芸能

石原裕次郎 恋人を自宅に招いた時両親は取り乱し、緊張した

昨年は震災などの影響もあって、改めて「強い父親」が求められた。昭和44年に『スパルタ教育』(光文社)という本を上梓し話題をさらったこともある石原慎太郎・東京都知事(79)にプロインタビュアー、吉田豪氏が石原流子育て論を聞いた。

* * *
――『スパルタ教育』以外にもお母さんの本『おばあちゃんの教育論』(石原光子/昭和61年/ごま書房)も読みましたけど、都知事の子育て論にはお母さんの影響が強いと思うんですよ。「幼い子には体で覚えさせるのが一番」とか、同じような話をしてたりもして。

石原:まあ、どちらの影響もありましたけどね。

――お母さんの本で衝撃だったのは、「ある日、慎太郎のパンツが汚れました。男子の精通です。『僕、どうしたんでしょう?』と聞いてきたので説明した」という話が出ていたことで。

石原:ああ、子供って夢精するからね、ある歳になったら。それは知らないもんね。女の生理もそうで、みんな知らなかったもんな。

――お母さんがオープンだと思ったのが、裕次郎さんが付き合うなら処女がいいかどうか仲間で話し合ってたときに、お母さんもその話に入ってきたって話で。

石原:あ、そう? でも、そのわりに裕次郎が北鎌倉に住んでるお嬢ちゃんとデートしてウチへ連れてくるときに、僕なんかはもちろん女も知らなくて、裕次郎はその頃もう知ってたと思うんだけど、そのときの母親と父親の取り乱し方、緊張の仕方っていうのが滑稽で、なんだこの親父たちって思ったのを覚えてるよ。

※週刊ポスト2012年1月13・20日号

関連記事

トピックス

石橋貴明の近影がXに投稿されていた(写真/AFLO)
《黒髪からグレイヘアに激変》がん闘病中のほっそり石橋貴明の近影公開、後輩プロ野球選手らと食事会で「近影解禁」の背景
NEWSポストセブン
秋の園遊会で招待者と歓談される秋篠宮妃紀子さま(時事通信フォト)
《陽の光の下で輝く紀子さまの“レッドヘア”》“アラ還でもふんわりヘア”から伝わる御髪への美意識「ガーリーアイテムで親しみやすさを演出」
NEWSポストセブン
24才のお誕生日を迎えられた愛子さま(2025年11月7日、写真/宮内庁提供)
《24歳の誕生日写真公開》愛子さま、ラオス訪問の準備進めるお姿 ハイネックにVネックを合わせて顔まわりをすっきりした印象に
NEWSポストセブン
ニューヨークのイベントでパンツレスファッションで現れたリサ(時事通信フォト)
《マネはお勧めできない》“パンツレス”ファッションがSNSで物議…スタイル抜群の海外セレブらが見せるスタイルに困惑「公序良俗を考えると難しいかと」
NEWSポストセブン
中国でライブをおこなった歌手・BENI(Instagramより)
《歌手・BENI(39)の中国公演が無事に開催されたワケ》浜崎あゆみ、大槻マキ…中国側の“日本のエンタメ弾圧”相次ぐなかでなぜ「地域によって違いがある」
NEWSポストセブン
韓国・漢拏山国立公園を訪れいてた中黒人観光客のマナーに批判が殺到した(漢拏山国立公園のHPより)
《スタバで焼酎&チキンも物議》中国人観光客が韓国の世界遺産で排泄行為…“衝撃の写真”が拡散 専門家は衛生文化の影響を指摘「IKEAのゴミ箱でする姿も見ました」
NEWSポストセブン
 チャリティー上映会に天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが出席された(2025年11月27日、撮影/JMPA)
《板垣李光人と同級生トークも》愛子さま、アニメ映画『ペリリュー』上映会に グレーのセットアップでメンズライクコーデで魅せた
NEWSポストセブン
リ・グァンホ容疑者
《拷問動画で主犯格逮捕》“闇バイト”をした韓国の大学生が拷問でショック死「電気ショックや殴打」「全身がアザだらけで真っ黒に」…リ・グァンホ容疑者の“壮絶犯罪手口”
NEWSポストセブン
渡邊渚アナのエッセイ連載『ひたむきに咲く』
「世界から『日本は男性の性欲に甘い国』と言われている」 渡邊渚さんが「日本で多発する性的搾取」について思うこと
NEWSポストセブン
“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)
《顔を伏せて恥ずかしそうに…》“コーチの股間タッチ”報道で謝罪の都玲華(21)、「サバい〜」SNSに投稿していた親密ショット…「両親を悲しませることはできない」原点に立ち返る“親子二人三脚の日々”
NEWSポストセブン
ガーリーなファッションに注目が集まっている秋篠宮妃の紀子さま(時事通信フォト)
《ただの女性アナファッションではない》紀子さま「アラ還でもハート柄」の“技あり”ガーリースーツの着こなし、若き日は“ナマズの婚約指輪”のオーダーしたオシャレ上級者
NEWSポストセブン
世界中でセレブら感度の高い人たちに流行中のアスレジャーファッション(左・日本のアスレジャーブランド「RUELLE」のInstagramより、右・Backgrid/アフロ)
《広瀬すずもピッタリスパッツを普段着で…》「カタチが見える服」と賛否両論の“アスレジャー”が日本でも流行の兆し、専門家は「新しいラグジュアリーという捉え方も」と解説
NEWSポストセブン