国際情報

韓国の19歳以下の性経験率3.2% 受験大変でそれどころでない

昨年、韓国女性アイドルグループのパロディAVが日本で制作されたことに対して、韓国のネットユーザーから大批判の声があがった。この批判には、「わが国のアイドルを侮辱するな」という怒りと同時に、「韓国女性は貞節を守らなければならない」という叫びが反映されていたのではないだろうか。厳格な儒教思想にもとづく貞操観念は、今の韓国にも息づいているのか。近くて遠い国の「秘密の閨房」へと足を踏み入れよう。

* * *
近年、日本人が韓国人に抱くイメージは、韓流スターに負うところが多い。男は、ペ・ヨンジュンばりに「イケメンのマッチョ」、女だとKARAや少女時代の「スタイル抜群でセクシー」に集約されそうだ。

そんな男女の愛欲となれば、上カルビにニンニクと唐辛子たっぷりの秘伝ダレをからませたような(!?)、脂っこい連想をしてしまう。ところが、彼らのリアルな性生活には、意外な隠し味がちりばめられていた。

まずは青少年のセックス事情から。韓国の省庁「女性家族部」が2010年、中学生から19歳未満の男女1万8544人を対象に調査したところ――性経験率は3.2%(男子4.5%、女子1.6%)という実態が判明した。経験者の平均初体験年齢は15.6歳だった。

同じ年に韓国女性人権振興院が行なった「青少年性文化意識調査」では、性経験率が7.3%と少しだけ上昇する。だが、平均初体験年齢15.4歳と同じ傾向を示した。

韓国の若者カルチャーに詳しいフリーライターはいう。

「いまだに根強い儒教思想に束縛され、結婚まで純潔を守るべきだと信じている女子が多い。一方、男子は“大学で人生が決まる”といわれるほどの過酷かつ強烈な受験戦線の真っ只中にいます。とてもセックスどころじゃありません。男子はもっぱらエロサイトでオナニーです」

ちなみに日本の場合、高校生男女ともセックス経験者は30%近い(日本性教育協会の2005年調査より)。

※週刊ポスト2012年2月10日号

トピックス

2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
卓球混合団体W杯決勝・中国-日本/張本智和(ABACA PRESS/時事通信フォト)
《日中関係悪化がスポーツにも波及》中国の会場で大ブーイングを受けた卓球の張本智和選手 中国人選手に一矢報いた“鬼気迫るプレー”はなぜ実現できたのか?臨床心理士がメンタルを分析
NEWSポストセブン
数年前から表舞台に姿を現わさないことが増えた習近平・国家主席(写真/AFLO)
執拗に日本への攻撃を繰り返す中国、裏にあるのは習近平・国家主席の“焦り”か 健康不安説が指摘されるなか囁かれる「台湾有事」前倒し説
週刊ポスト
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン
パーキンソン病であることを公表した美川憲一
《美川憲一が車イスから自ら降り立ち…》12月の復帰ステージは完売、「洞不全症候群」「パーキンソン病」で活動休止中も復帰コンサートに懸ける“特別な想い”【ファンは復帰を待望】 
NEWSポストセブン
「交際関係とコーチ契約を解消する」と発表した都玲華(Getty Images)
女子ゴルフ・都玲華、30歳差コーチとの“禁断愛”に両親は複雑な思いか “さくらパパ”横峯良郎氏は「痛いほどわかる」「娘がこんなことになったらと考えると…」
週刊ポスト
話題を呼んだ「金ピカ辰己」(時事通信フォト)
《オファーが来ない…楽天・辰己涼介の厳しいFA戦線》他球団が二の足を踏む「球場外の立ち振る舞い」「海外志向」 YouTuber妻は献身サポート
NEWSポストセブン
海外セレブも愛用するアスレジャースタイル(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
「誰もが持っているものだから恥ずかしいとか思いません」日本の学生にも普及する“カタチが丸わかり”なアスレジャー オフィスでは? マナー講師が注意喚起「職種やTPOに合わせて」
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「旧統一教会から返金され30歳から毎月13万円を受け取り」「SNSの『お金配ります』投稿に応募…」山上徹也被告の“経済状況のリアル”【安倍元首相・銃撃事件公判】
NEWSポストセブン