芸能

田中圭、共演者とおっさんずラブ続編鑑賞会 チームワーク抜群

大ヒットシリーズとなった『おっさんずラブ』(写真は2018年に開かれたPR試写会)

 秋ドラマは早くも序盤が終了し、中盤へ。バリエーション豊かな作品がそろった今クールだが、 各局がチャレンジするオリジナル作品も粒ぞろいだ。

 大手ゼネコンに入社した“空気を読まないOL”を高畑充希(27才)が演じる『同期のサクラ』(日本テレビ系・水曜22時)は初回視聴率8.1%から口コミで支持を集め、4話で11.5%をマークした。ドラマ評論家の成馬零一さんが指摘する。

「脚本は『女王の教室』『家政婦のミタ』『過保護のカホコ』などを担当した遊川和彦さん。ヒロインがロボットみたいなしゃべり方で思っていることをズバズバ言って、周囲を翻弄する遊川脚本の特徴が本作でも出ています。ドラマの最初に重い脳挫傷で意識不明となっているヒロインを見せて、そこにいたるまでの10年間を毎週1年ずつ描く手法も視聴者の興味をそそります」

 ただしこんなクレームも。

「せっかく竜星涼(26才)、新田真剣佑(22才)という若手イケメン俳優を起用しながら、同期の高畑や橋本愛(23才)に比べて、キャラが弱くてあまり惹かれない。もっと彼らに光を! また、橋本の演技がうますぎて、高畑が焦っているのが画面から伝わってきます。現段階では確かに橋本に称賛の声が集まっている中、高畑がどう巻き返していくのか、見モノです」(ドラマ制作スタッフ)

 今井さんが推すオリジナル作品は、生田斗真(35才)演じる屁理屈ばかりのニートと家族とのドタバタを描く『俺の話は長い』(日本テレビ系・土曜22時)。

「何の変哲もない日常なのにテンポよく描かれて、『ムー一族』(1978年・TBS系)のような古き良き時代のホームドラマを思わせるオリジナル脚本が秀逸。きちんと演技ができてコメディーも得意な生田が“ニートあるある”を好演しています」(コラムニスト・今井舞さん)

 振り切った作品が続く“大人の土ドラ”枠は今回も裏切らない。

関連記事

トピックス

11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さんが今も築地本願寺を訪れる理由とは…?(事務所提供)
《笑福亭笑瓶さんの月命日に今も必ず墓参り》俳優・山口良一(70)が2年半、毎月22日に築地本願寺で眠る亡き親友に手を合わせる理由
NEWSポストセブン
高市早苗氏が首相に就任してから1ヶ月が経過した(時事通信フォト)
高市早苗首相への“女性からの厳しい指摘”に「女性の敵は女性なのか」の議論勃発 日本社会に色濃く残る男尊女卑の風潮が“女性同士の攻撃”に拍車をかける現実
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
浅香光代さんと内縁の夫・世志凡太氏
《訃報》コメディアン・世志凡太さん逝去、音楽プロデューサーとして「フィンガー5」を世に送り出し…直近で明かしていた現在の生活「周囲は“浅香光代さんの夫”と認識しています」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
宮城県栗原市でクマと戦い生き残った秋田犬「テツ」(左の写真はサンプルです)
《熊と戦った秋田犬の壮絶な闘い》「愛犬が背中からダラダラと流血…」飼い主が語る緊迫の瞬間「扉を開けるとクマが1秒でこちらに飛びかかってきた」
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン