田中裕二一覧

【田中裕二】に関するニュースを集めたページです。

政治番組などにも呼ばれる太田光
太田光が選挙特番続投 暴走が心配されるも再起用したTBSの苦しい台所事情
 TBSが、7月10日に行われる参院選の開票特番に、爆笑問題の太田光(57才)を起用することを発表。昨年10月の衆院選特番での数々の発言が物議を醸した太田の続投に、驚きの声が上がっている。 終わる気配が無いコロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻、止まらぬ生活必需品の値上げ、四半世紀ぶりの円安水準……問題が山積する中で、岸田政権の信を問う参院選。選挙当日は各局が選挙特番を予定しているが、いち早く話題を集めることに成功したのがTBSだ。昨年の衆院選特番『選挙の日2021 太田光と問う!私たちのミライ』で放言を連発して炎上した太田をスペシャルキャスターとして再び抜擢したのだ。「昨年の衆院選の民放特番は、日本テレビが有働由美子と櫻井翔、テレビ朝日が大越健介と大下容子、TBSが太田光と小川彩佳、フジテレビが宮根誠司と加藤綾子、テレビ東京が池上彰と大江麻理子というラインナップ。民放の視聴率トップは日テレで、テレ東が2番手と大健闘し、TBSはフジと並んで最下位争いでした。 ただ、話題を集めたという点でトップだったのはTBS。太田は、小選挙区で敗れた自民党幹事長(当時)の甘利明氏に『ご愁傷さま』と言ったかと思えば、当選した元自民党幹事長の二階俊博氏には『いつまで政治家続けるつもりですか?』と言い放つなどやりたい放題で、良くも悪くも大きな話題になりました」(テレビ情報誌記者) 太田の放言は事前に予想出来ただけに、起用したTBSの責任を問う声も少なからずあった。それでも今回、再登板を決めたということは、TBSは炎上してでも視聴率を取りにいくということなのだろうか。さらに、背景にはTBSの苦しい台所事情がある。「TBSは本来ならエースの安住紳一郎を投入したいところですが、安住は朝の帯番組に加え、土曜日にも『情報7daysニュースキャスター』があり、放送時間が4~5時間にも及ぶ選挙特番への起用は非現実的。鳴り物入りで始まった『THE TIME,』が思うように数字が伸びておらず、そちらのテコ入れが急務という事情もあります。 一方、他の報道、情報番組は、お昼の『ひるおび』や夕方の『Nスタ』は視聴率こそ悪くありませんが、恵俊彰や今回キャスターとして出演するホラン千秋、井上貴博アナでは“選挙特番の顔”としては弱いですし、夜の『news23』は打ち切りが囁かれるレベルで小川彩佳(今回、総合司会として出演)を“顔”にはしづらい。適任が見当たらない中で白羽の矢を立てたのが太田でした。太田はTBSきっての人気番組『サンデージャポン』の司会を務めており、いわばTBSの顔。サンジャポで生放送にも慣れているという点も大きかったでしょう」(キー局関係者) 他局が正統派スタイルで勝負スタイルするなか、ある意味では“ゲリラ戦法”を選んだTBS。ただ、太田の起用がリスキーなのは紛れもない事実だ。「真面目に政局の行方が気になる層は、太田が司会のTBSを選ばないはず。太田を起用すれば、“ハプニング”を求める視聴者層を前回以上に取り込めるでしょうが、前回については、太田の“口撃”に遭った自民党のみならず、野党からも不満の声が寄せられたと太田は明かしています。さらに、『太田が中立ではない』という批判の声もありました。太田がやり過ぎると、他のTBSの報道番組まで政治家の取材がやりにくくなる危険性はあります。 暴走を防ぐには、相方の田中裕二を一緒に起用するのが一番ですが、それで太田の“毒”が薄まるようでは太田を起用した意味がない。ある程度の数字が取れれば仕方ないと割り切ったからこそ太田を使ったわけで、いわば“毒を食らわば皿まで”といった心境でしょう」(同上) 参院選はタレント候補も多いだけに、“芸能人対決”も見もの。喝采を浴びるのか、再び炎上するのか、選挙戦の行方よりよほど注目である。 
2022.06.14 16:00
NEWSポストセブン
太田が暴走しても田中が止めるスタイル(時事通信フォト)
太田光「選挙特番」大暴走で見直される相方・田中裕二の大切さ
 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光が、10月31日に放送されたTBS系の『選挙の日2021 太田光と問う!私たちのミライ』で選挙特番の司会に初挑戦、その大暴走ぶりが物議を醸している。苦戦が伝えられた甘利明氏に「もし負けたら戦犯ですよね」「ご愁傷さまでした」と笑いながら語りかけ、二階俊博氏には「いつまで政治家続けるつもりですか」と質問。二階氏は「当選したばかりで失礼だよ、言葉を選びなさい!」と憤慨した。SNS上では「太田ぶっ込んでて面白い」と評価する声もあるが、「失礼にも程がある」「放送事故レベル」といった批判が相次いだ。 書き込みのなかには、「やっぱり田中あっての太田なんでしょうね」「昔から田中の存在を軽視してる人がいるが、田中が居ないと成り立たない」と、相方・田中裕二の存在に言及する声もあった。放送を観ていたテレビ局関係者も、田中の存在の大きさをあらためて認識したという。「太田さんのフォローをしようと井上貴博アナや小川彩佳アナも頑張ってはいましたが、いかんせん太田さんの速射砲のようなしゃべりを制止できていませんでした。相方の田中さんがいてくれたら、『失礼すぎるだろ』『いい加減にしろ』といったツッコミで場を収めていたはずです。 今回の太田さんの起用は、『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。』(日本テレビ系、2006~2010年)で政治への関心の高さを見せたことに加え、『サンデー・ジャポン』(TBS系)でも生放送の実績があることからTBSが白羽の矢を立てたのでしょうが、いずれも田中さんの制御あっての太田さんだった。今回のことで、爆笑問題にとっていかに田中さんが重要な存在かを業界関係者は再認識したのではないでしょうか」 太田に比べて地味な存在で、時に「じゃないほう芸人」に括られることもある田中だが、その仕切りやツッコミのうまさには定評があると、ベテラン芸能ライターは言う。「すごいスピードでしゃべり続ける太田さんの間隙を縫って話すのは非常に難しく、今回の特番でも共演者はみな苦戦していました。田中さんがふだんいかに絶妙なタイミングでツッコミを入れているかがよく分かります。『なんでだよ』『やめろよ』など最小限のフレーズしか発しないのも、太田さんのテンポに合わせて工夫しているのだと思います。 爆笑問題を高く買っていた故・立川談志師匠は生前、太田さんに『絶対に田中は切るな』と言い聞かせ、『田中は日本の安定だ』『お前みたいな感じでやるんだったら日本の安定が必要だから』と話したそうです。今回の太田さんの暴走ぶりを見ていると、まさに談志師匠の言っていたとおりだなと痛感させられます」
2021.11.01 16:00
NEWSポストセブン
司会やリポーターなどの仕事も少なくない
9月にバラエティが続々終了 最終回を民放各局が注視する理由
 この秋、多くのバラエティ番組が終了する。その中には、長らく視聴者に親しまれたものも少なくない。すでに最終回を迎えネット上で惜しむ声が上がった番組もあるが、民放各局はこうした最終回放送前後のネットの反応を注視しているという。その理由とは? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 民放各局の番組改編会見が終了し、新番組に関するニュースと、それを見た人々のコメントがネット上をにぎわせました。ただ今秋の改編で、新番組と同等レベルで注目を集めていたのが、9月で終了するバラエティ。長年親しまれてきた番組や、希少な視聴者参加番組などが多数含まれていたことに賛否の声が飛び交いました。 9月で終了する主な番組を挙げていくと、日本テレビ系が『有吉反省会』『おしゃれイズム』『幸せ!ボンビーガール』『アナザースカイ』『ウチのガヤがすみません!』。テレビ朝日系が『あいつ今何してる?』『日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』『爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!』『パネルクイズ アタック25』(ABC)。TBS系が『ぴったんこカン・カン』『爆報!THEフライデー』『教えてもらう前と後』(MBS)。フジテレビ系が『超逆境クイズバトル!!99人の壁』(特番に移行)などがあります。 実際、早くも14日に『幸せ!ボンビーガール』、16日に『ハナタカ!優越館』の最終回が放送されましたし、9月30日までの残り2週間弱ですべての番組が終了する予定です。 季節ごとに最終話が放送されるドラマとは異なり、バラエティの最終回は「打ち切り」というムードが漂い、視聴者にとっては「寂しく終わっていく」という印象があるのは否めません。しかし、このところ民放各局の関係者たちから、「最終回の放送前後はネット上のコメントを注視している」という声を聞くようになりました。なぜ終了が決まっているバラエティへの反応を気にかけているのでしょうか。“失敗”ではなく“復活”もありえる これまでバラエティが終了する理由の多くは視聴率の低迷によるものでしたが、最近の会見では編成担当者が「総合的に判断させていただいた」とコメントするケースが増えました。これは視聴率だけでなく、費用対効果、コロナ禍の影響(スタジオの密や海外ロケの難しさなど)、マンネリを避けるため、当初の目的を達成など、さまざまな要因によるものです。 つまり、バラエティの終了は「必ずしも“失敗”のらく印を押されたわけではない」ということ。たとえば、日本テレビの『有吉反省会』『おしゃれイズム』『アナザースカイ』は固定ファンが多く、視聴率もまずまずであり、「余力を残した状態で終わらせよう」という姿勢がうかがえます。これは「もっと大きな数字を狙いたい」「もっと若年層に刺さる番組を作ってテレビの存在価値を高めたい」などの前向きな姿勢によるものでしょう。“失敗”のらく印を押されたわけではない以上、「最終回放送時の反響を知っておきたい」と考えるのは自然な思考回路。「どのくらい惜しまれているのか」「どこが好きだと思われていて、最近はどう思われていたのか」「長寿番組を終わらせるとどうなるか」などを注視し、マーケティングとして今後に生かそうとしているのです。 しかもこれらの声は通常放送時には得られず、「番組を終わらせるからこそ引き出せる」というもの。だからテレビマンたちは、自局だけでなく他局の番組も含めて、最終回にかかわる動きを注視しているようです。 また、「マンネリのイメージが薄れて鮮度を回復した」「ファンからの待望論が高まった」「時代や人々のニーズが番組内容に再び近づいてきた」などの現象があれば、“復活”という選択肢が生まれるのも事実。 実際、この点に関して最も柔軟性のあるテレビ朝日は、『しくじり先生 俺みたいになるな!!』『ナニコレ珍百景』『帰れま10』(『お試しかっ!』内で放送)などを復活させた実績があります。かつては「過去の番組を復活させるのは恥ずかしい」と考えるテレビマンも多かったのですが、現在ではそうではないのでしょう。ネットコンテンツとしての復活も視野 この“復活”は単純な地上波での放送に限りません。CSや動画配信サービスなどの有料番組、あるいは公式YouTubeチャンネルのコンテンツなどで復活させる可能性が視野に入っていて、総合的に「収益化が見込めるものか」を見ているのです。 たとえば9月終了のバラエティも、「地上波での復活はありえるのか」という観点だけではありません。「動画配信サービスやYouTubeでの可能性はあるのか」という視点も含めて、最終話放送後のネット上を注視しているのです。 以前のようなCMでの広告収入を得ることが難しくなる中、民放各局は視聴率に基づくビジネスだけでなく、「どうやって収入を得ていくか」というマネタイズを考えるようになりました。これまで以上に「バラエティは自局の財産であることを意識し、それをどう生かして収益に変えていくか」を意識しているのです。 それ以外の理由として最後にもう1つ挙げておきたいのは、昨春に行われた視聴率調査リニューアルの反動。リニューアルによって、これまでの「どれだけの世帯が見ているか」(世帯視聴率)ではなく「どんな人が何人見ているか」(個人視聴率)がわかるようになり、民放各局は「主に10~40代向けの番組を制作する」という戦略にガラッと変わりました。 これは、「スポンサー受けのいい年代向けの番組を作ることでCM収入を得よう」という戦略ですが、私が取材している限り、テレビマンたちは必ずしも一枚岩ではありません。「もっと人口ボリュームのある50・60代向けのバラエティが必要」「これ以上CM収入だけに頼るビジネスモデルは視野が狭く危険」などと見ているテレビマンもいて、「10~40代の個人視聴率が低い」という理由で終了させることを疑問視しているのです。 そんなテレビマンが最終回の放送時にネット上の反応を注視して、判断の成否を探っているようですが、少なくとも民放各局の中で「変わらなければいけない」という意識が高まっているのは間違いないでしょう。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月30本前後のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演し、番組への情報提供も行っている。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2021.09.18 07:00
NEWSポストセブン
高田文夫氏が爆問田中と東MAXについて語る
代打の視聴率爆上げで拗ねる爆問田中と学割が楽しみな東MAX
 放送作家、タレント、演芸評論家で立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫氏が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今回は、脳梗塞で療養となった爆笑問題田中裕二と、春から大学生になる東貴博について綴る。 * * * 西の闇営業問題の時「松本動きます」なるフレーズが話題となった。東の笑芸界では明治座公演まで始めて「高田動きます」となって、芸人達はてんやわんや。 明治座芝居の稽古がスタートって時に、松村邦洋コロナ。元気になって参加したと思ったら「爆笑問題田中裕二、脳梗塞」の報。びっくりして太田光に連絡。「田中の脳が高速になったのか」「もう大丈夫なんです。なんかお菓子食べ過ぎたみたいです」と子供のような行動。 田中が司会している『秘密のケンミンSHOW?極』は太田が代わりに司会をやるときいて「それじゃあ、あの番組のギャラ太田7、高田3で」と提案したら、泣きながら「太田9、高田1でお願いできませんでしょうか。いま手持ちの金が欲しいもので……」お願いされた。ケッ。 田中が倒れてすぐの『サンデージャポン』はくりぃむの上田が代打。話題もあったので、17.9%という日曜の朝にとんでもない数字。それをきいた田中すねて「上田が数字とったんならオレはもう1個の玉とるよ」と訳の分からない逆ギレ。仕方ないから明治座公演2月13日夜の部は太田&高田で“爆笑大問題”としてやるつもり。 そんな中、ずっと芝居に出てくれている東MAXこと東貴博が、ちょんまげのズラをつけて私の楽屋へ。「春から大学生です。コロナの中、実はずっと勉強していまして社会人枠で駒大に合格。小論文と面接だったすけど、正直大変でした。春からは金持ちだけど何でも学割です」 そういえば東MAXは大学受験の浪人中に父・東八郎を亡くし、通夜の席で欽ちゃんに「俺の所へ来るか。東さんから教わったものを全部教えてあげるから」と芸能界入り。心の中でずっと大学へ行きたかったらしい。よかった。珍しく東を誉めてしまった。 絶賛上演中の「よみがえる明治座東京喜劇」は、その名の通り東京の笑芸大結集。私が最も尊敬する喜劇王三木のり平先生の生誕の地が、劇場のある日本橋浜町。沢山の名作を生んだ舞台。 萩本欽一の薫陶を受けてきた田中美佐子、前川清、東貴博。「志村魂」の舞台をつとめてきた磯山さやか。そして演出が今をときめく宅間孝行。全体を見るはビートたけしと若き日より二人三脚で“笑い”を作ってきた私という具合。笑いの対策から感染対策までバッチリ。 沢山の幟が立つ中、かつて“三木のり平”“萩本欽一”の立ち位置に私の幟がはためく。笑芸界に身を置く人間にとって、最高の名誉である。イラスト/佐野文二郎※週刊ポスト2021年2月19日号
2021.02.10 19:00
週刊ポスト
コロナ感染が血管へどう影響?(写真は田中裕二、共同通信社)
田中裕二のくも膜下出血との関係は コロナ回復後の「血栓」リスク
 1月下旬、お笑いコンビ・爆笑問題の田中裕二(56)がくも膜下出血(前大脳動脈解離)及び脳梗塞で深夜に救急搬送されたことが大きなニュースとなった。 幸い、田中の病状はその後安定していると報じられているが、一歩間違えれば命を落とす危険もあった。医療ガバナンス研究所理事長の上昌広医師が語る。「くも膜下出血は血管が脆弱になっている場合に起こる可能性がある病気です。脳に栄養を与える主要な血管の一つが裂けてしまった状態で、裂傷が大きいと死に至る可能性がある」 田中は昨年8月末に新型コロナウイルスに感染・入院していた。国際医療福祉大学病院予防医学センター教授の一石英一郎医師は「コロナ後遺症」の可能性を指摘する。「新型コロナ感染で脳への血管が脆くなったことで出血、あるいは詰まった可能性がある。海外では新型コロナ後遺症のことを『ディレイド・パンデミック(遅延性の世界的流行)』と表現することもあり、入院中の症状よりも回復後の後遺症のほうが大きな問題になりつつある。回復後に重篤な合併症を発症するケースが増えるかもしれません」 重篤な後遺症の原因として、新型コロナ感染によって「血栓」ができやすくなる可能性が指摘されている。 昨年12月の厚生労働省の研究班や日本血栓止血学会などの調査チームの発表によると、「人工呼吸器・ECMOで治療中の重症患者」382例のうち、13.2%が血栓症を発症していた。人工呼吸器に移行前や外れた後の回復期の症例を含めると重症者の2割近くに達するという指摘もあり、感染時の症状が重い人ほど血栓ができやすいとされる。 前出の上医師が言う。「血栓ができると脳梗塞や心筋梗塞に繋がりやすいだけでなく、腎不全や肝機能障害などその影響は全身に及びます」 なぜコロナ感染で血栓ができやすくなるのか。大阪大学免疫学フロンティア研究センター名誉教授の宮坂昌之医師が語る。「新型コロナウイルスは、ヒトの細胞の表面にある『ACE2』と呼ばれるたんぱく質の小さな“くぼみ”に結合することで細胞内に侵入し、感染することが分かっています。 このたんぱく質は全身の血管の細胞に数多く存在するため、身体中の血管が傷つきやすくなり、全身の臓器に影響し、様々な病気を引き起こすとされています」 昨年4月に英医学誌『ランセット』に掲載された論文では、「コロナウイルスは肺を通じて血液内に入り、全身の血管を攻撃するのではないか」という説が提唱されている。※週刊ポスト2021年2月19日号
2021.02.08 16:00
週刊ポスト
脳卒中は完治した新型コロナの影響によるものなのか
爆問・田中が感染4か月後に搬送「コロナと脳卒中」に関係はあるのか
 1日当たり5万人前後の新型コロナウイルス感染者が記録され、死者も1000人を超える日が少なくないイギリスから恐ろしい研究結果が発表された──。感染者数も死者数も、日本とは大きく異なるが、その数字は私たちの気をより一層引き締めることにつながりそうだ。たとえ最初の病状を克服できたとしても、その後に長く、多くの闘いが待っている可能性があるということをもう一度再認識したい。 緊急搬送から1週間。爆笑問題の田中裕二(56才)に笑顔が戻りつつある。「現在、体調的にはまったく問題ないようですが、退院後しばらく療養に入るので、田中さんの代役を探すことに各番組のスタッフは必死のようですね」(テレビ局関係者) 田中は1月19日に仕事から帰宅後、翌深夜2時頃に頭痛を訴えた。妻の山口もえ(43才)がすぐに119番通報。救急車で搬送され、「前大脳動脈解離によるくも膜下出血」「脳梗塞」と診断された。 入院中の田中の症状について、所属事務所「タイタン」の太田光代社長(56才)は「元気すぎるくらい」と説明し、相方の太田光(55才)も「全然大丈夫」とテレビ番組で明かしたが、ニュースが流れるやいなや、SNS上では新型コロナとの関連を疑う投稿が相次いだ。《新型コロナ陽性だったが、軽症ですぐに治った患者がその後、脳溢血で倒れたケースがありました。田中裕二さんの症状と非常に似ていて驚いています》(医師のTwitter)《友人の父親が新型コロナにかかり、退院後に脳梗塞で再入院。(中略)田中さんのケースに似ている》(30代女性のTwitter) 田中は昨年8月末、妻の山口に続いて新型コロナへの感染が判明。2週間の入院を余儀なくされ、頭痛と38℃前後の熱に悩まされたという。それから4か月後のくも膜下出血と脳梗塞の発症は、完治したはずの新型コロナによるものなのか。高知大学医学部教授の横山彰仁さんはこう話す。「関係があると断定はできませんが、新型コロナが血管の内皮細胞に感染することは間違いないので、否定もできません」3か月経っても心筋の炎症が続く 新型コロナが国内で確認されて約1年、さまざまな「後遺症」が報告されてきた。実際に田中も退院してからしばらくの間は味覚・嗅覚障害に悩まされていたという。多くの新型コロナの後遺症の患者を診察してきた新中野耳鼻咽喉科クリニックの院長・陣内賢さんが語る。「うちの病院の統計データでは、過去に陽性と診断されたことのある52人のうち28人が嗅覚障害を訴えています。微熱、倦怠感、筋肉痛や呼吸の苦しさを感じる人も多いです」 ほかにも脱毛、頭痛、せん妄など、報告されている後遺症はさまざまだ。こうしたなか、いま世界中で注目されているのが新型コロナ陽性者の長期的な追跡調査だ。「新型コロナは、回復して陰性となった後も、多くの人が体調不良を訴えています。陽性者の直近の対応だけではなく、長期的な結果と影響についての分析を世界各国が進めています」(横山さん) 1月18日、英レスター大学と国家統計局が共同で調査した、衝撃的な研究結果が発表された。2020年1月1日から8月31日までの間に新型コロナ感染の診断を受けて入院し、回復したイギリス国内の患者4万7780人(平均年齢65才・男性が55%)を対象にした調査で、29.4%が140日以内に再入院し、12.3%が重篤な心臓病や肝臓病、腎臓病、糖尿病で亡くなっていたことが判明したというのだ。 後遺症として圧倒的に多かったのは、呼吸器疾患の1万4140例。驚くべきは、そのうち6085例は、新型コロナ感染時に基礎疾患がなかった患者だったという。このデータは内科医の研究によるもので、あげられている疾患には、脳などほかの器官のものは含まれていない。 また、時期的に対象となっているのは、イギリスを襲った第1波の患者たちだ。つまり1日の感染者数が5万人を超え、死亡率も高まっていると報じられている「変異株」による後遺症は含まれていない。それにもかかわらず、回復者の3人に1人が再入院を余儀なくされ、そのうちの8人に1人が死亡しているのだ。 今年1月20日に1日の死者数が1734人と、パンデミックが始まって以来の最多を更新したドイツでは、感染後2~3か月が経過した100人の患者に対して、心臓のMRI検査を実施した。 対象は45~53才で、平均年齢49才。感染が確定してからMRI検査までの期間は平均71日で、100人のうち67人は自宅で療養、33人は入院して治療を受けていた。その結果、100人中78人に心臓MRIの画像上の異常が認められ、60人に心筋の炎症が続いていたという。感染から2か月以上経過してもなお、症状の重軽にかかわらず、新型コロナが心臓に影響を及ぼし続ける可能性があるというわけだ。足、肺、脳に血栓ができる 前出のタイタンの光代社長は田中の入院中の治療について、「医師に聞いたところ病院に着いた時点で動脈解離は治まっていて、血栓も点滴で溶けたそうです」と話している。春日井市総合保健医療センター参事の平山幹生さんが指摘する。「新型コロナウイルスが急性期に脳の血管に入って血管壁の炎症を起こし、その後に何らかの誘因で解離してしまったかもしれません。すなわち、脳の血管が脆弱になった可能性があります」 血栓とは、血管内でつくられる血の塊のこと。新型コロナの大きな特徴として、この血栓が血管を閉塞し、臓器障害を引き起こすことがあげられる。2020年12月には厚労省が、厚労省の研究班と日本血栓止血学会などの調査チームによるデータ解析の結果として、新型コロナ患者6082人中、105人が脳梗塞などの血栓症を発症したとの調査結果を公表している。これは全体の1.85%にあたる。 詳しく見ると、血栓症の発症数は軽症と中等症の患者において31例で0.59%、人工呼吸器やECMOを使用中の重症者では50例で13.2%を占めた。血栓ができた場所は、最も多かったのが足、次いで肺、脳の順だった。「新型コロナウイルスは血管内皮に感染して炎症を起こし、微小血管などで血栓ができやすくなるとされています。血栓は動脈にも静脈にもできます。動脈でできた血栓は脳や心臓、肺の血管に詰まって脳梗塞や心筋梗塞、肺塞栓症を引き起こし、静脈にできた血栓は深部静脈血栓症を引き起こすのです」(平山さん) 田中のくも膜下出血や脳梗塞が、新型コロナの影響で増加した血栓によるものかどうかは断定できないが、平山さんによると、新型コロナの後遺症は単一の病気ではなく、さまざまな要因が組み合わさった、複合的なものだとされているという。「イギリスの国立衛生研究所は新型コロナを“Long COVID”と呼んで、長期的な病態の解明に取り組んでいます。それにより、後遺症によって引き起こされる症状は、単一の病気ではなく4つの病態が複雑に絡み合ったものだと考えられることがわかってきました」 1つ目は心臓、脳などへの「恒久的な障害」。2つ目は集中治療室での治療後に生ずる、身体的、精神的障害(PTSD)をさす「集中治療後症候群」。3つ目は「ウイルス感染後疲労症候群」で、急性期ではなく回復後に出てくる症状だ。「昨年放送されたNHKの番組(※『視点・論点 新型コロナ後遺症と今後の課題 2020年12月21日放送』)ではこのような調査が紹介されました。フランスで行われた、発症から110日後の患者に対する電話による聞き取り調査で、約3割の人に脱毛、記憶障害、睡眠障害、集中力低下などの症状が見られたことが報告されており、日本でも同じような症状が発現しています。 ただ、これらの症状に関しては、ウイルスによる直接的な影響ではなく、回復後を含む、感染による肉体的・精神的ストレスによって起きている可能性も指摘されています」(平山さん) 4つ目は急性期の症状が長引く「持続する影響」で、特に肺の機能低下と関係する症状が多いという。「新型コロナによって重い肺炎を引き起こした場合、その肺炎が治る際に肺の細胞の壁が硬くなり、『線維化』などを引き起こします」(平山さん) 線維化が長引くと呼吸苦や咳などの原因になると考えられ、味覚・嗅覚障害を引き起こす。特に若い世代や女性に多く見られ、この症状が長く続く人たちは精神的に落ち込む人も少なくないという。「Long COVID」の観点からすれば、「治ったからもう安心」「若いから大丈夫」と考えるのは、危険だ。 日本は他国に比べて新型コロナの感染者数が少ないため、大規模な追跡調査はまだ行われていないが、自治体レベルで独自に調査を実施しているケースもある。 和歌山県によると、新型コロナに感染し、退院した県民の約半数が後遺症を訴えている。年代別では最も多かったのが30代で77%、40~60代で半数以上。20代も39%、20才未満でも35%に後遺症があったという。症状では「嗅覚障害」が最多で、続いて「倦怠感」、「味覚障害」と「呼吸困難感」、「頭痛」、「脱毛」の順だった。 新型コロナから回復し、事なきを得たように見える人も、決して楽観はできない。田中の場合も、救急搬送がもう少し遅れていたら、“もしも”のことがあったかもしれないという。「くも膜下出血は、トンカチで殴られるくらい痛いといいます。深夜2時にもかかわらず、山口さんが救急車をすぐに呼んだのは、田中さんが相当な痛みを訴えたことと、“何か異変があったら躊躇せずに病院へ”と後遺症を気にした医師から事前に指示を受けていたからではないでしょうか」(横山さん) もし田中がまだ独身生活を続けていたら、深夜ゆえもし山口が田中の異変に気づかずにいたら……。私たちは新型コロナの後遺症が“想像を超える”ものであることを知っておく必要がある。※女性セブン2021年2月11日号
2021.01.28 07:00
女性セブン
自粛期間中は家族でダンスに励んだという
爆問・田中裕二が10億円豪邸建設中 お向かいはあの有名人
 門構えの立派な豪邸が立ち並ぶ、都内屈指の高級住宅地に、新たに区画整備されたひときわ広い土地がある。「もともと建っていた家の取り壊し工事の際、工期や建築主などを知らせる看板に『田中裕二』と書かれていました。いまは名前が書かれていない看板に変わっていますが、近所では“爆笑問題の田中さん(55才)が引っ越してくる”と噂になっているんです」(近隣住民の1人) その地域の地価は、1坪400万円以上。条件がよければ、「1坪500万円近い土地もある」(地元の不動産業者)という。「田中さんが購入した土地は道路に面した好立地で、広さは100坪以上。土地代だけでも5億円はすると思われます。立派な上物が建てられるでしょうから、内装工事などの諸費用を含めて総額で10億円近くになってもおかしくない」(前出・地元の不動産業者) 田中は2009年に前妻と離婚し、2015年に山口もえ(43才)と再婚。2017年には第1子が生まれ、山口の2人の連れ子と合わせて3人の父親となった。「前妻と住んでいたのも3億円近くする豪邸でした。再婚後はその家に住まず、山口さんのマンションに身を寄せていたので、満を持して新居を購入、ということなのでしょう。お子さんたちも大きくなりましたからね。ちなみに前の豪邸は売らず、所持したままだそうです。さすがですよね……」(田中の知人) 田中はコンビでの活動だけでなく、個人でも人気バラエティー番組の司会や、CMにも出演している。相方でボケの太田光(55才)が目立つ印象もあるが、「ひとりだと空気を読み違えてしまうことも多い太田さんを、田中さんがうま〜くコントロールしているんです」とお笑い関係者。まさに実力を兼ね備えた“縁の下の力持ち”なのである。 新居の近隣住民たちの間では早速、こんな話題ものぼっているのだとか。「実は、田中さんの家の対面は堺正章さん(74才)のお宅なんです。もちろん大豪邸なのですが、田中さんの自宅と土地の広さはほぼ同じ。芸能界の大先輩の目の前に大きな家を建てた田中さんはある意味で度胸がある(笑い)。今後、この通りでは、堺さんと田中さんの大豪邸がシンボルとなっていくのかもしれませんね」(別の近隣住民) 体は小さいが、存在感は大きくなるばかりだ。※女性セブン2020年12月3日号
2020.11.19 16:00
女性セブン
東京喜劇を受け継ぐ日芸縦のライン 三木のり平、爆笑問題ら
東京喜劇を受け継ぐ日芸縦のライン 三木のり平、爆笑問題ら
 放送作家、タレント、演芸評論家で立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫氏が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今回は、東京喜劇(笑い)を受け継ぐ日大芸術学部の縦のラインに思いを巡らせ、爆笑問題の田中裕二がコロナ入院で大ピンチとなった太田光と彼のために駆けつけた助っ人たちについてお届けする。 * * * 東京で、笑いの本場といえば〈浅草〉でした。今考えてみるに……私だからそう思うのかもしれませんが、正しい東京喜劇(笑い)をキチンと受け継ぎリレーして、今も攻めつづけているのは〈日大芸術学部の縦のライン〉ではないでしょうか。森繁久彌と並ぶ喜劇王、三木のり平先生。私はこの人が一番面白いと思っている。そして三波伸介、ケーシー高峰。 出る方ばかりでなく裏方も。私とすぐ下の森田芳光監督(故人だがこの男の作品のユーモアには素晴しいものがある)。そして今をときめく立川志らく、爆笑問題、宮藤官九郎、春風亭一之輔……東京の笑いの半分以上は日芸産なんではないかと思ってしまう。 その爆笑問題の太田光が大忙しの大ピンチだった。田中のコロナ入院。片玉田中の片棒かつぐ爆問の片方が、片肺飛行で次々仕事をこなしている。憎まれ口を叩く太田だがやはり人柄だろう、土俵際になれば色んな人が助っ人に来てくれた。私が一番笑ったのは『サンデージャポン』の生放送、田中裕二にフォルムが似ているというだけで、霜降り明星のせいやが相方をつとめた。アハハ無理があるっつーの。 この後、日曜日はラジオでも4時間生放送を持っていて、感動したのは、まず中山秀征と4時間喋りたおしたこと。この二人のからみなど、業界人でも想像した事はなかったろう。先に10代の頃からヒデちゃんはABブラザーズとして、もの凄い売れ(この頃よく「コント見る」と言ってはABの合宿部屋へ行って私は酒を呑んでいた)、この時代、爆問はまったく陽が当ってなかった。戦友みたいなトークが清々しかった。 翌週には古舘伊知郎が駆けつけ関東話芸の妙。太田の母の葬儀にとんでいった古舘のおっちょこちょいなエピソードに爆笑。関東人の男気にふれほほえましかった。 そして何より深夜放送『爆笑問題カーボーイ』に、ラジオ界ではでかい面と体をしている帝王、伊集院光がはせ参じ、深夜の両横綱の揃い踏みとなり“神田伯山”から“TBSラジオ秋の改編”までメッタ斬り。聞いてるこっちが「こいつら大丈夫か」と心配した。 そんな中でもいつも太田はそっと私に手紙をくれる。なんせケータイすら持ってない。様々、田中の様子など書いてくれて「どうやら片玉コロナというらしく、今は元気に病室の患者達と賭け麻雀をやってます」。嬉しい知らせだ。〈追伸〉我々の大先輩、のり平先生の本『何はなくとも三木のり平』(青土社)が9月中旬に刊行。大絶賛のオビを書かせてもらいました。■イラスト/佐野文二郎※週刊ポスト2020年10月2日号
2020.09.25 07:00
週刊ポスト
爆笑問題・田中裕二 立川談志も才能を認めた「男前」伝説
爆笑問題・田中裕二 立川談志も才能を認めた「男前」伝説
 お笑いコンビ「爆笑問題」といえば、どうしても太田光(55才)ばかりが注目されがちだが、相方の田中裕二(55才)も超が付く売れっ子。最近では、みのもんたに代わって『秘密のケンミンSHOW』の司会にもついた。田中の魅力について、放送作家の山田美保子さんが分析する。 * * *故・立川談志さんも「このチビを切るなよ」と認めた才能 爆笑問題の田中裕二サンが新型コロナウイルスに感染。テレビやラジオに10本ものレギュラー番組をもつ田中サンだけに、各局対応に追われることとなりました。爆笑問題の“顔”と言えば、小説執筆から作詞、映画の監督まで、才能あふれる相方の太田光サンの方で、田中サンはいわゆる“じゃない方”だと思っているかたがいらしたら、全力で否定させていただきます! それは、デビュー間もない爆笑問題の才能を見抜き、太田サンに対し、「このチビ(=田中サン)は絶対切るなよ」と伝えた故・立川談志サン(享年75)の“お見立て”でもあるのです。 このエピソードを、以前、『1周回って知らない話』(日本テレビ系)で共演させていただいた際に話したら、太田サンはヒナ壇にいる私の方を振り返り、本当にうれしそうにしておられました。天才的“暴走”をする太田サンを止められるのは田中サンだけであり、田中サンが傍らにいらっしゃるからこそ、太田サンは暴走できる。僭越ながら、私も談志師匠と同じように、おふたりのことをずっと見させていただいていました。 でも、おふたりがお茶の間の人気者になるには時間がかかったものです。1999年、私がチーフ作家で入っていて、爆笑問題のおふたりにMCをしていただいていた『スパスパ人間学!』(TBS系)の頃は、美容や健康情報に特化しているのにF(女性)の視聴率の数字がなかなか取れず苦労したものです。 とはいえ、太田サンも田中サンも、共演女性や私のような女性スタッフにすごくやさしくしてくださいました。特に田中サンはやさしくて、打ち上げのようなとき、坂下千里子チャン(44才)の恋愛相談に真剣にのってあげていたことを思い出します。千里チャンは山口もえチャン(43才)と仲よしでしたから、田中サンともえチャンの結婚は、自然なことだったのかも、と思います。 おふたりとも再婚同士。田中サンの離婚については、お相手が一般のかただということだけではなく、田中サンが彼女を気遣い、沈黙を貫かれたことから、あまり報じられませんでした。芸能人同士だったら、けっこうな話だったと思うのですが、田中サンはグッとこらえた。このことは、同年代のお笑い芸人サンたちの語り草になっていて、田中サンの男らしさややさしさというストレートな評価につながっています。 田中サンともえチャンは、一見、「美女と野獣」カップルのようですが、そんなことはない! 本当にお似合いなんです。交際のうわさが出始めた頃、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演してくれたもえチャンが、明石家さんまサン(65才)からいじられて、「シー」と指を口にあてるも、デコルテまで真っ赤になって恥じらい、幸せそうだったのを見てゴールインを確信しました。 そうそう、数年前、表参道で平日の昼下がり、ランチデート後の田中サンともえチャンから声をかけていただいたことがあります。3人目の子供サンも一緒でした。もえチャンの“悩み”として、千秋サン(48才)や小倉優子サン(36才)らとの女子会の場に田中サンが同席してしまう…というのを聞いたことがありますが、いい意味で、田中サンはまったく邪魔にならないでしょうね。うらやましいです。 今回、保健所が指定した病院に家族5人で入院できたことは、コロナ対策が進んできたことの表れでもあるのでしょう。赤江珠緒サン(45才)や、有村昆サン(44才)・丸岡いずみサン(49才)夫妻のときは、本当に大変でしたからね。学生時代はアナウンサーを目指していた田中サン さて、実は田中サンとは、もっと前に、お目にかかっている私。新卒でTBSラジオの「954キャスタードライバー」に就いたとき、中継車の電波測定をしたり、音声チェック、スタジオとのつなぎなどをしてくれたのが、TBSラジオ内の「無線室」のバイトくんたち。その候補として来ていたのが大学生の田中サンでした。 当時の「無線室」は在京局のアナウンサーを数多く輩出していて、私が在籍中だけでも、NHKの渡部英美(←男性です)元・エグゼクティブアナウンサー、元・日本テレビの小倉淳サン(62才)、テレビ朝日の元アナウンサー、藤井暁サンがいらっしゃり、小倉サンや藤井サンは、久米宏サン(76才)の影武者として『ぴったしカン・カン』(TBS系)の予選の仕切りも担当していたかと。 そんな“ウワサ”を聞きつけて、先輩の紹介でやってきたのが田中サンだったというワケです。もちろん、その頃の田中サンもアナウンサー志望。高校時代、トシちゃん(田原俊彦サン・59才)やマッチ(近藤真彦サン・56才)を完コピし、校内の人気者だった田中サンは、アナウンサーにも向いていたと思いますが、太田サンと出会い、「爆笑問題」となるわけです。 田中サンのエピソードで大好きなのは、コンビニエンスストアでバイトをしていたとき、レジに並んでいるかたのカゴの中身を見ただけで素早く合計金額を計算できたという(笑い)。 そうした目配りと気配り、そして、アナウンサーを目指していたからこそのアナウンス能力は、『サンデージャポン』(TBS系)で度々見せていただいています。 まだ私が頻繁に出演させていただく前のことですが、妊娠中に出演していた吉田明世アナウンサー(32才)がスタジオで立ちくらみのような状態になったとき、スッと椅子を差し出して座らせてあげて、励ましの言葉をかけたのは田中サン。その後の進行の素晴らしさと、吉田アナが読むハズだった原稿をスラスラと読みまくった田中サンのアナウンス能力にも心から尊敬いたしました。 また、著名人の古すぎる(!)スキャンダルを克明に記憶していて、いらんタイミングで(笑い)ブッこんでくる太田サンに対し、きっちりツッコむと同時に、たしなめるのも田中サン。ほんと、多くの人が忘れてしまっている名前やエピソードなど、どれほどわかりにくいボケを太田サンがかましても、田中サンは100%、理解し、拾い、ツッコむのでした。 田中サンの加療中、太田サンがどこまで暴走してしまうのかは、心配でもあり、少し楽しみでもあります。田中サンが、あのみのもんたサン(76才)に代わってMCを務める『秘密のケンミンSHOW極』(読売テレビ・日本テレビ系)は、太田サンが助っ人となり、すでに1本収録をしたのだとか。実は、田中サンが単独で『ケンミンSHOW』のMCに決まったとき、太田サンはかなりうらやましそうだったのでね(笑い)。「テレビ界」に、「お笑い界」に、そして「太田サン」と「爆笑問題」に絶対必要な田中裕二サン。憎きコロナをやっつけていただき、また一緒にお仕事ができる日を楽しみにしながら、復帰をお待ちしております!◆構成/山田美保子『踊る!さんま御殿‼』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ~テレ)、『アップ!』(同)、『バイキング』(フジテレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。※女性セブン2020年9月17日号
2020.09.04 16:00
女性セブン
サンジャポに代打MCとして登場したずんの飯尾和樹
サンジャポでMC務めた飯尾和樹は「代打出演」の完成形か
 不祥事やコロナ感染などの影響で、当事者のタレントに代わってテレビ番組に代打で出演するタレントに注目が集まっている。「いつもより面白い」「違和感ある」など視聴者の反応はさまざまだ。新型コロナウイルスに感染した爆笑問題・田中裕二(55歳)の代打で『サンデージャポン』(TBS系)のMCを務めた、ずんの飯尾和樹(51歳)の場合はどうだったのか。コラムニストのペリー荻野さんが分析する。 * * * 今、さまざまな事情で番組出演ができなくなったタレントに替わる「代打出演」が増えている。代打タレントはいつもの番組の流れにどう乗るか、はしゃぎすぎても小さくなりすぎてもつまらない。自分の立ち位置を見つけるのはなかなか難しいのだ。 そんな中、「代打出演の完成形」にも見えたのが、爆笑問題田中裕二の代打で『サンデージャポン』に出た飯尾和樹である。 飯尾の代打成功ポイントは、3つある。まず、第一は「適当に粗末に扱われる」  番組冒頭から下を向いてばかりの飯尾。安倍首相退陣で、言い間違いが許されない各議員の名前やら政治用語やらが飛び交う中での進行役にカチカチ状態だ。そんな飯尾の様子を見逃すはずもない太田光が「緊張が伝わってくるんですけど」と言い出し、どう答える飯尾?と思ったら「こんな分厚いカンペあるんですよ」と手元のカンペを見せた。 一見、開き直った態度としか見えないが、カンペを見せることで、普段、田中がどんな風に進行していたのか視聴者にも伝わると同時に、飯尾の田中へのリスペクトも見えた。しかも、こんなに困っていると表明しても、スタジオの太田をはじめ、ぺこぱも壇蜜も、もちろんテリー伊藤も誰も助けない。飯尾、困ったまま。だが、ここでは「困った飯尾」が面白いので、それでいいのである。 そして、田中から番組へのメッセージが読まれると、そこには代打の飯尾への言葉はなし。飯尾は「俺の名前がない!」とガックリ。いいのいいの。ガックリしたり、困ったり。適当に粗末に扱われるのがこの番組での飯尾の立ち位置なんだから。 成功ポイントその2は、「適当にスベる」。番組の途中でメガネを頭上に置いて「女編集長」などとネタをやって、スベりまくってしまった飯尾。だいたい田中は、番組の中でネタはやらないのに、なんでこういう展開に?と思うが、ここでスベらず爆笑となっていたら、かえって居心地が悪かったに違いない。あちゃー、やっちゃったよ~とハラハラしつつ、番組から目が離せなくなった視聴者も多かったはず。おかげで「あちゃー」がお約束のデーブ・スペクターの影が薄く感じられた。 成功ポイントその3は、「適当に存在感がない」。この日は、芸能ネタでおじさんがカワイイと感じる人が増え、「かわいいおじさんブーム」が取り上げられた。そのかわいいおじさんのひとりが他ならぬ飯尾和樹。出演中のドラマ『私の家政夫ナギサさん』でヒロインの多部未華子に小さなお菓子をあげて励ます営業課長役に対して、ドラマファンの女の子たちから「いるだけでカワイイ」などと言われているのである。 スタジオの山之内すず(18歳)も「安心感がいいのかな」などとコメント。これで一気に飯尾が番組で存在感が輝くか?と思ったが、太田が飯尾とは無関係の昭和のころの「なんちゃっておじさん」や「くしゃおじさん」の話を始めて、すずをきょとんとさせ、さらに剛力彩芽の話題になって、ほぼコーナー終了。おじさん存在感も終了。あらら。でも、面白かった。 番組の視聴率は、前の週より5ポイントも高かったという。代打は小器用にうまくやらないほうがいい。飯尾を見て、それはよくわかった。
2020.09.01 07:00
NEWSポストセブン
中居、ウエンツ…視聴率調査変更で求められるMCの新3条件
中居、ウエンツ…視聴率調査変更で求められるMCの新3条件
 この春のテレビ番組改編で、番組のMC起用に新たな動きが見られる。その背景にあるのは、やはり視聴率。だが、これまでの視聴率への考え方とはちょっと事情が番うようだ。コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 2020年代最初の冬ドラマが次々に最終話を迎え、テレビ番組は春の改編期に突入していきます。 この春は中居正広さんがジャニーズ事務所から独立して新たなスタートを切るほか、ロンドン留学していたウエンツ瑛士さんが帰国して『火曜サプライズ』(日本テレビ系)のMCに復帰。新番組に目を向けると、昨年末の『M-1グランプリ2019』(ABCテレビ、テレビ朝日系)で優勝したミルクボーイが全国ネットのゴールデンタイムで初めてMCに挑む『これって私だけ?』(テレビ朝日系、火曜20時~)がスタートするなど、テレビ番組のMCにさまざまな動きが見られます。 その他の特筆すべき動きとしては、霜降り明星をはじめとする“お笑い第7世代”の若手芸人がMCを務める『第7キングダム』(日本テレビ系、日曜12時45分~)と、『霜降りミキXIT』(TBS系、月曜23時56分~)の2番組がスタート。占い師の木下レオンさんと、ぷりあでぃす玲奈さんが事実上のMCとなる『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系、水曜22時~)がスタート。『陸海空 地球私服するなんて』の破天荒な言動で人気者となった“ナスD”こと友寄隆英ディレクターの冠番組『ナスDの大冒険TV』(テレビ朝日系、水曜26時21分~)がスタート。『秘密のケンミンSHOW』(読売テレビ、日本テレビ系)のMCが、みのもんたさんから田中裕二さんに変更し、『秘密のケンミンSHOW極』にリニューアル。 このようにフィールドやキャリアの異なるタレントがMCに挑むことになった背景にはどのようなものがあるのでしょうか。◆視聴率調査のリニューアルが影響 冒頭に挙げた中居さんは、今春から『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)が30分拡大するほか、17日に『中居正広の4番勝負』(日本テレビ系)、20日に『中居正広のプロ野球魂』(テレビ朝日系)と特番が立て続けに放送されるなど充実一途。大手芸能事務所を辞めるにも関わらず、出演番組数がまったく減らないなど、国民的MCとしての需要が増している様子がうかがえます。 一方、前述したMC経験の少ないメンバーには、20代の若手から、異色のタレント、スタッフまで、さまざまなキャラクターが混在。これまでのようにアラフォーの中堅芸人が起用されていないことに新たな動きを感じます。 国民的MCと、さまざまなキャラクター。両方が混在した背景にあるのは、個人視聴率をはじめとする視聴率調査のリニューアル。ビデオリサーチ社が行っている視聴率調査が今年3月30日に大きく変わり、各地の調査世帯数が拡大されるほか、個人視聴率が全地区で導入されます。 個人視聴率とは、これまでの「どれくらいの世帯で見たか」を示す世帯視聴率ではなく、「性別や年代別にどれくらいの人が見たか」を示す指標。番組制作のベースとなるデータが細分化されるため、単純に経験値や知名度だけでMCを決めるわけにはいかなくなっていくのです。現在、「今春以降のバラエティで求められるだろう」と言われているMC像は、「幅広い世代からの好感度が高い」「若い世代が反応しやすい」「唯一無二の個性か専門的なスキルを持つ」の3つ。だからこそ国民的MCの中居さんや、持ち前の親しみやすさにイギリス留学で凛々しさを加えたウエンツさん、鮮度と勢いのあるお笑い第7世代は選ばれやすいと言えるでしょう。これまでの世帯視聴率をベースにした番組では、中高年層に人気のMCが選ばれるケースが多かったのですが、今後は個人の中でも「商品購買につながりスポンサー受けがいい」と言われる女性若年層に好かれるMCが増える可能性は高そうです。◆意外な注目株は初レギュラーMCの52歳俳優 また、冒頭のリストにはあげませんでしたが、もう1人気になるのは『これって私だけ?』でミルクボーイとともにMCを務める沢村一樹さん。沢村さんは現在52歳の俳優であり、ゴールデンタイムのバラエティでは初のレギュラーMCとなります。 近年、『99人の壁』(フジテレビ系)の佐藤二朗さん、『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』(日本テレビ系)の佐藤隆太さんなど、中堅俳優のMC進出が目立ちますが、これらの起用も幅広い年代からの好感度が高く、唯一無二の個性があるから。さらに、トップを走る主演俳優ではなく助演の多い俳優だからこそ出演作が多く親近感があり、それでいてMCとしては良い意味でのぎこちなさを含め、フレッシュさを感じさせられる貴重な存在なのです。 そこで再びフィーチャーしたいのは、前述した視聴率調査のリニューアル。これによって全国各地の集計をまとめることが可能になり、「この番組は日本全国で何人が見たか」が数値化されるようになります。そのため中堅人気俳優のような幅広い年代からの好感度や唯一無二の個性を持つ芸能人がMCを務める機会は増えていくのではないでしょうか。録画視聴やネット配信視聴の増加。さらにはテレビではなくパソコンやスマホでの視聴など、個人の視聴形態が分散化する中、MCにかかる期待とプレッシャーはこれまで以上に大きくなっていくでしょう。ただ、求められるものが大きくなるほど努力を重ね、MCとしてのレベルは上がりやすいだけに、視聴率調査のリニューアルはテレビ業界にとってチャンスなのです。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2020.03.21 07:00
NEWSポストセブン
木下優樹菜&藤本敏史夫妻は『JOY』のCMで共演
芸能人夫婦、共演CMに起用されるカギは妻の好感度にあり
 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は芸能人夫婦の共演CMについて。 * * *『P&G ジョイ コンパクト』「ジョイ史上最高傑作」篇のCMに爆笑問題の田中裕二と山口もえ夫妻の姿を見て驚いた。バツイチ同士の二人がゴールインしたのは2015年10月。2017年には3子となる女児が誕生している。“色々あった”二人だが、その幸せそうな様子は芸人仲間や山口と仲のいいママタレの多くが認めるところ。あの小倉優子が「好きなママタレ」の第一位に輝くなど、懸命に頑張っていてチャーミングでさえあれば、“バツあり”“シンママ”などはマイナス材料にならないのが広告業界の新常識であるようだ。 それにしても、並んで食器洗いをする爆問田中と山口もえの微笑ましいことよ。半年ほど前、表参道で夫妻から声をかけられたことがある筆者。生まれたばかりの女児を抱っこして、田中とショッピングかランチデートでもしていたのだろうか。もともと“やさしい男”として共演女性やスタッフ女性から大人気だった田中が妻子を全力で守っている様子が伝わって来て、ほっこりした気持ちで満たされた。そのカンジが、そのまま同CMからは伝わってくる。◇バラエティーでの共演とは意味合いが異なる 同じく『P&G ジョイ』のCMに一足先に出演していたのがFUJIWARA藤本敏史と木下優樹菜夫妻である。バラエティー番組では爆問田中より“妻ネタ”が多いフジモンと、SNSでプライベートを公開する機会も多いユッキーナ。というワケで、プライベートがあまり見えない田中・山口夫妻の共演ほどのインパクトはないものの、さまざまな厳しい条件や高いハードルを乗り越えた“お仕事”であるだけに、フジモン&ユッキーナのそれも、バラエティー番組での共演とは意味合いが異なる。 それを裏付けするのは、2017年から『養命酒』のCMに夫婦で出演している藤井隆と乙葉夫妻だ。当初から互いの体調を思いやったり、養命酒の効果を報告しあったりする、円満な夫婦にしかやれない内容だが、この二人、結婚してからバラエティー番組で共演は『さんまのまんま』(関西テレビ・フジテレビ系)以外、記憶がない。 実際、番組の企画会議で名前を出しても、「共演はCMだからでしょ?」と、オファーしても無駄だと言わんばかりにプロデューサーから却下される、実は“敷居の高い夫婦”なのである。 でもそこが、この夫妻の魅力。交際当初から乙葉を思いやる藤井のエピソードは周知の事実だったが、そのイメージがいまも保たれ、CMの設定にも活かされている理想的なケースだ。◇CM業界の狙いは蒼井優&山ちゃん夫妻か そして最近よく見るのが、サッカー日本代表の長友佑都選手と平愛梨夫妻のCM。『花王メリット』である。長友の「僕のアモーレ」発言があまりにも有名だが、夫婦の“雰囲気づくり”を担っているのは平のほう。長友はアスリートなのでピッチでの活躍が物を言うことは間違いないが、愛梨の実妹の平祐奈や、縁結びの神で、現在、長友の料理番修行中の三瓶を含め、ほのぼのとした「平愛梨ファミリー」は長友の好感度をさらにアップ。彼にとって居心地が良さそうに見える『メリット』のCMも、そんなイメージがそのまま映像化されたようで、好感度調査の数値を急上昇させているところだ。 現在オンエア中の“夫婦CM”は、夫に芸人が多いというよりは、妻がバラエティーで番組で好感度が高い(あるいは高かった)ケース。CM業界でのポイントの高さには、ママタレ妻が深く関わっている。 では次なる狙い目はどの夫婦なのか。それは南海キャンディーズ山里亮太と蒼井優に他ならない。蒼井のバラエティー出演歴はドラマや映画の番宣以外ではないのだが、実は彼女が単独出演しているのは、『新ビオフェルミン』『三幸製菓』『JINS』など庶民的だったり家庭用商材のCM出演が多いのである。アンジャッシュ渡部建と佐々木希夫妻よりもさらにハードルは高かろうが、オファーは既に複数来ていると思われる。 それよりもう少し“現実的”なところで考えると、妻を愛してやまない品川庄司・庄司智春と、既に『ハウスシチュー』のCMキャラクターであり、バラエティ―番組でのママタレとしてのコメントがいつも「100点満点」と大評判の藤本美貴夫妻ではないか。食器を洗うか、シャンプーするか。夫婦の共演CMが見てみたい。 広告業界での“夫婦CM”は、かつては大物同士か、大物の夫を3歩下がって支える、芸能人としてのランクが夫より劣る妻との共演が常だった。 果たして今は、ママタレとして好感度の高い妻に引っ張られて夫が出てくるケースが多い。ママタレの好感度の基準も含め、「変化してきている」ことは間違いないのである。
2019.07.20 16:00
NEWSポストセブン
田原俊彦の名作ドラマの誕生秘話
デビュー40周年の田原俊彦 ジャニー喜多川氏との特別な関係
 1月17日深夜放送のTBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』で、爆笑問題の太田光と田中裕二が帝国劇場で行なわれている『ジャニーズKing&Princeアイランド』を観賞したことを報告。終演後、ジャニーズ事務所社長であるジャニー喜多川氏に対面したという太田は、TBS系『爆報!THEフライデー』で共演している田原俊彦について触れ、「トシちゃんがよろしく言ってました」と伝えた。すると、ジャニー氏は「お世話になってます」と返答したという。 田原俊彦とジャニー喜多川氏の関係はどのようなものなのか。『田原俊彦論 芸能界アイドル戦記1979-2018』(青弓社)の著者である芸能研究家の岡野誠氏が考察する。 * * * 田原俊彦がジャニーズ事務所を離れて四半世紀が過ぎようとしているのに、ジャニー喜多川氏は「お世話になってます」という言葉を口にした──。 1970年代後半に低迷していたジャニーズ事務所を救ったのは田原俊彦、近藤真彦、野村義男の『たのきんトリオ』だった。 1979年のTBS系『3年B組金八先生』の生徒役で注目を浴びた3人が順番にレコードデビューしていくと、いずれも人気が爆発。年末の日本レコード大賞では、1980年に田原俊彦、1981年に近藤真彦、1983年に野村義男所属の『The Good-Bye』が最優秀新人賞を獲得。1982年のシブがき隊を含め、4年連続でジャニーズ事務所のタレントが栄冠に輝いた。こうして、今に至るジャニーズの黄金期が始まったのである。 中でも、歌って踊れる田原俊彦の存在はジャニー氏にとって特別なものだった。当時、『たのきんトリオ』の素顔を語る企画で、こう述べている。〈不器用といえば、不器用なのかもしれませんが、性格的にいえば、なにに対しても徹底してやるということで、あまりとやかくはいってないんです。まあ、3人の中ではいちばん田原に対して勉強させましたね。彼は、勉強させればさせるほど、力を身に付けていく子だったからです〉(週刊セブンティーン特別編集『スーパーアイドルの365日』1981年1月5日発行)  事務所創設以来、歌って踊れるアーティストの育成を目指していたジャニー氏にとって、田原俊彦はまさしく理想の素材だった。 デビュー曲『哀愁でいと』ではサビ前に脚を高く上げさせ、間奏でバク転をさせる。その後もジャニー氏はプロデューサーとして、『君に薔薇薔薇…という感じ』『原宿キッス』『シャワーな気分』『チャールストンにはまだ早い』などで、軽快なリズムで歌って踊る彼の魅力を引き出していった。 田原俊彦の存在は後輩にも大きな影響を与えていた。昨年12月5日、少年隊の錦織一清はTBSラジオ『たまむすび』で、合宿所で寝食を共にした4歳年上の先輩について話した。〈ものすごく練習する人なんです。それ見て、僕も刺激を受けたんですけど。(新曲の)振り付けをもらった夜から明け方まで、ずっと鏡の前で、ずっと自分のモノになるまで練習が必要だ、とずっとやる人でしたね。何も考えずに動けるようになるまで、慣らして動けるようになるまではやらなきゃいけないんだと僕は教わったから、トシちゃんに〉 こうして伝統が受け継がれていったことを、ジャニー氏は誰よりも間近で感じていたはずだ。そして、独立から25年の歳月が流れても、我が子のような思いがあるからこそ、「お世話になってます」という言葉が咄嗟に出たのだろう。今も、ジャニー氏にとって田原俊彦という存在は特別なのではないか。 田原も独立後、事あるごとにジャニー氏に感謝の意を表している。2009年に出版した自伝『職業=田原俊彦』(ロングセラーズ)では、こう綴っている。〈僕がアイドルになれたのはジャニーさん抜きには考えられない。田原俊彦はジャニーさんによって作られたといっても過言ではないからだ〉  今年、デビュー40周年を迎える田原俊彦は4月21日にNHKホールで『40TH ANNIVERSARY EVE 平成 LAST LIVE!』を行なう。田原にとってNHKホールは、歌手デビュー前から音楽番組『レッツゴーヤング』(NHK総合)で、歌って踊って番組を盛り上げる『サンデーズ』の一員として爪を研いでいた場所である。同時に、頻繁に現場に訪れていたジャニー氏にとっても思い出の地である。 あれから40年近い月日が流れた今も、ジャニー氏は新星を育成し、田原俊彦は歌って踊り続けている。2人とも、当時の志を忘れることなく、己の道を邁進している。 まだアイドルが“ジャリタレ”と揶揄される風潮の残っていた時代、ジャニー氏は理想像をこう語っていた。〈ぼくはジャリタレで終わらせようと思ってやってないんです。アメリカの芸能界のように、みんな5歳くらいからレッスンにレッスンを重ねて、その人たちが40代、50代で円熟期を迎えて、老人になっても活躍してるようなアーチストを作りたいんです〉(『平凡』1987年11月号) これは還暦に近い年齢でも、ダンサブルなステージで魅せる田原俊彦のことではないか。4月21日、NHKホールには、58歳でも歌って踊り続ける田原俊彦の勇姿があるだろう。その姿をジャニー喜多川氏が直接、目にすることができたら、どんなに素晴らしい邂逅となるだろうか。そんな光景を想像してやまない。
2019.02.06 07:00
NEWSポストセブン
爆笑問題も応援に、片岡鶴太郎展の作品集
爆笑問題も応援に、片岡鶴太郎展の作品集
 1月14日まで松屋銀座8階イベントスクエアにて開催中の「片岡鶴太郎展-faces-」。オープニングイベントには、鶴太郎の友人代表として爆笑問題・太田光と田中裕二がお祝いに駆け付けた。 イベントでは、鶴太郎が2019年干支であるイノシシを描き、爆笑問題の2人がその様子を見学。イノシシの絵とともに3人でポーズを取ってみせた。■撮影/高柳茂
2019.01.14 16:00
NEWSポストセブン
吉田アナ、宇垣アナも TBS女子アナがフリー化する事情とは
吉田アナ、宇垣アナも TBS女子アナがフリー化する事情とは
 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回はフリーになるTBSの女子アナたちについて。 * * * 1月末でTBSを退社することになった吉田明世アナが6日、レギュラー出演していた『サンデージャポン』(TBS系)に生出演。退社理由について、子育てをしていく中で「自分のペースで仕事をしていきたい」と説明した。  MCの爆笑問題とは、『爆報!THEフライデー』(同)でも共演し、業界用語で言うところの“ハマっていた”吉田アナ。まだ妊娠を公表していなかった時期、“サンジャポ”のスタジオで体調を崩した際、田中裕二のとっさの判断で事なきを得たことも記憶に新しい“サンジャポ”レギュラー中、頻繁に出ていたロケ先でアドリブを連発したり、自宅から中継したり、現夫との交際を撮られてからも、オープンに振る舞ったりしていた吉田アナは、テリー伊藤氏や西川史子ら、共演者からもかわいがられていることがわかった。  だからこそ、生出演して退社理由を説明。吉田アナの後を引き継いだ山本里菜アナとの関係も、すこぶる良好と見た。 そんな山本アナより「サンジャポには合っている」と吉田アナが評した宇垣美里アナにも退社するとの報道があった。『あさチャン!』のレギュラーを失い、「荒れている」とも報道された宇垣アナに手を差し伸べた“サンジャポ”で、「闇キャラ」として大ブレイク。ほぼレギュラーで披露するコスプレも毎回大好評で、昨年12月に発表された「第15回 好きな女性アナウンサーランキング」(オリコン調べ)にて、TBSの局アナで唯一ランキングしたのが宇垣アナだったことは、「え? 宇垣って、こんなに人気あるの?」と局内をザワつかせたのではないか。実はこのランキング、回を重ねるごとに、局内で重要視されているからだ。 しかし、時すでに遅し。宇垣アナについては、既に退社後の所属プロダクションまで取沙汰されていて、決定的といえよう。  そして下記のことは“サンジャポ”のレギュラー陣も話題にしていたことなのだが、同番組でアシスタントを務めた女子アナはみな、フリーになって大きく羽ばたいているという事実。  海保知里アナ、青木裕子アナ、田中みな実アナ、吉田アナ、そして主に外回りを担当していた宇垣アナである。 同局の中では、キャラ立ちといえるタイプばかりであるうえ、局アナの恋愛スキャンダルでさえネタにしてしまうサンジャポで、彼女たちは、タレントや文化人たち相手に上手に振る舞っていたという特徴もある。中でも、オリエンタルラジオの藤森慎吾と交際していた田中みな実アナを中田敦彦と福田萌の結婚会見場に行かせ、質問させたのは、名場面のひとつだった。そして藤森との破局後、田中みな実をいち早くゲストに呼んだのも”サンジャポ“だった。  そんな“サンジャポ女子アナ”を始め、進藤晶子アナ、小島慶子アナ、久保田智子アナ、桝田絵理奈アナ、そして小林麻耶さんらの名前を挙げ、TBSは働かせ過ぎなのではないか、だから女子アナが続々退社してしまうのではないかという見方があるようだ。  そうだろうか。確かに、体を張るバラエティー番組から料理番組、番宣番組に至るまで一人でこなしていた小林麻耶さんのように仕事が集中していたケースはあったし、結婚や出産を機に退社を決めた女子アナも少なくない。これは一般の女性にもあてはまるのだけれど、どこから見てもバリバリのキャリアウーマンが、結婚や出産をして、「こっち(家)のほうが自分には合っているかも」とキャリアをストップするケースは実は少なくないのである。吉田アナはまさにそんな一例だろう。 私が思うTBSの女子アナ連続退社の理由は、同局が在京局のなかで、もっとも女子アナ活躍の場が少ない局だということなのである。 例えば朝ワイドの『あさチャン!』は、日テレ出身の夏目三久をメインに据えて久しい。続く『ビビット』でメインの女性は真矢ミキだ。『ひるおび!』は江藤愛アナが頑張っているが、『Nスタ』はタレントのホラン千秋。『NEWS23』はOGではあるけれど、雨宮塔子がメインである。そして、『報道特集』は、すったもんだの末、結局、NHK出身の膳場貴子がメインに座っている。「ウチの局は、他局を辞めた女子アナを真っ先に起用する」…、かつてTBSの男子アナがこうボヤいていたのを聞いたことがあるし、同局の大きな番組を長年任されている他局出身のフリーアナは「TBSの人って、自分の局のアナウンサーを信用していないように感じる」とも言っていた。 在京の民放局で唯一、テレビとラジオの兼営局であるTBSは、実はもっとも女子アナが長く働ける環境が整っていると長年思われてきた。顔を出さず、声で勝負ができるラジオは、年配の女性アナウンサーには居心地がいいハズ。NHKのベテラン女性アナウンサーが晩年、深夜ラジオでリスナーから高い支持を得るという実例もある。 だが、TBSの女子アナは、そんなラジオに魅力を覚える前に辞めてしまうのである。もっとも、平日のワイド番組のパーソナリティーも、ジェーン・スー氏や朝日放送出身の赤江珠緒アナだ。 件の吉田アナの“サンジャポ”出演について記したスポーツ紙を『はやドキ!』で紹介した7日早朝、新人の宇賀神メグアナが、丁寧語でリアクションした際、メインの高野貴裕アナのリアクションが興味深かった。 まず、吉田アナに丁寧語を使う必要はないと言い、吉田アナの産休中に入社した宇賀神アナに、それほど接点がないではないかとも指摘したのである。確かにそうだが、なぜそのポイントを掘り下げたのやら。相次ぐ後輩女子アナの退社に、高野アナも思うところがあったのかもしれない。 現在、在京民放局の中で、もっとも華やかな美人タイプが揃っているTBSの女子アナ。昔は、宇野淑子さんや桐本幸子さん、岩崎直子さん、遠藤泰子さん、菅原牧子さん、そして吉川美代子さんら、昔は職人気質のアナウンサーが揃っていて、ラジオを含め、局内の人気番組でメインを張っていたものだけれど、いま、そんなことを言っても仕方がないのだろうか 宇賀神アナが、キャラクター抜群で読みもしっかりしていた吉田明世アナと共に仕事をし、いろいろ教えてもらいたかったと思うのは当然のこと。働き盛りのアラサー女子アナの退社が相次ぎ、結果、男性スタッフが仕事がしやすい20代の女子アナばかりになってしまうのは兼営局として少々マズイのではないかと思うのは私だけだろうか。
2019.01.13 07:00
NEWSポストセブン

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