川崎宗則一覧

【川崎宗則】に関するニュースを集めたページです。

デイリースポーツを今も悩ます「ロサリオ後遺症」とは?
デイリースポーツを今も悩ます「ロサリオ後遺症」とは?
 2月はプロ野球ファンにとって、希望に胸を膨らませる時期だ。特に、未知数である新外国人選手には大きな期待が寄せられる。野手が紅白戦でホームランを連発すれば「年間40発打つ」と願望を抱き、投手が150キロ投げるという情報を目にすれば「15勝は固い」と計算し始める場合もある。“トラ贔屓”で知られるデイリースポーツには毎年、阪神の新外国人に関する派手な見出しが躍っている。どこまで真に受けていいものか。いや、阪神ファンなら既に信じてはいけないと熟知しているはずだ。 過去3年の阪神新外国人野手について、デイリーは公式戦出場前に必ず「太鼓判」を押している。順番に見ていこう(※以下、『デイリースポーツ online』参照。見出しに「太鼓判」の文字があるかで判断。以下、記事内の引用は〈 〉で括る。所属は当時)・マット・ヘイグ見出し:川崎が阪神ヘイグの日本順応に太鼓判(2016年1月20日)・エリック・キャンベル見出し:新助っ人・キャンベルは成功する!元オリックスのメッツ・コリンズ監督が太鼓判(2016年12月8日)・ジェイソン・ロジャース見出し:ドリス&マテオ、新助っ人ロジャースに太鼓判 過去に対戦、サポート任せろ(2017年7月5日) 元ソフトバンクの川崎宗則は前年にヘイグと3Aでチームメイト、コリンズ監督にとってキャンベルは〈14年5月のメジャーデビューからそばで見てきた教え子〉だった。デイリーは元同僚に話を聞いて、記事を構成している。 だが、ロジャースの場合は事情が異なる。〈過去に対戦〉とあるが、中身を読むと、ドリスは1度、マテオは2度しか勝負しておらず、ドリスは「レベルの高いリーグで成績を残していたし、いいバッターだと思う」と一般論に終始。特に独自の情報を話しているわけではなかった。 このように、デイリーは来日前後のあまり情報がない段階で、関係者取材による「太鼓判」記事を毎年のように綴っている。いわば、恒例行事である。この程度であれば、ファンは「阪神贔屓のデイリーだからな」で済ませられる。3選手の成績を振り返ってみよう。マット・ヘイグ(2016年)/31試合/2割3分1厘/2本塁打/11打点エリック・キャンベル(2017年)/21試合/1割9分1厘/1本塁打/5打点 ジェイソン・ロジャース(2017年)/40試合/2割5分2厘/5本塁打/23打点 いずれも、1シーズン限りで解雇されている。彼らはこの記事以外に、見出しで“太鼓判”を押されていない。デイリーも来日前後は期待するが、意外と冷静に判断している。◆ラーメンとチャーハンで適応力がわかる? だが、昨年デイリーが「太鼓判」を押しまくった選手がいた。あのマイク・グリーンウェルを超える新外国人1年目の球団史上最高年俸3億4000万円で迎えられたウィリン・ロサリオである。韓国・ハンファで2年連続3割、30本、100打点以上をマークした彼は、記事の見出しと文中を合わせ、11回もの「太鼓判」を押されていた。 キャンプが始まる前、デイリーはまずこう書いた。見出し:ロサリオ一塁守備に高代コーチ太鼓判 昨年沖縄Cで“初遭遇”昨季映像も確認(2018年1月14日) この記事は、高代延博コーチが前年の沖縄キャンプ中に古巣の韓国・ハンファを訪れて1日だけロサリオを見たこと、昨季の守備を映像で確認したことを元に構成されており、少々無理がある。文中では〈一塁守備に及第点を与えた〉とだけ書かれているのに、見出しでは「太鼓判」に飛躍している。過去の新外国人選手と同様、オフの恒例記事に見えた。 だが、この2週間後、ロサリオが来日すると、読者は驚愕の見出しを目にすることになる。見出し:ロサリオ 適応能力高いデ!いきなり豚骨ラーメンとチャーハン食べた(1月29日)記事内:谷本球団本部長は「真摯(しんし)に取り組む選手だと聞いているので、金本タイガースにぴったりだと思います」と日本での成功に太鼓判を押す。 記事を読むと〈入団会見前の昼食は、クラブハウスでとんこつラーメンとチャーハンで腹ごしらえをした。外国人選手がその国の料理に苦しむことはよくあるが、ロサリオの場合は問題ない〉と書かれている。これによって〈適応能力高いデ!〉と判断され、最終的に〈太鼓判〉を押されてしまったのだ。 この段階でも、まだ阪神ファンは「デイリーだから」と冷静に見ていたはずだ。ラーメンとチャーハンを食べたぐらいで、適応力なんてわかるはずがない。 しかし、キャンプに入ると、ロサリオは本当に太鼓判を押したくなる姿を見せた。紅白戦や対外試合で打ちまくったのだ。 初めての紅白戦で2安打を放つと、デイリーは〈ロサリオ 大ハッスルデビュー戦 マルチ安打に好走〉(2018年2月8日)という見出しを打ち、記事の文末は〈間違いなく超一流の野球観を持っている〉で締めた。文中に「太鼓判」の文字は出てこないものの、絶賛していた。 その後、デイリーは「太鼓判」を押しまくった。見出し:阪神・掛布SEA、衝撃デビューのロサリオに太鼓判「ポパイみたい」(2月11日)見出し:TORACO応援隊長・山本彩 虎の新助っ人・ロサリオにメロメロ 50発イケる(2月12日)記事内:「40本、いや50本打ってくれると思います」と、阪神では1986年のバース以来となる50本塁打に太鼓判を押した。見出し:ロサ砲志願の特守30分 打っては推定150メートル弾(2月14日)記事内:高代コーチは「いつでもいける」と太鼓判(※注:一塁守備について)見出し:KIA・正田コーチ 教え子・ロサ砲の活躍太鼓判「期待通りに」(2月22日。※以前、韓国ハンファで指導していた正田耕三コーチに取材)見出し:ロサ砲三盗 度肝抜く足技!完全無欠の助っ人や!マルチ3打点(2月22日)記事内:「彼は同じやられ方をしない。相手としたらすごくイヤな選手。日本で活躍できると思うよ」と太鼓判を押す。(※注:練習試合の対戦相手である韓国KIAの金杞泰監督のコメント)見出し:新助っ人ロサリオは打てる!谷佳知氏が分析「本当にきれいなスイング」(2月24日)記事内:遠くへ飛ばすパワーに目が行きがちだが、谷氏はミート力のあるスイングに注目し、今季の活躍に太鼓判を押した。(※注:デイリースポーツ評論家で元オリックスの谷佳知氏がフォームを解析)◆【ロサリオ 不安】で検索した結果… シーズンどころか、オープン戦も始まっていない段階なのに、〈完全無欠の助っ人や!〉と断定されていた。しかし、ロサリオはオープン戦に入ると絶不調に陥り、打率1割4分3厘、1本塁打、4打点と苦しんだ。 すると、デイリーはファンを安心させるためか、開幕前にもう一度「太鼓判」を押した。見出し:ロサリオは打つ 大隣が太鼓判!ウインターリーグでバッテリー「もろい印象ない」(3月22日)〈2011年オフ、ドミニカ共和国のウインターリーグでは同じチームでバッテリーも組んだ間柄〉というロッテの大隣憲司を取材し、〈「セとパで対戦が少なくてよかった」と、助っ人砲を絶賛した〉とリポートしている。 年1回、しかも話題の少ないオフに綴る“元チームメイトによる新助っ人太鼓判記事”を開幕直前に再び書かざるを得ないほど、ロサリオの状態は良くなかった。 キャンプの残像が消えない。打つに違いない。かつて首位打者を獲得した谷佳知が絶賛し、当代随一の人気を誇る山本彩だって50発と言ったじゃないか。絶対に覚醒の時が来る──。記事からそんな叫び声が聞こえる。 私は、ふと思った。デイリーといえど、ロサリオの状態に疑問を持ったことはあったはずだ。真逆の意味である【ロサリオ 不安】で検索すると、どうなるのか。主な記事を挙げてみよう。見出し:ロサリオ逆方向も任せろ!またまた打った3戦連発 響く他球団007の悲鳴(2月17日)記事内:不安要素を探す方が難しい。見出し:ロサ砲三盗 度肝抜く足技!完全無欠の助っ人や!マルチ3打点(2月22日)記事内:変化球への対応にも不安を感じさせなかった。見出し:ロサリオ、来日1号 不安一蹴!苦手スライダーを左翼席上段へ(4月2日)記事内:すべての不安を一蹴する3試合連続打点。 これらの記事以外でも、デイリーはロサリオへの「不安」を打ち消していた。裏返せば、絶好調のキャンプ中も、どこかに〈不安要素〉や〈変化球への対応に不安〉を感じていたからこそ、敢えて「不安」の2文字を入れたのかもしれない。 考えてみれば、3月22日の“もろい印象ない”という見出しも、“もろい印象ある”ため、たった1か月ではあるが一緒にプレーした大隣に話を聞いて、“もろい印象ない”と書いたのではないか。 巨人との開幕3連戦では活躍したものの、ロサリオは3、4月を打率2割7分5厘、2本塁打と50発ペースから程遠い成績で終える。5月に入ると、不振が深刻化し、26日の巨人戦で金本監督がついに決断を下した。見出し:阪神が今季初のサヨナラ勝ち 中谷が殊勲打 3位浮上(5月26日)記事内:辛勝で4連勝を飾ったが、不安を残す一戦にもなった。七回、巨人・上原が3番手でマウンドに上がったところで、4番・ロサリオに打順が巡ったが、金本監督は代打・鳥谷を告げた。この日は全て走者を置いた場面で3打数無安打。途中交代はあるが、代打を送られるのは初めてだ。 ここで、初めて「不安」をそのまま綴った。だが、デイリーはロサリオに直接不満をぶつけるわけでなく、気を遣った書き方をしている。ロサリオに代打を送ったらプライドを傷つけるのではないか……という意味に受け取れなくもない。 ロサリオは翌日以降もスタメン起用されたものの、6月2日に初めて先発を外れ、翌3日に出場選手登録を抹消される。わずか4か月前、希望の星だった助っ人がまさかの2軍行きを命じられた。それでも、デイリーは決してロサリオを見放さなかった。「不安」という言葉の使い方に着目してほしい。見出し:新庄の成功は「ケンのおかげ」(6月7日)記事内:新庄は年俸2200万で海を渡ったけれど、ロサリオは違う。重圧、不安、苛立ち…言い知れぬ感情があるだろう。そんなとき彼に寄り添う伴走者、味方は不可欠である。見出し:ロサリオよ、外スラは「振らない方が怖い」 矢野2軍監督“捕手目線”で復調ヒント(6月7日)記事内:周囲の不安とは裏腹に、ロサリオは終始明るい表情で汗を流した。 デイリーの名物コラム〈吉田風取材ノート〉は、新庄剛志のメジャー移籍は岩本賢一通訳がいたから成功したという例を挙げ、ロサリオの心情を慮った。同日の別記事では〈周囲の不安〉と書くことで、記者の揺れ動く心境をのぞかせた。 一度惚れ込んだ選手が阪神に在籍している以上、デイリーはとことん寄り添う。人間的な優しさを感じさせる記事ではないか。 一方で、この頃、デイリーは感情の起伏が激しくなっていたように見える。阪神は不振のロサリオの穴を埋めるべく、エフレン・ナバーロの獲得に乗り出していた。そのナバーロに対して、あまりに「太鼓判」を押し過ぎたロサリオが打てなかったため、これまで通りの見出しでは信じてもらえないと思ったのか、デイリーは予期せぬ言葉を繰り出した。見出し:虎獲得目前ナバーロに極上評価 WBCメキシコ代表盟友、日本ハム・レアードが太鼓判(6月12日)「太鼓判」を押しても疑われそうな状況で、「極上評価」という大賛辞を送ってしまった。失敗を取り返そうとすると、さらに大きなことを言ってしまうという心理があったかもしれない。いや、もしかしたら今までもデイリーから「極上評価」を受けた新外国人がいたのではないか。私は数人の選手名を入れて検索してみた。 検索ワードは、【キンケード 極上評価】【メンチ 極上評価】【コンラッド 極上評価】。この検索結果は、〈ご希望のページは見つかりませんでした。他の言葉でお試し下さい。カタカナの場合は全角入力でお試し下さい。〉となった……。『デイリースポーツ online』を調べる限り、ナバーロのような『極上評価』を受けた阪神の助っ人はいない。ロサリオはデイリーの歴史を動かすほど、天国から地獄への振り幅の大きい選手だったのだ。 裏切られたという思いを抱いてもおかしくないのに、デイリーは2軍落ちしてもロサリオを信じ続けた。見出し:ロサリオ、昇格いつでもOK弾 “救世主”へ2安打3打点「チャンスを待つだけ」(6月24日)記事内:「上(1軍)がゴーを出せばという打席内容」と助っ人の状態面に太鼓判を押した。(※注:矢野2軍監督のコメント) まだ「太鼓判」を押し、「救世主」になると信じていたのだ。 キャンプ中、不安要素を探す方が難しく、オープン戦で不調に陥るも、開幕3連戦ですべての不安を一蹴した完全無欠の助っ人・ロサリオは75試合出場に留まり、打率2割4分2厘、8本塁打、40打点に終わった。8月26日の巨人戦を最後に1軍出場することなく、日本を去った。◆マルテは“山田哲人級の選手”と表現 今年、そのロサリオの代わりに、阪神はジェフリー・マルテを獲得した。昨年までメジャーリーグのエンゼルスに在籍していたマルテも、デイリーの恒例行事である「太鼓判」を押されている。見出し:新助っ人マルテは「ヤクルト山田」 ドリスが太鼓判(2019年1月29日)記事内:ドリスは3度のトリプルスリーを達成しているヤクルト・山田哲人級の選手だと高く評し、馬力のある強打者であると太鼓判を押した。 例年通りの“元チームメイトによる新助っ人太鼓判記事”であり、過度な期待をする読者はもはやいないかもしれない。 内容を読むと、2015年に3Aで同僚だったドリスの〈ヤクルトの山田(哲)みたい。体はマルテもそこまで大きくはないんですけど、見た目が大きくないのにパワーがある〉というコメントを引いた上で、地の文で〈ドリスは3度のトリプルスリーを達成しているヤクルト・山田哲人級の選手だと高く評し〉と書いている。“ヤクルトの山田(哲)みたい”を“ヤクルト・山田哲人級の選手”と表現。やや飛躍させた感があるものの、これぞ、デイリーの真骨頂ではないか。 一方で、今年は“デイリーらしさ”を自重している面もある。2月11日の初の紅白戦でマルテが本塁打を放った翌12日、1面の見出しはこうなった。見出し:マルテ初弾!2安打3打点 掛布SEA「対応力ある」ヤクルト007「実戦向き」 あくまで事実とコメントをそのまま並べただけで、論理の飛躍は見られない。初の紅白戦を伝える記事の文末で、ロサリオには〈間違いなく超一流の野球観を持っている〉と最高級の賛辞を送ったが、マルテには〈これからもファンの期待をマルテが背負う〉と締めるに留まっている。 デイリーには、どうも“ロサリオ後遺症”があるのかもしれない。 前日10日付のデイリースポーツ本紙の名物コラム『松とら屋本舗』で松下雄一郎記者は〈もう去年みたいな思いはしたくない。だから極力期待しないように…というか、ダメだと決めつけて見るようにしてます。皆さんの中にもいるんじゃないだろうか。「ロサリオシンドローム」です〉と素直な心境を綴っていた。 この気持ちは、デイリー全体に行き渡っているようだ。マルテの活躍を1面に持ってきた12日付の2面では、〈吉田風の取材ノート〉に『あれだけ打てないわけは…』という見出しが打たれ、韓国ハンファでロサリオを指導していた正田耕三コーチに話を聞いている。その下段にある『トラ番25時』では、藤川球児がロサリオについて触れている。 デイリーの記者も阪神の選手も、キャンプで打ちまくり、シーズンで沈んだロサリオのことが今も忘れられないのではないか。 私はマルテの紅白戦での大活躍に浮き足立たないデイリーの紙面に物足りなさを感じる一方で、ロサリオのトラウマがあまりに大きいのか……と感傷的にもなった。 紙面を通じて、記者の葛藤も読み取れる。だから、デイリースポーツは愛されるのかもしれない。●文/岡野誠:ライター・芸能研究家・データ分析家。研究分野は田原俊彦、松木安太郎、生島ヒロシ、プロ野球選手名鑑など。一時、『笑点』における“三遊亭好楽ドヤ顔研究”を試みるも挫折。著書に、本人へのインタビューや関係者への取材、膨大な資料の緻密な読解を通して、田原俊彦という生き方を描いた『田原俊彦論 芸能界アイドル戦記1979-2018』(青弓社)。
2019.02.16 16:00
NEWSポストセブン
失踪状態の川崎宗則 父は「生きていますよ、ハッハッハ」
失踪状態の川崎宗則 父は「生きていますよ、ハッハッハ」
 今シーズンのプロ野球で注目されるのが、巨人・上原浩治、ヤクルト・青木宣親、中日・松坂大輔ら、メジャーからの“復帰組”の活躍だ。 そんななか、未契約の大物元メジャー選手がいる。ソフトバンクの川崎宗則(36)だ。メジャー時代は明るいキャラで人気者となった川崎は、昨年、日本球界に復帰。しかし契約未更改のまま越年し、キャンプにも姿を見せず、3月1日にはとうとう球団公式ホームページの選手名鑑から名前が消えた。昨年11月の優勝パレードやファンイベントなどの球団行事にも一切参加していない。球団関係者や担当記者たちさえ戸惑っているのが現状だ。「王会長が“リーダーとしてもチームに必要な選手。本来の形で1日も早く契約できるように”とコメントしたように、球団側には契約意思がある。今も契約保留選手名簿に名前は残ったままだが、進展がない」(球団関係者) この“失踪状態”の原因として囁かれているのが、昨年7月の両アキレス腱の怪我による影響である。「昨年、日米通算1500安打を達成するなど順調だったが、怪我で7月終わりに出場選手登録を抹消されると、一軍に復帰することなくシーズンが終了。アキレス腱を痛めるのは初めての経験のようで苦しんでいますが、何より今のソフトバンクは選手層が厚く、川崎のレギュラー確保は簡単ではない。最近は、“いっそ自分で野球チームを作ろうかな”とこぼしていた、という情報もあります」(同前) ソフトバンクに川崎の現状と契約の進捗を聞くと、「契約に関する質問にはお答えできません。ただし、球団と仲違いしているということはなく、コミュニケーションも取れています」(球団広報部)と説明した。 鹿児島県にある川崎の実家を訪れると、川崎の背番号「52」が入ったスウェットパンツを穿いた父親が対応した。「(川崎の近況については)何も答えられないんです。でも、生きてますよ、ハッハッハッ。野球チームを作る? すごい話だね(笑い)。まァ、時期が来たらあの子なり球団なりから発表があると思いますから、待っていてください」 これまで意外性のあるプレーと発言でファンを沸かせてきた川崎。もしかして奇想天外な“プラン”を考えていたりして?※週刊ポスト2018年4月6日号
2018.03.25 16:00
週刊ポスト
巨人とSB 同じ金満球団でも大きく異なる親会社のスタイル
巨人とSB 同じ金満球団でも大きく異なる親会社のスタイル
 プロ野球で注目度が高い巨人や阪神は、“お家騒動”がこれまで何度も起きてきた。「阪神の場合、調子が落ちると在阪スポーツ紙がお抱えのOB評論家を監督に送り込もうと批判攻勢を繰り広げる。在阪人気球団の宿命でしょう」(スポーツ紙デスク) 一方、巨人の場合は“親会社”との関係で時の政権に危機が訪れる。今季、巨人OBの間では「2005年の悪夢」が再び起きるのではないかと危惧されている。今年の巨人は「30億円補強」をしたにもかかわらず低迷している。 2004年に就任した堀内恒夫監督は就任1年目を3位、2005年は5位に終わって任期を1年残したまま辞任に追い込まれた。この年は清原和博、ローズら補強組の重量打線が全く振るわず球団初の80敗を喫している。 その姿が30億円補強で獲得した陽岱鋼(30、日ハムから)や山口俊(29、DeNAから)が全く機能しない今季と符合して見えるというのだ。高橋由伸監督も今年、3年任期の2年目を迎える。「5月10日に観戦に訪れた親会社である読売新聞グループ本社代表取締役主筆・渡辺恒雄氏は、FA組が全く活躍していないことにご立腹でした。渡辺氏への前期報告が行なわれる7月までに立て直さないと、堀内氏同様に任期満了前の“人事異動”があり得るといわれています」(担当記者) そうした“親会社の意向”は、同じ金満球団でもソフトバンクとは大きく違う。「オーナーである孫正義氏は、カネは出すが口は出さない。だからフロントも思い切ったことができる。二軍、三軍が練習するホークスベースボールタウン筑後を50億円かけて整備し、工藤(公康)監督にリアルタイムで情報が伝わるシステムまで作り上げた。オーナーが現場を信頼して投資する仕組みだ」(球団関係者) だからこそ団結力が生まれる。メジャー帰りの川崎宗則(36)も迷わず復帰先として古巣を選んだ。「メジャー帰りで巨人復帰を選ばなかった岡島秀樹(帰国後はソフトバンク、横浜)や高橋尚成(同・横浜)の存在が象徴的ですし、松井秀喜だって監督になろうとしない。ソフトバンクとはだいぶ違う空気ですよ。巨人は選手たちにとっても、昔のような光輝く球団ではないのでしょう」 辛口評論で鳴らす江本孟紀氏は、かつて立ち向かったライバル球団について、そう寂しそうに呟いた。 セ・パ両リーグの球団の違いが鮮明になる交流戦は、6月18日まで続く。※週刊ポスト2017年6月16日号
2017.06.08 07:00
週刊ポスト
WBC代表にイチローと一緒に川崎宗則を呼んではどうか
WBC代表にイチローと一緒に川崎宗則を呼んではどうか
 3月開催の野球の国別世界一決定戦・WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、小久保裕紀・監督率いる侍ジャパンが「世界一奪還」に挑む。最強オーダーを組むためのメンバー選考が進む中、現役最年長メジャーリーガー、イチロー(43、マーリンズ)の動向に注目が集まっている。しかし、すでに選ばれている顔ぶれが充実しているため、イチローといえどスタメン出場も難しそうだ。辛口評論で知られる江本孟紀氏は、言葉を選びながらこういう。「イチローが代表に選ばれたら、試合に出る、出ないでなく、その存在感だけで戦力になるのは間違いありません。ただ、イチローの今の実力からすれば間違いなく代打や代走、守備固め要員にしなくてはいけないでしょうね。そうなると、首脳陣は起用法についてイチロー本人の了承を取った上で、代表に呼ぶかたちにすべきでしょう。そうしないと、あとで厄介な事態になりますよ」 メジャー3000本安打のイチローが“代打の切り札”として控えていれば、相手投手へのプレッシャーにもなろう。ただ、扱いを間違えると代表チームの空中分解にもつながりかねないのだ。 江本氏が続ける。「実際、イチローが代表入りしたらベンチで横に誰を座らせるか? それだけでも首脳陣は頭が痛いはずですよ。放っておけば若手から気軽に話しかけたりはできないので、イチローが孤立しているように見えてしまう。 そんな事態を防ぐには川崎宗則(35、カブスとマイナー契約)も一緒に呼んで隣に座らせるしかないでしょう。それならベンチのムードは盛り上がりそうですが、“イチロー効果”のために貴重な選手枠を2つも使ってしまうのが正しい判断といえるのかどうか」※週刊ポスト2017年1月27日号
2017.01.18 07:00
週刊ポスト
全額返金保証 ムネリン監修守備指南DVDの中身と驚きの価格
全額返金保証 ムネリン監修守備指南DVDの中身と驚きの価格
 いま、メジャーリーグで一番愛される日本人選手といえば、イチロー(マイアミ・マーリンズ)でもダルビッシュ有(テキサス・レンジャーズ)でもなく、トロント・ブルージェイズのムネリンこと川崎宗則である。 「アイムジャパニーズ!」  と、お立ち台で絶叫すれば地元ファンから大爆笑の嵐。カメラを向ければ体をくねらせ踊ったりウインクしたりの大サービス。その姿は“Kawasaki’s Dance Party”と有名になり、テレビ番組にゲストとして呼ばれる人気者になった。拙い英語でも臆すことなく積極的にコミュニケーションを取る姿がメジャー一の“愛されキャラ”として定着しているのだ。  そんな川崎がこのたびDVDを出した。「10単語でOKの愛され英語術」でも発売したのかと思いきや、なんと野球守備マニュアルだという。その名も『川崎宗則監修実践守備マスタープロジェクト』(プロスポーツ出版)だ。  まず驚いたのが値段だ。2枚組・収録時間1時間34分で、何と「1万9900円」! ……高い、高すぎる。今なら初回限定で通販で5000円オフらしいが、それでも驚きの価格だ。  しかも衝撃の「100%全額返金保証」。DVDの内容を実践しても効果が実感できなければ、90日以内なら全額返金するという。  内容に自信があるからなのだろうが、野球の守備なんて一朝一夕で劇的に上手くなるものではないはず。ムネリン本当に大丈夫?  本誌は急いで内容をチェックした。DVDを再生すると、画面に登場した川崎はいきなり「チェスト~!」と大絶叫。アントニオ猪木か松岡修造ばりに「元気があれば何でもできる!」と言い始めそうなオープニングだったが、指導が始まると表情は一変した。 「送球前はフォーシームで握ることを心がける」「逆シングル捕球ではグラブは必ず下から上へ動かす」  と、論理的な指導の数々。時折「フライを捕る時のかけ声は“アガリ(I got it)”で!」とムネリン節が顔を出すが、基本的には王道の野球理論が並ぶマジメなDVDだった。  う~ん、もうちょっとギャグ満載だったほうが“らしい”感じがしたのだが、さすがは元WBC日本代表不動のショート。メジャーでも内野守備が評価される名手のプライドを感じるDVDだった。  今シーズン、開幕ロースターに入れなかった川崎はまだメジャーの舞台に勇姿を見せていない(4月16日時点)。販売元によれば「現在までDVDの返品はゼロ」とのことだが、売り上げアップのためにも一刻も早い昇格を祈るばかりである。※週刊ポスト2015年5月1日号
2015.04.22 07:00
週刊ポスト
ネットで好かれる有名人 松崎しげる、藤原竜也、ムネリンなど
ネットで好かれる有名人 松崎しげる、藤原竜也、ムネリンなど
 ネットにはネット特有の人気者が存在する。現在発売中の『NEWSポストセブンマガジン』の巻頭特集では「ネットで好かれる&嫌われる有名人ランキング」を展開。「好かれる人」の上位には照英や室伏広治、吉田沙保里らがランクインした。 この、世にも珍しいランキングを作成するにあたって、普段からネットを長時間見ている選考委員10名に協力をしてもらった。ここでは、選考委員の一人、フリー素材モデルとしてハリウッド映画のバナー広告にも使用された経験を持つ大川竜弥氏が選んだ「好かれる人10人」とその理由を紹介しよう。(敬称略)1:川越達也【理由】2ちゃんねるコラ画像界で最も愛されている有名人。画像加工ソフトのPhotoshopが公式コラ画像コンテストを開催するほどの人気を誇る。2:照英【理由】川越シェフと並び、2ちゃんねるコラ画像界の2大巨頭。汎用性の高さはトップクラス。泣き顔で彼の右にでる者はいない。3:藤原竜也【理由】2ちゃんねるで最も愛されている俳優。鬼気迫る演技で台詞は「濁点」つきで表現される「濁点王子」。藤原竜也風に文章に濁点を付けてくれるアプリやジェネレーターも登場した。4:松崎しげる【理由】松崎しげるといえば黒、黒といえば松崎しげる。肌の色を強調した、松崎しげるLINEスタンプも登場した。肌の色をRGBにすると「#A55A4A」。ネットでは松崎しげる色と呼ばれている。5:速水もこみち【理由】ミスター・オリーブオイル。速水もこみちがもたらしたオリーブオイル経済効果は計り知れない。6:TOKIO【理由】男臭い「農業」活動を行うDASH村により、アイドルの新しいジャンルを築いた開拓者。7:新垣隆【理由】2014年ネット界を最も騒がせた炎上案件の登場人物にして、マイナスをプラスに変えた数少ない成功者。モデル活動なども含め、彼の“なんでもやる”精神は尊敬に値する。8:ムネリン(川崎宗則)【理由】海外で活躍する、数少ないネットで好かれる有名人。イチロー選手への愛とユーモア溢れるキャラクターから、アメリカでもファンが多い。9:山本昌【理由】日本プロ野球界最年長選手であり、全力で挑戦し続ける姿勢にファンが多い。アンチがいない有名人ランキングで常に上位にランクインする。10:森翔太【理由】日本を代表する若手クリエイター。仕込みiPhoneを筆頭に、唯一無二の作品を生み出している。彼の人柄と独特のヘアスタイルが多くの人に愛されるポイント。
2015.04.12 16:00
NEWSポストセブン
川崎宗則 SBから10倍以上の年俸オファー拒否しトロント残留
川崎宗則 SBから10倍以上の年俸オファー拒否しトロント残留
 昨年末に海外FA宣言したものの、受け入れ先が見つからず阪神に残留、「メジャー帰り厚遇」ともいえる高額契約を獲得した鳥谷敬。チーム内に不協和音が起き、ファンからの指摘も手厳しい。対照的に、この騒動の渦中で株を上げた意外な男がいる。鳥谷の有力移籍先として名前の挙がっていたブルージェイズに残留が決まった川崎宗則だ。「川崎はマイナー契約ですが、当初から“マイナーでも野球ができる喜びがある”と発言していました。そのうえ今オフ、ソフトバンクの王貞治会長が川崎と何度も食事をし、10倍以上の年俸で声をかけたが拒否されたことを明かした。 鳥谷と正反対の決断が日米でファンを増やしている」(スポーツジャーナリスト)※週刊ポスト2015年2月6日号
2015.01.29 07:00
週刊ポスト
MLB挑戦の金子千尋と鳥谷敬 現地メディアでの評価はどうか?
MLB挑戦の金子千尋と鳥谷敬 現地メディアでの評価はどうか?
 今年も日本シリーズ終了とともに、米メジャーリーグへの挑戦を表明する選手が相次いでいる。海の向こうでの日本選手の評価はどうか。オリックスのエース・金子千尋に関しては、米ケーブルスポーツ局のESPNが特集した。「ESPNはパドレスが興味を抱いているとも報道しました。金子自身はワールドシリーズ第3戦を観戦して気持ちを高めていた。ポスティングになれば上限の2000万ドル(約23億円)でも複数球団が手を挙げるはず」(MLBアナリストの古内義明氏) また、日本人投手成功の秘訣である「スプリッター」が持ち球にあるという点も好材料だといわれている。 もう1人の注目が阪神・鳥谷敬だ。複数球団が興味を示していることは間違いないようだが、ここに来て暗雲が垂れ込めている。『NYポスト』の名物コラムニスト、ジョエル・シャーマン氏は、「グラブさばきに定評があるが、打者としての力は限定的」とするなど、諸手を挙げて歓迎する空気はない。「メジャーでの日本人内野手は過去に西岡剛、中島裕之と期待外れが多く、そのトラウマがまだ払拭されていない。しかし鳥谷には内野ならどこでも守れるユーティリティープレーヤーとしての評価がある。控えながらも成功した川崎宗則に似ているといえます」(MLB研究家の福島良一氏)※週刊ポスト2014年11月28日号
2014.11.18 07:00
週刊ポスト
川崎ムネリン「代打送られるのも仕事」 発言誇るべきと識者
川崎ムネリン「代打送られるのも仕事」 発言誇るべきと識者
 今季も多くの日本人メジャーリーガーが活躍した。なかでもその言動で注目を集めていたのが、川崎宗則選手だろう。「ムネリン」としてネットでも人気者だ。しかし単なるお笑いキャラではない。川崎選手に隠された「大人力」について、大人力コラムニスト・石原壮一郎氏が迫る。 * * * MLB(アメリカメジャーリーグ)には、現在、12人の日本人選手が所属。海の向こうの大きな舞台での活躍や、それぞれの状況の中でせいいっぱい頑張ってくれている姿は、私たちに勇気や誇りや喜びを与えてくれます。 そんな中、野球のプレーだけでなく、大人として果敢に戦ってくれている日本人選手がいます。トロント・ブルージェイズ所属、今年で大リーグ3年目の川崎宗則、通称ムネリン。33歳を迎えた今シーズンは、9月18日現在で73試合に出場し、打率.268、出塁率.332と、そこそこの成績を残しています。 プレー以上に注目したいのは、大人力に満ちたコメントの数々。以前からお茶目な発言が話題になっていましたが、最近は大人な方向で円熟味を増しています。 9月17日のオリオールズ戦、それまで2四球を選んでいた川崎ですが、6回2死満塁の場面では代打を出されてしまいました。そのことに対して「チームが一つになって戦っている。代打が送られるのも僕の仕事」とコメント。なかなか言えるセリフではありません。 会社員の世界でもムネリンの大人力を見習って、落ち度はないのに得意先の担当を若手に変えられたときは、平然と「担当を変えられるのも俺の仕事だから」と言って大人としての器の大きさを見せつけましょう。物書きの場合は、いきなり仕事を切られたときに「切られることも俺の仕事さ。それで次の人が書く場を得られたんだから、本望だよ」ぐらいのことを言いたいところです。ま、痛々しい強がりに響きそうですが。 前日9月16日のオリオールズ戦も、完敗してライバルの優勝を見届けるという展開になりました。そのときムネリンは「やっぱり悔しいですし、しっかり目に焼き付けるのが僕にとって大事なこと」とコメント。大人のプライドに満ちた素晴らしい心がけです。 彼に学んで私たちも、妻や彼女が自分に愛想を尽かして別の男性に乗り換えたときは、「しっかり目に焼き付けるのが僕にとって大事なこと」と言いながら、新しい彼とのデートを物陰から……いや、それはさすがにやり過ぎですね。彼女と行った思い出の店や場所をわざわざ訪ねて、しっかり目に焼き付けるぐらいにしておいたほうがいいかも。 喜ぶときは派手に喜ぶものも、大人のメリハリです。8月31日のヤンキース戦は、川崎が決勝タイムリーを放って4-3で勝利。そのときは「僕が打って、勝ったので最高にうれしい。今日はビールと焼酎がむちゃくちゃうまいと思う。飲みまくるぞ!!」と興奮して叫びました。半端に謙遜しないで自分の手柄だと表明しつつ、お酒の種類を具体的に織り交ぜながら喜んでいるところがミソ。そんな無邪気さが周囲に愛される所以に違いありません。 アメリカで大人力を炸裂してくれている川崎ムネリン。ああ、なんて誇らしいんでしょうか。これからも発言に注目していきましょう。もちろん、プレーでの活躍も祈りつつ。
2014.09.20 16:00
NEWSポストセブン
川崎宗則 肩も守備も走塁も並だが元気はメジャー級と大人気
川崎宗則 肩も守備も走塁も並だが元気はメジャー級と大人気
 メジャーリーグでメジャー契約を維持するのは難しい。中島裕之(アスレチックス)と川崎宗則(ブルージェイズ)は、いずれも3Aでメジャー昇格を目指して奮闘中だ。 中島裕之はアスレチックスの40人ロースターから外れ、3Aで内野手として出番を待っている。 日本でも元々守備範囲の狭さは指摘されていたが、アメリカでも相変わらずらしく、同チームのスカーソニー監督は、「ナカジマには俊敏性を増す練習が必要」と見ており、昇格は叶いそうもない。 成績はともかく、地元ファンに愛されていることではピカイチなのが川崎宗則。本拠地ロジャースセンターでは、レギュラー選手でもないのに、川崎のTシャツが売り切れになる大人気となっている。「昨年5月にサヨナラヒットを打った時、英会話本を片手に“アイム・ジャパニ~ズ!”と絶叫したインタビューが大受け。その後も下手な英語で一生懸命喋るキャラクターで人気になり、同12月にはMLB機構の正規の賞「GIBBYアワード」の“お笑い選手”部門で賞を受賞。肩も守備も走塁も並だが、元気だけはメジャー級という評価」(トロントの担当記者) とにかく人気は絶大で、昨オフに移籍が囁かれた際には、地元紙『トロント・スター』の女性記者が「ムネ、残留して!」「ムネがいなくなったらどれだけ悲しめばいいの?」などという“ラブレター”を掲載した。 プロは愛されてナンボ。今後メジャーを目指す選手は、川崎から学ぶことは多そうだ。※週刊ポスト2014年5月9・16日号
2014.05.01 16:00
週刊ポスト
野球選手の「好きなタイプ」 女性人気高いほど具体名挙げず
野球選手の「好きなタイプ」 女性人気高いほど具体名挙げず
 オープン戦も始まり、今年のプロ野球もいよいよ盛り上がりを見せてきた。そうしたなかで、ファンにとって、観戦に欠かせないアイテムといえば、『プロ野球選手名鑑』だ。 選手のプライベートな一面まで垣間見える情報が載っており、ファンならずとも楽しめる。『週刊ベースボール増刊 プロ野球全選手カラー写真名鑑』(ベースボール・マガジン社)には、各選手の『好きなタイプ』が記載されている。 芸能人の名前を挙げる選手が多いなか、斎藤佑樹(日本ハム)の「キャッチャーのような人」や、大谷翔平(同)の「明るくてさわやかな人」など、若干抽象的な回答を載せる選手もいる。2人はともに、ルーキー時から同じ回答だ。 どうも、女性人気の高い選手は芸能人の名前を挙げない傾向があるようだ。過去の名鑑をさかのぼって検証してみよう。たとえば、2008年版の選手名鑑を見ると、浅尾拓也(中日)は「ぶりっこじゃない人」、西岡剛(ロッテ)「自分よりしっかりしている人」、川崎宗則(ソフトバンク)「几帳面で家庭的な人」、中島裕之(西武)「やさしい人」と記載されている。プロ野球選手名鑑の研究を続けるライターはこう話す。「この傾向は、有名人と付き合っている選手、公になっていないだけで実は付き合っている選手にも、共通です。もちろん、本当に有名人と付き合っていたどうかかは本人たちしかわかりませんが、モテる選手や噂になった選手は無難な答えに終始する傾向があります。いろいろと気を遣っているのでしょう」 今年の名鑑に戻ってみると、2年目を迎える藤浪晋太郎(阪神)は「一緒にいて落ち着く人」、鯉のプリンスと呼ばれる堂林翔太(広島)は「自分のことを理解してくれる人」と無難な答えに終始している。だが、前出・ライターはちょっと納得がいかないようだ。「抽象的な答えも良いのですが、やはり具体的な名前が挙がったほうがファンも話題にしやすいし、話も盛り上がる。ぜひ、芸能人を挙げて欲しいものです。 たとえば、女性人気の高い巨人の坂本勇人は、2008年の名鑑には『安田美沙子』、翌年から昨年までは5年連続で『佐々木希』と書いていました。ただ、今年は『礼儀正しい女性』とタレント名を挙げなくなった。単に佐々木希に飽きたのかもしれませんが、ぜひ新しい名前を見たかったですね」
2014.02.20 16:00
NEWSポストセブン
滝クリのおもてなしスピーチ「左手のつぼみ」が効果大だった
滝クリのおもてなしスピーチ「左手のつぼみ」が効果大だった
「お・も・て・な・し」。滝川クリステルさんの五輪スピーチが話題だ。そこに込められた技術とはなにか。元仙台放送アナウンサーでプレゼン術などを大学などで教えているスピーチジャパン講師の早坂まき子さんが語る。 * * * 滝川クリステルさんのスピーチには3つの特徴があると思います。1)ゆっくりのおもてなし、と普通の会話スピードのおもてなしと2回言ったこと。2)1回目は手の動き(ジェスチャー)をつけたこと。3)2回目は、手を合わせておがむような、お辞儀をしたこと。 まず、「ゆっくり喋る」というスピーチ技術の「基本のき」を取り入れています。みなさんも、大切なことを伝えたいスピーチの相手が幼稚園児や耳の遠い高齢者などの場合、相手がしっかり理解できるように、ゆっくり噛み砕いた言葉で、丁寧に喋るはずです。今回のIOC委員は様々な国の方々であり、年代も異なるでしょう。すると、どんな人にでも伝わるように、ゆっくり喋るという技術を使うのは当然のこと。 そこにあえて普通のスピードの「おもてなし」を繰り返し2回言うことで聞き手に、「この『おもてなし』というは大切なキーワードなのだな」 と、印象を残します。「おもてなし」を1回だけしか言わないスピーチと、2回言うスピーチ。心に残るのはどちらかは、歴然です。 さらに、「おもてなし」に合わせて、左手でつぼみのように縮めた形を作っています。あの手の動きも「おもてなし」という単語と共に、皆さん印象に残っているはず。簡単な動きなので、私も何人も真似している友人、知人に出会いました。真似しやすいですよね。 あの「お・も・て・な・し・」のときに手のジェスチャーがなかった場合を想像してみましょうか。滝川さんは、ずっとカメラ目線で、瞬きをせず、一点を見つめています。それは、カメラを通し会場の大きなスクリーンに映し出されるからなのでしょうが、一点を見つめたまま、手の動きがない「お・も・て・な・し」……動きがあったほうが、印象に残りませんか? しかも手が加わることにより、5音から成り立つ単語であることも伝えています。日本人なら聞き慣れている「おもてなし」は、日本語が分からない外国の方からすれば「え?何?何言っているの?」と分からないはず。でも、手が加わることによって「5音から成り立つ良い言葉らしい」ということが、瞬時に伝えられます。 推測ですが、どなたかが、手を付けたほうが印象に残るだろうと、アドバイスされたのではないでしょうか。 2回目の「おもてなし」で両手を合わせて拝むようにお辞儀するのは、日本のマナーや慣習にないですよね。タイなどでは「こんにちは」などと挨拶の際に行う動きです。ネットでは「日本人の作法じゃない」という批判的な意見もありました。 でもあえて、あの2回目の通常のスピードの「おもてなし」の動きにも意味があるのでしょう。欧米をはじめ海外の方から見て、わかりやすいアジア人の立ち居振る舞いを体現したのがあの動きだと思います。 日本人からすると「ちょっとあれは日本人は普段しないかな」と違和感があっても、今回の目的はIOC委員に熱意を伝えるためのプレゼンテーションです。国語辞典にある「心をこめて客の世話をする」という意味がある「おもてなし」の単語とその意味を、いかにわかりやすく、表現するか、と熟考したうえでのジェスチャーと捉えられます。 ちなみにメジャーの川崎宗則選手も米国のテレビ番組に出演した際、両手を合わせてお辞儀していました。外国人にとって、日本人やアジア人らしい仕草と捉えられているようですね。 2回目のお辞儀をする動きも、動きがあるのとないのでは、全く印象が異なります。 あの滝川クリステルさんのスピーチの中の2回の「おもてなし」は「IOC委員をはじめ、全世界の人にいかにわかりやすく伝えるかを熟考し計算された上でうまれたプレゼンテーション」だと思います。
2013.09.15 16:00
NEWSポストセブン
WBC出場機会少なくも腐らぬ本多雄一 川崎宗則と同じ状況に
WBC出場機会少なくも腐らぬ本多雄一 川崎宗則と同じ状況に
「とにかく出場機会に恵まれない。壮行試合では野手陣で唯一打席が与えられなかったし、本戦が始まってもほとんど出番がない。本人は代表に選ばれたとき、“自分の役割はわかっている”と語っていたが、ここまで出られないとは思っていなかったのではないか」 スポーツ紙記者がこう語るのは、ソフトバンクの主力選手・本多雄一(28)のことである。 6試合をこなした東京ラウンド終了時点での本多の出場実績は、代打で2打席(うち1四球)、守備1回、代走1回。井端弘和、鳥谷敬、坂本勇人、そして松井稼頭央に、一塁には稲葉篤紀、中田翔がいるというダブついた内野陣の煽りを一手に受けている形だ。今のところ一番スポットライトを浴びた瞬間が、王貞治・ソフトバンク球団会長による始球式で、捕手役を務めた時というのだから笑えない。「2009年大会の、当時同じくソフトバンクだった川崎宗則と同じ状況です。川崎も出場機会に恵まれず、イチローのキャッチボール相手やベンチでの盛り上げ役に徹していた。本多も同様に同じ高校出身でソフトバンクのチームメートだった杉内俊哉の話し相手になったり、ベンチでは声を張り上げていますが……」(同前) ここまで使われないと、問われるのはその存在意義であるが……。スポーツライターの永谷脩氏はこう分析する。「俊足・堅守の選手ですから、当然、代走・守備固めとしての役割がメインになる。ただ彼は頭のいい選手で、場面ごとに自分に求められていることをしっかり理解し、打席で実行する能力がある。例えばようやく打席が回ってきた3月6日のキューバ戦、9回表1死一、二塁の場面でセーフティバントを試みた。あれはこれまでの日本の攻撃になかった“仕掛け”です。結果的に相手の四球を誘い、チャンスが広がりました」 普段はムードメーカー、いざという時には器用な「最終兵器」。目立たないが、すでに代表で存在感を示しているのかもしれない。※週刊ポスト2013年3月29日号
2013.03.18 07:01
週刊ポスト
元日ハム宮本「努力で叶わぬものを斎藤佑樹“持ってる”」
元日ハム宮本「努力で叶わぬものを斎藤佑樹“持ってる”」
 弱肉強食のプロ野球を象徴するのが12球団合同トライアウト(11月9日)だ。過去の実績は一切考慮されず、自らの一球、一振りだけが評価される。その舞台に臨んだ男たちがいる一方で、熟慮の末、挑まなかった男たちもいる。ノンフィクションライターの柳川悠二氏が、潔く球界を去った者のドラマを追う。 * * * 北海道日本ハムファイターズが44年ぶりの日本一になった2006年に、当時のドラフトで採用されていた希望枠で入団したのが宮本賢(28)だった。 在籍6年で彼の成績は0勝0敗。早稲田大で通算23勝の左腕も、北の大地に足跡は残せなかった。 今年5月に結婚し、10月9日には子宝にも恵まれた。そんな幸せの絶頂期に戦力外通告を受けた。 居場所を失って思い出したのは、入団直後に鎌ヶ谷の寮のミーティングルームで大渕隆スカウト(現スカウトディレクター)から聞いた言葉だった。「新人指導のような講義で『入団した瞬間から君たちの一軍への扉は閉まりつつある』と聞かされました。つまり、入団した時が一番のチャンスで、その後はどんどん新人が入ってきてより厳しい生存競争が行われると。その言葉の意味を実感しました」 悔やまれるのは初めて一軍登板を果たした2年目(2008年)、5月17日のソフトバンク戦だった。9回裏1死二塁のピンチで宮本はマウンドに上がった。「それまで先発が崩れた時のロングリリーフが役割で、登板機会が少なかった。自分にとって、評価を上げる絶好のチャンスでした」 打席に入ったのは、川崎宗則(現在、マリナーズからFA)だった。3球目に宮本が得意とするスライダーを投じたところ、川崎は鋭くはじき返し、打球はセンターの頭上を越えた。サヨナラで試合は決着する。「もしあのピンチを抑えられていたら、自分の人生は変わっていたと思う。自分の評価を左右する試合で、結果を残せる選手が、この世界で長く生きていける。そういう勝負強さが自分にはなかった」 2008年は9試合、2009年は12試合に登板。2010年シーズンをわずか1試合の登板で終えると、5年目のシーズンを前に一念発起する。オーバーハンドからサイドスローへフォームを変更したのだ。「130キロ台後半しか投げられない自分が、140キロ台後半を投げる投手たちと張り合っても仕方ない。先発を諦めました。自分は左投手ですから、対左打者のワンポイントでも使ってもらえるように、左ヒジを下げて、左打者のアウトローに角度のついたボールが投げられれば勝負できる……そう思ったんですけどね」 苦肉の策も、奏功しなかった。昨年、今年と一軍登板はなかった。その間に大学の後輩である斎藤佑樹が入団し、昨年は6勝、今年は開幕投手を務めた。「斎藤こそ、チャンスをものにできる選手。1年目から活躍して、今年の開幕戦でも勝った。今は結果が出ていないですけど、プロ野球の世界で生き残っていくためには実力にプラスして華がなければいけない。それは努力でどうにかなるものではなく持って生まれたものでしかない。斎藤はそれを“持っている”」 戦力外を通告された時、宮本は球団スタッフとして残る道を提示された。「これまで6年間、大きなケガなくやってきたのに結果が残せなかった。自分の実力は理解しているつもりです。選手として貢献できなかった分、次は裏方として選手が野球に集中できる環境を作って貢献したい」 スカウトやスコアラーといった役割か、広報などの業務を担当するかは決まっていないという。現役引退を決めたばかりの宮本は、できるだけグラウンドに近い用具係を希望する。踏ん切りはついていても、そこにちょっとした現役への未練を感じずにはいられない。※週刊ポスト2012年11月30日号
2012.11.22 07:00
週刊ポスト
マリナーズ岩隈夫人 全試合観戦で不倫報道夫を24時間監視
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 シアトル・マリナーズの本拠地セーフコ・フィールドで、今最も有名な日本人は、イチローでも川崎宗則でもない。岩隈久志夫人・まどかさんだという。「気温10℃を下回るような日でも、寒風吹きすさぶスタンドにいつも日本人女性がいた。開幕からベンチ入りしていた岩隈の登板を心待ちにして座る、まどか夫人でした」(在米スポーツジャーナリスト) まどか夫人はほぼ毎日球場に通っていたという。それにしてもいくらMLBの舞台とはいえ、夫の登板を見るために、妻が2か月間も球場に通い詰めるものだろうか。「3番目の子は生まれたばかりだし、当初は単身赴任と見られていた。しかし、昨秋に『週刊ポスト』の不倫報道があってから、まどか夫人は岩隈の“24時間監視”が必要と判断し、急きょ家族全員が同行しての渡米となったと聞いている」(前出のジャーナリスト) 夫の受けるプレッシャーは想像するに余りある。自分はいつ登板するかわからない身ながら、妻が寒空の下、いつもスタンドで見ているのだ。初勝利後、「家族一緒にシアトルで頑張っているので、一緒に喜びたい」と語ったが、内心「ようやく解放される」との思いがあったのでは。※週刊ポスト2012年7月6日号
2012.06.27 07:00
週刊ポスト

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