芸能

エンタメ発信する芸能人増加 なぜ今やるかプロとしての理由

星野源は「うちで踊ろう」を発表

 全世界で猛威を振るう新型コロナウイルス。日本でも「緊急事態宣言」が出され、外出自粛をする人が多いなか、芸能人が新たな動きを見せはじめている。彼らの試みとその狙いについてコラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。

 * * *
 依然、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、芸能人たちが新たな動きを見せはじめています。当初は「#おうちで過ごそう」「#家で一緒にやってみよう」などのハッシュタグを使って外出自粛や手洗いを勧めるだけでしたが、徐々にネット上でエンターテインメントを発信しはじめているのです。

 いくつか例を挙げていくと、芸人たちによるツイッター上での「ギャグつなぎ(ギャグリレー)」。アーティストたちによるツイッター上での「うたつなぎ」。星野源さんがインスタグラムで新曲「うちで踊ろう」を発表してコラボを呼びかけ、高畑充希さん、石田ゆり子さん、松下洸平さん、川口春奈さん、バナナマンらが参加。ジャルジャル、NON STYLE、ミキがSNSなどでテレワーク漫才を披露。中村倫也さんがツイッター上に漫画を連日投稿。

『仮面ライダー』『スーパー戦隊』『ウルトラマン』シリーズの出演俳優たちが「#ヒーローが子供達を元気にする」のハッシュタグで独自メッセージを発信。佐藤健さんがYouTubeで神木隆之介さんらとのドライブトークを公開。高嶋ちさ子さんがYouTubeチャンネルを開設し、家族でのテレワーク演奏で「負けないで」を披露。斎藤工さんが自身の関連作品を特別サイト「A TAKUMI SAITOH FILM」で公開。

 その他にも、ジャニーズや吉本興業が無観客ライブを配信したり、エイベックスがライブ動画を公開したり、芸能人たちがネット上でさまざまなエンターテインメントを見せています。

「外出自粛を余儀なくされている人々を楽しませたい」という純粋な気持ちがあるのは間違いありませんが、彼らもプロフェッショナルである以上、それがすべてではないでしょう。現在、芸能人たちがネット上で発信しているエンターテインメントにはどんな理由があるのでしょうか。

◆「この世界でしか生きられない」と実感

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