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【野田聖子】に関するニュースを集めたページです。

自民党分裂なら小池新党軸に“反安倍政権”誕生シナリオも
自民党分裂なら小池新党軸に“反安倍政権”誕生シナリオも
 都議選の衝撃はこれから始まる政界地殻変動の第一波でしかない。いよいよこれから、安倍晋三・首相VS小池百合子・東京都知事の全面戦争に突入する。政治ジャーナリスト・野上忠興氏は小池氏が初めて政界に出た時の状況に似ていると指摘する。「かつて細川護煕氏が日本新党を結成して臨んだ1992年7月の参院選は『日本新党ブーム』と呼ばれたが、当選したのは小池氏らわずか4人だった。自民党は議席を増やし、政権は安泰とみられていた。ところが、1年後に8党連立の細川内閣が誕生した。あのとき、自民党の誰も政権を失うとは想像もしていなかった」 当時の政界は自民党が衆院274議席を占め、「万年野党」の社会党(141議席)には政権を奪うだけの国民の支持はなかった。 ドラマの始まりはこの野党第一党の崩壊だった。1993年7月の総選挙で一気に野党連立の細川政権ができたように思われがちだが、あの選挙で大敗したのは社会党で、70議席に半減した。自民党は分裂で過半数を割ったものの、まだ223議席の圧倒的な第一党で、野党は社会党、自民党離党組の新生党(55議席)、公明党(51議席)、日本新党(35議席)など多弱状態が生まれた。「社会党の大敗から、日本新党の細川氏を旗印に、多弱の野党が結集していった。都議選後に起きるのもまず野党第一党・民進党の混乱と解体でしょう。小池氏はあのときの経験から、日本新党のような核があれば盤石に見えた権力をひっくり返せることを、身をもって学んでいる」(野上氏) なお、総選挙の1か月前に行なわれた都議選で日本新党が第三党に躍進したことが、その後の流れを決定づけたともいわれている。◆野田聖子を担ぎ出す 現在、国政では、まさに小池氏が掲げた「旗印」に野党が集まりつつある。「情報公開」を東京大改革の柱に掲げる小池氏は、加計問題の「怪文書」騒動を受けて、6月定例都議会に「公文書の管理徹底条例」を提出して成立させた。「国会でも『文書があるのないの』とかに注目がいっている。基本的に記録は残す。重要な文書を破棄する場合は他部署が関与するダブルチェックで廃棄する」 情報隠しに走る安倍政権をそう痛烈に批判した。そんな小池氏と連動するように終盤国会では、野党4党が公文書管理法改正案を提出。成立はしなかったものの、野党各党が小池氏の政策を新たな結集軸と見なしていることがわかる。 1993年政変で細川政権への流れを決定づけたのは、自民党の政権批判派が野党結集に参加したことだった。「安倍一強」の自民党内でも、「反アベノミクス勉強会」に石破茂氏、野田聖子氏ら約60人が参加し、物言えなかった反安倍勢力がようやく動き出した。 野党の動きと自民党の反主流派を結びつけるのが、小池新党の国政進出だろう。本誌・週刊ポストは前号で、小池氏とともに自民党を離党した若狭勝氏、維新の会を離党した渡辺喜美氏など5人が国政の小池新党「国民ファーストの会」を立ちあげ、次の総選挙では台風の目となって自民党が単独過半数を割り込む可能性さえあるという野上氏の分析を報じた。「自民党が安倍派と反安倍派に分裂状態となれば、小池新党を軸に野党勢力が反安倍派の野田聖子氏などを首班指名に担いで“反安倍連立政権”が誕生するシナリオも考えられます」(野上氏) 政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏もこう語る。「安倍首相が都議選の結果を真摯に受け止めて臨時国会を開き、加計問題を謝罪すればまだ支持を回復するチャンスはある。だが、首相はどうやら選挙後は外交や内閣改造で批判をそらせると考えている。そうなれは次の総選挙に向けて国民の政権不信はいよいよ強くなる。将来、今回の都議選が安倍政権が崩れていく転換点だったといわれることになるのではないか」 安倍VS小池の「国盗り合戦」はこれから本格化する。※週刊ポスト2017年7月14日号
2019.03.11 14:44
野田聖子議員が体外受精に足踏みする日本の不妊治療に意見
野田聖子議員が体外受精に足踏みする日本の不妊治療に意見
 体外受精の治療費は1回50万円、45才以上の出産率はわずか1%。採卵、服薬、注射、検査、結果発表を繰り返し、夫婦は心身ともに疲弊していく。それでも不妊に悩む夫婦はこの治療に一縷の望みを託すしかなかった。3月、国内初となる匿名の卵子提供による出産が発表された。 不妊治療を受ける彼らの希望の光となるのか…2010年に卵子提供を受けて妊娠・出産した野田聖子議員(56才)が、今回の匿名卵子出産への思いを語った。日本でいち早く卵子提供に挑んだのが野田議員だった。 41才から14回にわたり不妊治療を受けた。1日に3回の服薬、ホルモン分泌を促す注射、加えて地元・岐阜と東京を行き来する多忙な議員生活。流産も経験し、一時は「もう死ぬしかない」と考えるほどの苦悩を抱えた。 体外受精での妊娠・出産率は、45才以上の場合わずか1%。「でもその1%にかけちゃうんだよね。医師も周りも無理だって言ってくれないから終わりが見えないの」(野田議員) 昨年、国立社会保障・人口問題研究所が発表した「第15回出生動向基本調査」によると、子供のいない夫婦のうち28.2%に不妊の検査や治療の経験があるという。「日本が間違っているのは、体外受精でほとんどの夫婦が足踏みをしていること。1回約50万円もする体外受精を何度も受け続ければ、そのうちお金はなくなる。通院しながら働くことが難しくなり、夫婦仲は悪くなる。でも他国は数回体外受精をしてできなかったら、次は卵子提供をやりましょう、養子縁組をしましょうって親になるプロセスをちゃんと作ってくれている。 日本の不妊治療は次のステップがない。日本では“血を分けた子じゃないと自分の子じゃない”という考えが強いので不妊治療からなかなか卒業できない」(野田議員) 2008年に交際を始めた7才年下の一般男性の勧めで卵子提供に踏み切った野田議員は、州法で認可されているアメリカのネバダ州へ飛んだ。「卵子提供者の顔、年齢、学歴など膨大なデータをもらったけど、自分で選ぶことはしませんでした。夫がO型だったので、何かあった時に輸血できるよう血液型だけを考慮して。自分の顔に似た提供者を探す人もいるけど、私は子供をデザインするみたいで嫌だった。 それに、自分と同じ顔の子しか愛さないなんておかしいでしょ? きょうだいだって顔も性格も違うし、育て方と環境によると思う」(野田議員) 提供者の情報を自ら避けたという野田議員。「そういう意味では私も今回の匿名卵子提供と同じようなものですね。国内で卵子提供を受ける制度があれば、日本の医療を受けられる安心がある。アメリカのように医療費が高い国で行うより金銭的な負担が減るし、国内移動なら体への負担も軽くなります。妊娠中や産後も何かあった時にすぐ提携する病院に駆け込めるし、家族が近くにいられるのも心強いでしょうね」 息子の真輝くんはこの春、保育園を卒業。重度の障害を持つため、4月からは特別支援学校に通い始める。野田議員は最後、愛息の写真を記者に見せながらこう語った。「かわいいでしょう。本当は2人目がほしいけど、子宮を摘出してしまったので出産はもう無理。今は夫も“1人の育児でも大変!”って言ってるから、私がリタイアしたら養子縁組を考えています」※女性セブン2017年4月13日号
2019.03.11 15:41
卵子提供推奨の野田聖子、「出産は親のエゴ」の意見を一蹴
卵子提供推奨の野田聖子、「出産は親のエゴ」の意見を一蹴
「素晴らしいし、喜ばしいこと。年齢にかかわらず何らかの問題で不妊に悩む夫婦にとっての希望です。体外受精で踏みとどまっている人に、私は卵子提供を勧めたい。もっと早くやっておけばよかったなと今でも思います。匿名でもなんでもいいんです」 東京・永田町の議員会館にある事務所の応接室。野田聖子議員(56才)は迷いなくこう言い切った。 2010年にアメリカで卵子提供を受け、真輝くん(6才)を出産した彼女にとって、見過ごすことのできないニュースだったのだろう。 3月22日、NPO法人「卵子提供登録支援団体(OD-NET)」が匿名の第三者の卵子提供で女性が妊娠・出産したと発表した。「OD-NET」が卵子提供者の募集を始めたのは2013年。匿名の卵子提供による出産は国内初の事例となる。 日本では第三者の卵子提供は法的準備がない。2003年に厚生労働省の審議会は、匿名の第三者からの提供で無償の場合など限定的な条件で提供を認める報告書をまとめたが、国会提出には至らなかった。 そのため、海外で卵子提供を受けようと年間1000人近い女性が渡航しており、日本で生まれる子供は年間300~400人にも上る。海外での卵子提供は医療費だけで100万~500万円。さらに渡航費、滞在費、ドナーへの謝礼などで、1000万円を超えるケースもある。 同団体の代表・岸本佐智子さんが語る。「出産されたと聞いた時は涙があふれました。今回の意義は非常に大きい。国内で、しかも通常の体外受精と同じような費用や環境で授かることができるのは大きな進歩です。卵子がなく不妊に悩む女性に、卵子提供という“産み方”が選択肢にあってもいいと思います」「OD-NET」では35才未満で子供のいる女性という条件で、卵子提供者を募っている。提供者と被提供者に3回以上のカウンセリングを行い、倫理委員会の承認を受け、卵子提供者に感染症がないかなどの検査を行う。提供者の最後の血液検査に問題がなければ、ようやく移植に踏み切れるのだ。 匿名の理由について、前出の岸本さんはこう語る。「これまで国内では姉妹間など顔の見える人からの卵子提供しかありませんでした。しかし、近しい関係だからこそ“卵子提供を頼みにくい”“姉や妹の子供が生まれると思うと複雑な気持ちになる”と悩む声も多く聞こえました。匿名はそうした問題を乗り越えられる利点もあるんです。 今回の発表で、匿名による無償のボランティアからの卵子提供が日本でも可能だと証明できました。血のつながりだけが大事だとは思いません。家族とは、共に人生を歩んでいく中で築かれていくものです」 だが、新聞各紙は今回の発表に《見切り発車》《ルール進まず現実先行》と疑問を投げかけ、ネット上には匿名の卵子提供を嫌悪する書き込みが溢れた。《どこの誰かわからない人の卵子なんて気味悪い》《親が誰かも分からないなんて、子供が可哀想》《そこまでして産みたいか?自己満足にしか見えない》 朗報か、それとも親のエゴか。しかし、野田議員はすべての批判を一蹴する。「大事なのは多様な産み方を認めること。どう生まれたかより、どう育ったかが大切でしょう。子供にとっての幸せは、育っていく過程で愛されること。子供への告知について、私は子供が小さい時から“2人ママがいるんだよ”って教えてきた。子供のことも考えずに産むのは親のエゴだっていう人もいるけど出産はすべて親のエゴでしょう。子供が自分の意志で生まれてくるわけじゃないんだから」※女性セブン2017年4月13日号
2019.03.11 15:41
新東京都知事・小池百合子(撮影■小倉雄一郎)
小池百合子と野田聖子 ライバルだった2人が接近した思惑
 大ヒット中の映画『シン・ゴジラ』のエンドロールには、取材協力者として小池百合子都知事(64才)の名前がある。小池氏は元防衛相。劇中にはアイラインを濃いめに引いた余貴美子演じる女性の防衛大臣が登場するが、モデルは小池氏といわれる。彼女は都庁での会見で、監督に「ゴジラに電線を食べさせないで」と訴えたというが、「あれはゴジラの大好物だから」と断られたと明かした。 都知事就任から1か月、彼女の一挙一動は連日ニュースやワイドショーを賑わせている。利権にまみれた都議会との対決を打ち出し、11月の築地市場から豊洲新市場への移転の延期を決定。膨らむばかりの五輪開催費用の調査を行うことも明言し、「小池都政に既定路線はございません」とバッサリ。さらには新党結成の可能性にも触れ、まさに“ゴジラ”のように都政をぶっ壊す快進撃を続けている。「ここだけの話、野田先生はあの選挙(都知事選)、手伝ってくれていた。これは処分の対象ではないか」 9月2日、都内のホテルで開かれた自民党の野田聖子議員(56才)のパーティーで小池氏がそう明かすと、会場からはどよめきが起きた。「自民党は“小池さんを応援した議員は処分する”と言っていました。その方針に逆らってまで野田さんは小池さんを陰で支援していた。野田さんの親族が小池さんの秘書のように動いて、サポートしたそうです。今まで疎遠だといわれていた2人なだけに、本当に驚いた」(全国紙都政担当記者) 野田氏といえば、昨年9月、「日本の総理大臣を無投票で決めるのは、国民をバカにしている」と自民党の総裁選への出馬を目指したが、推薦人20人を集められずに出馬を断念した。その後も、事あるごとに「女性初の総理大臣の椅子」への意欲を語っている。「過去、自民党の総裁選に立候補できた女性はただ1人、2008年の小池さんだけ。彼女も初の女性総理に近く、野田さんにとっては最大の“ライバル”のはず。そもそも政治家として2人が歩んできた道は対照的なんです」(政治ジャーナリスト) 小池氏はニュースキャスター出身。40才の時、参議院選に日本新党から出馬して当選(1992年7月)。その後、2002年に自民党へ。小泉純一郎首相に引き立てられ、2003年に環境大臣に抜擢された。 しかし、ただ“寵愛”を受けただけではない。2005年8月のいわゆる「郵政選挙」では、郵政民営化に反対する候補への「刺客」に真っ先に志願し、兵庫から東京に選挙区を移して落下傘候補として闘った。その郵政選挙で、小池氏とは逆に郵政民営化に反対したのが野田氏だ。「お互いの勢力の旗手として、2人の相反する女性議員はクローズアップされました。野田さんは元大臣の父を持つ政界エリートで、37才10か月という若さで史上最年少の大臣になりました。一方で、小池さんはキャスター出身、40才で初当選。政治家としての第一歩からして正反対。しかも、最近はそれぞれ、自民党内にある派閥みたいな“女子会”のリーダー的存在で、お互いを強烈に意識していました。 ところが、小池さんが国会を離れて都知事を目指したことで関係がガラリと変わった。“目先の敵”ではなくなったんです。野田さんにとっては“ライバルが1人減った”というところでしょうか。都知事選で小池さんを支援したのも、もし自分が次の総裁選に出ることになったとき、今度は小池グループの支援が得られるかもしれないと期待してではないでしょうか」(前出・政治ジャーナリスト) 野田氏に“打算”があるとすれば、小池氏には“したたかさ”がある。初登庁の日、小池氏は大げんかをしている自民党の重鎮都議のもとを訪れて握手を求めたが、都議は拒否。すると、小池氏は首相官邸に出かけ、安倍首相と握手した。自民党のトップが握手したのだから、都議の面子は丸潰れ。しかも、自民党本体とは対立していないことをハッキリさせ、その足で野党とも握手をして回ってみせた。「小池知事はよく“多方面に敵を作らず、一方面に絞り込んで戦う”と言っています。野田氏のことも、“今は敵を増やすのはよくない”と踏んでいるのでしょう」(自民党関係者)※女性セブン2016年9月22日号
2019.03.11 15:48
安倍首相に総裁任期延長の兆し ポスト安倍候補たちは…
安倍首相に総裁任期延長の兆し ポスト安倍候補たちは…
 安倍晋三首相は「総裁任期の延長は考えていない」と言いながら、8月の内閣改造・党役員人事で露骨な“任期延長シフト”を敷いた。「任期延長は大いに検討に値する」と公言する二階俊博氏を幹事長に起用したのがその典型だ。 これに異を唱えるのがポスト安倍の有力候補たちだ。石破茂氏が「(安倍首相の総裁任期が切れる)2年先のことなんて誰にも分からない。なぜ今、最優先事項なのか分からない」と言えば、岸田文雄外相は「(総裁再選から)まだ1年も経っていない段階で、さらに先の話をするのは、ずいぶん気の早い話ではないか」と疑問を呈し、野田聖子・元総務会長も「かつて相当人気のあった小泉首相ですら任期を守った。安倍首相も守る人だ」と牽制。 ポスト安倍を狙う3氏の異論には“自分たちの出番が遅くなる”との焦りと我欲が見え隠れするが、そこに若手のホープ・小泉進次郎氏が参戦し、「2年後、政治がどうなっているかなんて誰にも分からない。急いで議論すべきことか。なぜ今なのか理解できない」と党則改正を急ぐ二階氏ら執行部の動きを批判したことで延長議論は一気にヒートアップした。石破派議員は今が勝負どころと見る。「安倍内閣と自民党がいま一番に取り組むべきなのは生前退位の意向を示された天皇陛下のお気持ちを汲んで早く法整備を進めることだ。陛下の意向を後回しにして、まず自分の任期延長を最優先にしようというのは個利個略も甚だしい。 世論調査でも任期延長には反対が強い。執行部がゴリ押しするなら、我が派は体を張って止める。石破会長もその覚悟だし、何より前回の総裁選で会長を支持した進次郎も反対の声を上げたことは大きい」 任期延長をめぐる党内バトルが勃発しているのだ。※週刊ポスト2016年9月16・23日号
2019.03.11 15:48
鶴保沖縄相 出産直後離婚の元妻怒らせた養育費滞納の言い分
鶴保沖縄相 出産直後離婚の元妻怒らせた養育費滞納の言い分
 本誌・週刊ポスト前号(8月19日発売号)が報じた、〈鶴保庸介・沖縄・北方担当大臣が捨てた「18歳年下妻」と「2歳の息子」〉というスクープ記事が、官邸を揺るがした。「週刊ポストの発売前に、内閣情報調査室が大慌てで、情報を集めていた。“2か月で離婚? 何のために結婚したのか”“なぜいままで隠していたのか”などと、過去の大臣らが問われた不倫や金銭スキャンダルとは別次元の衝撃と困惑が広まったんです」(官邸筋)“身体検査のプロ”である彼らにとっても、鶴保氏の“結婚観”は理解不能だったようだ。 野田聖子議員との事実婚を経た鶴保氏が、その後に交際した18歳年下の萩原美穂さん(仮名・31)と2014年2月に“デキ婚”。婚姻届と同時に離婚届にも署名捺印するよう提案し、出産からわずか2か月後に離婚届を提出するという、“スピード離婚”だった。 実際に離婚が成立したのは2014年10月。昨年秋から月額8万円の養育費の支払いが止まっていたなど、その後の対応にも美穂さん側は不信感を抱いている。改めて鶴保氏に問うと、こう答えた。「(養育費は)昨年秋に突然、振込先の口座が変更になる旨の連絡があり、当方としてはその理由を含め再度協議をせねばならない特段の事情が発生したのではないかと、何度か連絡を取りましたが、全て回答なしの状態だったため、一時的に支払いを停止しました」 養育費の未払いには理由があったと主張するが、一方の美穂さんの父親はこう言うのである。「昨秋、孫の口座名義を鶴保からこちらの姓(萩原)に変えたんです。もちろん娘は鶴保さんに連絡したのですが、そこから振り込みがなくなった。音信不通なんてとんでもない。娘は何度か連絡は取っていました。でも『週刊ポスト』が出る直前に、止まっていた分の金額が一気に振り込まれました」 その後、美穂さんに鶴保氏から、こんな連絡が入ったという。「娘に『もう一度、家庭を持ちたいと思う』という連絡が来たそうです。ヨリを戻したいという意味なのか、それとも誰か別の女性と、ということなのか……娘は返事をしていませんが、私たちとしてはもう関わりたくないのが本音です」 沖縄振興予算を担当する鶴保大臣だが、養育費を“滞納”する人物に数千億円の予算を任せていいのか。※週刊ポスト2016年9月9日号
2019.03.11 15:50
鶴保庸介沖縄・北方担当相が捨てた18歳年下妻と2歳の息子
鶴保庸介沖縄・北方担当相が捨てた18歳年下妻と2歳の息子
 鶴保庸介氏(49)は政治家生活19年目の今年8月、沖縄・北方担当相として初入閣した。かつては野田聖子元郵政相との事実婚でも知られた人物だが、その自民党のホープの奇妙な結婚→離婚劇について、8月19日発売の週刊ポスト(9月2日号)が報じている──。 和歌山県北部の農村地帯。のどかな村の一軒家を訪れた記者に、憤った様子で語り始めたのは鶴保氏(49)の元妻・萩原美穂さん(仮名・31)の親族だ。「子供が好きな美穂にとって待望の第一子でした。ところが、出産後に待っていたのはあまりに辛い仕打ち。鶴保さんは一方的に妻子を捨てたのです……」 そう言って声を詰まらせた。 鶴保氏は東大法学部卒業後に小沢一郎氏の議員秘書となって政治家の道を志し、1998年の参院選に自由党公認で和歌山選挙区から出馬し初当選。31歳での当選は当時の最年少記録だった(2003年に自民党入り)。同じ和歌山県に地盤を持ち、安倍首相も頭が上がらない陰の実力者と言われる二階俊博・幹事長の側近中の側近として知られる。 物腰が柔らかいイケメンでかつては“永田町のプレイボーイ”と呼ばれた鶴保氏は、2001年から7歳年上の野田氏と事実婚状態に入り、翌2002年、帝国ホテルで盛大な結婚祝賀パーティを開いた。「ぞっこんだったのは聖子さん」というのは当時を知る自民党女性議員の評だが、2人は夫婦別姓を提唱する野田氏の方針で入籍はしなかった。そのことが“国会議員同士の事実婚”として注目された。2006年には「ナイス・カップル大賞」を受賞する。だが皮肉にも同賞を獲得したその年、事実婚は終わりを迎えることになる。別れの理由は長年の不妊治療だった。「子供ができない」という理由で野田氏と別れた鶴保氏。しかしその後、美穂さんと結婚し、待望の第一子を授かった。だが、それは野田氏との別れとは全く違った形で終わりを迎えていた。◆入籍の前に「離婚届」 美穂さんが鶴保氏と出会ったのは2011年頃。当時26歳だった美穂さんは、東京でメディア関係の仕事をしており、鶴保氏とは同じ和歌山県出身の共通の知人の紹介で知り合ったという。18歳の年齢差があったが、美穂さんは鶴保氏の人柄に惹かれてほどなく交際が始まった。 しかし2人の間には2013年の夏頃から微妙な空気が流れるようになる。ちょうど美穂さんの妊娠が判明したタイミングだった。 当時、前出の親族は、美穂さんからたびたび相談を受けていたと明かす。「つわりで苦しんでいても優しい言葉をかけてくれないと、泣きながら電話してきたこともありました。美穂の両親も心配していましたが、ちょうど鶴保さんが国土交通副大臣をやっている時でしたから、美穂は心配させないように“あの人も忙しくてストレスがたまっているだけだから”と庇っていました。しかし9月末に副大臣を退任しても、様子が元に戻らなかったようです」 結婚秒読みと思われた2人の関係は、この頃からおかしくなっていった。美穂さんが入籍を求めても、鶴保氏に応じる様子はなかったという。「たまりかねた美穂は最初の紹介者を交えて、10月に鶴保さんと3人で話し合いを持ったようです。ところがその席で、鶴保さんは美穂に“婚姻届を出すなら、離婚届も書いてほしい”と言い出したんです。驚いた美穂は人目もはばからず号泣したそうです。それでも鶴保さんは頑としてその条件を譲らなかったようです。結局、美穂はもうすぐ生まれる子供のことを考えて、泣く泣く離婚届にも署名捺印したと言っていました」(同前) 美穂さんが離婚届を書いても、即入籍とはならなかった。2人が入籍したのは、年を越した翌2014年の2月上旬だった。 その日は美穂さんの29回目の誕生日だった。大阪市内のホテルで大きくなったお腹を抱えて記念写真を撮ったあと、鶴保氏の実家がある大阪市に婚姻届を提出した。子供が生まれる3週間ほど前のことである。 盛大なパーティを開いて、政財界の大物から祝福された野田氏との結婚とは対照的に、地元でもほとんど知られていない“極秘入籍”。それでも野田氏との事実婚と違い、2人は戸籍上も夫婦となった。◆子供に会ったのは3、4回 美穂さんは2月末に男児を出産、鶴保氏も国会会期中の忙しい時間を縫って出産に立ち会ったという。しかし、その2か月後、美穂さんや親族を仰天させる出来事が起こる。鶴保氏が美穂さんに断りなく離婚届を出していたのだ。 あらかじめ美穂さんが〈離婚届不受理申出書〉を提出していたため、鶴保氏の提出した離婚届は結果的に不受理となった。親族がその後のことを振り返る。「さすがに美穂の両親も“こんな人とは別れた方がいい”と離婚を勧め、美穂自身も気持ちを固め、弁護士を立てて離婚協議を始めたんです。話し合いは難航したものの、2014年10月に慰謝料不要、月額8万円の養育費を払うという条件で協議離婚が成立しました」 ところが、最後まで鶴保氏の行動は解せないものだった。「養育費の支払いが昨年の秋に何の連絡もなくストップしてしまったんです。出産後、鶴保さんが子供に会ったのも3、4回程度。彼には父親としての自覚や責任感はまったく感じられません」(同前) 以上が、鶴保氏が閣僚入りする前に彼の私生活で起きていた出来事である。結婚や離婚には当人同士にしかわからない事情があるだろうし、(野田氏との結婚がそうであったように)その形も様々である。だが、入籍・出産から離婚届の提出までわずか2か月という経緯に、美穂さん側が不信感や憤りを抱くのは当然だろう。 鶴保氏の真意を聞くべく、本誌記者が電話をかけると結婚と離婚、子供の出生については「事実です」と認めたうえで、「あとは文書で答える」とした。 婚姻届の際に離婚届を書かせていたことや、入籍からわずか2か月後に妻の承諾もなく離婚届を出した理由、毎月8万円の養育費の支払いが止まっていることについて問うと、以下の文書回答があった。「離婚の事実には相違ありませんが、細部にわたっての経緯や現状については、プライベートな部分につき、当方は何もお答えする用意はありません。相手は一般の方で新たな生活もあることですので、温かくお見守り頂ければありがたいと思います」 美穂さんの実家を訪ねると、本人に代わって両親が対応した。2歳の孫を祖父母として支える存在だ。「結婚から離婚に至るまでの経緯は事実です。鶴保さんのことは何一つ信用できなかった。もう彼とは関わりたくありません」※週刊ポスト2016年9月2日号
2019.03.11 15:51
子供っぽく自分本位な「50オトコ」はサブカルには強い
子供っぽく自分本位な「50オトコ」はサブカルには強い
 昨今の三面記事を飾った、眉をひそめたくなるような事件。どこか子供っぽくて自分本位。並べてみると、そのどれもが“50オトコ”の所業によるものだった──。「母さんの下着があるところはわかるか。取りに行くので家の前で待っていろ」。こう小学4年生男児に指示して住所を聞きだし、下着5枚を脅し取った容疑で、北海道伊達署は58才の男を逮捕。「下着がほしかった」と容疑を認めている。(2014年9月)「盗んだ玩具の売却代金で怪獣のフィギュアを買おうと思った。ショーケースのガラスが開いていたので盗めると思った」と古物商『まんだらけ』で万引した事件で、東京・中野署は50才の男を逮捕した。(2014年8月)マンション自室の床に穴を開けて階下の部屋に侵入、住人の女性にわいせつな行為をしようとした51才の会社員が逮捕された。女性が経営する飲食店の常連で、「恋愛感情があって階上に引っ越した。穴は10日間かけてのこぎりなどの工具を使って開けた」と。(2015年10月) 1955~1965年に生まれ、かつて“新人類”と呼ばれた人も含まれるこの世代。生きていれば誰にでも50代は訪れるものだが、何かこう、今の50代の男性は、前後の世代と異なる特徴がある気がしてならない。 自らも1960年生まれで55才になる精神科医の香山リカさんは、今の50代男性を「50オトコ」と命名。近著『50オトコはなぜ劣化したのか』(小学館)も話題になっている。そして、同世代の男性についてこう分析する。「高度経済成長期で子供時代を過ごし、青年期はバブル経済まっただ中。そんな右肩上がりの時代を体験してきた今の50代男性は、変化の波に乗り遅れて、子供っぽさを引きずっている。だから子供じみた行為で世間を騒がせてしまうのです」(香山さん、以下「」内同) 香山さんが、同世代の50オトコについて、その特徴を明確に意識したのは、昨年の国会前での市民デモだった。参加している同年代は女性ばかりで、男性がほとんどいなかったことにハッとしたのだという。「仕事がまだ忙しい世代だからかと思ったものの、どうもそうじゃない。主義主張を積極的に語りたくないといった、この年代特有の思考的特徴があることに気づいたのです」 一方、50代の女性を見てみると、かつては男の世界だった政界にあって、非常に元気がある。野田聖子(55才)、高市早苗(55才)、稲田朋美(57才)など、発言をバッシングされるというリスクを負ってでも、自己主張は続けている。 他方、男性議員はというと、石破茂(59才)、石原伸晃(59才)、松野頼久(55才)などが50代。安倍晋三(61才)、麻生太郎(75才)ら上の世代と比べると、当たり障りのない性格というか、今一つ目立つ人材が少ないように思う。それはなぜなのか?◆高度経済成長にバブル 右肩上がりの時代を駆け抜けてきた そもそも、今の50代が育ったのは、終戦後に猛スピードで経済成長を遂げた高度経済成長時代。東海道新幹線が走り、大阪万博の開催、「月の石」を一目見ようと大行列になった。新宿をはじめとして全国各地で高層ビルが建設され、好景気で庶民の所得は倍増していった。 高度経済成長は1970年代で終わったが、代わりにやってきたのはバブル景気。50オトコたちが青春を過ごした時期はバブル期まっただ中で、ディスコにはお立ち台ができ、ボディコン娘が夜通しで踊っていた。大衆文化が華ひらき、男性雑誌が花盛りで、グルメやトレンディーという横文字が次々登場した。 一生懸命やひたむきさはかっこよくないという風潮で、社会人になっても学生気分で浮かれていたと香山さんは、当時を振り返る。「政財界ではあまりパッとした顔を見なくても、サブカル系の有名人には人材が目立って多いのも50オトコの特徴でしょう。劇作家で演出家の鴻上尚史さん(57才)や美術評論家でコラムニストの山田五郎さん(57才)などは、今も変わらず活躍されています」 漫画家のみうらじゅん(58才)や、やくみつる(57才)など、確かに50代男性のカルチャー分野での活躍は目を見張るものがある。※女性セブン2016年7月7日号
2019.03.11 16:02
49才で妊娠のジャネット「卵子凍結か提供」と専門家分析
49才で妊娠のジャネット「卵子凍結か提供」と専門家分析
 世代を超えたファンを魅了し数多のヒット曲を出したカリスマが、またひとつ“記録”を打ちたてた。5月5日、歌手のジャネット・ジャクソン(49才)が妊娠中だと報じられた。16日で50才になるジャネットの“初産”に世界中から驚きの声があがった。 マイケル・ジャクソン(享年50)の妹であるジャネットは、2012年に8才年下の大富豪・ウィサム・アル・マナ氏と再々婚。翌年には、「養子を迎える」と報道が出たほど、かねてより“子供を熱望”していた。今年4月上旬には、「家族計画を立てている」として、予定していた世界ツアーを延期し、本気度はかなり高かったようだ。 不妊治療の専門家の元に通っていたというが、気になるのはその妊活法。著書に『卵子探しています』(小学館)がある、ジャーナリストの宮下洋一さんが言う。「43才を超えると自分の卵子で妊娠することはかなり難しくなります。45~49才までの自然妊娠率は4%、50才以上だと1%以下になります。ジャネットの場合、若い頃に卵子凍結をしていたか、卵子ドナーから提供を受けての妊娠だったのではないでしょうか」 アメリカの不妊治療事情は日本とはやや異なる。日本産科婦人科学会は卵子提供や代理出産を認めていないが、米国ではいくつもの症例がある。「日本よりもビジネス化が進んでいます。“デザイナーベイビー”がいい例で、提供される卵子や精子によって子供の肌、目、髪の色まで選択できる不妊治療施設もあります。日本よりも体外受精に踏み切る夫婦が多く、ここ数年、50代の出産も増えているようです」(宮下さん) 日本でも、2011年に野田聖子議員(55才)が米国で卵子提供を受けて出産。2012年にはラジオパーソナリティーの坂上みき(57才)が53才で妊娠・出産したことが話題になった。坂上も卵子提供を受け、海外で体外受精したといわれている。2001年には60才で出産した女性もいた。 共通するのは、「年下夫」の存在だ。坂上は12才差、60才の一般女性は20才差、そしてジャネットは8才差──。「ジャネットのニュースを聞いて思ったのは、“好きな人の子供を産みたい!”という思いは何才になっても変わらないんだな、ということです。高齢出産に対する賛否より、単純にその女性としての気持ちがスゴイなぁ」(45才・ファンの女性) すでに妊娠中期に入っているとみられるジャネット。彼女の驚きの“パフォーマンス”から目が離せない。※女性セブン2016年5月26日号
2019.03.11 16:13
金子恵美議員が「ゲス不倫で離婚」報道に立腹
金子恵美議員が「ゲス不倫で離婚」報道に立腹
 宮崎謙介元議員(35才)が国会を追放された“ゲス不倫騒動”から2か月。「恥をかいてきなさい」と言い放った妻の金子恵美議員(38才)が、再びおかんむりらしい。「怒りの矛先は夫ではありません。メディアです」 そう語るのは、さる自民党関係者。発端は4月初旬、一部女性週刊誌が金子議員の離婚問題を報じたこと。記事によれば、党内の仲良し議員と開いた女子会で、金子が夫と別れる意志を明かしたという。「この記事に金子議員がご立腹なんです。“そんな事実は一切ない”と。むしろ周囲には“離婚はしない”と話しているぐらいで、真逆の報道になっているんです」(前出・自民党関係者) ちなみに同記事では、女子会メンバーの1人は宮崎の元妻・加藤鮎子議員(37才)で、結婚前に「宮崎との結婚を相談して反対された」というエピソードも報じているが、「加藤さんも怒っていました。ふたりは野田聖子議員(55才)の紹介で出会い、確かに仲はいい。でも、加藤さんは結婚に反対どころか、祝福していたくらいですから。“なぜこんな記事が出るのかな”って」(別の自民党関係者) 出産から2か月後の4月5日、国会に復帰した金子議員は、ぐるりと囲まれた報道陣に対して、「子供のことを最優先に、新しい命を守ることに私自身が取り組んでいく」と発言。左手薬指からは結婚指輪が消えていたことで、“離婚検討か”とささやかれていた。 しかし、母は強し。彼女はすでに前を向いている。「金子さんは野田さんのことを姉御のように慕っていて家庭のこと、仕事のこと、なんでも相談しています。野田さんは5年前に長男を出産しましたが、今はご主人がほぼ専業主夫状態でお子さんの面倒を見て、野田さんの活動をバックアップしています。 金子さんは、“野田さんのところで、主夫修業させようかな”なんてことも話しているようで、宮崎議員とのこれからについて、家族としてどうやっていくかをちゃんと考えています」(金子議員の知人) 奇しくも金子議員の産後初登院となった4月5日の夕刻、女性セブンは都心のカフェで宮崎元議員の姿をキャッチした。 偶然、彼のすぐ横の席ではフリーアナウンサーの政井マヤ(39才)が女子友達と談笑していたが、美女には目もくれず、ひとり黙々とガラケー片手にメモ帳と向き合う宮崎元議員。ページをめくる彼の左手薬指には、結婚指輪がしっかりと光っていた。※女性セブン2016年5月12・19日号
2019.03.11 16:17
小沢遼子氏 日本の女性政治家は男性政治家のアクセサリー
小沢遼子氏 日本の女性政治家は男性政治家のアクセサリー
 台湾の総統選で蔡英文氏が圧勝し、またひとり世界に女性リーダーが誕生した。来るアメリカ大統領選ではヒラリー・クリントン氏が最有力候補と目されているし、ドイツのメルケル首相、韓国の朴槿恵大統領、ブラジルのルセフ大統領など、世界を見渡せば、女性政治家の活躍は当たり前のことになっている。 翻って日本では、安倍政権が盛んに「女性の社会進出」を唱えるのとは裏腹に、女性首相誕生の気配などほとんどないのが現状だ。 日本の政界では、たまに女性議員が話題に上ったかと思えば、小渕優子氏(政治資金問題)、中川郁子氏(同僚議員との路上キス)、上西小百合氏(国会休んで旅行疑惑)など、不祥事やスキャンダルばかり。なぜこんなことになってしまったのか。 評論家の小沢遼子氏は、同性の立場から「情けないよね」と嘆くばかりだ。「日本の女性政治家は、票を集めるためだけの男性政治家にとってのアクセサリーになってしまっている。稲田朋美さんといい、高市早苗さんといい、大臣になっているのも私から見れば男性政治家に媚びている女性ばかりです。自分の意見がなくて、ものすごく体制的でしょう。あるいは蓮舫さんのように肩に力が入りすぎているタイプか。 そんななか、野田聖子さんは媚びずに自分の考えで世界と渡り合っていこうとしていますが、ああいうタイプは少数派だから、彼女は総裁選に出馬さえできなかった」※週刊ポスト2016年2月5日号
2016.01.23 00:14
入閣待望の男性議員 「大臣になるには性転換するしかない」
入閣待望の男性議員 「大臣になるには性転換するしかない」
 今年も毎年恒例の流行語大賞が話題になったが、永田町にも与野党の国会議員や秘書、国会職員たちの間だけで流行った独特の隠語、符牒がある。いわば「永田町裏流行語」だ。そこから3つのワードを紹介しよう。 自民党総裁選で無投票再選された安倍晋三・首相は内閣改造を行なった。そこで入閣が取り沙汰されていたのがこの人だ。◆「ともちん」 稲田朋美・政調会長は安倍首相から「ともちん」と呼ばれ、後継者として目をかけられている。最近では安倍側近たちもそう呼ぶようになった。 トレードマークはカラフルな眼鏡と網タイツ。永田町ではやっかみを込めて「稲田姫」あるいは「網タイツの女王」の異名もある。実はいずれも稲田氏の地元・福井の特産品で、ご本人にいわせると伊達眼鏡をかけて網タイツをはくのは「一億総活躍社会」の実践のためらしい。「本当は視力はいいんです。今、18本眼鏡があります。福井は(国産眼鏡生産の)98%を占めていますが、なかなか発信されていないので、眼鏡をかけてふるさとの良さを発信したい。『網タイツの女王』とか言われていますが、これも福井の素晴らしい経編の技術を注目してもらうためにはいているのです。自分の周りでこの国を良くするために何かできることを考えて担当するのが1億総活躍社会ではないかな」(産経ニュース11月30日付インタビュー) とことん安倍首相に「忠誠」を示すことを忘れない。◆「一匹おばさん」 脚光を浴びる「ともちん」とは対照的なのが野田聖子氏だ。総裁選出馬に意欲をみせたが、官邸・自民党執行部に猛烈な圧力をかけられて出馬断念に追い込まれた。直後の朝日新聞のインタビューで語った「私自身は無派閥の一匹おばさん」の言葉は政治記者や秘書たちの「涙」を誘った。◆「モテキング」 政治部記者の間でよく話題に上ったのが「モテキング」という言葉。国民的知名度はいまいちだが、飛ぶ鳥落とす勢いの茂木敏充・自民党選対委員長のことである。「自民党は地方選で負けが込んでいるが、総理の覚えめでたい茂木氏は責任を問われるどころか力を強めている。キングのように態度が大きく、機嫌が悪いとわれわれの取材に『勉強不足だ』『何でお前らにしゃべらないといけないんだ』とキレる」(全国紙記者)というのがネーミングの由来だという。 安倍首相は10月の内閣改造・党人事で稲田氏、茂木氏ら党4役と重要閣僚を留任させ、3人の女性閣僚を起用した。女性登用とお友だち重視で人事は停滞し、冷や飯組の入閣待望組男性議員からは「大臣になるには性転換するしかない」との声も聞かれる。※週刊ポスト2015年12月25日号
2019.03.11 15:48
安倍首相が伊勢志摩サミット花道に勇退と永田町で情報流れる
安倍首相が伊勢志摩サミット花道に勇退と永田町で情報流れる
 永田町に奇妙な情報が流れている。安倍晋三首相が来年5月の伊勢志摩サミットを花道に勇退するという「サミット退陣論」だ。 にわかには信じがたい。首相は2か月前に自民党総裁選で無投票再選され、2018年まで3年間の総裁任期を得たばかり。安保法制の強行採決で落ち込んだ支持率も回復基調にある。そんな総理大臣になぜ、早期退陣論が浮上するのか。 穏やかではないのは、この情報が自民党の非主流派ではなく、政権中枢を発信源としていることだ。官邸に近い政界関係者の話である。「総理の最側近の1人が、最近、『万が一、安倍総理の体調に異変があった場合は』という前提で政局の流れを検討している。ポイントは、総理に無理をさせて来年の参院選を戦うのではなく、サミット議長として外交成果をあげたところで体力的にも政治的にも余力を残して身を退き、次の政権への影響力を行使するというシナリオだ」 確かに、潰瘍性大腸炎という持病を抱える安倍首相の体調が万全とは考えにくい。本人は否定しているが、体調悪化情報がしばしば報じられた。 この秋以降、官邸や自民党執行部は負けるはずがない総裁選で対立候補の野田聖子氏を出馬させないように圧力をかけ、野党が要求する臨時国会も開こうとしない。その理由が、「周囲が首相の体力消耗を心配した」というのは党内では根強く囁かれている見方だ。 国民にとって気になるのは、安倍首相の政治的意欲に明らかな減退が見られることだろう。 政権発足当時と違い、今回のアベノミクス「新・3本の矢」のうちの2つ、「介護離職ゼロ」「希望出生率1.8」は経済的インパクトがゼロ。11月6日の自民党総務会では、「こんなスローガンでは参院選を戦えない」と批判があがった。 真骨頂の強気の外交姿勢もすっかり影を潜めた。安倍首相が「完全解決済み」の立場をとってきた慰安婦問題では、日韓首脳会談を機に日本政府が韓国人元慰安婦に対して財政支援を行なう案がにわかに浮上し、首相支持派のタカ派議員も驚きを隠さない。「日本政府が何らかの形で補償するなど安倍さんの従来の考え方とあまりに違う」(日本会議国会議員懇談会メンバー) 経済も外交も気力も充実していた3年前の再登板当時とはまるで別人のようだ。安倍首相の無気力が、体力の限界から来るものとすれば、側近が万が一に備えた退陣シナリオを準備しているのは不思議ではない。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が語る。「安倍首相の勇退説は荒唐無稽とはいえない。来年の参院選は自民党に逆風という見方が強い。安倍首相はこれまで3回の選挙で大勝しているから、結果が大敗ではなく微妙な議席数であっても、その後に勇退すれば引責と見られて退陣後の発言力が小さくなる。影響力を残すために参院選前のサミットを花道にするというのは永田町ではありうる考え方です」※週刊ポスト2015年11月27日・12月4日号
2019.03.11 15:51
次の総理は「谷垣禅譲」 次の次は稲田朋美氏抜擢との見方も
次の総理は「谷垣禅譲」 次の次は稲田朋美氏抜擢との見方も
 北朝鮮による拉致問題や北方領土問題の解決前進といった外交サプライズの目途も立たず、「アベノミクス新・三本の矢」も、前回と比べてスケールが小さいことから経済政策にもやる気が見えない安倍晋三・首相にとって、目下、最大の関心事は後継者選びのようだ。「総理は体調問題で一度は退陣を余儀なくされ、今も健康不安の影が消えない。安保法制という最大のヤマ場を乗り越えた今、自らが矢面に立って身を削るよりも後継者を育てて院政を敷きたい。 そうして影響力を持ったまま2020年の東京五輪を迎えたいという野望があるのだろう。総裁2期目は後継者づくりが最大の政治目標だと考えているのではないか」(自民党ベテラン議員)  首相周辺では、一時、党則で「連続で2期6年まで」と定められている総裁任期を「3期9年まで」に改正し、安倍首相の下で東京五輪を迎えるべきとの声が根強くあった。しかし、安倍首相が3期目を望んでいるようには思えない。 では、意中の後継者は誰か。安倍首相はこれまで、稲田朋美・政調会長を当選4回という浅いキャリアながら重要ポストに配し、“後継者”として育成していることが衆目の一致するところだった。それがここにきて、永田町では「次は谷垣禎一・幹事長で決まりだろう」(大手紙政治部記者)とする見方が出てきた。「いくら安倍首相が可愛がっているとはいっても、政治キャリアの浅い稲田さんをいきなり次の総理にするのは行き過ぎでしょう。そこで谷垣さんをワンポイントで挟み、じっくり稲田さんを育てようという判断に傾いている」(同前) 安倍首相は今回の内閣改造・党役員人事で稲田氏を重要閣僚に起用することを検討していたが、土壇場で政調会長留任に傾いたのも、“谷垣幹事長の下で修行させる”という意味を持つというのだ。本来、タカ派の安倍首相とリベラルな谷垣氏は政治路線を異にするはずだが、禅譲説が浮上したのは、総裁選前の“連係プレー”が強く印象づけられていることが背景にある。 谷垣氏はいち早く「(安倍首相の)無投票(再選)が望ましい」と明言し、対抗馬の出現を牽制した。 その後、野田聖子・前総務会長の推薦人集めの動きが本格化すると、告示直前の9月4日に安倍首相は自ら党本部に出向き、谷垣氏を訪ねた。2人の間で「野田出馬阻止」が話し合われたとみられている。そこから切り崩し工作が本格化。野田氏は推薦人20人を集められず出馬を断念した。「谷垣氏が総理に尽くすのは、次の芽があると考えているからだろう。安保国会閉会後、谷垣氏が誰よりも早く『(安保の)岸(信介)から(所得倍増計画の)池田(勇人)へ』と、経済重視を進言したのも、本音は“安保の安倍”の次は“経済の谷垣”という禅譲を期待しているからでは」(同前)※週刊ポスト2015年10月16・23日号
2019.03.11 15:56
内閣改造人事の最大焦点は「稲田朋美総理」のレール敷くこと
内閣改造人事の最大焦点は「稲田朋美総理」のレール敷くこと
 安倍晋三首相は9月26日からの国連総会に出席し、帰国後の10月初めに内閣改造を行なう方針だ。自民党内が人事に目の色を変える中、霞が関の官僚たちは早くも「安倍の次」を見据えていた。 そこで本誌は財務省中堅A氏、経産省中堅B氏、外務省若手C氏、文部科学省若手D氏をメンバーとする緊急覆面官僚座談会を行なった。まず、経産省B氏が口火を切った──。「今回の改造人事の最大の焦点は稲田朋美・政調会長がどの大臣ポストに起用されるかだ。総理は稲田氏を高く買っており、重要閣僚や官房長官を経験させて“稲田総理”のレールを敷いておきたい。総理が稲田氏をどこに置くかを軸に人事の骨格を練っていることは官邸では周知の事実だ」──それではまるで“稲田後継準備内閣”ではないか。経産B:われわれはある意味そうみている。文科D:稲田さんが総理の側近たちから「姫」と呼ばれて後継者扱いされていることは聞いていますが、まだ当選4回でしょう。総理・総裁には早い。外務C:むしろ、「まだ早い」から肩入れしているんだよ。党内基盤がない稲田さんを後継者に据えれば、安倍総理は退陣後も院政を敷くことができる。「吐血報道」は否定していたけれど、健康不安を抱える総理は任期延長して東京五輪までの超長期政権は考えていないと思う。むしろキングメーカーとして次の政権に安倍路線を引き継がせる道を選ぶのではないか。その点、稲田さんはタカ派で総理と思想や歴史認識も近い。 総裁選で官邸が“出ても泡沫”といわれた野田聖子氏をあそこまで締め上げたのも、当選8回という“本物の女性首相候補”の存在が稲田氏の邪魔になるから潰しておきたかったのでしょう。そうした総理の意中を読み込んで財務省と経産省は早くから稲田さんを大臣に招こうと水面下で神輿の奪い合いを演じていた。どうやら勝負はついたようですね。稲田さんは経産大臣らしいじゃないですか?経産B:ほう、初耳だけど(と、ニヤニヤ)。財務A:経産省が先物買いで天下を握れると考えているとしたら楽天的すぎる。そもそも安倍政権2期目の最優先テーマが後継者づくりという見方は気が早いのではないか。「戦後レジームからの脱却」を掲げた安倍政権は国民に批判が強い安保法案以外、今のところ歴史的成果と呼べるものは見当たらない。 いったい、稲田氏への禅譲を期待する経産省は安倍総理にどんな花道を用意するつもりなのかね。サプライズでもあるの? 第2期安倍政権のポイントになるのはそこだと考える。●司会・レポート/武富薫(ジャーナリスト)※週刊ポスト2015年9月25日・10月2日号
2019.03.11 15:59
野田聖子 難病愛息保育園入園と父の死で女性総理に向け決意
野田聖子 難病愛息保育園入園と父の死で女性総理に向け決意
 野田聖子議員(55才)は9月3日、キャップをかぶり、保育園バッグを首からさげる長男・真輝くん(4才)の写真をブログにアップした。写真には《登園初日。緊張気味なムスコさん》という言葉が添えられている。 4年半前、卵子提供による50才での高齢出産だった。心臓などに疾患を抱えて生まれた真輝くんは出生直後から全身にチューブを繋がれていた。生後1年で手術7回。ブログやドキュメンタリー番組で報告される、あまりに壮絶な闘病の様子に、「一生退院はできないのではないか」と心配する声もあがっていた。また一方で野田氏は「子供を見世物にするな」「高齢出産はエゴ」などという批判にも晒されてきた。 その真輝くんが保育園に通い始めた。元気な笑顔で“気をつけ”をする姿は世の母親たちの感動を呼んだ。「真輝くんは2年3か月にわたる入院生活を乗り越え、今は自宅で暮らしています。脳梗塞の後遺症の半身まひからも回復し、3才半で歩けるようにもなった。食事が胃ろうであったり不便なこともありますが、この9月、ようやく受け入れてくれる保育園も見つかりました。息子が登園する姿は今何よりも野田さんの背中を押す力になっていると思いますよ」(知人) 自民党総裁選への出馬が取り沙汰された野田氏だったが、最終的には断念することとなった。野田氏と親しい政治ジャーナリストはこう話す。「長い自民党の歴史では、党内に意見が異なる派閥の激しい対立があったから議論が活発に行われて、政策も磨かれてきました。しかし、今は安倍路線を批判する勢力がないので政策が深まらないどころか、もし間違った政策を取ってしまっても誰も止められない。みんなそれがわかっていても、安倍(晋三)氏が怖くて手をあげられる人はいない。結局は彼女だけです。野田さんはそれをわかった上で、党内で『反安倍のリーダー』となるために立候補を目指しました」 野田氏は立候補に必要な20人の自民党議員の推薦を集めることができなかった。「総裁選で選挙を行えば、安保法案の審議や採決が滞ります。だから、安倍首相周辺は野田氏を支持しないように徹底的に党内を締めつけました」(前出・全国紙記者) 無謀な闘いとわかっていても野田氏の決意が揺らぐことはなかった。「保育園に通い始めた息子の姿を見て、決意はさらに固まったようです。また、野田さんは7月に父親が亡くなっています。それまで野田さんは出産・子育てもあって“女性としての生き方”“女性の共感を得る行き方”を大切にしてきたが、真輝くんの成長や父親の死を目の当たりにしたことで、“政治家として何をすべきか”ということに強く目が向くようになっているのではないかと思います」(前出・ジャーナリスト) その目線の先には「初の女性総理」がある。《1日1日の命を必死で生きているムスコさんは、鉄母の良きメンターであり、永遠のライバル。ゆえに、ノダも今を必死で生きます!》(ブログより) 愛息が背中を押している今、彼女が止まることはない。※女性セブン2015年9月25日号
2019.03.11 16:00
安倍首相が総裁選で無投票再選目指す理由 討論や議論が苦手
安倍首相が総裁選で無投票再選目指す理由 討論や議論が苦手
 9月8日に告示される自民党の総裁選挙では、ライバルの石破茂・地方創生相や野田聖子氏を出馬断念に追い込み、安倍晋三首相の無投票当選が確実視されている。 実は首相サイドは何が何でも無投票再選に持ち込むために石破グループの議員に対し、来年夏に行なわれる参議院選挙の“公認外し”などの圧力をかけていた。石破支持派の中核の一人・三原じゅん子氏も外されていた。 安倍首相は総裁選が実施されれば、党員投票のために各地で候補者の討論会や立ち会い演説会が行なわれ、テレビ中継もされる。安倍氏、石破氏など5人が出馬した前回の総裁選(2012年)では12日間の選挙戦のうち11日間にわたって演説会や討論会がセットされ、多い日は1日3回開かれた。実は、安倍首相は討論会や議論が得意ではない。『ドキュメント安倍晋三』(講談社刊)などの著書で首相の多くの友人や恩師、職場の上司を取材した政治ジャーナリスト・野上忠興氏が語る。「安倍氏は自我と自己主張が強いタイプで自分の考えと違う意見に対しては思考を遮断してしまう傾向がある。だから本質的に議論が苦手。国会でも野党議員にヤジを飛ばし、党首討論では、得意分野のはずの安保法制について野党党首から質問されたことに正面から答えようとしない。 テレビに1人で出演したときは饒舌だが、気に障る質問をされただけでイヤホンを外してしまう。その点、石破氏は安保法制の論客であり、野田氏も演説や討論がうまいので、テレビで討論したくないのではないか」  そんな安倍首相が総裁選で野田氏とぶつかればどんな“論戦”が展開されるか。前哨戦ともいえる舞台があった。 7月26日に開かれた国際女性ビジネス会議では、安倍首相が霞が関で導入した「ゆう活」(仕事の開始時間を早めて夕方からオフを楽しむ生活)について、公務を早めに切り上げて、「秘書官らと上野の美術館で絵画を鑑賞した後、近くの定食屋で晩酌を楽しんだ」というエピソードを披露した。 するとその後に登壇した野田氏は、「ゆう活に参加できない人たちがいる。それは子育てしている女性たちだ」と正面から切り込み、安倍首相を挑発するようなこんな発言も飛び出した。「これからのリーダーは強いリーダーではない。多様性とは自分が受け入れられない、嫌だと思っている人たちも受容する力なんです。力強いリーダーはややもすると独裁してしまう」 野田氏の講演時にはすでに安倍首相は退席していたが、総裁選のテレビ党論でこれをやられると、ムキになって横綱相撲どころではなくなるかもしれない。 だが総裁選を避けたい理由はそれだけではなさそうだ。前述のように、党員投票が実施されると各地で討論会が組まれるため、ハードな日程をこなさなければならない。 自民党役員会(8月24日)では『週刊文春』が報じた「吐血報道」を「血を吐く思いで頑張っています」とジョークを交えて否定してみせた安倍首相だが、永田町では首相の体調不安説が消えない。官邸の側近たちの間では、「残暑の中、総理を全国の討論会に回らせて余計な神経と体力を使わせることは避けるべきだというのが無投票再選に走る大きな理由だ」という。※週刊ポスト2015年9月11日号
2019.03.11 16:01
自民党総裁選 石破、野田氏不出馬迫った公認外しと兵糧攻め
自民党総裁選 石破、野田氏不出馬迫った公認外しと兵糧攻め
 9月8日に告示される自民党の総裁選挙。ライバルの石破茂・地方創生相が事実上の出馬断念を表明すると、各メディアは一斉に「安倍晋三首相が無投票当選」と報じた。 実は首相サイドは無投票再選に持ち込むために石破グループの議員に対し、次の選挙での公認をたてに圧力をかけていた。 さらに“兵糧攻め”にも出た。自民党総裁選は国会議員の投票と党員投票の合計で決まる。前回総裁選で党員票で安倍氏を上回った石破氏は、安倍政権下でも地方創生担当相として地方を回って地盤を固めてきた。地方では、「アベノミクスの恩恵が回ってこない」と不満が強いだけに、石破氏が出馬すると地方の票を大きく集める可能性があった。 そこで安倍首相は8月4日に官邸で開いた『まち・ひと・しごと創生本部』の会議で、財政難を理由に来年度の地方創生予算(新型交付金)を今年度の1700億円から大幅に減額して1000億円規模にする方針を決定した。「交付金を大盤振る舞いすれば、石破の功績になって地方票を稼がれてしまう。だから予算を絞って石破に対する不満が高まるようにする狙いがあった」(官邸筋) 狙いは的中し、自治体からは「これでは地方創生の看板に偽りありだ」と担当大臣の石破氏に批判が向けられている。政敵を潰すために平気で看板の地方創生政策まで捨てたのである。 石破氏ほどの“強敵”とはなり得ない野田聖子氏にも容赦はない。野田氏はシンパの議員と定期的に会合を開いている。8月に入ると首相支持派の先輩議員から「勉強会にはしばらく出ない方がいい」と諭され、参加者はどんどん減っていった。 野田氏は「初当選以来、それ(総理総裁)を目標にしなければ堕落すると思ってやってきている」と、なおもあきらめていないが、地元・岐阜市で記者団に“出たくても出られない状況”を吐露している。「毎回毎回、(総裁選出馬を)考えてはやめたり、やめさせられたり、色々ありますけれども、今も同じような状況です」「出馬をやめさせられたり」という野田氏の言葉はそうした圧力で推薦人が集まらない苦衷を意味していたのだろうか。 2人を出馬させないために公認外しに兵糧攻めまで徹底したのだ。※週刊ポスト2015年9月11日号
2019.03.11 16:02
自民党総裁選 無投票にできぬと野田聖子氏が出馬意欲漏らす
自民党総裁選 無投票にできぬと野田聖子氏が出馬意欲漏らす
 半年前、安倍晋三政権は総選挙で大勝利をあげ、首相側近からは「2020年の東京五輪を安倍首相で迎えられるように総裁任期を延長すべき」という超長期政権論まであがった。 勢威絶頂の安倍首相は「私が最高責任者だ」の号令一下、憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認、米国と世界で戦う安保法案成立に走り出した。 政権の重鎮たちも付き従った。国会で自民党推薦を含む3人の憲法学者が「法案は違憲」と指摘しても、菅義偉・官房長官や谷垣禎一・自民党幹事長は自分たちが推薦した学者の意見に謙虚に耳を傾けようとせず、逆に「決めるのは最高裁だ」と無視を決め込んだ。 安倍支持派の若手議員たちも、勉強会で安保法案に批判的なメディアに対し、「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番だ」などと制裁論をぶち上げた。 だが、衆院強行採決をきっかけに安倍内閣の支持率は急落。新聞・テレビの世論調査では「35%」(毎日)など支持率が軒並み10ポイント前後落ち込み、不支持が5割前後に達している。 官邸内では当初、「強行採決で支持率が下がるのは想定の範囲内」(安倍側近)とタカをくくっていた。安倍首相も強行採決のタイミングに合わせて批判が強かった新国立競技場の建設計画を「白紙撤回してゼロベースで見直す」と表明し、国民の“喝采”を期待したが、流れは変わらず、ついには「支持率のために政治をやっているのではない」と開き直った。 自民党内では、9月の総裁選に向けて、新たな動きがある。首相の足元が揺らいでいるのを見て、二階俊博・総務会長を後見人とする野田聖子氏は周辺に「安倍政権の驕りは看過できない。無投票にするわけにはいかないと出馬への意欲を漏らしている」(自民党非主流派議員)という。 野田氏が出馬すれば、安保法案の採決前、「国民の理解が進んでいるとはいえない」と発言した石破茂・地方創生相らの出馬を誘発し、一転、混戦になる可能性が出てくる。※週刊ポスト2015年8月7日号
2019.03.11 16:08
自民総裁選 麻生氏対抗馬に岸田外相、野田聖子、小泉進次郎
自民総裁選 麻生氏対抗馬に岸田外相、野田聖子、小泉進次郎
 自民党では9月に総裁選挙が行なわれる。安倍晋三首相の再選は堅いとみられるが、安倍首相が躓(つまず)けば、総裁再選支持を表明して面従腹背を決め込むポスト安倍の有力者たちが動き出す。それを見越して、水面下では季節外れのポスト安倍レースが幕を開けた。「波乱の総裁選」に一番野心満々なのが麻生太郎・副総理だ。麻生氏はこの間、再登板のチャンスを狙って派閥を急拡大させてきた。安倍首相と総裁選を争った石破茂氏が禅譲を期待して入閣し、戦う姿勢を失ったことで党内の支持勢力を細らせているのとは対照的だ。 谷垣禎一・幹事長は安倍政権が「経済危機」で追い詰められた場合が出番と見ているようだが、自前では総裁選出馬に必要な20人の推薦人さえ集めることができない。石破氏、谷垣氏とも党内では「過去の人」だろう。 代わって麻生氏の対抗馬に浮上するのは、宏池会のプリンスといわれる岸田文雄・外相、「反安倍」の姿勢を崩さずに毎週勉強会を開いてきた野田聖子・元総務会長、党青年部に独自の勢力を持つ若手のホープ小泉進次郎氏、そして安倍側近のタカ派グループが「総裁候補」として育成中の稲田朋美・政調会長の4人だ。政治ジャーナリストの野上忠興氏が指摘する。「自民党内のサイレントマジョリティはポスト安倍の総裁選で安倍側近たちが担ぐ神輿が勝ち、彼らが政権中枢に残ることを阻止したい。外交や経済政策でも安倍路線の揺り戻しが起きる。そうした反安倍勢力結集の仕掛けができるのは二階俊博・総務会長ではないか。二階氏は二階派と石原派の合併交渉を進めており、実現すれば細田派(95人)、額賀派(53人)に次ぐ党内第3派閥(48人)となって総裁選のキャスティングボートを握る可能性がある」 その二階氏は5月下旬に3000人の大訪中団を組んで北京を訪問する予定で、習近平・主席との会談を調整している。二階訪中団には安倍氏の“策なき反中”に批判的な多くの議員が同行すると見られており、「季節外れの総裁選」の号砲は北京にも鳴り響きそうだ。※週刊ポスト2015年5月1日号
2019.03.11 16:45

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