』メンバー 高座が一番面白いのは誰か
落語が本業の『笑点』メンバー 高座が一番面白いのは誰か
『笑点』メンバーの本業は「落語」である。では、今一番高座が面白いのは誰なのか──。『噺家のはなし』(小学館)の著者で落語評論家の広瀬和生氏は、「そりゃもう、春風亭昇太さんです。ずば抜けて一番ですよ」と即答する。桂歌丸の後任司会者として今や時の人となった昇太の能力を高く評価しているのだ。「もちろん好みはあるでしょうが、私は笑点メンバーだけでなく、今の落語家の中で昇太さんがトップクラスに面白いと思っている。彼は新作落語が得意といわれますが、実は古典も面白い。 昇太師匠の信条に『人は追い詰めると変なことをする』というのがあるのですが、たとえば彼の演じる『時そば』は、『一人なのに二人連れのように振る舞う客に恐怖するそば屋』と『二人の客を一人で演じるプレッシャーに押しつぶされた客』という『二人の追い詰められた男』のドタバタの表現が絶妙です」 では、他のメンバーの高座はどうなのか。「林家木久扇師匠は、誰でも知っているあのキャラクターが魅力。三遊亭好楽さんは正統派の古典落語を手堅く務め、ネタ数が多い。三遊亭小遊三さんは滑稽話がものすごく上手い。 三遊亭円楽さんは、先代の五代目・円楽のネタも引き継いで人情話から軽い話まで何でもできる。やっぱり先代の円楽師匠が『円楽』という名前を継がせただけはありますね。 林家たい平さんは落語協会のホープとして、彼の本格的な古典落語の才能は春風亭小朝も高く買っていた。三平さんは、とにかく明るくて寄席を盛り上げる華があります」※週刊ポスト2016年6月17日号
2016.06.12 07:00
週刊ポスト
笑点最大のタブー 大喜利の回答は放送作家が考えている?
笑点最大のタブー 大喜利の回答は放送作家が考えている?
「『笑点』の大喜利の回答は放送作家が考えている」──この噂を一度は耳にしたことがあるかもしれない。かつて初代司会者の立川談志が「笑点は司会者と回答者のコールアンドレスポンスを楽しむもの。台本はある」と発言したほか、ビートたけし、松本人志らも「台本」や「放送作家」の存在を指摘する。 新司会者の春風亭昇太(56)に真相を尋ねたところ「僕からは何もいえません!」とノーコメント。現役出演者が口を開きにくいのも無理はない。日本テレビ広報部にも聞いたが、やはりノーコメント。そこで、複数の関係者に取材すると、実態が浮かび上がってきた。「10人前後の放送作家が集まってネタ出しをしているようです。中には70代の大ベテランもいる。作家たちは基本、毎週水曜日に会議を開いています。 1人あたり10~20問を持ち寄ってその中から放送で使うお題を決める。そして翌週の会議までに、そのお題の“回答例”を考えてくるんです。それを各メンバーのパーソナリティーに合わせて振り分ける。そうしてできた内容は収録の直前に伝えられます」(制作に携わっていた元スタッフ) ただし、それをもって“ヤラセ”というのは野暮だ。この元スタッフによれば、「大喜利の中でも特に爆笑を誘う、いわゆる身内いじりは各メンバーのアドリブが多い」という。「普通、笑点メンバーくらいの大御所なら楽屋は個室なのですが、笑点では全員一緒の大部屋。そこで師匠同士が、近況を報告し合っているんです。それが『女より男が好きな独り身の昇太』『命も毛も残り少ない歌丸』といった、愛のあるいじりに繋がるんです。 メンバーは収録外でもお互いを茶化し合っていて、例えば会場入りする桂歌丸師匠の車イスを三遊亭円楽師匠が押していた時は『歌丸師匠の搬入でーす!』と叫んで爆笑を誘っていた」(同前) メンバーには放送作家の回答例に忠実なタイプと、そうでないタイプがいるという。「特にアドリブが多いのは林家木久扇師匠。というのも、どうやら回答例を覚えられないらしくて(笑い)。彼の鉄板ネタに『何て答えようとしたか忘れちゃった』というのがありますが、あれは“作り”じゃないんですよ。 三遊亭好楽師匠は果敢にアドリブに挑戦するのですが……『台本通りにやってくれた方がよかったな』と思うことは少なくない(苦笑)。 円楽師匠は政治や社会派の独自ネタを入れ込んでくることが多い。円楽師匠がもし司会者になっていたら、あのキレある時事ネタは披露できない。昇太師匠の抜擢を悔しがったりはしていないと思いますよ」(日テレ関係者) 一番アドリブ力が問われるのが司会者だという。「回答者が答えた後の司会者の返しは用意されていないんです。過去の回答を蒸し返すいじりが上手かった先代の円楽師匠(2009年死去)には、スタッフ一同舌を巻いていました」(同前) ちなみに、アドリブが暴走しすぎてしまう人も。「三遊亭小遊三師匠はとても放送できない下ネタをアドリブで入れてくることが少なくない。残念ですが、オンエアではバッサリとカットされてしまいます(笑い)」(同前)※週刊ポスト2016年6月17日号
2016.06.06 11:00
週刊ポスト
盤石の大物司会者 黒柳徹子、草野仁、小倉智昭、久本雅美
盤石の大物司会者 黒柳徹子、草野仁、小倉智昭、久本雅美
 昨今、長く“番組の顔”を務めた大物司会者が相次いでマイクを置いている。最近では『笑点』(日本テレビ系)の桂歌丸、『報道ステーション』(テレビ朝日系)の古舘伊知郎、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のタモリなどである。その一方で、その座を盤石なものとしている大物司会者もいる。 筆頭に挙げられるのが『徹子の部屋』(テレ朝系)の黒柳徹子(82)である。本人は2026年の番組50周年まで続投に意欲を示し、「局としても最大限サポートする」(テレ朝幹部)意向だという。 日立の1社提供による長寿番組『世界ふしぎ発見!』(TBS系)の草野仁(72)も「日立の信頼が厚い草野を代えれば、スポンサーを降りられるかもしれない。交代などあり得ない」(TBS関係者)そうだ。 膀胱がんの手術から、わずか1週間で復帰した『とくダネ!』(フジ系)の小倉智昭(69)もまだテレビから消えそうにない。「先日、番組スタッフを前に“2020年の東京五輪までは絶対やる”と宣言。術後のほうが意気軒昂なくらい」(制作会社幹部) 主婦層から高い支持を受ける『メレンゲの気持ち』(日テレ系)の久本雅美(57)も盤石だ。コラムニストの今井舞氏がその理由をこう分析する。「メーンMCの久本の個性を前面に出さず、他の出演者のいとうあさこや三吉彩花とワイワイやっている番組構成が、家事などをやりつつ“ながら見”の主婦にとって、ちょうど良いヌルさになっている。MCが久本である理由もないと思えるが、久本が出ていることで番組の収まりが良くなるのは事実。普通のオバサンたちの井戸端会議を見ている安心感があります」 意外にも、降板の可能性が燻っているのが、『あさイチ』(NHK)の有働由美子(47)である。「籾井勝人会長が“有働はNHKの財産”と絶賛するほど高く買っている。将来の幹部候補として、栄転人事で、いつ現場を離れてもおかしくない状況。お酒が好きな彼女としても、朝の帯番組を長く続けるのは苦しいはず」(NHK中堅局員) 秋の番組改編で、歌丸同様「勇退宣言」を出すと見られている“大本命”が、関西ローカルだが全国的に知名度の高い『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送)の西田敏行(68)である。番組のスタッフが言う。「頸椎の持病を抱えるなど体調面が思わしくありません。収録時、カメラが回っていない時は椅子から立ち上がるのも辛そうで、本人も“しんどい”と漏らすことがある。本業の俳優業に専念するため、勇退宣言を出すタイミングを見計らっていると聞いている」 次にテレビ画面から消える本命と見られるのは、1971年の放送開始から『新婚さんいらっしゃい!』(朝日放送)の司会を務める、演歌歌手・紫艶(38)との不倫スキャンダルが発覚した落語家の桂文枝と、西田のようだ。文枝については、「一連の騒動以降、主に女性視聴者から“不倫男が新婚カップルを迎えたらアカンやろ”“もう恒例のズッコケを見ても笑われへん”といった声が局に相次いでいる」(番組関係者)との証言もある。 朝日放送に両者の交代について訊ねると、「いずれもそのような事実はない」(編成局番組宣伝部)と回答した。 いつかは退場の時を迎える“世の習い”に、大物司会者たちも無縁ではない。※週刊ポスト2016年6月10日号
2016.06.03 07:00
週刊ポスト
絶好調日本テレビ 『笑点』『24時間テレビ』を繋ぐ編成の妙
絶好調日本テレビ 『笑点』『24時間テレビ』を繋ぐ編成の妙
 視聴率争いを独走する日本テレビの勢いが止まらない。今年度に入ってから全ての週で視聴率3冠王を獲得(5月第4週現在。ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)し、月間視聴率でも30か月連続の3冠王に。特に日曜日は17時台の『笑点』から22時台『おしゃれイズム』まで2ケタ視聴率を叩き出し、他局を圧倒している。 5月に50周年を迎えた『笑点』は司会の桂歌丸が勇退し、新司会者発表となった22日の放送では27.1%(第2部)という近年稀に見る高視聴率を記録。翌週も28.1%と高い数字を獲った。この背景には、日テレの編成上の作戦があったようだ。視聴率に詳しい芸能記者が話す。「局全体で、ひとつの番組を盛り上げる編成上の作戦が見事に功を奏しました。22日の週には、16日の月曜『しゃべくり007』、17日の火曜『火曜サプライズ』、前日21日の土曜『嵐にしやがれ』という人気番組に笑点メンバーが出演し、順に15.5%、12.5%、11.9%と高視聴率を出した。この3番組を含め、計21番組でコラボレーション。勇退当日の『シューイチ』は歌丸がインタビューに答え、10.2%と2ケタを出した。 普段は滅多に他番組に出演しない笑点メンバーの希少性が、それぞれの番組に数字をもたらし、『笑点』自体の宣伝にもなるという理想的な形でした」 2006年、5代目三遊亭円楽が司会から勇退し、歌丸にバトンを受け継いだ時は、新回答者の春風亭昇太も同時に発表されたが、今回は22日の放送では新司会者が昇太になるという公表だけに留まり、次週に持ち越しとなった。これも、日テレの作戦のひとつだろう。「新司会者発表でひとヤマ、次週に新回答者発表でひとヤマと二つのヤマを作ったことで、2週にわたって25%以上をキープできた。ただ、新回答者の林家三平は事前の予想通りという声もあり、それほどの意外性はなかった。そこに、林家たい平の『24時間テレビ』のマラソンランナーというサプライズを持ってきた」 このマラソンランナーへの起用は、複数の波及効果を生むと予測される。ひとつが、歌丸が抜けた後の『笑点』の視聴率維持だ。「日テレは、たい平をマラソンランナーにすることで、『笑点』の視聴習慣を途切れなくさせる作戦を取ったのでしょう。正直なところ、歌丸が抜けることで今後の視聴率低下を危ぶむ声もある。 そこに、毎年注目を集め、高視聴率を叩き出す『24時間テレビ』のマラソンランナーにたい平がなったことで、ひとつのドラマができるし、大喜利のなかでイジるネタにもできる。たい平をマラソンランナーにすることで、8月までその話題で引っ張れる。3か月間、視聴習慣を保てれば、その後急に下がることは考えづらいでしょう」 もうひとつは、『24時間テレビ』への影響だ。昨年の視聴率15.4%、募金額8億5672万8209円はともに、過去10年で最低の数字だった。「起爆剤に、毎週高視聴率を記録している『笑点』メンバーのたい平は適任です。今後、毎週のように自然と24時間テレビのマラソンネタが出るでしょう。否が応でも視聴者の頭にはそのことが残りますから、最も効率のいい宣伝になります。 あからさまに番組宣伝で出てくるようなケースとは異なり、視聴者は宣伝だと感じにくいし、両番組が良い意味で持ちつ持たれつの関係になっている。日テレの編成は俯瞰して、上手く全体の番組を回している」 ひとつひとつの番組が有機的に繋がっている日本テレビ。視聴率トップはまだまだ続きそうだ。
2016.06.03 07:00
NEWSポストセブン
視聴率低迷でも安泰の安藤優子 コメント能力の低さが露呈
視聴率低迷でも安泰の安藤優子 コメント能力の低さが露呈
『笑点』(日本テレビ系)の桂歌丸、『報道ステーション』(テレビ朝日系)の古舘伊知郎、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のタモリ……と、昨今、長く“番組の顔”を務めた大物司会者が相次いでマイクを置いている。一方で視聴率は低空飛行を続けながら、局内から「降板」の声が聞こえてこないのが『直撃LIVEグッディ!』(フジ系)の安藤優子(57)だ。  理由は「同局の日枝久会長の覚えがめでたく、夫が系列子会社のトップのため、誰も降板を言い出せない」(フジ局員)ためとか。フジに代わり、視聴者を代表して芸能評論家の三杉武氏がこう勧告する。「報道番組だとわからなかった安藤氏のコメント能力の低さが、情報番組だとモロに露呈していて、明らかな人選ミスです。 中継先のレポーターがスタジオの安藤氏に“ボール”を投げているのに気づかない。芸能関係の話題になると、途端に興味のない素振りをするなど、見ていてフラストレーションが溜まる。数字も付いていないし、視聴者のことを思えば交代させるのが当然でしょう」 実は、安藤には政治資金スキャンダルに揺れる舛添要一・東京都知事が辞任に追い込まれた際、「都知事選出馬で“名誉の降板”を遂げるウルトラC」(前出・局員)が残されているとも囁かれている。※週刊ポスト2016年6月10日号
2016.06.02 07:00
週刊ポスト
桂歌丸の夢は客席の一番前で『笑点』の公開収録を観ること
桂歌丸の夢は客席の一番前で『笑点』の公開収録を観ること
 国民的関心事となった『笑点』(日本テレビ系)の大喜利新司会者発表。桂歌丸(79)の後任として本誌は「三遊亭円楽(66)に当確」、と報じてきたが結果は春風亭昇太(56)というサプライズ人事だった。ちなみに円楽は本誌にこんな意気込みを語っている。「昇太になって視聴率が下がったらマスコミは騒ぐだろうから『そのときはオレが行く準備はしてるから』と日テレには伝えてるけどね。ハッハッハッ!」 さすが“腹黒”! 一方、今後は古典落語の勉強をしたいと表明している歌丸だが、改めて今後の人生について聞いてみると、歌丸節が炸裂した。「あたしが落語以外に何をやるんですか。今さらオペラやったってしょうがないでしょ。ただ、笑点の前に『もう笑点』っていう5分番組がありますよね。あれだけはね、続けてくれって言われているんですよ。ですから、それだけは続けさせてもらいますけどね。だからたまには有象無象に会うことができるわけですよね」 視聴者や大喜利メンバーだけでなく、歌丸自身も名残惜しいようだ。「ま、『笑点』は観るつもりですよ。観て怒るか、褒めるか、どっちかですね、ウェッヘッヘ。メンバーに電話で何か言うと思いますよ。『終身名誉司会』として残っていますんでね」 やはりタダでは終わらない男だ。そして、今後の夢についてこう語る。「今のいちばんの望みはね、いっぺん客席の一番前で、笑点の公開収録を観たい。お客さんに混じって、知ら~ん顔して。もちろんメンバーの皆に黙って(笑い)」 昇太やメンバーからしたら堪ったもんじゃない。※週刊ポスト2016年6月10日号
2016.06.01 07:00
週刊ポスト
『笑点』司会人事 歌丸、円楽、昇太の3人が隠し通せて満足気
『笑点』司会人事 歌丸、円楽、昇太の3人が隠し通せて満足気
 国民的関心事となった『笑点』(日本テレビ系)の大喜利新司会者発表。本誌は「三遊亭円楽(66)に当確」、と報じてきたが結果は春風亭昇太(56)というサプライズ人事だった。取材を進めると、「本命・昇太」隠しのカモフラージュとして「本命・円楽」が使われたようにも見える。日テレの他番組も「円楽推し」を強力にサポートしていた。 これに対して笑点関係者は胸を張って反論する。「『新司会・昇太』と報じられないために、番組として何か手を打ったということはありませんよ。週刊ポストさんをはじめとする各メディアが様々な憶測記事を報じてくれたおかげで、うまくカモフラージュできました(笑い)。ポストさん、ありがとうございます」 ちなみにこの関係者は、本誌が後継者探しで取材した際には、「みなさんが予想している方が、新しい司会になるんじゃないかな」と囁いていた。思わず「昇太は予想しないだろ!」と叫びたくなったが、すべて後の祭り。この囁きにまんまと踊らされ、正直ぐうの音も出ない。また一部の誤報記者たちからは“後出しジャンケン”の声まで聞こえてきた。「円楽はメンツにこだわるタイプではないし、責任のない自由なポジションのほうが活躍するでしょう。まあ冷静に考えれば、昇太しかいなかったかな」(ワイドショー芸能デスク) こんな負け惜しみを叫ぶ彼ら同様、本誌も誤報を打ってしまったのは紛れもない事実で、やはり大いに反省しなければならない。 本誌では「第三者」に、この誤報について“精査”してもらった。上智大文学部新聞学科・碓井広義教授(メディア論)が言う。「今回は司会者が誰なのかを言い当てるのは難しかった。私自身も円楽さんかな、と思ってましたし(笑い)。ポストさんを含め、各メディアが円楽さんで決まりだと思うのは当然のことです。むしろ、その一枚上手をいった日テレさんに座布団一枚ですね」 一方で芸能ジャーナリストの二田一比古氏は本誌をこう叱る。「すでに円楽ムード一色だったわけですから、『このまま円楽で決まりのわけがない』という視点を持たないと。やはり裏の裏を読むのが週刊誌の仕事でしょう。それに演芸の専門記者も置いていないのに、急に核心の話が取れるわけない」 キツ~い糾弾はまだ終わらない。当事者である前司会者・桂歌丸師匠(79)もこう高笑いする。「あの人(円楽)の言ったことを信用するからいけないんですよ。あの人の言ったことは全部裏へ裏へと取らなきゃダメですよ、ウェッヘッヘ。そもそも次が昇太だということは、誰も知らなかったですからね。知っていたのは私だけ。『次は昇太さんでどうでしょう』とこっちから日テレに相談して、色々と話し合って、それで『(昇太で)いいでしょう』ということになったんです」 新司会者となる昇太も本誌直撃に舞台裏について教えてくれた。「発表のだいぶ前からメンバーの皆さんには、(私が新司会者だと)連絡は入っていたはずです。だから円楽師匠が『次は俺じゃないか』みたいなことを言っていたのは、わざとやってくれたんだろうと思いますよ」 司会の座を逃す形となった円楽はこう笑う。「ずっと(昇太が司会だと)黙ってるのは辛かったけど、最後は面白くなってね。ふざけて『次の司会です』とか言うとウケるし(笑い)。あっ、世間は案外、オレのこと見てくれてるんだって嬉しかった。だから(ポストは)謝ることないだろう」 微妙に食い違う部分はあるが、3名とも最後まで隠し通した満足感に溢れた受け答えだった。 本誌はこうして日テレや出演者の思惑にまんまとハマり、「大誤報」を流してしまったというのが事の顛末である。読者の皆様、どうもすみません!※週刊ポスト2016年6月10日号
2016.05.31 07:00
週刊ポスト
笑点新司会「本命・円楽」はカモフラージュに使われた
笑点新司会「本命・円楽」はカモフラージュに使われた
 視聴率27%を記録するなど、国民的関心事となった『笑点』(日本テレビ系)の大喜利新司会者発表。これまで本誌は「後継者は三遊亭円楽(66)に当確」と報じてきたが、結果は春風亭昇太(56)というサプライズ人事だった。この発表の瞬間、本誌担当デスクの表情は、みるみると青ざめ、頭を抱えてへたり込んだ。もちろん関係者への取材を重ねたうえで報じたのだが、誤報は誤報である。「円楽さんが次の司会をやるだろうなんて言ってる人は、人を見る目がない証拠ですよ」 本誌の直撃に対して、こう語ったのは、50年にわたる笑点人生にピリオドを打ったばかりの桂歌丸(79)だ。笑点卒業後、メディアに口を開くのは初めてのことである。 歌丸師匠の“お叱り”を真摯に受け止めて、この「大誤報」について検証する―─。 4月30日、歌丸が笑点勇退を発表すると、各メディアが後継者探しに奔走した。その多くが「円楽本命」と伝え、本誌も“円楽が筆頭候補”と報じた。その根拠となったのが、故・5代目三遊亭円楽が歌丸に託したという遺言だった。当時、本誌の取材に応じてくれた落語関係者が言う。「歌丸師匠は先代の円楽師匠が亡くなる際、『あとは頼む』と託されたそうです。その『あと』には、『楽太郎(現在の円楽)のことも頼む』という意味も含まれていたと歌丸師匠は解釈しているため、『円楽師匠から受け継いだ司会の座布団を円楽に返す』のではという話が落語界に広まっていたんです」 だが結果は違った。笑点特集を組んだスポーツ紙芸能デスクも嘆く。「今回は本当に『やられた!』という感じです。会社の上層部も含め、誰も昇太情報は掴めていなかった。当然、本命は円楽でした。 歌丸師匠にインタビューをした際には、『2人一緒で』と円楽が付いてきた。しかも甲斐甲斐しく歌丸師匠の車椅子を円楽が押して。あたかも自分が後継者であるという印象を取材した記者に植え付けていた。そのインタビューでも『新司会者として望まれるのであれば……』とやる気満々だったそうですから(苦笑)。今思えば手の込んだ芝居だったわけですよ」 外部だけではない。『笑点』の制作・放送を担う日テレ内部も同様である。「私も含め、局内でも『円楽だろう』という声が多かった。広報担当者ですら知らされていなかったみたいです」(日テレ関係者) 念入りなことに、身内すらも欺いていたようだ。この日テレ関係者が続ける。「後で知ったのですが、2月には、すでに昇太の司会昇格が決まっていたそうです。歌丸師匠のアドバイスをもとに日テレ側が主導して決定し、プロデューサーから、それぞれ大喜利メンバーに『笑点があと100年続くために』と説明して、同意を得たと聞いています。そして決して口外しないようにと念押ししたそうです」 ここから番組スタッフと出演者の間で始まったのが「本命・昇太」隠しだった。そのカモフラージュとして使われたのが「本命・円楽」説である。 日テレの他番組も「円楽推し」を強力にサポートした。歌丸卒業を報じた5月2日の『スッキリ!!』では歌丸と円楽がやりとりする映像ばかりが流れ、「あれっ、もう円楽が次の司会に決まったの?」とお茶の間を錯覚させる演出が続いた。 また5月7日には三遊亭好楽(69)が「(司会者は)円楽以外なら誰でもいい」とネタにした。これもマスコミを「本命・円楽」へ誘導する陽動作戦だったようにも思える。※週刊ポスト2016年6月10日号
2016.05.30 07:00
週刊ポスト
「春風亭昇太を笑点司会に推薦した理由」桂歌丸が明かす
「春風亭昇太を笑点司会に推薦した理由」桂歌丸が明かす
 国民的関心事となった『笑点』(日本テレビ系)の大喜利新司会者発表。結果は春風亭昇太(56)というサプライズ人事だった。昇太を新司会者に推薦したのは、他でもない前司会者・桂歌丸(79)だった。その理由を本人が明かす。「まず若さ、明るさ。そして即興力があるわけですよ。あの方は新作落語をやりますよね。古典も“昇太流の古典”でやる。同じネタでも昇太さんがやるとガラッと違ってきちゃうわけです。笑点はこれから何十年も続けてもらいたい。そのために若い昇太さんを推薦しました」 笑点の高座を見慣れていると、歌丸がメンバーを褒めている様子は違和感を覚えずにはいられない。当の昇太本人も司会を打診されたときは面食らったという。「司会の話を頂いたときは、ドッキリじゃないかと思って周りにカメラがないか探してしまいましたよ。発表後、知人や友人からのメールとか電話が殺到して『笑点の司会とは、こんなにすごいことなのか』と後から実感しました」(昇太) 現在、56歳の昇太だが、『笑点』では若手の部類に入る。その若さで司会を務めるとなると、円楽だけでなく林家木久扇(78)、三遊亭小遊三(69)、三遊亭好楽(69)という一癖も二癖もある諸先輩方を相手に大喜利を回さなければならない。「もう考えないようにしてます。考えちゃうとできなくなるような気がして」 そう偽らざる気持ちを漏らす昇太に、お節介ながらも大喜利司会者としての心得を歌丸師匠に聞いてみた。「全員が同格だと思うこと。舞台の上では先輩も後輩もありません。みんな同格なんだから、決して引いちゃいけない。相手が木久ちゃんだろうが、円楽さんだろうが、好楽さんだろうが、どんどんぶつかっていってくれと言いたい」(歌丸)※週刊ポスト2016年6月10日号
2016.05.29 07:00
週刊ポスト
歌丸卒業 歌丸との結婚生活は『笑点』とともにあったと妻
歌丸卒業 歌丸との結婚生活は『笑点』とともにあったと妻
 横浜の下町にある横浜橋通商店街(神奈川県)は360mほどのアーケードに、鮮魚店、精肉店、青果店や電器店など約140店舗が連なっている。活気あふれるこの商店街の名誉顧問は桂歌丸(79才)。あちらこちらに歌丸のイラストが描かれたエンブレムが飾られている。 爽やかな新緑の風が吹くある日の夕方、その女性はいつものように買い物をしていた。行く先々の店で顔なじみの店主と話し込み、通りすがりの地元住民とも挨拶を交わす。 彼女もまた、この商店街では知らぬ者はいない。黒のパンツにピンクのロングベスト、同じくピンク色のレンズのめがねをかけ、背中をピンと伸ばし、ゆっくりとした足取りで買い物をしていた彼女は、歌丸の妻・冨士子さん(84才)だった。 5月15日に放送50周年を迎えた『笑点』(日本テレビ系)。番組開始からの出演者であり、2006年5月に5代目大喜利司会に就任した歌丸は、5月22日の生放送を最後に、同番組を卒業する。 そしてこの卒業は、冨士子さんにとっても感慨深いものだ。歌丸との結婚生活は、『笑点』とともにあったから…。「おかげさまであちこちからお声をかけていただいたり、お電話もいただいたり。でも私がやる(卒業する)わけじゃないですから。それに私は表に出る人間じゃないので…」 そう言うと、ふと口をつぐんだが、冨士子さんはその日を前に、夫へのあふれる思いを語ってくれた。生粋のハマっ子だった歌丸と冨士子さんは、ご近所同士が縁で結ばれ、来年結婚60年の、ダイヤモンド婚式を迎える。 結婚当初、歌丸は駆け出しの噺家で、大げさではなく10円にも困る生活だった。年中電気や水道が止められ、質屋通いも日常茶飯事。おまけに当時の師匠との関係がこじれにこじれ、小さな子供2人を食べさせるために、一時は化粧品のセールスをしていたこともあった。 そんな生活が安定したのはようやく1966年に『笑点』がスタートしてからだった。結婚して9年ほどの頃だ。「私はね、これまで一度も『笑点』も高座も、見に行ったことがないの。だからお父さんがしゃべってるのは(自室がある自宅の)3階で、用があってちょこっと上がった時に聞こえるくらいです。カミさんは家にいるもので、仕事場には一切顔を出さないものだっていうのがお父さんの考えで。古いのよ。でも、私もそう思ってたから行かなかった」(冨士子さん、以下「」内同)『笑点』ファンにとって、冨士子さんは“鬼嫁”として知られてきた。というのも、歌丸がよく「あのクソババア」と言って悪口を言うからだ。現場には行かなくとも、オンエアをチェックしていた冨士子さんは、当然そのことを知っている。「“よく平気でいられるわね”って言われることもあるんだけど、でもネタですから。近所の人とかもみんな知っているから、なんとも思いませんよ。あははははは」 冨士子さんがそう豪快に笑い飛ばすのは、誰より夫の気持ちを知っているからだろう。※女性セブン2016年6月2日号
2016.05.21 07:00
女性セブン
桂歌丸の妻 夫の最後の『笑点』出演日は初めて観に行くかも
桂歌丸の妻 夫の最後の『笑点』出演日は初めて観に行くかも
 50年間出演し続けた『笑点』(日本テレビ系)を5月22日をもって卒業する5代目大喜利司会の桂歌丸(79才)。その妻である冨士子さん(84才)は、最近の歌丸についてこう話す。「朝がね、用がないときはお昼頃まで寝ているんですけど、食事を作ってもやっぱり食べられないんです。夜はきちんと食べますよ。蕎麦が好きですね。あとは、そうね、天ぷらも好きですよ。私が揚げてね。出来たてであれば揚げ物も食べるんですよ。よく友達には、“油が飛んじゃって大変でしょ?”って言われるんですけどね。でもね、お父さんが“かき揚げが好き”って言うと、やっぱりかき揚げをきちんと作ってあげたいのよ。油は跳ねますよ。だけど、それぐらい平気ですよ。それでお父さんが食べてくれるんだから」 この10年、歌丸は病との闘いの日々だった。2006年、腰部脊柱管狭窄症の手術をかわきりに、2009年には肺気腫に伴う感染増悪で入院。2014年に慢性閉塞性肺疾患、2015年には背部褥瘡(じょくそう)でまたまた入院した。 そんななかで歌丸は、仕事を辞めようと真剣に悩んでいた。そんな夫に、冨士子さんは「いつ辞めてもいいんだけど、でもただボーっとしていてもつまらないんじゃないの」と発破をかけた。「だってお父さんは好きでやっている仕事ですからね。私がやりなさいって言ってやっている仕事じゃないですからね。他に何かできるわけじゃないですし。落語しかできないから。病気はつらかったでしょうけど、でも落語が好きだからね。本当に好きなんですよ。だっていまだにね、新しいネタも本から円朝全集やなんかね、こんなに厚い本を(と10cmくらい指を広げて)読んでやってるんですよ。毎日のように暇があれば(自宅の)3階に上がって自分でやっていますよ。新しいものを覚えているんですよ。でも昔みたいに新しいのをさっと覚えることはできないんですって。もう年だからね、あはははは」 今回、卒業するという決断を、歌丸は冨士子さんにどんなふうに伝えたのか?「もう50年も出ているわけですから。若い人に譲らなくっちゃって。若い人が育っていかないとダメだからなって。お父さんがどけば、また若い人が入るでしょう。そうしないとダメだってね。だからね、私もそれでいいんじゃないかなって思ったんですよ」 歌丸にとって最後の『笑点』出演となる5月22日、冨士子さんはどうやって夫を送り出すのか? これまで一度も『笑点』を見に行ったことがないという彼女にたずねると、「いや、その日はね。出かけることになっていて」と言う。これまで二人三脚で支えあってきたふたりのことを考えると、少し冷たい言葉にも感じたが、その真意はまったく違うところにあった。「いや、一緒にお父さんと(笑点に)行っちゃうかもしれないし。やっぱり最後ですから…一度はね」 それまで下町っ子らしく、豪快に笑いながら、はつらつとした滑舌のいいしゃべりだったのに、このときばかりはしんみりと目を伏せた。「当日は泣いてしまうかもしれませんね」と記者が声をかけると、再び笑顔を見せた。「あはははは。どうだかね。鬼嫁の目にも涙って書かれちゃうかしらねぇ」 カミさんは家にいるもの。夫の職場には一切来ない──。結婚生活59年、冨士子さんはそんな“夫婦の掟”を初めて破る。優しくて、あったかい夫婦愛に、座布団1枚!※女性セブン2016年6月2日号
2016.05.20 11:00
女性セブン
『笑点』の座布団利権 地方営業のギャラが桁違いになる
『笑点』の座布団利権 地方営業のギャラが桁違いになる
 残すところあと1回となってしまった『笑点』(日本テレビ系)での桂歌丸の雄姿──。「ラストとなる5月22日は通常収録を行なう後楽園ホールではなく、スタジオからの生放送となります。この生放送で歌丸師匠の後任や新体制が発表されると言われています」(スポーツ紙芸能担当記者) 本誌は前号で後継者の筆頭候補は三遊亭円楽(66)だと報じた。本誌報道後、『週刊文春』の取材に対して、円楽は「まとめろと言われたら、まとめますよ」と答え、意欲を見せている。 だが、5月7日のイベントに登場した三遊亭好楽(69)は「(司会者は)円楽以外なら誰でもいい」と発言して報道陣をザワつかせた。もちろん、これはネタだろうが、「円楽既定路線」を快く思っていない出演者や関係者は少なくはない。 大喜利メンバーは「落語芸術協会」(歌丸、三遊亭小遊三、春風亭昇太)、「落語協会」(林家木久扇、林家たい平)、「円楽一門会」(円楽、好楽)の3団体のいずれかに所属している。「司会者は『各団体順番に』という暗黙のルールがある。前回は先代円楽から歌丸、つまり円楽一門会から落語芸術協会へと移った。ならば次は落語協会のはず。そのため、不満の声があがり、『いっそのこと外部からの招聘が良いのでは』という意見まで出ています」(日テレ関係者) 実際、ビートたけし、タモリ、爆笑問題・太田光といった名前も報じられているが、やはり本誌報道通り、円楽が有力のようだ。 円楽が昇格することで、これまでの円楽の席が空くため、そのことが新たな火種となっている。空席を巡って熾烈な「座布団争奪戦」が繰り広げられているのだ。「日テレとしては、このタイミングでメンバーの若返りを図りたいのが本音です。それを感じとった現メンバーの危機感は相当なもののようです」(同前) 彼らがこの席に固執する背景には「座布団利権」の存在があると落語関係者は語る。「大喜利メンバーになれば、年収が数千万円になるといわれています。『笑点』に出演することで全国に名前が売れ、地方営業のギャラが桁違いになるからです。大喜利メンバーではない落語家の場合、真打ちでも10万~20万円ですが、メンバーになると50万~60万円に跳ね上がる」 2006年からメンバーに抜擢された昇太(56)は、2014年に居酒屋風のバースペースまで設けた「座布団御殿」を新築している。「現メンバーは『司会は円楽でも構わない。その代わりメンバーは現状維持だ』と訴えているようです。『新メンバーを加えず、残りの5人でもいい』という声も出ているみたいですね」(前出・日テレ関係者)※週刊ポスト2016年5月27日号
2016.05.16 07:00
週刊ポスト
桂歌丸引退で『笑点』豪華な新メンバー候補の顔ぶれ
桂歌丸引退で『笑点』豪華な新メンバー候補の顔ぶれ
 50周年を迎える国民的長寿番組『笑点』(日本テレビ系)は大きな転換期を迎えた。番組の生き字引である桂歌丸(79)が引退し、新たな時代が幕を開ける。日テレとしてはこのタイミングで大喜利メンバーの若返りを図りたいのが本音だという声も聞こえてくる。 だがその名物コーナー・大喜利の「座布団利権」を巡って笑えない争いが起こっている。大喜利メンバーになれば全国に名前が売れ、地方営業のギャラが桁違いになるからだ。地方営業のギャラは、メンバーではない落語家の場合、真打ちでも10万~20万円だが、メンバーは50万~60万円にもなると落語関係者は語る。  だからこそ、その座を失いたくないと現メンバーは考える。そして、三遊亭好楽(66)と林家木久扇(78)には、「父」としての思いもあるという。「2人は息子である王楽(38)、木久蔵(40)たちに自分の座布団を譲りたいという気持ちが強い。だが、まだ力不足で時期尚早。その日が来るまでは自分たちが席を守るという思いなのです」(落語関係者) 実際、5月7日に行なわれたイベントで、好楽は「歌丸師匠の思いを受け継いで次に渡したい」と意気込むと、王楽も「売れることが恩返し」と意気軒昂だった。 では、新体制はどうなるのか。現時点では、歌丸の後任司会者として三遊亭円楽(66)が有力視されているが、そうなると円楽が昇格することで、これまでの円楽の席が空く。全体のメンバー構成は「各所属団体のバランスが重要」(日テレ関係者)と言う。その団体とは、現メンバーが所属する「落語芸術協会」(歌丸、三遊亭小遊三、春風亭昇太)、「落語協会」(木久扇、林家たい平)、「円楽一門会」(円楽、好楽)だ。「林家こん平(73)の後にたい平(51)、歌丸の後に昇太だったように、円楽が司会になれば、空席には円楽一門会の若手を据えるというのが一番しっくりくる。だが、同一門会には有力な若手がいないのが実情なのです。 挙げるとすれば、三遊亭愛楽(46)です。兄弟番組の『笑点Jr.』に出演していたが、たい平や昇太もこの番組の前身『BS笑点』を経てメンバーに昇格していますから可能性はあります」◆上方から下ネタ王が来襲 さらに浮上したのが、初代司会者・立川談志が設立した立川流からの抜擢だ。談志が番組と喧嘩別れして以降、立川流からのメンバーは出ていない。「日テレとすれば、志の輔(62)や談春(49)といったお茶の間の認知度が高い人にメンバーになってもらいたい。番組50年の節目に『笑点』と立川流が手打ちするというのも話題になりますからね。ただ2人とも内々の打診を断わったという話です。 可能性があるのは、立川生志(52)です。彼は『笑点Jr.』にも出演しており、番組とのパイプも太い」(前出・落語関係者) その他、春風亭小朝(61)、春風亭一之輔(38)といった人気者の名前も聞こえてくる。「これまで小朝は円楽とブラックなイメージが被ると声をかけられませんでしたが、司会者と回答者であれば問題はない。同じく一之輔も“毒舌枠”でノミネートされている」(前出・日テレ関係者) どうでもいい情報だが、本誌編集長は『BS笑点』、『笑点Jr.』メンバーで、贔屓の橘家文左衛門(54)がイチオシだという。 最後にこんなウルトラCも紹介する。一部では上方落語界から笑福亭鶴光(68)が「黒船」として来航するという説だ。「鶴光は上方落語協会と芸協の2つに所属する唯一の噺家で歌丸の盟友でもあるんです。実現すればメンバーで初めての上方となり話題性も抜群です」(同前)※週刊ポスト2016年5月27日号
2016.05.15 16:00
週刊ポスト

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