芸能

代打の視聴率爆上げで拗ねる爆問田中と学割が楽しみな東MAX

高田文夫氏が爆問田中と東MAXについて語る

高田文夫氏が爆問田中と東MAXについて語る

 放送作家、タレント、演芸評論家で立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫氏が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今回は、脳梗塞で療養となった爆笑問題田中裕二と、春から大学生になる東貴博について綴る。

 * * *
 西の闇営業問題の時「松本動きます」なるフレーズが話題となった。東の笑芸界では明治座公演まで始めて「高田動きます」となって、芸人達はてんやわんや。

 明治座芝居の稽古がスタートって時に、松村邦洋コロナ。元気になって参加したと思ったら「爆笑問題田中裕二、脳梗塞」の報。びっくりして太田光に連絡。「田中の脳が高速になったのか」「もう大丈夫なんです。なんかお菓子食べ過ぎたみたいです」と子供のような行動。

 田中が司会している『秘密のケンミンSHOW?極』は太田が代わりに司会をやるときいて「それじゃあ、あの番組のギャラ太田7、高田3で」と提案したら、泣きながら「太田9、高田1でお願いできませんでしょうか。いま手持ちの金が欲しいもので……」お願いされた。ケッ。

 田中が倒れてすぐの『サンデージャポン』はくりぃむの上田が代打。話題もあったので、17.9%という日曜の朝にとんでもない数字。それをきいた田中すねて「上田が数字とったんならオレはもう1個の玉とるよ」と訳の分からない逆ギレ。仕方ないから明治座公演2月13日夜の部は太田&高田で“爆笑大問題”としてやるつもり。

 そんな中、ずっと芝居に出てくれている東MAXこと東貴博が、ちょんまげのズラをつけて私の楽屋へ。「春から大学生です。コロナの中、実はずっと勉強していまして社会人枠で駒大に合格。小論文と面接だったすけど、正直大変でした。春からは金持ちだけど何でも学割です」

 そういえば東MAXは大学受験の浪人中に父・東八郎を亡くし、通夜の席で欽ちゃんに「俺の所へ来るか。東さんから教わったものを全部教えてあげるから」と芸能界入り。心の中でずっと大学へ行きたかったらしい。よかった。珍しく東を誉めてしまった。

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン