国内

有名人のドラッグ摘発が頻発する裏事情

有名人のドラッグ摘発が続いている

 2016年は、有名人による「大麻」「覚せい剤」「ドラッグ」が関わるニュースが切れ目なく報じられた一年だった。危険ドラッグをはじめ、大麻や覚せい剤など違法薬物をとりまく事情に詳しいライターの森鷹久氏が、なぜ有名人の検挙や報道が続くのか、薬物の自給自足や新商品開発が始まっている様子をリポートする。

* * *
「今年の芸能界はまさに”ドラッグラッシュ”でした。この流れは来年も続くようですが……」

 全国紙の警視庁担当記者は、苦笑いで今年一年が”ドラッグラッシュ”であったと総括する。

「ラッシュ」とは突進する、殺到するなどの現象を指す言葉で、もともとは英語だが日本でも「通勤ラッシュ」「帰省ラッシュ」などと使われる。つまり、2016年は多くの薬物(ドラッグ)事件が殺到した一年だったという意味で前出の記者は言っているのだ。

 元プロ野球選手の清原和博が覚せい剤の所持や使用の疑いで逮捕され、元俳優の高知東生や歌手のASKAこと宮崎重明(後に不起訴)も同様に、覚せい剤がらみで検挙された。元女優の高樹沙耶こと益戸育江は大麻で、元NHKアナウンサーの塚本堅一、酒井法子の元夫・高相祐一は危険ドラッグの所持でそれぞれ逮捕。

 つい先日には、俳優の成宮寛貴にコカイン使用疑惑も発覚。報じられて間もなく引退を表明した。まさに”ドラッグラッシュ”といっても過言ではない一年だったが、この流れは、来年にも引き継がれるだろうと前出の記者は言う。

 できれば起きてほしくない”流れ”を身を持って感じているのは、某芸能事務所で数名のタレントマネジメントに関わるX氏だ。

「芸能ライターや週刊誌記者から”おたくのタレントは大丈夫か?”などといった問い合わせが頻繁に入るようになったのは今年(2016年)の夏前頃からです。記者がタレントの自宅や関係先で張り込みをし、部屋を覗かれたり、ポストの中身を荒らされたこともありました。噂が噂を呼び、タレントの仕事にも影響が出てきています」

 X氏は落胆するが、ではその疑惑のタレントは、本当に潔白と言えるのか。

「以前、MDMA(合成麻薬)や大麻をしていたことは本人も認めていますが……。我々にとっても死活問題なので、監視の目を光らせ、現在はやっていないはずです」

関連記事

トピックス

「講書始の儀」に初出席された悠仁さま(時事通信フォト)
《講書始の儀》悠仁さまが“綺麗な45度の一礼” 「紀子さまの憂慮もあって細かな準備があった」と皇室記者、新年祝賀の儀での秋篠宮さまの所作へのネット投稿も影響か
週刊ポスト
デビットベッカムと妻・ヴィクトリア(時事通信フォト)
〈ベッカム家が抱える“嫁姑問題”の現在〉長男の妻・ニコラがインスタから“ベッカム夫妻”の写真を全削除!「連絡は弁護士を通して」通達も
NEWSポストセブン
ニューヨーク市警に所属する新米女性警官が、会員制ポルノサイトにて、過激なランジェリーを身にまとった姿を投稿していたことが発覚した(Facebookより)
〈尻の割れ目に赤いTバックが…〉新米NY女性警官、“過激SNS”発覚の中身は?「完全に一線を超えている」
NEWSポストセブン
厳しい選挙が予想される現職大臣も(石原宏高・環境相/時事通信フォト)
《総選挙シミュレーション》公明票の動向がカギを握る首都決戦 現職大臣2人に落選危機、高市支持派アピールの丸川珠代氏は「夫とアベック復活」狙う
週刊ポスト
「ゼロ日」で59歳の男性と再婚したと報じられた坂口杏里さんだが…
《3年ぶり2度目のスピード離婚》坂口杏里さんの「ふっくら近影」に心配の声…「膝が痛くて…でもメンタルは安定してます」本人が明かした「59歳会社員との破局の背景」
NEWSポストセブン
笑いだけでなく「ふーん」「ええ!」「あー」といった声が人為的に追加される(イメージ)
《視聴者からクレームも》テレビ番組で多用される「声入れ」 若手スタッフに広がる危機感「時代遅れ」「視聴者をだましている感じがする」
NEWSポストセブン
新春恒例の「歌会始の儀」に出席された愛子さま(2026年1月14日、写真/時事通信フォト)
《ラオスご訪問を歌に》愛子さま、テーマ「明」に相応しいピンクのドレスで雅子さまとリンクコーデ 色やパールでフェミニンさとフォーマル感を演出
NEWSポストセブン
北海道日高町で店の壁の内側から遺体が見つかった事件。逮捕された松倉俊彦容疑者(49)、被害者の工藤日菜野さん。(左・店舗のSNSより、右・知人提供)
「なんか臭くない?」「生ゴミを捨ててないからだよ」死体遺棄のバーで“明らかな異変”…松倉俊彦容疑者が見せた“不可解な動き”とは【日高・女性看護師死体遺棄】
NEWSポストセブン
カンボジア内務省は1月7日、米当局が“アジア最大の犯罪組織のひとつ”とする企業「プリンス・グループ」のチェン・ジー会長を逮捕したと発表した(時事通信=AFP)
「問題がある者を叩け。ただし殺すな」拷問に人身売買、ロマンス詐欺も… “アジア最大の在カンボジア犯罪組織”トップの中国人が「都内15億超えの高級マンション」に拠点
NEWSポストセブン
元旦に結婚を発表した長澤まさみ
《長澤まさみが過去のSNS全削除と長期休養への背景》長澤まさみ、主演映画の撮影を1年延ばして選んだ電撃婚 『SHOGUN』監督夫と“帯同同伴カナダ計画”
NEWSポストセブン
北海道日高町で店の壁の内側から20代の工藤日菜野さんの遺体が見つかり、松倉俊彦容疑者(49)が逮捕された(左・知人提供)
《日高・バーの壁に死体遺棄》「誰が見ても親密そうだった」「2人してよく酒を遅くまで飲んでいた」松倉俊彦容疑者(49)と“21歳年下”被害女性の関係とは
NEWSポストセブン
大分市立中学校の校内で生徒が暴行を受けている動画が、SNS上で拡散された(Xより)
《いじめ動画の保護者説明会“録音データ”を入手》「『先生に言ったら倍返しになるから言わないで』と…」子供の不安を涙ながらに訴える保護者の悲痛な声【大分市】
NEWSポストセブン