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被災地訪問した皇太子夫妻の日程に地元民から不満の声出る

 皇太子殿下と雅子妃が6月4日に被災地を訪問したが、この日程について、地元の一部住民からは不満が上がっていた。実はこの日は山下小学校の運動会の日。例年なら子供たちは父母と一緒にお昼御飯を食べ、午後の競技も楽しめるはずだった。

 ところが――「皇太子さまと雅子さまがいらっしゃるからということで、午前中だけでアッという間に終わっちゃった」(小5男子)「教室に帰るともう警察の人が廊下に立っていた。先生に“皇太子さまと雅子さまをお出迎えしたい”といったけど、“早く帰りなさい”っていわれた」(小6女子)

 と、子供たちも残念がっていた。午後になって学校に忘れ物を取りにいき、警備の人間にストップをかけられた児童もいたという。

 そもそも被災地訪問がこの土曜日になったのはなぜなのか。東宮大夫は記者会見で「地元からの提案に沿って対応した」と説明したが、ある宮内庁関係者はこう証言する。

「過去2回、東京と埼玉県の避難所をご訪問されたときも、愛子さまがお休みの日だった。いまも愛子さまに付き添って登校する日が続いている雅子さまを慮ってのことです」

 実際、訪問先となった地元関係者はこんな事情を明かした。

「宮城県から地元の方に皇太子ご夫妻のご訪問受け入れの打診があったのは1か月ほど前で、宮内庁からは6月4日にお願いしたいと依頼されたという話だった。ちょうど小学校の運動会の日だったので、正直、調整が大変だった」

 山下小学校の教頭は「元々こういう震災下でのことだったので午前中で終了することになっていました。プログラムを変更したということはありません」というが、子供や保護者たちにはきちんと伝わっていなかったようだ。

※週刊ポスト2011年6月24日号

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