橋本愛一覧

【橋本愛】に関するニュースを集めたページです。

大河ドラマの1年でどんな変化を見せてくれるか(時事通信フォト)
吉沢亮の『青天を衝け』が世界的人気の海外ドラマに学ぶべき点とは
 コロナ禍で制作は困難を極めているはずだが、今作のNHK大河の勢いはそれを感じさせない。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が分析した。 * * * 期待値の高さなのか。例年より1ヵ月遅れでNHK大河ドラマ『青天を衝け』(日曜午後8時)がスタートすると、「初回視聴率が20%の大台に乗った」と話題に。報道によると綾瀬はるか主演『八重の桜』以来何と8年ぶりの快挙とか。すでに第4話まで放送されましたが、まず走り出しで鮮烈な印象が刻まれました。それは数字などではなく、贅沢な布陣による「役者を見る至福」です。 物語の主人公は……江戸・明治・大正・昭和と激動の時代を駆け抜けた「日本の資本主義の父」渋沢栄一。演じるのは若手のホープ、“国宝級のイケメン”の異名をとる吉沢亮。その栄一の妻になる尾高千代には、朝ドラ『あまちゃん』でダブルヒロインの一人として輝きを放った橋本愛。そして父の市郎右衛門に、いぶし銀役者の筆頭、小林薫、母・ゑいには和久井映見、栄一の片腕となる従兄・喜作に高良健吾が配置されていて、もう文句なしの演技派揃い。 そして第4話で圧巻の存在感を見せたのが、江戸最後の将軍・徳川慶喜を演じる草彅剛です。ただ佇んでいるだけ、横顔を見るだけで「お殿様」の威厳と品格とが伝わってくる。これを役者を見る至福と言わずして何と言いましょうか? しかも側近・円四郎に堤真一、父の斉昭には竹中直人、そして高島秋帆に玉木宏、橋本左内に小池徹平……とたまらないキャスティングで幕開けです。 印象的なのはキャスティングだけではありません。 冒頭の演出がこれまた凝っています。すでに遠い過去の人である徳川家康が堂々と出てきて「こんばんは、徳川家康です」と挨拶、幕末という時代背景について解説してくれるのですから。時を俯瞰し複雑な状況を分かりやすく整理する役回りとして、家康を登場させる手法はアッパレ。演じる北大路欣也も板についている。家康は何と最終回までほぼ毎回登場する予定だとか。 その上、解説パートで説明だけに終始しない点もすごい。例えば床に敷かれた1枚の白い大きな布が地図や国旗に変わったり、背景の松の絵のふすまが数枚のパーツとなって黒子によってひっくり替えされ移動するとたちまち外国人の顔になったり。動かしたり裏返したり上空に浮かせたり。いわば「舞台的」な演出が目を惹きます。 「舞台的」というのは、実際のモノ(例えば板や布、紙など)を使って空間をめくるめく変化させていくローテクな手法です。もし、これが「映像的」な演出となればレンズの画角や視点を替えたりCGを使って画像処理したりとなるわけですが、実際の舞台ではまさしくローテクが決め手で、その面白さを大河ドラマの冒頭に活用した斬新さがいい。 ただ、ちょっと残念な点も浮き彫りになってきました。 毎回これほど凝った仕掛けを使い、退屈になりがちな説明を上手く聞かせる工夫をしているのに……なぜか本編が始まると、またくだくだと説明的なセリフを役者に語らせてしまう。「父様は前々から武州藍を日本一にしようとたくらんでいる。来年も高めあっていい藍を作り武州藍を大いに盛り上げたいと思っている」「一橋様が将軍におなりに遊ばせばきっと乱れたこの世を立て直すことができる」「母様姉様が育てているお蚕さんは一ヶ月寝ずに繭をとって一つかみでせいぜい一文だ」 人間の関係を暗示するふとした一言や感情の機微を表すセリフよりも、どうしても状況説明が目立つ印象です。最初から全てを正しく伝えなくては、という意識を感じるのです。 しかし、視聴者は最初から正確に全てを知らなくても、時代や出来事が細かく把握できなくても大丈夫。特にこの物語は「日本の資本主義の父」という背骨が1本通っているし、役者が画面の中で活き活きと魅力的に躍動してくれれば、視聴者もついていくことができます。 今世界的に人気を博している数々の海外ドラマを見てみると、長いシーズンの冒頭の話がわかりにくいのはいわば当たり前。その多くが最初の数話を見ただけでは何を描いているのか正確にわからない。わからない部分も残しつつ、まずは登場人物のキャラクターを際立たせ固有の世界観を表現し、視聴者の方も徐々に筋立てを掴んでいく。むしろ手探りでドラマ世界に入り少しずつわかるプロセスを楽しんでいる……。 そのあたり、日本の大河ドラマももう少し学んでいいのではないでしょうか? キラ星のキャスティングなのに、役者たちにくだくだと説明を語らせるのはあまりにもったいない。しかも、脚本担当は大評判をとった朝ドラ『あさが来た』の大森美香さんです。個々の役者の魅力が際立ってくるような言葉を、ぜひたくさん書いて欲しい。期待しています。
2021.03.13 16:00
NEWSポストセブン
あ
松重豊 蜷川幸雄さんから受けた教えを守って、恥ずかしがる
 大竹しのぶと松重豊が東京・渋谷のPARCO劇場で行われている朗読劇『ラヴ・レターズ ~こけら落としスペシャル~』の記者会見に登場。 男女の間で交わされる手紙を互いに読むこの朗読劇は、1990年の初演にはじまり、今回の公演で500回目を迎える。師匠・蜷川幸雄さんの教えにより“稽古段階でセリフを覚えているのが当たり前”と感じているという松重は、観客の前で本を読むのが恥ずかしいと語っていた。 同作には2人のほかに、井上芳雄&坂本真綾、市村正親&草笛光子、リリー・フランキー&橋本愛、加藤和樹&愛加あゆが登場。2月25日まで。撮影/浅野剛
2020.02.25 16:00
NEWSポストセブン
『グッドバイ~嘘から始まる人生喜劇~』の舞台挨拶に登場した大泉洋
大泉洋、映画観客に「死ぬ気で宣伝して下さい!」とお願い
 映画『グッドバイ~嘘から始まる人生喜劇~』(公開中)の公開記念舞台挨拶に主演を務める大泉洋、小池栄子、水川あさみ、橋本愛、木村多江らが出席した。映画は、太宰治の未完の作品を原作にしたパロディ映画だ。大泉と小池が偽の夫婦を演じる。 大泉は映画宣伝について「ここ5、6年悩んでるんですけど意味あるのかなって。見てる人がおなかいっぱいになるんじゃないかな」と悩みを明かしつつ、「みなさんはお客さんではなく仲間なので死ぬ気で宣伝してください! ノルマは1人10人にメール」としっかり会場を沸かせた。撮影/平野哲郎
2020.02.21 16:00
NEWSポストセブン
大ヒットシリーズとなった
田中圭、共演者とおっさんずラブ続編鑑賞会 チームワーク抜群
 秋ドラマは早くも序盤が終了し、中盤へ。バリエーション豊かな作品がそろった今クールだが、 各局がチャレンジするオリジナル作品も粒ぞろいだ。 大手ゼネコンに入社した“空気を読まないOL”を高畑充希(27才)が演じる『同期のサクラ』(日本テレビ系・水曜22時)は初回視聴率8.1%から口コミで支持を集め、4話で11.5%をマークした。ドラマ評論家の成馬零一さんが指摘する。「脚本は『女王の教室』『家政婦のミタ』『過保護のカホコ』などを担当した遊川和彦さん。ヒロインがロボットみたいなしゃべり方で思っていることをズバズバ言って、周囲を翻弄する遊川脚本の特徴が本作でも出ています。ドラマの最初に重い脳挫傷で意識不明となっているヒロインを見せて、そこにいたるまでの10年間を毎週1年ずつ描く手法も視聴者の興味をそそります」 ただしこんなクレームも。「せっかく竜星涼(26才)、新田真剣佑(22才)という若手イケメン俳優を起用しながら、同期の高畑や橋本愛(23才)に比べて、キャラが弱くてあまり惹かれない。もっと彼らに光を! また、橋本の演技がうますぎて、高畑が焦っているのが画面から伝わってきます。現段階では確かに橋本に称賛の声が集まっている中、高畑がどう巻き返していくのか、見モノです」(ドラマ制作スタッフ) 今井さんが推すオリジナル作品は、生田斗真(35才)演じる屁理屈ばかりのニートと家族とのドタバタを描く『俺の話は長い』(日本テレビ系・土曜22時)。「何の変哲もない日常なのにテンポよく描かれて、『ムー一族』(1978年・TBS系)のような古き良き時代のホームドラマを思わせるオリジナル脚本が秀逸。きちんと演技ができてコメディーも得意な生田が“ニートあるある”を好演しています」(コラムニスト・今井舞さん) 振り切った作品が続く“大人の土ドラ”枠は今回も裏切らない。『リカ』(フジテレビ系・土曜23時40分)主演の高岡早紀(46才)の「怪演」は一見の価値アリだ。「自称28才のリカが“狂気の純愛”で周囲を破滅に追いやるホラーサスペンス。高岡さんの“魔性の28才”っぷりが『クセになる』『ギャグのように怖い』と騒がれています」(テレビ誌記者) 9日からリカが大谷亮平(39才)をターゲットにする第2部が始まる。 2日に1話目の放送が始まったばかりの『おっさんずラブ-in the sky-』(テレビ朝日系・土曜23時15分)は初回から衝撃展開を見せた。「前作で大きな爪痕を残しすぎた林遣都(28才)の降板が決定し、“牧ロス”が叫ばれていた本作。しかし、一話目の千葉雄大(30才)とのキスシーンや、戸次重幸(46才)が絶叫するシーンに早くも心を奪われた人が続出したらしく、製作スタッフは安堵しています」(前出・ドラマ制作スタッフ) 初回放送日にはこんな会も開催されていた。「都内のレストランで、主演の田中圭さん(35才)、千葉さん、戸次さん、MEGUMIさん(38才)らが集まり、初回の鑑賞会が開かれていたそうですよ。in the sky編もチームワークは抜群のようです」(テレビ局関係者) 意外にも印象が薄かったのは『スカーレット』(NHK・月~土曜8時)。戸田恵梨香(31才)演じるヒロインが女性陶芸家を目指し力強く生きる姿を描く。視聴率は前作の『なつぞら』『まんぷく』と比べて苦戦しているが、朝ドラの王道である「ヒロインイビリ」がたまらないと指摘するのはドラマ評論家の吉田潮さんだ。「最近の朝ドラの主人公は恵まれすぎていたけど、やはり視聴者が見たいのは追い込まれたヒロインが困難を乗り越える姿。本作は初回から父親の借金を一家が抱える内容で、“スカーレット、キタ~!”と心が躍りました。10代を演じる戸田さんにも違和感はありません」(吉田さん)  王道をゆくか、わが道をゆくか。秋の夜長はドラマとともに。※女性セブン2019年11月21日号
2019.11.09 16:00
女性セブン
のん、香取慎吾も NHKが独立芸能人を積極起用する背景
のん、香取慎吾も NHKが独立芸能人を積極起用する背景
「やっとテレビで見られた!」──朝ドラ『あまちゃん』(2013年放送)でブレイクしてから6年、久しぶりに能年玲奈こと「のん」(26)がNHKに“カムバック”し、ファンを歓喜させている。 のんは主演声優を務めたアニメ映画『この世界の片隅に』が8月3日にNHKで放送されたのに続き、翌週10日には『#あちこちのすずさん』という映画の関連番組に出演した。 これがテレビ界に衝撃を与えている。というのも、のんは『あまちゃん』でブレイクした後、所属契約を巡って事務所と対立、独立後はCMを除けばテレビ出演がほぼない状態が続いていた。最近になってのんのマネジメント会社が、「テレビ局の若手から出演のオファーが来ても、上層部によって潰されることが繰り返されてきた」と声明を出したほどだ。 それがここに来て2週続けてのNHK出演。いったい何があったのか。「NHKは公正取引委員会が元SMAP3人の出演に圧力をかけた疑いでジャニーズ事務所に注意したことを報じるなど、独立した芸能人の出演問題に関心が高い。 その後、元SMAPの香取慎吾が萩本欽一の『欽ちゃんのアドリブで笑(ショー)』(NHK BSプレミアム、8月18日放送)に出演することが発表されるなど、民放と違い独立したタレントを積極的に起用しようとしている。のんの出演もその流れではないか」(芸能関係者) そうなればやはり期待されるのが、のんのドラマ出演である。芸能評論家の三杉武氏はこう話す。「NHKでドラマ復帰となれば、やはり大河ドラマ『いだてん』でしょう。『あまちゃん』を手がけた宮藤官九郎の脚本で、橋本愛、小泉今日子、薬師丸ひろ子と、のんを除く主要キャストは軒並み出演している。すでに撮影は大詰めですが、最終回の1回限りでもいいからサプライズ出演を期待したい」 大河ドラマのワースト視聴率を更新している『いだてん』だが、のんの出演が大逆転の“ラストスパート”となるか。※週刊ポスト2019年8月30日号
2019.08.19 16:00
週刊ポスト
番組公式HPより
橋本愛 『長閑の庭』で挑む「41歳差の恋」の綱引き
 人間関係、こと恋愛においては特に“差異”が問題となりやすい。年の差と愛情の相関関係については各人思うところがあるだろうが、それ故にドラマの題材としては恰好といえるかもしれない。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が指摘する。 * * *「恋愛において年齢は一切関係ないものだと思っているので、40歳差であろうが、50歳差だろうが大した差はない」 会見でズバリそう言い切った橋本愛さん。5年ぶりに連ドラの主役を『長閑(のどか)の庭』(日曜午後10時NHK BS)でつとめています。 主役・元子は橋本さんの実年齢と同じ23歳。ドイツ文学を研究している大学院生が41歳年上の榊教授(田中泯)に恋しているという異色のドラマ。 元子はなかなか一筋縄ではいかない人物で、人と接するのが下手。長い手足もどこかぎくしゃく。女子のキャピキャピ感はゼロ。恋愛経験なし、頭でっかち、現実逃避的でちょっと夢見心地。 全身を黒ファッションで固め、つけられた仇名は「シュヴァちゃん」(シュヴァルツはドイツ語で「黒」の意)。生きづらそうでもある元子が、41歳年上の教授に「恋しています」と語りかける。 橋本さんといえば、そう。最初に鮮烈な印象を残したのが朝ドラ『あまちゃん』(2013)でした。17歳のアイドル志望ユイを演じ、美少女登場と一躍注目を浴びました。が、なぜかその後はアイドル的路線を走らず。過剰な露出もなく、むしろ作品を慎重に選んで作家性の強い映画に出演してきたという印象が強い。 ご本人いわく、「映画という場所にこだわっているわけではなくて、脚本が好きならドラマでも舞台でもやりたいと思っています」(「オリコンニュース」2016.10.20)。同時に「私のキラキラした姿なんてそんなに見たくないんじゃないですかね……(笑)」(同)と、ちょっとシニカルな自己分析力も持ち味です。 23歳という若さの中に、妙な落ち着きと「渋さ」が光る人。そんな橋本さん独特のテイストが、今回のドラマと響きあっていて面白い。元子は世間擦れしていなくて、画面に映る容姿だけでは掴みきれない陰翳や内面の葛藤を感じさせる。まさに橋本さんはハマり役です。 一方、元子が恋をする相手、41歳年上の榊教授を演じるのが舞踊家・田中泯。伝説的ダンサー・土方巽に強い影響を受け、独自のダンス世界を突き詰めてきた74歳。こちらもまた非常に固有性の強い演じ手。 元子と榊原教授の間には、ありきたりな恋愛エピソードはなく、むしろ身体的触れあいを自ら禁じようとし避けている関係といってもいい。そのあたり、簡単に肉体関係に走る恋愛話より、何ともエロティックな感じが漂ってくる。 ふと接近しそうで、そうならない。不思議な振動と緊張感、空気感。心だけが近づいたり離れたり、押したり引いたり震えたり。そんな「見えない微妙な綱引き」こそこのドラマの見所です。 通常、恋愛ドラマといえば主人公の2人が互いに見つめ合うシーンが定石。しかし元子と榊教授が見つめ合うシーンは極端に少ない。2人の視線もなかなか交錯しない。その上、表情は抑え気味、セリフもあえて一本調子。 徹底して体を鍛えている田中さんは微動だにせず、ぴたりと静止して立つ。無駄な動きを排除しているからこそ、心の中の揺れだけがくっきりと浮かび上がってくるのでしょう。 何といっても素晴らしいのは、そんなベテラン舞踏家の田中さんと堂々、張り合って元子を演じ切っている橋本さんの存在感です。「“枯れ専”や“年の差カップル”などとカテゴライズされては無視されるその奥の、愛の真実性を丁寧にお伝えできればと思います」(「ザ・テレビジョン」2019.5.9)という橋本さんの言葉も印象的。 視聴者からは「どうか渡辺淳一の世界に陥ることは避けてほしい」という声も聞こえてくる異色作。たしかにドロドロの欲望劇はもう見飽きた。とことん精神的エロティシズムを突き詰めていって欲しい。たった4回で終わるのが惜しいドラマです。
2019.06.15 16:00
NEWSポストセブン
日活RP女優・田中真理、孫2人に囲まれ悠々自適の日々
日活RP女優・田中真理、孫2人に囲まれ悠々自適の日々
 製作終了から31年。男たちを魅了した女優たちはスクリーンから去った後、どんな人生を歩んだのか──。ロマンポルノがスタートした1971年、「ロマンポルノの星」というキャッチフレーズでデビューしたのが田中真理だ。「17歳の時に、まだ一般映画だけを製作していた日活に研究生として入ったんです。ただ、身長が170cm近くあって、なかなか使い道がないと言われました。そんな時に雑誌で立木義浩さんの撮影でヌードになり、それを見た日活の方からロマンポルノに誘われたんです」 田中真理の名を一般まで広めたのは、一連の「ロマンポルノ裁判」である。デビュー2作目の『ラブ・ハンター 恋の狩人』(1972年)が、さらに5作目の『愛のぬくもり』(72年)が、立て続けに猥褻図画であるとして警視庁に摘発された。「とりわけ過激だったとは思えません。なのに、なぜ私の作品だけ2作も摘発されてしまったのか……。1本だけなら“出会い頭の事故”と思ったけど、2本ともなると、さすがに『ふざけるな!』と思いました」 みずから法廷に立ち、東京高裁で無罪を勝ち取るまで足かけ9年もの長い戦いだった。いつしか「エロスの女闘士」と呼ばれたが、そのことで女優活動は大幅に縮小された。裁判の決着と同時に、女優業の一線を退いた。1981年に照明マンだった幼なじみの夫と結婚し、1女をもうけた。父親が経営していた「田中薬局」を継ぎ、子育てに励んだ。やがて、娘は成人して意外な職業に就いた。「娘も大きくなりまして、ジャズダンスのインストラクターになったんです。私もママ友さんたちに交じって、教えてもらっていたんですよ」 娘に手がかからなくなると介護ヘルパーの仕事を始めたが、腰椎すべり症のため4年前に辞めて、今は悠々自適の生活を送る。今は2人の孫にも囲まれている。「2012年にはマガジンハウスから当時のフィルムを集めた写真集を出していただきました。あまり長くは活動しなかったのに、うれしかったですね」 ここにきて女優の橋本愛など、ロマンポルノを女性が再評価する潮流がある。「最近も横浜でロマンポルノを女性だけで鑑賞するイベントに招かれたんです。当時の作品を見ると、私の演技は生意気だったなあと思いますが、それでも、素晴らしい環境だったから私が存在できたと感謝します」【プロフィール】たなか・まり/1951年8月1日、東京都生まれ。高校在学中にスカウトされ、1969年に映画デビュー。ロマンポルノ興隆期の1971年に初主演すると、たちまち人気女優に。1981年のドラマ出演を最後に引退。取材・文■石田伸也 撮影■山崎力夫※週刊ポスト2019年5月3・10日号
2019.04.26 16:00
週刊ポスト
『いだてん』には構造改革が必要か
大河『いだてん』をめぐる宮藤官九郎ならではの仕掛け集
 NHK大河ドラマ『いだてん』の脚本は朝ドラ『あまちゃん』(2013年・NHK)をはじめ、『池袋ウエストゲートパーク』(2000年・TBS系)、『木更津キャッツアイ』(2002年・TBS系)などの人気作を手がけたクドカンこと宮藤官九郎。 マラソン選手の金栗四三(かなくりしそう)が日本人として初めて五輪に参加した1912年から、新聞記者の田畑政治が東京五輪を成功させた1964年までの東京を描く物語だ。 1話目から星野源(37才)、松坂桃李(30才)、小泉今日子(52才)、ビートたけし(71才)などの超豪華キャストが登場。「1900年代と1960年代を行き来する構成がおもしろい!」と1話を試写した記者からの評判は高い。 主人公の金栗を演じる中村勘九郎(37才)は1話についてこう話す。「豪華な役者さんが怒涛のように次から次へと出てくる。ものすごい一年が始まるぞ、と宮藤さんが視聴者に叩きつけた挑戦状のような感じです」 今作は前後編に分かれ、勘九郎から、田畑を演じる阿部サダヲ(48才)にメインキャストが変わる構成になっている。阿部は「前半チームの作り上げた熱さを引き継いで、またぼくらのチームも盛り上げたい」と意気込んだ。 では、“チームクドカン”ならではの仕掛けを見ていこう。◆タイトルデザインは横尾忠則 ドラマのロゴは、人間の足が車輪のように表現された印象的なものになっている。このロゴやポスターを手掛けたのは、日本を代表するグラフィックデザイナーの横尾忠則(82才)。 今までの作品にも、その時代や出来事に対するメッセージを込めてきた横尾は、今回のポスターを「ひとりの人間の人生を表したもの」と語っている。◆金栗四三は大阪道頓堀のグリコのモデル 金栗は、ストックホルム五輪(1912年)のマラソン競技中に消え、現地では「消えた日本人ランナー」と呼ばれていた。実際には、灼熱地獄の中で倒れ、民家で介抱され、そのまま閉会式にも出ずに帰国していたという。その後も金栗は3度にわたって五輪に出場。その姿は、大阪の道頓堀にある「江崎グリコ」の看板のランナーのモデルの1人にもなっている。 また、1917年には世界初の駅伝「東海道駅伝徒歩競走」を競技として初めて実施。お正月の風物詩「箱根駅伝」を発案し、コースを考えたりメディアと協力するなどして、今の駅伝の原点をつくり、生涯を通じてスポーツの振興に賭けた。◆中村勘九郎は体型が変わるまでトレーニング 金栗は、1話の最後で、五輪選手を選ぶ予選会の場面で、足袋を履いて走り、非公式ながら世界新記録を出す。勘九郎はこの役を演じるにあたり、2017年夏頃からマラソンの練習を開始。元陸上競技選手でランニングコーチの金哲彦さんの指導のもと、長距離走のランニングフォームを作っていったという。前述の予選会から五輪に出場するまでの、勘九郎の「走り」の変化にも注目だ。 また、脚本の宮藤もマラソンにハマっていて、「宮藤さんが家の近所を走っていたら、職務質問されたそうです」と阿部が明かしてくれた。◆クドカンの脚本にはト書きがない 音楽は大友良英が担当し、演出は井上剛、キャストは小泉今日子や橋本愛(22才)、松尾スズキ(56才)、ピエール瀧(51才)と、制作陣、出演者ともに『あまちゃん』と同じメンバーが多いのが今作の特徴。 主演の2人も『あまちゃん』からの継続か──と思いきや、勘九郎は“クドカン”作品初登場だ。勘九郎が話す。「宮藤さんの脚本にはト書き(せりふ以外に俳優の動きを指示するもの)がないんですよ。だから自分たちの想像力で演技しています」 制作統括の訓覇圭さんはその理由をこう語る。「宮藤さんは、演技は役者さんの自由にしてほしいと考えているみたいで、だんだんト書きが少なくなってきているんです」 またクドカンと仲のいい阿部だからこその、こんなエピソードも。「宮藤さんのドラマは10年ぶり。いつも“『あまちゃん』出てたでしょ?”って言われるけど、ぼくは出てないんです。宮藤さんとぼくは(公私で)けっこう一緒にいますけど、脚本について会話を交わすこともしないし、『いだてん』の脚本を書いているところも見たことがない。一体いつ書いてるんだろうと不思議なんです」※女性セブン2019年1月17・24日号
2019.01.11 16:00
女性セブン
橋本愛、成田凌、渡辺大知、村上淳の10年前写真
橋本愛、成田凌、渡辺大知、村上淳の10年前写真
 10月19日公開の映画『ここは退屈迎えに来て』の初日舞台挨拶が行われ、出演者の橋本愛、成田凌、渡辺大知、村上淳、そして原作者の山内マリコ氏と廣木隆一監督が登場した。同作は、2004年の高校時代から2013年の「現在」までを、みんなの憧れの的だった「椎名くん」(成田)を柱にキャラクターを交差させながら描く。 橋本はマスコミ業界への就職を志望して上京するも、10年後に地元に戻ってきた27歳のフリーライターを演じる。 舞台挨拶では出演者4人の10年前写真が公開された。■撮影/浅野剛
2018.10.26 16:00
NEWSポストセブン
朝ドラ歴代最高女優調査 2位・能年玲奈『あまちゃん』は別格
朝ドラ歴代最高女優調査 2位・能年玲奈『あまちゃん』は別格
 1961年に始まったNHKの朝ドラ(連続テレビ小説)は、その時代に輝くスター女優を輩出してきた。『週刊ポスト』読者300人を対象に「歴代最高の朝ドラ女優」についてアンケートを実施した。 堂々1位に輝いたのは、『ひよっこ』(2017年春)の有村架純だ。当世若手女優の代表格ながら、意外にも50代、60代からの支持を集めた。「小学生の時に東京五輪を観た世代なので、風景や時代の雰囲気もすごく懐かしかった。“みね子”みたいな純粋なヒロインが存在しえるのも、あの時代設定ゆえだと思う」(63・自営業)「茨城弁を使う“みね子”がとにかく可愛くて。『ひよっこ』を観るだけで、明るい気持ちで1日を過ごせた」(53・会社員) 2位は、「じぇじぇじぇ」という方言を日本中に大流行させた『あまちゃん』(2013年春)のヒロイン、能年玲奈(2016年、のんに改名)。放送終了後、喪失感の余り、「あまロス」なる言葉まで生み出したほど、同作には熱烈な視聴者が多かった。コラムニストの中森明夫氏が語る。「あの作品は数ある朝ドラのなかでも別格。小泉今日子さん、薬師丸ひろ子さんという1980年代のトップアイドルが親世代として登場し、その娘世代をのんさん、橋本愛さんが演じた。“二世代で楽しめるアイドルドラマ”というだけでも珍しいのに、そのなかでまだ名前の売れていなかったのんさんが、現実世界でも国民的ヒロインに成長していった。役名のまま紅白に出場したり、ドラマと現実がシンクロしていく様は、これまでの朝ドラにはない興奮がありました」(中森氏) やはり『ひよっこ』同様に熟年層のノスタルジーに響く物語と演技が得票を積み上げた。現在放送中の『半分、青い。』でヒロインを務める永野芽郁は20位。「あの人なつっこさがたまらない」(51・会社員)「透明感がすごい。高校時代の初恋の女性を思い出します」(48・会社員)※週刊ポスト2018年8月17・24日号
2018.08.08 07:00
週刊ポスト
後半戦で一変する『西郷どん』 鍵は男たちの戦闘スイッチ
後半戦で一変する『西郷どん』 鍵は男たちの戦闘スイッチ
 放送開始から半年が経ったNHK大河ドラマ『西郷どん』。視聴率は好調とは言い難いが、後半戦はガラリと作風が変わり、見どころ溢れる展開になっていくという。コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが後半戦について解説する。 * * * 序盤から安定した視聴率を記録するなど、堅調に推移しているにも関わらず、朝ドラ『半分、青い。』(NHK)や『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)などの話題に押され、すっかり影に隠れた存在となった大河ドラマ『西郷どん』。  確かに『半分、青い。』はバブル期のカルチャー、『おっさんずラブ』は同性愛の純愛と、ネットメディアが食いつき、視聴者がSNSでつぶやきたくなるようなネタが豊富でした。 一方の『西郷どん』は、同志、師弟、家族などの人間関係を描くシーンが続いたため、ハートフルである反面、話題性は今一歩。見続けている人からは一定の評価を得つつも、勇ましい活躍を期待した人を中心に「視聴を脱落してしまった」という人も少なくないようです。 しかし、『西郷どん』は、全47話であり、24日放送の24話がちょうど折り返し地点に過ぎません。後半戦のスタートをきっかけに、これまでのハートフルな作風から一変して、幕末の大河ドラマらしい戦いのシーンが増えるなど、力強い展開が予定されているのです。◆西郷は武闘派、強硬派に一変するか 前半戦の西郷吉之助(鈴木亮平)は、「男からも女からもモテる」という人物像のもとに、純粋で熱い人情派として描かれてきました。たとえば14話では、一橋慶喜(松田翔太)を襲った刺客を思わず刺してしまったとき、「人の命をおいは奪ってしまいました。おいは人殺しじゃ……」と動揺するなど、戦いよりも話し合いを重視する穏健派だったのです。 しかし、後半戦の吉之助は、まるで戦闘スイッチが入ったかのように、時に人命を奪うことに迷いのない武闘派となり、強硬派としての顔を見せはじめるなど、その人柄は一変するでしょう。禁門の変、幕長戦争に関わったほか、強硬な武力行使を止めようとする周囲の声に耳を貸さず、自らの意志で戊辰戦争、西南戦争などに参戦していきます。『西郷どん』では、そんな吉之助の姿をどう描いていくのでしょうか? 勇ましくカッコイイ西郷なのか。それとも、大義のためなら冷酷非情になる怖さを見せる男なのか。前半戦で見せたキャラクターとの整合性を考えると、葛藤を抱えながらも力強く突き進む姿が予想されていますが、「武闘派、強硬派としての顔をどう描いていくのか」が注目を集めるのは間違いないでしょう。 もちろん武闘派、強硬派としての戦いは、「薩長同盟や江戸城無血開城の立役者である」などの功績をしっかり描いた上でのこと。その両輪がそろってこそ、「戦いのシーンがなければ大河ドラマじゃない」と前半戦の展開を嘆いていた往年のファンを喜ばせられるはずです。◆満を持して「幕末オールスター」が登場 また、前半戦では、西郷吉之助(鈴木亮平)、島津斉彬(渡辺謙)、大久保正助(瑛太)の奮闘こそあったものの、それ以外は男性よりも女性キャラクターの見せ場が続出しました。 たとえば、2話では、借金で身売りされる少女・ふき(柿原りんか)。6話では、別の男性に嫁ぐことを決意しながらも、吉之助に愛の告白をした岩山糸(黒木華)。8話では、吉之助の志を汲み取り、江戸へ上る資金を“手切れ金”として渡し、離縁を申し出た妻・須賀(橋本愛)。12話では、徳川家定(又吉直樹)への輿入れが決まり、女心をのぞかせながらも覚悟を決める篤姫(北川景子)。19話では、悪事を働く島代官に立ち向かい、吉之助と恋に落ちるとぅま(愛加那、二階堂ふみ)。 それぞれの女優が情感たっぷりの演技を見せて、男性キャストよりも目立っていました。しかし、後半戦ではいよいよ、坂本龍馬(小栗旬)、勝海舟(遠藤憲一)、桂小五郎(玉山鉄二)、岩倉具視(笑福亭鶴瓶)、伊藤博文(浜野謙太)ら、幕末オールスターが登場。 すでに登場している盟友・大久保正助(瑛太)、弟・西郷信吾(錦戸亮)、最後の将軍・一橋慶喜(松田翔太)も含め、西郷吉之助と対峙する1つ1つのシーンで、一本気な男たちの熱いぶつかり合いが見られるでしょう。 前半戦をあえてハートフルに描き、女性キャラクターの見せ場を増やしたのは、原作・林真理子、脚本・中園ミホの女流コンビらしさであり、そのおかげで視聴者は「謎が多い」と言われる西郷吉之助のプライベートを垣間見ることができました。 ムードが一変する後半戦は、「前半戦とのギャップを楽しむ」とともに、「大河ドラマらしい男たちの戦いに元気をもらう」ような作品になることを期待しています。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本前後のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2018.06.24 07:00
NEWSポストセブン
西郷隆盛の下級武士時代 年収は現代価値換算で約492万円
西郷隆盛の下級武士時代 年収は現代価値換算で約492万円
 物語の舞台を薩摩から江戸に移したNHK大河『西郷どん』。幕末のスペクタクルや登場人物たちの恋愛模様とともにシビアなお金の話が描き出されている。 鈴木亮平演じる西郷吉之助(のちの隆盛)が、藩主・島津斉彬(渡辺謙)の江戸への随行役に抜擢されて大喜び──が、妻の須賀(橋本愛)から「支度金30両」が必要と聞かされて愕然とし、資金集めに奔走する。 第8話(2月25日放送)で西郷が下級武士の“現実”を突きつけられるシーンだが、「30両」とは当時、どのくらいの価値だったのか。 薩摩藩で年貢などを計算する郡方書役助だった吉之助の役料、いわゆる年収は「41石」とされる。歴史作家の井手窪剛氏が解説する。「当時の1石はおよそ1両でしたから、斉彬に忠誠を誓う西郷は“年収41両”あまりで、その4分の3にあたる30両を支度金として用意したことになります」 江戸時代は金貨(小判1枚が1両)、銀貨、銅貨の三貨制度が敷かれていた。井手窪氏が続ける。「“レート”が常に変動する上に武家は金貨を、商人は銀貨を使っていた。幕末の混乱で貨幣の価値は年々下がっていたので、大まかにしか現代の価値に換算することができませんが、米の値段を基準にして、江戸後期の1両がおよそ12万円ぐらいになります。そうなると、西郷の“年収”は約492万円と計算できます」 銅貨1文は20円、銀1匁が2000円程度だという。※週刊ポスト2018年3月23・30日号
2018.03.18 07:00
週刊ポスト
橋本愛『西郷どん』で存在感見せつけるも出番が少ない事情
橋本愛『西郷どん』で存在感見せつけるも出番が少ない事情
 白無垢姿と透き通るまでに白い肌──。NHK大河ドラマ『西郷どん』で、西郷吉之助(鈴木亮平)の最初の妻・伊集院須賀として登場した橋本愛(22)の美しさは鮮烈な印象を残している。 かつて朝ドラ『あまちゃん』(2013年)のユイちゃん役でも美少女ぶりは評判となったが、今回はさらに難しい役どころ。感情表現が苦手で、常に仏頂面。それでも温かく迎えてくれる西郷家に溶け込むべく、何とか笑顔を見せようと頑張るものの顔は引きつっていくばかり……。「こげな愛想のなか嫁ですんもはん(すみません)」 そう頭を下げる姿からは心根の優しさと芯の強さが垣間見えた。大河初挑戦とは思えない堂々たる演技。テレビ雑誌の記者も驚く。「『あまちゃん』では、アイドルとして成長していくヒロイン・アキを複雑な思いで見つめる親友を見事に演じきり、“これで10代なのか”と目を見張りました。あれから5年近く経ち、演技力にはさらに磨きがかかっている。薩摩弁も自然に聞こえたし、“無愛想”という役柄のなか、わずかな仕草や表情の変化で巧みに感情を表わしていた。女優としてひとつ上のステージに登った印象です」 もう少し見ていたいハマり役だったが、登場はわずか2回で終わる。25日放送では吉之助に自ら離縁を突きつける。不自然に少ない登場にはNHKの事情もあるという。「橋本さんは、来年スタートの次の大河『いだてん~東京オリムピック噺~』で重要な役どころとなる浅草の遊女・小梅を演じることが決まっている。彼女をスターダムに押し上げた宮藤官九郎さんの脚本だけに力が入っていると聞いています。そもそも2年連続の大河出演は異例中の異例。そのため『西郷どん』ではあまり出番がない役となったようです。 彼女自身はすでに次の大河に向けやる気マンマンで遊女役ということもあり、“出番が多いなら濡れ場だってやる”とまで言っているそうです」(NHK関係者) ここ数年、映画を中心に活動し、テレビで姿を見ることが少なかった橋本。どうやら一回り大きくなって帰ってきたようだ。※週刊ポスト2018年3月9日号
2018.02.25 16:00
週刊ポスト
福士蒼汰の名前もあがった
抱擁デート発覚の福士蒼汰、これまでの道のりと家族愛
 150cmの小柄美女・MISATO(27才)との食事会後の路上抱擁デートが報じられた福士蒼汰(24才)だが、デビューから7年間、熱愛スキャンダルが報じられたことがない。183cmの長身に甘いマスク、しかも勉強家で英語も流暢、スポーツも得意。モテないわけがないのだが、なぜか一度もなかった。「共演した若手女優とは例外なく、交際の噂は出ていたんですけどね。話が出るたびにスポーツ紙も週刊誌も取材に動いていましたが、実際はただの噂だけ。長らく実家住まいだったということもあり、体を鍛えたり、ストイックな生活ばかりが目撃されていました」(スポーツ紙関係者) 2011年にデビューし、『仮面ライダー』シリーズで初主演。2013年、NHKの『あまちゃん』で主人公の初恋の先輩役に抜擢されると、大ブレーク。共演者の、のん(24才)と橋本愛(22才)とも噂になった。 世のアラフォー、アラフィフ女性を虜にしたのは2014年のドラマ『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)。綾瀬はるか(32才)演じる“彼氏いない歴=年齢”のこじらせ女子を翻弄する年下男子を好演。エレベーターの中で「おれじゃダメですか?」と壁ドンする名シーンはいまだ語り継がれるが、やっぱり綾瀬とも噂に。2015年は高校生の恋を描いた映画『ストロボ・エッジ』で有村架純(24才)と、2017年は『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ系)で川口春奈(22才)との交際が噂された。「制作発表会見を見ていても、気取らずに相手役とも仲がいいので、いい雰囲気に見えてしまうんです。ネットではすぐ“あの2人怪しい”“お似合いすぎる”となるわけです。かといって、7年間一度も彼女がいなかったわけではないでしょう。ただ、仕事に夢中になって打ち込んでいましたから、関係者に迷惑をかけたくないと細心の注意を払っていましたね」(芸能関係者) 撮影現場での立ち居振る舞いや共演者からの福士の印象を聞くと、まず出てくるのは「マジメ」の一言。礼儀正しい好青年だと評判だ。「夜飲み歩くタイプではないですね。大勢で集まって騒いだり飲み会やコンパに参加するのは苦手だそうです。ドラマの打ち上げでも、みんなが盛り上がっているのを静かに見守っているタイプ。だから、初対面の女性と打ち解けるのも時間がかかるし、一目ぼれとかもないそうなんです。多忙なうえに真面目だから、気になる子がいても今まで恋愛に踏み込む機会があまりなかったんでしょうね」(前出・芸能関係者) ブレーク後も都内の実家で両親と2人の姉と同居していた福士。バラエティー番組では「母親のつくる唐揚げが世界一好き」だと言い、家族愛の強さも母性本能をくすぐる。 そんな彼が、最近になってひとり暮らしを始めたという。「しっかり役者としても実力をつけていますから、そろそろ独り立ちをと思ったんでしょう。とはいえ、今は初主演舞台で大変な時。2月下旬に千秋楽を終えると、映画出演も続きますからめちゃめちゃ忙しいはずです」(前出・芸能関係者) 超多忙で、細心の注意を払い、一度も写真を撮られたことのない福士だったが、MISATOとの夜はガードを崩した。※女性セブン2018年2月15日号
2018.02.01 16:00
女性セブン
ブレイクが期待される井頭愛海
2017年注目の若手女優7人 井頭愛海、上白石萌音らが有望
 昨年は多くの若手女優がブレイクしたが、今年はどんな顔ぶれが活躍するのか? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが2017年の注目若手女優について解説する。 * * * 昨年放送された『あさが来た』『とと姉ちゃん』『べっぴんさん』がすべて平均視聴率20%を超えるなど、絶好調の朝ドラ。主演の波瑠さんや高畑充希さんだけでなく、助演の吉岡里帆さんや清原果耶さんが連ドラ出演を重ねるなど、依然として若手女優の最高峰の登竜門となっています。 現在放送中の『べっぴんさん』では、1月から登場する新キャストに注目。ヒロイン・坂東すみれ(芳根京子)の娘・さくらを演じる井頭愛海(いがしらまなみ、15歳)さんは、国民的美少女コンテスト出身で、今春の選抜高校野球応援イメージキャラクターに選ばれた正統派美少女です。実力は未知数なものの、持ち味の関西弁を生かした伸びやかな演技を見せれば、一気のブレイクも夢ではありません。『べっぴんさん』の新キャストで、もう1人見逃せないのは、久保田紗友(くぼたさゆ、16歳)さん。学校へ行かずにジャズ喫茶で働き、さくらのお姉さん的存在となる山本五月を演じます。久保田さんは、「短い登場シーンでもインパクトを残す」根っからの女優。昨秋は『運命に似た恋』(NHK)で写真オタクの女子高生としてレギュラー出演しながら、『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)、『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(フジテレビ系)にも出演して、「あの黒髪ストレートの子は誰?」と話題を集めました。 春から放送される朝ドラ『ひよっこ』(NHK)のヒロイン・谷田部みね子を演じるのは有村架純さんですが、彼女はすでにトップ女優。みね子の親友で村一番の美少女・助川時子を演じる佐久間由衣(さくまゆい、21歳)さんが新たなスターになりそうな予感があります。佐久間さんは、2015年に女性同士の恋愛を描いた『トランジットガールズ』(フジテレビ系)で、初ドラマながら主演を飾った大器。クールな表情と、ショートカット、170cmの高身長で、女性ファンが多いのも強みです。時子は「いつか女優になる」という美少女の役だけに、『あまちゃん』(NHK)における橋本愛さんのような存在になるかもしれません。 朝ドラ関連以外で真っ先に挙げたいのは、「アモーレの妹」こと平祐奈(たいらゆうな、18歳)さん。昨年は姉・平愛梨さんの話題に隠れがちな中、10社ものCMに出演するなど大活躍。今年は主演を含む6作もの映画出演が控えるなど、女優活動も本格化します。印象的な太眉とハジけるような笑顔は、幅広い年齢から好感度が高く、かつての石原さとみさんと面影を重ねる人も少なくありません。 この一年で急浮上した武田玲奈(たけだれな、19歳)さんは、ファン層の広さが重要な連ドラ女優にうってつけの存在。「水着姿で青年誌のグラビアを総ナメにしつつ、『non-no』では専属モデルとしてカッコよく決める」という2面性は、そのままテレビ映えする女優としての華に直結します。2016年は連ドラ5本と、女優歴わずか2年にも関わらず、急激な飛躍を果たしました。今年は主演映画の公開も控えるほか、連ドラのオファーも間違いないでしょう。 昨年、記録的大ヒットとなったアニメ映画『君の名は。』のヒロインと主題歌を担当した上白石萌音(かみしらいしもね、18歳)さんも、テレビへの本格参戦が期待されています。今年は1月スタートの『ホクサイと飯あえあれば』(TBS系)でドラマ初主演。初主演映画『舞妓はレディ』の周防正行監督がベタボレした演技力と美声で、「目標」と語る高畑充希さんのような存在になるかもしれません。 最後の1人は、『アナザースカイ』(日本テレビ系)のMCを務め、『ドコモdポイント』『ハーゲンダッツ』『GU』のCMでおなじみの中条あやみ(なかじょうあやみ、19歳)さん。これまでモデルやCMでの活動が中心でしたが、今年は話題必至の映画『チア☆ダン』や主演映画『覆面系ノイズ』になど女優業にも力を入れはじめます。息をのむような美ぼうと相反するような気さくなキャラのギャップで、ハーフ女優の可能性を広げてくれるのではないでしょうか。 2010年代に入ってから朝ドラの好調が続き、夜も約7割が女優主演ドラマになるなど、女優の需要が高まっているのは間違いありません。ここで挙げた7人の年齢は、最年長が佐久間由衣さんの21歳で、最年少の井頭愛海さんは15歳。各芸能事務所が積極的に若手女優を発掘・育成して、次々にスター候補が生まれている様子がうかがえます。 わたしたち視聴者は、単に作品を見るだけでなく、「自分の娘を見るように応援し、成長を見守る」のも楽しみの1つ。お気に入りの若手女優を見つけて、一年間注目してみてはいかがでしょうか。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本前後のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2017.01.01 07:00
NEWSポストセブン

トピックス

結婚を発表し、お相手を「建築会社」とした滝沢。「一般男性」とは言っていない
滝沢カレン結婚!「テラハ」出演“肉食系”ハーフモデルのどこに惹かれたのか
NEWSポストセブン
謝罪をする田中聖(公式YouTubeチャンネル)
田中聖容疑者、覚醒剤所持でまた逮捕 芸能人が“やめられない”根本的な問題点
NEWSポストセブン
『ぴったんこ☆カンカン』スタート時の安住アナ(時事通信フォト)
泉ピン子が語る安住紳一郎アナ「とても負けず嫌い。すごい強さを秘めている」
週刊ポスト
盗難被害を告白した木下
TKO木下隆行がベトナムで270万円の盗難被害、防犯カメラにおさめられた悪質手口の一部始終
NEWSポストセブン
TBS・安住紳一郎アナウンサーの魅力の源は?(時事通信フォト)
TBS安住紳一郎アナ、恩師や先輩アナが明かす“天才的なしゃべり”“のスキル
週刊ポスト
眞子さまの箱根旅行のお姿。耳には目立つイヤリングも(2018年)
小室圭さんの妻・眞子さん 華やかだった4年前の「箱根・女子旅ファッション」
NEWSポストセブン
メディアの前に久しぶりに姿を現したブラザートム(撮影/黒石あみ)
ブラザートムが不倫騒動・事務所独立からの今を語る「娘にはよくハガキを書いてあげるんです」
NEWSポストセブン
日本は世界が憧れる国だと思っていたが……(イメージ)
在日経験のある外国人たちが「日本の没落」を口にし始めているという厳しい現実
NEWSポストセブン
小室圭さんと眞子さん
小室圭さん妻・眞子さんがNYで行きつけのスーパーから見えてきた“妻の気遣い”「日本でいえば『成城石井』」 
NEWSポストセブン
高橋真麻
高橋真麻「おでんの卵8個食べても太らない」女性が憧れる美スタイルの理由
NEWSポストセブン
SDGs(持続可能な開発目標)についてテレビが取り上げる機会が激増していた(イメージ、時事通信フォト)
テレビ局が一斉に発信していた「SDGs」、最近見かけなくなった理由
NEWSポストセブン
結婚し、日本メディアが情報をキャッチしづらいNYで、デイリーメールが追跡取材(写真/JMPA)
小室圭さん・眞子さん夫婦が「離婚で終わったとしても…」英デイリー・メールが報じた「茨の道」
NEWSポストセブン