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彦摩呂 月給5万円の貧乏時代、家賃5万円を2年間滞納

 グルメリポーターとして、幾多の名店を食べ歩いてきた舌の肥えた彦摩呂(44)ならではのアイディア料理を50食収録した料理本『グルメ王 彦摩呂のたった10分時短ゴハン』(双葉社、1365円)が発売された。

 ちょっぴりエスニック風味の海老を入れたラーメン、ビールのつまみにピッタリの納豆を使った揚げ餃子など、たった10分で作れるそのレシピは、忙しい主婦やひとり暮らしの大学生などにもおすすめだ。そんなレシピができた経緯について彦摩呂はこう話す。

「今回の料理本でも、売れないビンボー時代に、閉店間際のスーパーで50円になった豆腐買って、これをどう加工したらおいしいおかずになるかと毎日工夫して食べてた経験が生かされてます」

 実は彼、高校卒業後、地元・大阪のデパートに就職している。「紳士服売り場に行きたかった」が、研修で配属された先は食品売り場の総菜コーナー。

「どう売ったら買ってもらえるか、いろいろ考えて売ってたらものすごく店長に褒められてね。それがすごくうれしかったですね」

 その後、役者を目指して上京、月給5万円で家賃5万円のアパートに住み始めた。

「最初は友達とふたりでシェアしてたんです。でも、そいつが結婚して出て行ってしまって。引っ越すにもお金ないし。たまたま大家さんがいい人で、“そのうち払ってね”って。2年間滞納したけど追い出されなかった(苦笑)」

 その後、滞納した家賃をきちんと清算して引っ越したが、そのときの大家さんとはいまも交流があるそうだ。

※女性セブン2011年6月23日号

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