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【成宮寛貴】に関するニュースを集めたページです。

ベッキー、ASKA、成宮… 芸能ネタとワイドショーの関係
ベッキー、ASKA、成宮… 芸能ネタとワイドショーの関係
 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、ワイドショーにおける芸能ネタの“数字”について明かす。 * * *“文春砲”に負けじと最近は“フライデー砲”が盛んに投下されているし、女性週刊誌でも『女性自身』が江角マキコの不倫を報じたり、『女性セブン』ではTMR西川貴教に弄ばれたという女子大生の“告白”を掲載したりと、スクープ合戦が続いている。 ワイドショーでは、そうした週刊誌の発売日に記事を取り上げることが多く、視聴者の皆さんからは「他人の褌で相撲をとっている」という御批判も少なくないと聞く。 実は、タダで記事を使わせていただいているワケではない。記事を番組で扱うにあたり、“使用料”が発生する週刊誌が昨今は少なくないのである。 テレビ局の芸能デスクに言わせると、「それほど大きな額ではないため、使用料を支払っていなかった頃より、逆にやりやすい」とか。もちろん、だからと言って、記事をそのままなぞるようなルール違反はしていないし、番組が芸能事務所に「あてる」(=確認する)場合もあれば、締めに「くわしくは…」とか「この続きは週刊○○をお読みください」という文言を添えている番組もある。 では、文春砲を始め、そうしたスクープ記事には、ワイドショーにおいて、どれぐらいの“数字”があるのだろうか? まず「いつまで経っても数字があったのはベッキーだった」と某局芸能デスクが振り返る。「不倫」というワードとはもっともかけ離れていたところにいたベッキーが…という意外性。さらには、相手の「ゲスの極み乙女。」川谷絵音が毎週のようにネタを提供してくれたことから、ワイドショーのカメラが彼らのライブ会場に押し掛けることも続いた。 最後、「さすがのベッキーも数字を獲れなくなった」と言われるようになったのは、彼女が地上波のテレビ番組に復帰する云々というニュースのとき。幸せなネタは数字が獲れない? それもあるかもしれないが、約一年という長きにわたって引っ張られたネタに、さすがの視聴者も、「もうお腹がいっぱい」だったのだろう。 続いてワイドショーの毎分グラフが急上昇したのは「成宮寛貴、引退」のニュースだった。ベッキー同様、“現役感”いっぱいでファンも多かった成宮からの突然の引退発表。直筆の文章の行間からは苦悩が溢れ、「自殺でもしたら、どうするのか」を始め、「かわいそう」「ひどい」と、コカイン吸引疑惑を報じた『フライデー』には抗議が殺到したと聞く。 数字が落ち着いたのは、成宮を「売った」とされる複数の“友人”がワイドショーのコンタクトに応じるようになってから。もともと、真相がわかりにくいニュースだったこともあり、視聴者がこのネタに付き合うことを止めたのである。 その逆で、「数字があるかと思ったら、それほどでもなかった」のがASKAだ。昨年末、彼が再逮捕される直前、『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)にASKAが電話出演した模様をノーカットで流した日の同番組は、「通常より3〜4%、低かった」とスポーツ紙のWEB版に取沙汰されたほどだった。 1日の『バイキング』(フジテレビ系)も同様で、この日は、ASKAからの突然の電話連絡により、これまで面識がなかったという同番組MCの坂上忍が食事をしながら、様々な話を聞いた“結果”が、坂上の口から丁寧に解説された。 ちょうど私も出演しており、フロアディレクターからは何度「(坂上に)質問してください」というカンペが出たかわからない。 ASKAの許可を得て、「話せることは話します」というスタンスだった坂上は、いつものように天才的な話術でショーアップもしていたし、かなり核心に触れる内容が生放送で次から次へと明かされたのだが、視聴率は上昇傾向にある同番組の前四週平均視聴率より1%ほど低いものだった。 そして江角マキコだ。朝のワイドショー側が数字を獲りたいF2層(35〜49歳の女性)にとっては“憧れの存在”だった時期もあるし、“落書き事件”や“ママ友いじめ”が報じられた際には間違いなく数字があった江角である。 が、今回の不倫→引退を扱った際には、「それほど伸びなかった」と複数のワイドショー芸能デスクが驚きを隠さなかった。 第一報を報じた『女性自身』発売日、某ワイドショーで、その江角ネタ以上に数字がハネ上がったのは、「百恵さんだった」そうだ。百恵さんが得意のキルトを展覧会に3作出品した内の2作が子供部屋で使うモノだったということで、二人の年子の息子(共に30代)をもつ百恵さんが「早く結婚して孫を抱かせてほしい」と友人に語った…という、ほんわかしたネタのほうに数字があったというのである。「数字がない」ということでいうと、大物の訃報も「それほどでもないし、どうしても暗くなってしまうので、なるべく短尺にしたい」とはワイドショーの総合演出の弁。最近では松方弘樹さんや藤村俊二さんら、昭和生まれの視聴者にとっては、御馴染み過ぎる大物の訃報が続いたが、「このお二人のように、活躍の場が多岐にわたっていると、どの時代をピックアップするのが視聴者にとって親切なのかとても悩む」と。 確かに、松方さんは往年の名優であることは間違いないが、ビートたけしとバラエティーに出演して、その人柄がお茶の間に知れ渡ったり、巨大マグロを釣り上げていたり。さらに、プライベートが毎日のようにワイドショーで取り沙汰された時代もあったが、「それがわかる視聴者は、F3層を通り越してF4層ではないか」と…。さらに「それらをうまく繋げるディレクターも現場に少なくなっている」というのである。 藤村俊二さんについても、「振付師というのは知らなかった」と40代のディレクターに言われて私も愕然とした。藤村さんも入っていた「昭和九年会」豪華メンバーをフリップにまとめて説明しても、「そう、そう」と頷いてくれるのは70代のコメンテーターだけだった。 昨今、自分が仕切らせていただいているコーナーで紹介したネタで視聴率の毎分グラフが劇的に上昇したのは、「岡田結実、父・岡田圭右と“共演NG”のワケ」で、決してドロドロした内容ではなく、彼女のプロフィールや多方面での活躍ぶりを紹介した、やはり“ほんわか”したものだったのである。 実は週刊誌も、芸能ネタの大スクープが掲載されていても、「それほど売れなかった」ということがあるそうで、女性週刊誌編集部内でも、ゴシップよりも実用ネタに力を注ぐことへのシフトを考えているところもあると聞く。“○○砲”と、読者&視聴者の指向のギャップ。出版社でもテレビ局でも今後の大きな課題となりそうだ。
2017.02.05 07:00
NEWSポストセブン
友達で見る幸福度 最も不幸なのは嫌な人に囲まれて生きる人
友達で見る幸福度 最も不幸なのは嫌な人に囲まれて生きる人
 信頼していた友人の裏切りにより引退に追い込まれた成宮寛貴(34才)のケースではないが、親友と思っていた人に裏切られ、攻撃されることほど悲しいことはない。特に昨今脚本家・橋田壽賀子さん(91才)が述べるように人生の始末をどうしようかと考えているときに、友達がいればいるほど、そういう厄介事に煩わされ、心が乱されるのは勘弁してほしいという気持ちも、よくわかる。 一度は親友と呼び合うほどに固い絆で結ばれたからこそ、壊れるときは、食事が喉に通らなくなるほど、全てを投げ捨てたくなるほどの激しい衝撃を伴うもの。正直、つらい。 これは日本に限った話ではない。世界を見渡せば、アメリカを代表する2大歌姫、テイラー・スウィフト(27才)とケイティー・ペリー(32才)は親友といわれるほど仲がよかったが、ツアースタッフの取り合いがもとで絶縁。ツイッター上でディスりあったあげく、テイラーはのちに『Bad Blood』という曲で、ケイティーへの批判まで歌った。今もテイラーは「私にはほかにも友達がいるし!」と軍団を率いて、インスタグラムを熱心に更新している。 どうしてそこまで…そう思わずにはおれないが、心理学者の植木理恵さんは「特に女性の友情は壊れやすい」と指摘する。「女性はこの人は敵なのか味方なのかというかぎ分ける力が、認知学でも男性よりずっと高いんです。男性は『こいつ、どんなやつなのかな、仕事できるのかな』と疑いながらも、うまくやっていけそうだなと思えるんです。でも女の人は、敵なの味方なの結局どっちなのって白黒つけたい。味方じゃないって思うことがすごく嫌になるんですよ」 友達を切る――本誌アンケートでは、その意見に反対する人は全体の24%で、賛成の17%を上回ったが、「どちらともいえない」と答えた人は59%にものぼった。この数字に、いかに多くの人が「味方ではない=敵」と思いつつも切るに切れない友達を持つか、悩んでいるかがみてとれるのではないだろうか。 2016年12月19日に放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で「友達を切っている」と語ったタモリ。しかし親子ほど年の離れた草なぎ剛(42才)のことは「本当の友達」とさらりと言った。 草なぎとタモリのつきあいは1995年に遡る。草なぎは『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のレギュラーになったことがきっかけで、芸能界の父と慕うようになっていった。1997年から今までずっと、正月はタモリの家で過ごすことが恒例行事となっている。「ある年齢を超えると友達もエイジレスになる」と語るのは、夫に先立たれたという坂本美和子さん(仮名、72才)だ。「同じ世代だと、みんな病気のことだの誰かの悪口だのってなってくるんです。もう子供も独立してるし、夫もいない気楽な身だから、そういう面倒なつきあいはいいかなってやめちゃいました。 でもK-POPコンサートで知り合った40才年下の友達のことは、親友といえるんじゃないかしら。娘より若いですけどね(笑い)。ただただ好きなスターの話をして、おいしいものを一緒に食べるだけ。楽しいことを共有できる友達がいれば、それがたとえ1人だとしてもそれでもいいかなって」(坂本さん) 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授の前野隆司さんが続ける。「人間は成熟してくると人を見る目が肥えてくるので、年齢や置かれている環境などは関係なしに寄り添えるようになります。自分の話を聞いてもらいたければ、相手の話を一生懸命聞く。嫌われているんじゃないかと思ったら、より相手を好きになる。そういう度量の広さで人とつきあえるようになっていくんです」 その上で前野さんは、「いちばん幸せなのは、トータルで友達の数が多い人。いちばん不幸なのは嫌な人に囲まれて生きる人」と強調する。「もし人間関係ががんじがらめになっているというのなら、“切る”という荒療治も選択肢のひとつかもしれません。けれど切ったらそのままにしないで、新しい友達を作るべき。孤独は幸せに比例しませんから。しかし“友達”という言葉に縛られなくてもいいので、つながりを意識していただければ。近所の人で挨拶する程度でもいいんです。 以前に行った調査では、大家族で暮らすのと一人暮らしとでは、幸福度に差はありませんでした。 ただ、年に1度、正月に1回挨拶をするとか年賀状のやりとりをするくらいの親戚の数が多いほど幸せだということがわかりました。だから“切る”よりも、ぎりぎり切らないで、年賀状を出しておくほうをお勧めしたいですね」(前野さん)※女性セブン2017年2月2日号
2017.01.23 07:00
女性セブン
蓮佛美沙子の発言で「友達って何?」を考えた人も多いか
蓮佛美沙子の発言で「友達って何?」を考えた人も多いか
「視聴者のかたに聞きたいのは、友達の作り方です…」。1月13日放送の『あさイチ』(NHK)のゲストに登場した蓮佛美沙子(25才)は、朝ドラ『べっぴんさん』(NHK)での“デキる姉”ゆり役とは一転、おずおずと切り出した。 これに対して有働由美子アナ(47才)は「大人のお友達ってまた難しいですよね~」と顔を歪ませ、井ノ原快彦(40才)も「仕事仲間じゃないってこと? じゃあ友達って何なんだろうってことから考えないと」とトークが白熱。蓮佛は新垣結衣(28才)が親しい友達と明かしながらも、「もっと、ほんとの友達を増やしたい」と発言。 このやりとりに、本当の友達って何なのか、考えさせられた人も多いかもしれない。そして思い出すのは、昨年末私たちに衝撃を与えた俳優・成宮寛貴(34才)の引退劇。 発端は成宮の10年来の友人を名乗るA氏が、彼のコカイン吸引現場とされる写真を週刊誌に売り込んだこと。“最も信頼していた友人”に裏切られたショックのあまり人間不信となった成宮は、逃げるように引退を発表した。しかし告発した当人のA氏は、「金銭目的」と叩かれながらも、今なお成宮の友人と名乗り続け、証拠の音声や写真を有料ブログで公開しようとしたり、成宮へ和解の意思を示したりしている。 裏切られるくらいなら、無理して友達など作らないほうがいいのでは…。そう思ってしまう人も少なくなさそうだ。※女性セブン2017年2月2日号
2017.01.20 07:00
女性セブン
2016年、女性週刊誌でもっとも売れた号の重要トピックは?
2016年、女性週刊誌でもっとも売れた号の重要トピックは?
 ゲス不倫などのニュースに沸いた2016年。著名人の不祥事も相次いだ。一般社会を巻き込んだ大騒動になったのが俳優・高畑裕太(23)の暴行疑惑だ。 8月23日未明、群馬・前橋のビジネスホテルに宿泊していた高畑がフロント係の女性を部屋に連れ込み、性的暴行を加えたとされる事件。高畑は強姦致傷容疑で逮捕されたが、後に示談が成立した。『女性セブン』(2016年9月29日・10月6日号)は「不可解な事件」として、新聞やテレビが報じない被害女性の素顔についてレポートした。一方で『週刊現代』(10月29日号)が被害者女性の反論を掲載するなど、報道合戦が続いた。女性セブンの川島雅史・編集長が振り返る。「本誌の記事は、“密室で本当は何が起こっていたのか”“何が本当なのか”という読者の疑問に答えたものと自負しています。お陰様で、2016年最も売り上げた号になりました。 この事件では、裕太氏の母・淳子さんの“親バカ”ぶりも世間の批判の対象になりました。裕太氏を幼い頃から遡って取材すると、ある種の危うさを持った少年だったと分かった。そうした子供をシングルマザーとして育てるのは気苦労も多かったはず。つい甘やかしてしまった部分もあったのかなと思います」 深刻だったのが薬物の蔓延だ。2016年2月に清原和博(49)、6月に高知東生(52)、11月にASKA(58)が立て続けに、覚せい剤取締法違反容疑などで逮捕された(ASKAはその後不起訴処分)。 薬物依存は家族をも壊す。高知は逮捕後、妻・高島礼子(52)と離婚した。芸能リポーターの井上公造氏が語る。「高島さんは高知に愛想を尽かしたのではなく、仕事の関係者に迷惑をかけないため苦渋の思いで離婚に踏み切った。彼女らしい潔い決断でした」 そして2016年最後に飛び込んできたビッグニュースは俳優・成宮寛貴(34)の薬物使用疑惑による芸能界引退だ。報じたのは『FRIDAY』だった。「薬物使用に関しては“事実無根”としながらも、突如として芸能界を引退したことは様々な憶測を呼んだ。成宮さん自身は引退理由について“セクシャリティな部分”を暴露されたからだとコメントしたが、腑に落ちない結末です。シロならシロで最後まで戦うべきだった」(芸能記者)※週刊ポスト増刊2017新春スペシャル「女性セブン・週刊ポスト出張所」
2017.01.15 07:00
週刊ポスト
有名人のドラッグ摘発が頻発する裏事情
有名人のドラッグ摘発が頻発する裏事情
 2016年は、有名人による「大麻」「覚せい剤」「ドラッグ」が関わるニュースが切れ目なく報じられた一年だった。危険ドラッグをはじめ、大麻や覚せい剤など違法薬物をとりまく事情に詳しいライターの森鷹久氏が、なぜ有名人の検挙や報道が続くのか、薬物の自給自足や新商品開発が始まっている様子をリポートする。* * *「今年の芸能界はまさに”ドラッグラッシュ”でした。この流れは来年も続くようですが……」 全国紙の警視庁担当記者は、苦笑いで今年一年が”ドラッグラッシュ”であったと総括する。「ラッシュ」とは突進する、殺到するなどの現象を指す言葉で、もともとは英語だが日本でも「通勤ラッシュ」「帰省ラッシュ」などと使われる。つまり、2016年は多くの薬物(ドラッグ)事件が殺到した一年だったという意味で前出の記者は言っているのだ。 元プロ野球選手の清原和博が覚せい剤の所持や使用の疑いで逮捕され、元俳優の高知東生や歌手のASKAこと宮崎重明(後に不起訴)も同様に、覚せい剤がらみで検挙された。元女優の高樹沙耶こと益戸育江は大麻で、元NHKアナウンサーの塚本堅一、酒井法子の元夫・高相祐一は危険ドラッグの所持でそれぞれ逮捕。 つい先日には、俳優の成宮寛貴にコカイン使用疑惑も発覚。報じられて間もなく引退を表明した。まさに”ドラッグラッシュ”といっても過言ではない一年だったが、この流れは、来年にも引き継がれるだろうと前出の記者は言う。 できれば起きてほしくない”流れ”を身を持って感じているのは、某芸能事務所で数名のタレントマネジメントに関わるX氏だ。「芸能ライターや週刊誌記者から”おたくのタレントは大丈夫か?”などといった問い合わせが頻繁に入るようになったのは今年(2016年)の夏前頃からです。記者がタレントの自宅や関係先で張り込みをし、部屋を覗かれたり、ポストの中身を荒らされたこともありました。噂が噂を呼び、タレントの仕事にも影響が出てきています」 X氏は落胆するが、ではその疑惑のタレントは、本当に潔白と言えるのか。「以前、MDMA(合成麻薬)や大麻をしていたことは本人も認めていますが……。我々にとっても死活問題なので、監視の目を光らせ、現在はやっていないはずです」 疑惑のタレントに近しい筆者の知人によれば、現在のような「噂が噂を呼ぶ」状態の中で、タレントにまつわる有象無象の情報が飛び交っているという。その結果、警察当局やマスコミ関係者らが振り回されているのが現実らしい。 実際、筆者のようなライターの元にも、有名人と薬物にまつわる、先入観やイメージが発端としか思えないような「タレコミ」が続々と寄せられる。”ドラッグラッシュ”が呼び寄せた新たな混乱というわけだが、この混乱が起きる理由は「ガセネタ」が飛び交っているからだけではなく、警察当局や司法当局のその姿勢によるところも大きいと、捜査関係者が説明する。「清原を挙げた(検挙した)のは警視庁の組対五課でしたが、高樹沙耶は麻取(マトリ)が検挙しています。警察と厚労省という、別々に捜査権限を持つ機関同士が、いわばお互いのメンツを掛けてバトルしている、という状況は確かにあります」 警視庁の組織犯罪対策五課、通称「組対五課」は、銃器や薬物関係の犯罪を捜査する部署だが、一方の「麻取」は、警察組織ではなく、厚生労働省の元に組織された麻薬取締部に属する捜査官、麻薬Gメンのことを指す。「組対五課と麻取の間で、薬物や薬物を扱う暴力団情報のやり取りをすることはありますが、大物芸能人の検挙など大きなネタに関しては、それぞれ独自でやることが多いのです。”大物芸能人”についての”内偵情報”をマスコミにリークするのは、このネタはうちがやっているのだと内外にアピールする狙いです」 ASKAの再逮捕が報じられた際のメディアスクラムや、報道の加熱ぶりはネットを中心に大きなトピックとなり賛否両論を招いた。来年も本当に同じような”ドラッグラッシュ”が続くのか。 筆者は二年前、危険ドラッグについて拙著「脱法ドラッグの罠」の巻末で、首都圏における危険ドラッグ規制が及ぼす二次的被害について、危険ドラッグが地方や韓国や中国、アジア諸国に流れるのではないかという危惧と、大麻回帰について言及した。現在も複数のドラッグ経験者や現役の常用者へ取材を続けているが、そのなかで、ドラッグ業界をとりまく状況の変化が見えてきた。ある常用者は、現在の薬物入手方法の大きなトレンドに、自給自足があげられると指摘する。「危険ドラッグが規制された後、大麻に戻った連中が大勢います。それとともに大麻での検挙数も一気に増えた。売買のリスクが大きいから、高樹沙耶のような”大麻コミュニティ”を作って、自家栽培の大麻を仲間内で楽しむ人々は、地方を中心に大勢いる」 筆者の地元、九州北部で農家を営む男性は、農産物の栽培と並行して密かに大麻草の栽培も行っている。飲み仲間や近所の友人などと、食料品や雑貨品との物々交換によって大麻の取引をしているというのだ。大麻の栽培や所持については「誰の迷惑にもなっていない」と、一切悪びれることもない。覚せい剤やコカイン、危険ドラッグについても、使用者を取り巻く状況は刻々と変化し続けている。「シャブ(覚せい剤)は以前に比べ手に入りやすくなっています。多少リスクはあれど、漫画喫茶からネットを通じて、その日のうちに手に入れることが可能なんです。シャブを扱っているプッシャー(売人)に言えば、コカインだってほぼ確実に用意してくれる。プッシャーも他人名義や架空名義の飛ばしの携帯を使ったり、足が出ないようにしているから、簡単には捕まらない。そもそも、シャブやコカインにハマった状態で、善悪の判断なんかできません。とにかくブツがあればいい。金さえあればいつでも買えるわけですから、やめられるわけがない」 こう話すのは、覚せい剤やコカインの所持で逮捕された経験を持つ現役のドラッグ密売人だ。安全に「売る方法」は日々進化していると自信満々で説明するが、新たなビジネスの追求にも余念がないそうだ。「実は、新たな合法ドラッグ(危険ドラッグ)の開発に成功した人間がいます。これまでのようにお香や葉っぱ状のものではなく、摂取方法も革新的なものですが、キマリ方が甘い。これじゃ売れないということで、改良を重ねています。」 果たしてその新たな「ドラッグ」が、どれほど危険で、人体にどのような影響を及ぼすものか未知数だが、彼らの快楽を求め続ける姿勢の前には法もモラルも存在しない。2017年も”ドラッグ”報道は止みそうにない。
2016.12.30 16:00
NEWSポストセブン
なぜ芸能人は薬物と距離が近くなってしまうのか?
なぜ芸能人は薬物と距離が近くなってしまうのか?
 12月9日、成宮寛貴さん(34才)が突如芸能界引退を発表した。発端は、『フライデー』が報じた、コカイン吸引疑惑だ。成宮のコカイン疑惑報道は、芸能界の薬物汚染に揺れた2016年の締めくくりを象徴するものでもあった。 2月、清原和博(49才)の覚せい剤逮捕を皮切りに、6月に高知東生(51才)、10月に高樹沙耶(53才)が違法薬物で相次いで逮捕。11月にはASKA(58才)が2014年に続き覚せい剤で再び逮捕されている。 清原とASKAは成宮さんと同じく、週刊誌で疑惑が報じられた後の逮捕劇である。「成宮さんのケースも、今後どう転ぶかわかりません。一部では警察が捜査に動き出したという報道もあった。真相は本人のみぞ知るところですが、引退声明でひと言も薬物疑惑に触れていないことや、“法的措置を取る”と強硬姿勢を見せた事務所がいまだにフライデー編集部を訴えていないことは不可解です」(全国紙記者) 女性セブンの取材でも、成宮さんの奇行は夜の街でつとに知られていた。「『相棒』シリーズに出演した2012年頃から、クラブのVIPルームに入り浸って、フラフラと酩酊する成宮さんが頻繁に目撃されています。都心のある焼鳥店には成宮さん専用の個室があり、毎回奇妙なテンションで意味不明な言動をしていた、とも。違法行為をしていたかどうかはわかりませんが、よからぬ噂が立っても仕方ない土壌はあった」(ある飲食店オーナー) なぜ芸能人は違法薬物と距離が近いのか。薬物問題に詳しいジャーナリストの小野登志郎氏が語る。「彼らはいわば感情労働者です。歌や演技で自分の心を表現する。俳優であれば自分の感情がのっとられるほど役にのめり込む。一方、激しい競争社会ゆえにいつ売れなくなるかという不安もつきまとう。 オンもオフも常に心が疲弊しやすく、精神的に不安定な人間が多い。クスリの売人からすると、その類いの人間は格好のターゲットです。金もあるし、一度やれば仕事を続ける限り依存しやすいので。 加えて場所の要因も大きい。六本木、西麻布、2丁目など有名人の出没スポットは絶えずクスリが流通しているエリアで、売人がいくらでもいる。欲しいと思えば簡単に手に入るんです」 引退声明を出した12月9日、本誌は成宮さんの自宅を訪れたが、インターホンの反応はなし。電気も消え、人の気配はなかった。「すでに8日に国外脱出しており、シンガポール経由で東南アジアの国に入国したそうです」(スポーツ紙記者) 同12日午後2時、所属事務所のHPから、成宮さん関連のページが全て削除された。※女性セブン2017年1月1日号
2016.12.18 16:00
女性セブン
芸能ネタ番組急増した2016年 活況は来年も続くとの予測
芸能ネタ番組急増した2016年 活況は来年も続くとの予測
 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、芸能ネタが豊作だった2016年のテレビ業界を総括。 * * * 年末に向けて、ワイドショーでは今年を振り返る企画のVTR編集に忙しい。 なんといっても今年は芸能ネタが豊富で、通常なら年末に1回行われる、スポーツ紙や週刊誌の記者、リポーターらを招いての座談会企画を何度も何度も見かけたものである。 たとえば『白熱ライブ・ビビット』(TBS系)。MCがジャニーズのTOKIO国分太一と、オスカープロモーション所属の女優の真矢ミキということで、フツーなら、「芸能ネタは、やりづらい」という考えになるハズだ。が、背に腹は代えられないのか。視聴率が確実に獲れる芸能座談会を数か月に一度のペースでやっている。 加藤浩次にハリセンボンの近藤春菜を加え、より“よしもと色”が濃くなった『スッキリ!!』(日本テレビ系)はどうか。コメンテーターにも芸能人が多いので、各所属事務所からは「芸能ネタは斬りづらい」と言われているハズである。だが、同番組では、リポーターの井上公造氏出演のコーナーがあって、ほぼ毎週、まんべんなく芸能ネタを扱っている。 そして小倉智昭MCの『とくダネ!』(フジテレビ系)は、めったなことがない限り芸能デスクの出演はないものの、やはり大きな芸能ネタはトップで扱う場合が多い。小倉氏は、そのコメントがネットニュースに度々アップされるキャスターの一人だろう。  先日、元NHKアナウンサーで、東京MXの『モーニングCROSS』キャスターの堀潤氏と女性誌の座談会で御一緒したところ、「うちは何の規制もないから、なんでもやれます」と笑っておられた。他番組にはやはり規制があるなか、芸能ネタの数字に活路を見出しているのは間違いない。 もっとも、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)のように、大物の訃報以外ほとんど芸能ネタを取り上げないワイドショーもある。 今年、同局は『女たちの特捜最前線』や『相棒』の出演者関連の事件が続き、対応に大わらわだった。そしてついには“文春砲”が同局のアナウンサーに放たれ、同局が運営する芸能ニュースサイトでも、奥歯にものが挟まったような表現を余儀なくされていた。 が、他局は件のネタで数字を稼ぎまくった。なかでももっとも視聴者の興味をひいたのは、息子に代わって謝罪会見を行った高畑淳子で、「子供の不祥事に親が出て来るべきか否か」という論点で、報道系のニュースショーもたっぷり時間を割いた。 昼帯でいうと、坂上忍がMCを務める『バイキング』(フジテレビ系)の視聴率がジャンプアップしたのも、高畑淳子を取り上げた日だった。お昼の番組だということで、高畑裕太自身より、「母」高畑淳子のほうに在宅女性視聴者の“数字”があったようだ。 そして、電撃引退を発表した成宮寛貴も高視聴率だったという。『バイキング』で芸能を扱うのはもともと水曜日のみだったのだが、いまでは月曜日も芸能ネタ。他曜日も、ホットなネタがあれば、芸能ニュースをトップにもってきて、長尺で掘り下げている。 ゆえに、有名無名問わず、リポーターや記者らは大忙しなのである。 実は私はその昔、日本テレビ系の朝のワイドショー(『レッツ』や『ザ!情報ツウ』)などで、井上公造氏や週刊誌記者の佐々木博之氏、スポーツ紙のデスク氏らと共に、「芸能界 噂の地獄耳」というVTR企画に出演していた。当初は視聴率のグラフがそこだけ急上昇する人気コーナーだったのだが、制作担当者が変わると、なかには「芸能嫌い」もいて、やがて各プロダクションからのクレームを上手にさばける人もいなくなり、結局、そのコーナーは終わってしまった。 関西ローカルだが、上沼恵美子さんMCの『週刊えみぃSHOW』(読売テレビ)も似たような終わり方をしたと記憶している。 そしていま、各ワイドショーのコーナーとして、イレギュラーで行われている芸能座談会は、件の「〜地獄耳」や「〜えみぃSHOW」に限りなく近いカタチである。 ワイドショー内の座談会だけではない。『好きか嫌いか言う時間』(TBS系)や『あるある議事堂』(テレビ朝日系)では芸能記者やカメラマンを招いての企画があったし、かつて「ゴシップ通選手権」と題した特番をやり、再びレギュラーとして復活した『クイズ タレント名鑑』(TBS系)も、である。このようにゴールデンやプライムタイムのバラエティー番組や特番の中に芸能ネタを取り入れることが急増したのも今年の特徴だ。 これは、次から次へと放たれた文春砲により、ゲス不倫が明るみに出たことや、覚せい剤や大麻で大物が逮捕されたことで、芸能ネタが“豊作”だったことが最大の理由だ。加えて、若者を中心に“1周回った”視聴者が、芸能ネタを新鮮に感じてくれていることも大きい。 たとえば、「写真誌がどのように張り込みをしていて、どのようなカメラで撮っているか」などは、年配の視聴者にとってみたら、「何度、聞いたかわからない」という話だろう。 また、リポーターが玄関のチャイムを鳴らして呼びかける接写だけでも視聴率の分計が上がったような時代や、フツーの熱愛なのに、何十人ものマスコミに囲まれて罵声を浴びせられるような場面は、いま見せたら年配の人たちには引かれてしまうような光景だ。 が、ずいぶん昔のスキャンダルであったとしても、「ホテルの同じフロアの3部屋でカメラマンがスタンバイしていた」とか「のぞき穴に細工をしていた」といった、写真誌全盛の頃=バブル時代のことや、昔の記者会見の映像、さらには、お正月の成田空港やホノルル空港に各局(関西の局も含む)のカメラやリポーターが押し掛けたりしている様は、若者たちにとっては、まるで平野ノラのネタを見ているような、「なに、それ?」「ホントにそんなことがあったの?」という、面白ネタに近いようなのである。 先日、井上公造氏と対談をしたところ、「来年も芸能ネタは元気なハズ」とのことだった。4月からの新番組企画がそろそろ上がる時期、もしかするとまた芸能ネタ番組が増えているかもしれない。
2016.12.17 07:00
NEWSポストセブン
成宮さんの疑惑告白男性は「恋人のような存在だった」
成宮さんの疑惑告白男性は「恋人のような存在だった」
 写真週刊誌『フライデー』が報じたコカイン吸引疑惑を発端として、俳優の成宮寛貴さん(34才)が、芸能界引退を発表した。『フライデー』では友人A氏が、成宮さんのコカインや大麻の使用を証言。吸引現場とされる写真も掲載された。 この疑惑報道に対し、成宮さんの所属事務所は事実無根と否定。法的措置の構えを見せたが、成宮さんは直筆の文書で引退を表明した。薬物疑惑には具体的には触れず、セクシャリティの問題を露呈されたことに対する苦痛などが綴られていた。◆事務所上層部との軋轢 報道では、「事務所は慰留したものの、本人に引退の意向が強かった」とされているが、別の声も聞こえてくる。「むしろ事務所が成宮さんを守ることに対して後ろ向きになっていたというんです。近年、彼は事務所の意向とぶつかることが多く、売れてからはお金で揉めることもあったとか。今回の報道を巡っても、『事実無根』と反論しつつ、上層部の中には“この機会に彼を切った方が良いのでは”という意見もあったそうです」(芸能関係者) 同事務所には菅田将暉(23才)や松坂桃李(28才)、木村佳乃(40才)や杏(30才)など人気俳優が複数在籍しており、近年成宮さんへの執着は薄れていたともいわれている。「成宮さんの報道による事務所のイメージダウンが、他の俳優に波及する方が怖かった。《芸能界から消えてなくなりたい》というコメントは、成宮さんを“消し去りたい”という周囲の意向を彼自身が察知していたがゆえの一文なのではないか、と…。引退声明とはいえ、タレントの書く文面を事務所が監修しないなんてことはありえませんからね」(別の芸能関係者)◆親友男性の裏切りで人間不信に 成宮さんが一連の報道で苦悩したのは想像に難くない。問題は、彼の苦しみの源泉が、セクシャリティの露呈とは別の側面にあることだ。「フライデーに告白したA氏は、成宮さんが10年来にわたってつきあってきた、最も信用する男性だったそうです。A氏は誌面で“友人”だと言っていますが、成宮さんにとっては恋人のような存在だった。 最近は些細なことでけんかすることもあったそうですが、腹いせのごとく、メディアに自分のプライベートを売り込むなど想像もしていなかったはず。第一報の直後から、ショックのあまり人間不信になってしまったそうです。誰と話していても隠し撮りされているのではないかと気が気でなく、仕事ができる状況ではないのだといいます」(別の成宮の知人)◆恐れる「第三の矢」 引退を決定的にした要因は、“次なる報道”にあると言うのは、あるワイドショーの芸能デスク。「フライデーは本件を報道するまでに3か月以上かけて入念に取材しています。記事の内容は取材データの一端で、A氏からは他にも複数の写真を提供されているそうです。成宮さんにクスリの購入を肩代わりさせられることが耐えられなかったと話しており、知っている限りの情報を打ち明けたとか。 中には成宮さんにとって絶対に表に出てほしくないものもあり、フライデー側は事務所との交渉時に、それらの存在も伝えているといいます。彼が最も恐れたのはこの点でした。『第三の矢』が飛んでくる前に、全てを捨てて芸能界を去る他なかったのです」 出演予定だった2017年1月スタートのドラマを降板し、4本のCMも放送中止。本人に降りかかる違約金は1億円とも報じられているが、それでも引退を選ばざるを得なかった成宮さん。消えてなくならないなら「次がある」というA氏の底なしの憎悪に、成宮さんは追い詰められ、逃げ場がなくなっていた。※女性セブン2017年1月1日号
2016.12.16 16:00
女性セブン
過去は隠さない成宮寛貴、引退文書の不可解
過去は隠さない成宮寛貴、引退文書の不可解
 野太い笑い声の響く夜の新宿2丁目で、かつて街中に名を轟かせた美少年がいた。「ひろしげ」と名乗り、親はいなかった。弟の学費を稼ぐために、高校に行かず、バーで働いていた。柔和な笑顔の裏にどこか陰を感じさせ、夜毎の勤めに疲れると店のソファで寝息を立てていたという。20年後、家族思いのその男は、芸能界で地位を築き、突如、逃げるように身を引いた。 12月9日、俳優の成宮寛貴さん(34才)が引退を発表した。発端は『フライデー』が報じた、成宮さんのコカイン吸引疑惑。自室でコカインのみならず大麻やケタミンまで使用していたという友人男性A氏の証言に加え、コカイン吸引現場とされる写真も公開された。 直筆文書で引退を表明した成宮さん。違法薬物疑惑には具体的に触れず、セクシャリティな問題に言及するというものだった。だが、彼のコメントには矛盾と謎がある。◆2丁目時代は隠していない 母子家庭で育った成宮さんは、中学時代に母親を亡くし、弟と共に祖母の元へと引き取られた。「母の生命保険が1億円近くありましたが、大半を失い、兄弟に残されたお金は僅かだったそうです。中学卒業後、芸能界を目指して今の事務所に入りますが、当然、すぐに仕事は入らない。低家賃のアパートで暮らし、冷蔵庫は中古、段ボールの上にテレビを置くような貧しい生活が続きました」(成宮さんを知る芸能関係者) 頼るべき家族はいない。15才にして世の辛酸をなめた成宮が行き着いたのが、新宿2丁目だった。最近は観光名所としても知られ、女性客も多い2丁目だが、20年前は世界有数の“ゲイタウン”の側面が色濃く残っていた。冒頭、「ひろしげ」と名乗った美少年こそ、成宮さんである。「彼、とある有名ゲイバーで働いていたのよ。甘え上手で、目が合うとニコッと笑うの。そりゃモテたわよ。男女問わず複数のパトロンがついていて、女優たちもご執心だったというのは有名な話。彼の稼ぎで、弟さんは後に超名門の私立大学に進学できたのよ」(2丁目のあるゲイバー店主) 10代後半になると、タレント業に専念した。2002年にドラマ『ごくせん』(日本テレビ系)でブレークし、映画『あずみ』、『オレンジデイズ』(TBS系)と話題作に立て続けに出演。だが人気に比例するように、私生活は乱れていった。「夜な夜な六本木や西麻布のクラブ、新宿2丁目に繰り出し、浴びるように酒を飲んでいました。弟の学費に目処がついて以降、給料は全てお酒と好きなファッションに消えていく感じ。刹那的な生き方をしていました」(前出・芸能関係者) 成宮さんと飲んだ人間が一様に驚くのは、彼が2丁目時代を隠そうとしないことである。「一緒に2丁目のゲイバーに行った時も、“おれの古巣がさぁ”とか普通に話していました」(成宮さんの知人) 成宮さんは過去のインタビューでも、自ら2丁目について触れていた。2002年『週刊女性』で成宮さんの“元恋人”を名乗る男性が登場。2丁目時代の交際模様を肉体関係まで踏み込んで告白すると、翌月、『フライデー』の取材に成宮さんが応じ、否定せずにこう話している。《もちろん、言い寄ってくる男の人はたくさんいましたよ。可愛がってくれるし、自分のことを必要としてくれるというか、一人じゃないっていう気になれるんです》《2丁目時代は、いまの僕にとって必要不可欠(中略)僕にとって2丁目は大事な経験だから、特に隠したいとは思わないです》 今回の薬物疑惑報道に関して、ネット上ではメディアが成宮さんの性的指向を「アウティング」(本人の了承のない暴露)したことを問題視する声が溢れているが、成宮さんの性的指向については既報で、本人も言及しているのだ。 だからこそ、引退コメントにある《人には絶対知られたくないセクシャリティな部分もクローズアップされてしまい》のくだりについてさまざまな憶測が飛ぶ。※女性セブン2017年1月1日号
2016.12.15 07:00
女性セブン
逮捕されても治療を受けても 薬物をやめられない理由
逮捕されても治療を受けても 薬物をやめられない理由
 成宮寛貴の突然の引退発表は薬物疑惑報道が発端だった。また、尿から覚せい剤の陽性反応が出たため、歌手のASKAが2016年11月25日に逮捕された。2014年に続き、今回が2度目だということで、ネット上では薬物犯罪を繰り返す有名人を「●年ぶり●回目」というフレーズでまとめた書き込みが人気を集める。『脱法ドラッグの罠』著者で、薬物常用者の実態に詳しいライターの森鷹久氏が、逮捕されても治療を受けても、彼らが薬物をやめられない実態をリポートする。 * * * 危険ドラッグ関係の取材を続けていると、その使用者は大麻や覚せい剤などほかの薬物も経験していることが多く、逮捕されてもやめられない人がほとんどである。そのため、2014年に覚せい剤取締法違反で逮捕された歌手のASKAこと宮崎重明容疑者が、また覚せい剤を理由に逮捕されたと聞き「やっぱりか」としか思えなかったのが正直なところだ。 筆者は、2000年後半頃から危険ドラッグ(当時は合法ドラッグなどとも呼ばれていた)の取材を続けてきた。危険ドラッグは「大麻を吸った時と同じような感覚になる」事から、元々は大麻常用者だという危険ドラッグ常用者が多く存在していた。 危険ドラッグは、この世に登場してしばらくの間は、大麻によく似た特徴を持っていた。ところが、法律によってその成分が規制される度に合法化させるため新たな薬理作用を持つ化学物質が加えられ、使用者によれば「覚せい剤に近いもの」に変わっていったという。そのため、自分自身は危険ドラッグの取材をしているつもりだったのが、気がつくと覚せい剤をめぐる様々な事情を抱える人たちも数多く取材することになった。 筆者が取材した中の一人で、元々は大麻常習者だった主婦は、大麻から危険ドラッグ、そして覚せい剤へと常用する薬物を変えていた。「十代の頃、クラブ仲間からクサ(大麻)をもらって吸ったのがドラッグとの出会いです。大麻は1グラム5000円から7000円程度でしたが、私の場合は一週間で1グラムを消費していました。合ドラ(危険ドラッグ)は3グラムで同じ価格、しかもキマリ方もクサに近い。ちょうどクサの仕入先に困っていた時期で、合ドラにどっぷりハマってしまいました」 そして、彼女は大麻と危険ドラッグには大きな違いがあると気づき、常用する薬物を覚せい剤へ変えた。「クサを吸っても性衝動は起きませんでしたが、合ドラをやっていたある時に、体がものすごく敏感になっている事に気がつきました。クサとは真反対の感覚です。以前はほとんどやった事のなかった一人での行為も合ドラをキメていれば、ものすごく気持ちがよかったんです。合ドラが規制されて入手が難しくなり、また大麻に戻った時期もありましたが、あの感覚が忘れられず、今度は覚せい剤に手を出しました」 彼女が覚せい剤にハマってしまたのは、よく言われるような過労の身体をごまかすためでも、ぼんやりとした多幸感を味わうためでもなく、異性との快楽から逃れられなくなったからだった。その結果、家庭は崩壊。来年からは小学生だという子を持つ一児の母親なので、当然このままではいけないという危機感も持っていると涙を流しながら言うのだが、一度知ってしまった快楽から逃れられないとも訴える。「覚せい剤を使って男性と関係をもちたいあまりに、覚せい剤をくれる人であれば相手は誰でもいいと思うようになりました。旦那とは離婚し、子供は実家に預けて、現在は風俗の仕事をしています。覚せい剤、止められるものならやめたいのですが、生活費や子どもの教育費を考えると治療のために私が施設に入るわけにもいかず、どうしていいかわからない」 彼女は、久々に子供と過ごしたある日にでさえも、覚せい剤をくれるという男性から連絡があり、寝かせつけた子供の真横で行為に及んだ。終わったときはあまりの情けなさからパニックに陥ったが、数日後には再び快楽を求めてその男性に再会した。 もちろん、その気持ちよさにハマるのは女性だけではない。男性も同じだ。いわゆる「半グレ」であり、広域指定暴力団とも近しい男性(33)は、自身は「シャブ(覚せい剤)なんて絶対にやらない」と前置きした上で、覚せい剤の恐ろしい「有効活用」の方法を解説する。「以前、金銭で揉めたサラリーマンの男をさらってきて、金を返すように締め上げたんですが、ないものは返せないといわれて困っていたんです。男を漬物(覚せい剤中毒)にすれば、金になるシノギ(仕事)をさせられるんじゃないか、ということで、男に致死量に近いシャブを打って自慰をさせた。それからはシャブ欲しさに、こっちが指示するがままに犯罪でもなんでもやるようになりました。 ニセのパチンコ景品を換金するという危ないシノギもガンガンこなして、借金返済後も、シャブを買うためにすすんで盗みや詐欺を繰り返した」 覚せい剤の所持と使用で2年前に検挙されたキャバクラ嬢の女性(29)は、覚せい剤の恐ろしさをしりつつ、機会があればまた是非とも使用したいといってはばからない。「体の関係があった太客(金持ちの客)と経験してハマりました。当時働いていたお店の同僚の女の子が警察にタレ込んだらしく、警察に所持品検査され捕まりました。矯正施設にも通い、売人含め、当時付き合いのあった人たちとは全て関係を切らせられました。でも、施設で知り合った女性と密かに連絡先を交換しているから、クスリはすぐ手に入る状態。今は執行猶予中だからやんないけど、猶予期間が終わったらすぐにでも買っちゃうと思う。覚せい剤を使わない性行為では何も感じなくなってしまったんで……」 薬物で逮捕された人間はたいてい、警察の取り調べで「家族がいなくなって寂しかった」「仕事がうまくいかずストレスだった」などと理由を述べる。そして、それを事件として報じるニュースでは、彼らの表向きの供述がそのまま報じられる。しかし直接、薬物常用者に会い本音をさぐると、ほぼ全員が性的な快楽が病みつきになったためと打ち明けるのだ。 警察の取り調べでも正直に言いづらいような理由で覚せい剤を辞められない人たちが、完全にクスリを辞められる日はくるのか。自らも覚せい剤の所持や使用、密売などで何度も逮捕された経験を持つ、元暴力団関係者の男性(56)は断言する。「ASKAみたいに金も時間も名声もある男が、一回でもやればそりゃハマって当然なんですよ。シャブ使えば性行為はとんでもなく変態的になる。シャブで意識が飛ぶなんてことはないので、その変態的な自分を思い出しただけで興奮するようになる。だからシャブ買う金がなくなれば、犯罪でもなんでもするでしょう。 シャブから足を洗ったという連中のうち、果たして何人が本当にシャブ断ちできてるか。生活とか仕事があるからやってないだけで、本当は今すぐにでもやりたいに決まっている。防ぐ方法なんて、まあ、最初の一回をやんないことでしょう」 これまで取材したなかで「危険ドラッグなら大丈夫。いつでもやめられる」と言っていた常用者は多くいた。しかし、そのうちの少なくない人が覚せい剤を使うようになり、繰り返し逮捕され、治療のための病院やリハビリ施設に入ってもやめられずにいる。一度やったらやめられない、という言葉の重みを、今一度考えてみたい。
2016.12.10 16:00
NEWSポストセブン
『相棒』の頃から異変が… 成宮寛貴「薬物疑惑報道」の背景
『相棒』の頃から異変が… 成宮寛貴「薬物疑惑報道」の背景
 写真週刊誌『FRIDAY』(12月2日発売)で「コカイン吸引疑惑」を報じられた俳優の成宮寛貴(34才)。所属事務所は事実無根として同誌に法的措置の構えを見せているが、そもそもどうしてこのような報道が出たのだろうか──。話は今年2月、清原和博(49才)の覚せい剤逮捕まで遡る。「警察や麻薬取締官がマークしている“次の大物有名人”として、成宮さんの名前も噂されていたようです。しかも、“薬物使用の証拠を警察に押収されている”という話も持ち上がり、社会部の記者が裏取りに走ったほど。結局、裏がないままだったようですが、その取材過程で『FRIDAY』編集部は件の証言者と接触したようです。水面下で相当期間取材を重ねた上での記事だと担当者は強い自信を持っている」(全国紙記者) 芸能人の薬物使用に関しては、過去に『週刊文春』が先の清原やASKA(58才)を“疑惑”の段階で報じており、後日、両人は逮捕されている。「先例が存在したからこそ今回の報道に繋がった部分はあったはず。議論はありますけどね」(スポーツ紙記者) 12月4日、『ワイドナショー』(フジテレビ系)でも、石原良純(54才)と松本人志(53才)はこの件についての持論を熱く交わしていた。「1人のタレント生命がなくなってしまう可能性があることを考えてもらいたい。徹底的に、警察も含めてやってもらうべき。違った場合には、雑誌を潰すつもりでやった方がいい。雑誌社はそのくらいの覚悟で出してきてるんでしょうから」(石原)「下手したら廃刊ですよ。でもクスリってね、“あいつやってるで”って言われたら何となくそう見えてくる。検査やったらやったで、何日前から抜いてたんだとか言われるし、真っ白はもう無理」(松本) 真相は本人のみぞ知るところだが、“爽やか系イケメン”のイメージが強い成宮の薬物疑惑報道だけに、世間の衝撃は大きい。 母子家庭で育った成宮は、中学時代に母親を亡くし、弟と共に祖母の家に引き取られている。以後、自分の高校進学を諦め、弟の学費を稼ぐためアルバイトに明け暮れたほど、家族想いの優しい人間だった。 だが、人気ドラマ『ごくせん』(日本テレビ系)の野田猛役でブレークすると、日常生活が派手になっていく。「もともと好きだった夜遊びが一層盛んになりました。六本木や西麻布のクラブだけでなく、新宿二丁目などの繁華街でも度々目撃されていた。当時は20代前半ですから、無理もないですけど」(芸能関係者) 成宮自身、過去にインタビューでこう話している。《お酒をガブガブ飲んだり、大声で騒いだりとか、不健康な遊びって楽しいんです》 2012年には人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日)シリーズに出演。水谷豊演じる杉下右京の3代目相棒を演じ話題を呼んだが、この頃から成宮に異変が起きていたという声もある。「クラブのVIPルームに入り浸って、フラフラと酩酊することが増えました。よくわからない言動も多く、目が据わっていることもあった」(成宮を知る芸能関係者) 前述のように、成宮の事務所は報道を全面的に否定しており、現在は名誉毀損裁判に強い有名弁護士を擁して徹底抗戦の構えを見せているという。それでも、成宮の未来は暗雲が覆っている。「松本さんの言うように、薬物疑惑は一度でも報じられると真っ白に戻すのは至難です。仮にドラマを降板すれば、CMも降りることになるかもしれない。今後起用してくれる企業が見つかるかどうか…。今、俳優活動の岐路に立っていることは間違いありません」(前出・芸能関係者) 12月上旬のある昼下がり、本誌は都心の成宮の自宅を訪れた。自室からは灯りが漏れるが、終日、成宮が出てくることはなかった。※女性セブン2016年12月22日号
2016.12.09 07:00
女性セブン
薬物疑惑の成宮寛貴 テレ朝は「1月ドラマ降板やむなし」
薬物疑惑の成宮寛貴 テレ朝は「1月ドラマ降板やむなし」
 営業、制作それぞれの幹部が顔を揃えた会議室には、張り詰めた空気が漂っていた。議題は一つ。「成宮寛貴(34才)の今後について」。 12月5日午後、テレビ朝日の社内で緊急会議が開かれた。来年1月クールの新ドラマ『就活家族』(木曜9時)に出演予定の成宮を降板させるかどうか、局員はギリギリの選択を迫られていた。 発端は2日発売の『FRIDAY』が報じた、『成宮の「コカイン吸引」疑惑の現場写真』なる記事。自室でコカインのみならず大麻、ケタミン(※麻酔薬の一種。2007年から厚労省が麻薬に指定)まで吸引していたという友人男性の証言と共に、テーブルの上に置かれた“白い粉”に手を伸ばす成宮の写真が掲載されている。 成宮の所属事務所は「事実無根」と報道を否定。同誌に対し法的措置の構えを見せているが、テレビの世界は複雑だ。「番組スポンサーの問題です。白か黒かの真実性よりも、出資企業が気にするのはイメージのみ。スポンサーに降りられることだけは避けたい。続報を待ってから対応を決めるべきとの声もありましたが、すでにドラマは4話まで撮り終えており、降板か続投か、この時点で決めないと後戻りできない状況でした」(テレビ関係者) 気になる結論は、「降板やむなしの方向になりました。制作現場は大わらわです」(前出・テレビ関係者)とのこと。 同ドラマは三浦友和(64才)と黒木瞳(56才)の大御所ふたりが夫婦役で出演しており、娘役に前田敦子(25才)、成宮は前田の恋人役だったという。※女性セブン2016年12月22日号
2016.12.08 07:00
女性セブン
織田裕二&玉木宏のドラマ 「名前対決」という見方ある
織田裕二&玉木宏のドラマ 「名前対決」という見方ある
 秋ドラマもいよいよ佳境に突入している。日曜夜9時のドラマでは、織田裕二主演の『IQ246~華麗なる事件簿』(TBS系)、玉木宏主演の『キャリア~掟破りの警察署長』(フジテレビ系)が放送され、両者の対決に注目が集まったが、視聴率的には『IQ246』のほうに軍配が上がっている。しかし、視聴率だけで面白いかどうかを判断するのは早計だ。コラムニストのペリー荻野さんは、両ドラマの意外な見どころについて注目した。ペリーさんが解説する。 * * * ドラマ好きを悩ます「日曜9時問題」。TBSでは織田裕二の『IQ246~華麗なる事件簿』、フジテレビでは玉木宏の『キャリア~掟破りの警察署長』がぶつかっているのである。『IQ246』の主人公・法門寺沙羅駆(織田裕二)は長男のみに『IQ246』という異能が遺伝するやんごとなき貴族の末裔の末裔の末裔。法門寺家は、時の権力者から能力を恐れられ、800年も北鎌倉に封じられていた。沙羅駆は89代当主として豪華な屋敷で暮らしながら学究生活をしているのだが、「ああ、暇だ暇だ」と事件現場に現れては天才の頭脳活かし、完全犯罪の謎解きに挑むのだ。 彼を補佐するのは、武芸に通じる第89代執事の顕正(ディーン・フジオカ)。さらに護衛係の刑事和藤奏子(土屋太鳳)がいやいやながら法門寺を手伝う羽目になる。  一方、『キャリア』は、文字通り警察のエリートで通称キャリアと呼ばれる立場の遠山金志郎(玉木宏)が主人公。かつて父が勤務した町の警察署長として赴任した金志郎は、ノンキャリアの南係長(高島政宏)らと対立しながらも、町を少しでもよくしたいとしばしば制服を脱ぎ捨てて、落書きや人探しなど自ら小さな事件解決に乗り出す。 織田裕二が「おわかりの通り、天才です」「ようやく退屈から抜け出せそうだ」と甲高い声とオーバーアクションで法門寺の変人ぶりを強調すれば、玉木宏は「どんな立場の人も人を傷つける権利はありません!」ときりりとした男っぷりでスカッとさせる。法門寺の決めセリフが「あー、醜い醜い醜い!この犯罪醜悪至極なり!!」なら、遠山は「この桜に誓って悪事は見逃しません!」ときっぱり。 ふたつのドラマは、変人VS超常識人の対決といった構図だが、実はもうひとつの対決要素がある。それは「登場人物の名前対決」だ。いかにも当て字っぽい法門寺沙羅駆はシャーロック・ホームズ、和藤奏子は相棒のワトソンを思わせる。さらに第6話の犯人は千代能光一(成宮寛貴)で通称チョコ、被害者番田要(矢本悠馬)はバナナ。ふたりはチョコ&バナナというアートユニットを組んでいるという設定だった。 それに対して、『キャリア』の遠山金志郎は江戸時代に実在した名奉行・遠山金四郎と文字違い。思いっきりわかりやすい“平成の遠山の金さん”なのである。江戸の金四郎は、北町奉行所の奉行を勤め、庶民の味方として親しまれたことで知られるが、なんといっても有名なのは「背中に桜吹雪の彫り物があった」という通説だ。東京の北町署署長の玉木金志郎が「この桜に誓って…」というのは、この通説にちなんだ言葉だ。 第5話では、北町署にドラマ『暴れん坊刑事』で人気の俳優・小松平健介(新納慎也)が「1日署長」としてやってくる。裏で何人もの女性を泣かす小松平は、そのひとりに襲撃されて警察批判をするが、結局、他の相手に六股を暴露され、「夜も暴れん坊」などと報道されることになった。 日曜夜にどこまで続くのか、名前対決。当て字、パロディ、文字違い。やるならあっと驚くところまで突き詰めてほしい。夜露四苦。
2016.11.16 07:00
NEWSポストセブン
目を細めると悪役?
新ドラマでも 「大森南朋は目を細めたら悪役」の法則
 松山ケンイチが主演する時代劇『連続ドラマW ふたがしら2』(WOWOW)が9月17日から放送が始まり、好評だ。オノ・ナツメさんの漫画が原作で、江戸を舞台に松山演じる豪快な盗賊・弁蔵と、早乙女太一演じるクールな相棒・宗次の2人が繰り広げる物語。役者陣は、この2人以外にも演技派が揃っているが、時代劇研究家でコラムニストのペリー荻野さんは、大森南朋、菜々緒の演技の意外な見どころについて解説する。 * * * WOWOWの『連続ドラマW ふたがしら2』 が初手から飛ばしている。 パート1では、「脅さず、殺さず、汚ねえ金を根こそぎいただく」掟を守る赤目一味の盗賊弁蔵(松山ケンイチ)と宗次(早乙女太一)が、お頭(國村隼)亡き後、一味を率いて残忍な盗みを働く甚三郎(成宮寛貴)と対決。新たに盗賊集団「壱師」を結成して、次々と大胆な盗みを成功させた。 オノ・ナツメ原作のマンガに惚れ込み、自ら主演を希望したと言われる松山は「男がすたるだろ!」と熱血で喧嘩っ早い弁蔵を熱演。早乙女はクールで頭脳明晰な宗次をすらりと見せる。名コンビができた。 続編では、いよいよ「俺達は江戸のてっぺんをとる!」と弁蔵が大張り切り。だが、そこに恐ろしい敵が。火付盗賊改方の蔵蔵(大森南朋)である。江戸の凶悪犯罪を取り締まる役人であるはずの蔵蔵だが、個人的なモットーは「この世はしょせん色と欲」。欲望の塊のような冷徹な男で、ふだんは町人姿で賭場などに出入りし、裏社会の人間たちの間に紛れこんでいるのだ。「目を細めた大森南朋は悪バージョン」の法則通り(勝手に私が決めた法則です)、嫌なムード全開なのに、お調子者の弁蔵は「蔵蔵とは面白れぇ」とすっかり仲良しに。 そんな蔵蔵に白ヘビのごとくするすると甚三郎が近づく。弁蔵、そして壱師、ピンチっ!!どんどん緊迫感が増す『ふたがしら2』だが、もうひとり忘れちゃいけないのが、我らが菜々緒である。このところ、ふつうのまじめ女子の役が多く、物足りなかったファンの期待に応える堂々の悪女っぷりを見せている。 そもそも前の赤目の頭の妻でみんなに「姐さん」と呼ばれていたおこん(菜々緒)だが、頭が存命中から甚三郎とねっとりした関係に。続編ではどうなるのかと思ったら、なんと吉原の売れっ子太夫として、堂々の花魁道中をしているじゃありませんか! あの美貌だけに輝くばかりの花魁姿なのは言うまでもないが、考えてみれば、長身172cmに黒漆の超厚底花魁ぽっくり(15cm以上)にデラックスに結い上げた花魁の髪の高さを加えたら、全長2m近かったはず。ドラマ史に残る超大型花魁である。(ちなみに私が知る限り、これまでの史上最大の花魁は2001年テレビ東京の『宮本武蔵』に唐琴太夫役で出演した身長約180cmのIZAM)。 続編初回では、悪い遊女屋の店主に監禁されて、海外に売られそうな遊女を「盗んでおくれ」と壱師に依頼したおこん姐さん。あれ?いい人になったの?と思ったら、またまた甚三郎とねっとりパート2を始める。 大森南朋とは反対に、菜々緒の法則は大きく目を見開くと悪バージョン。今回も「うふん」と色っぽく目を開き、「男と女の仲なんて、体が胃の腑のどっちかだから」なんてことを言い放つ。入浴シーンも女壺振りもこなす菜々緒。いいわー。やっぱり菜々緒はこうでないと。 血を観ることが嫌いな弁蔵も宗次も、そうは言ってられない気配が濃厚。脚本は劇団★新感線の座付作家でもある中島かずき、監督は『ジョーカー・ゲーム』などを手がけた入江悠。初期の必殺シリーズをリスペクトする脚本家と『ミッション・イン・ポッシブル』が大好きという監督がどんな盗賊エンタテイメントを仕掛けるか。見届けなくっちゃ。
2016.09.28 07:00
NEWSポストセブン
成宮寛貴、理想の女性は週末を一緒に過ごせ料理ができる人
成宮寛貴、理想の女性は週末を一緒に過ごせ料理ができる人
『連続ドラマW ふたがしら2』(WOWOW)が、9月17日土曜にスタートする。全5話で、22時~23時のオンエアだ。 盗賊・壱師のかしらとなった弁蔵(松山ケンイチ)と宗次(早乙女太一)。敵対する盗賊“赤目”のかしらである甚三郎(成宮寛貴)を相手に、巧妙な駆け引きやだましあいをしながら新たな戦いを繰り広げ、江戸の盗賊の頂点を目指していく。そこで、出演する成宮に見所を聞いた。「『連続ドラマW ふたがしら』チームはすごく居心地がよくて、今回の続編ではさらに仲が深まりました。マツケン(松山ケンイチ)とはこの作品がきっかけでプライベートでも会うようになったし。 早乙女(太一)くんともよく飲みに行ったり、菜々緒ちゃんとは共通の知り合いもいて、みんなでその場の思いつきでディズニーランドに行ったばかり(笑い)。芝居の面でもいい意味でライバル心が高まる現場だったから、共演者たちの演技を見て触発されました」(成宮) また、見どころについてはこう語る。「続編は、壱師の2人(松山と早乙女)とぼくが演じる甚三郎が、どうやって自分の時代を作っていくのかという「男の生きざま」が見どころです。男たちの生きる道を、おこん(菜々緒)が少し引いたところから熱い想いで見守っている。彼女は誰の味方かわからないけど、甚三郎のことを想ってくれているんだろうなというのは、だんだんわかってきます。甚三郎にとっておこんは理想の女性だけど、個人的にはもう少し安定した恋愛がいいかな(笑い)」 そして、実際の自分にとっての理想の女性像についてはこう語った。「週末を一緒に過ごせる人。毎日、べったり一緒にいるのではなくて、適度な距離を保つくらいのほうが素敵かな。あとは料理ができる人。でも、基本的に料理は自分でもできるからカップ麺にお湯を注いでくれるだけでも、全然いい! 自分のために何かしてくれるという行為が嬉しいんです」※女性セブン2016年10月6日号
2016.09.20 07:00
女性セブン

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極秘出産していたことでさまざまな意見が飛び交っている
【先出し全文公開】あびる優、極秘出産の内幕 前夫の才賀紀左衛門には知らせず「独身フリー、やっぱり楽だよ」
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かつての旧統一教会系の学生団体「UNITE」のデモ(撮影/西谷格氏)
東大生の旧統一教会2世信者が語っていた「検討した結果、家庭連合は間違っていないと確信」
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「週刊ポスト」本日発売! 「安倍国葬」の責任者が乱交パーティほか
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