芸能

島田紳助の穴 「若手芸人で埋めるのは無理」と業界関係者

 昨年8月に芸能界から引退した島田紳助(56)だが、時に復帰待望論や復帰説が流れては消えるという状態が続いている。そんな紳助の復帰計画を進めている人物のひとりは、吉本興業の大崎洋社長(58)ではないかといわれている。大崎氏といえば、今年1月4日に行なわれた吉本興業の新春会見の席で、

「私たちは彼の才能を惜しむ者です。願わくば、社会の皆様、ファンの皆様のご理解を得て、いつの日か私たち吉本興業に戻ってきてもらえるものだと信じています」

 と紳助の復帰を期待する発言をしている。しかし、この会見翌日、吉本興業には抗議の電話が殺到し、大崎氏自身にも世間から厳しい批判の目が向けられた。

 にもかかわらず、これほどまでに紳助復帰を熱望するのには、吉本側の事情があるという。

「紳助の抜けた穴は想像以上に大きく、若手芸人で埋めるのは無理だった。経営状態も決して盤石とはいえず、“稼ぎ頭”に早く戻ってきてほしいというのは切実なる本音でしょう」(業界関係者)

 しかし、いくら吉本が復帰を望んだとしても、正月の騒動の二の舞になる可能性もある。 特に、紳助が引退会見で「絶対ない」といっていた暴力団員との写真が出てきたことで、紳助の会見での「弁明」が信用できないと見ている人は多い。

 紳助と一緒に仕事をしたことのある芸人や芸能界関係者にも取材したが、「安易に復帰させたら、芸能界全体が暴力団との関係に甘すぎると批判される。絶対に復帰させるべきじゃない」「あそこまで大見得切って辞めたのだから、復帰させたら吉本は終わり」との辛辣な意見が少なくなかった。

 さらに、紳助本人にその気がなければ復帰などあり得ない。実際、これまではそう見られてきた。しかし、現在紳助が登場するドキュメンタリー番組の撮影が進行中という話もある。すでに具体的に話が進み、しかも復帰番組が1年間の“密着”ドキュメンタリーとなれば、紳助は引退宣言直後から“復帰含み”で動いていたことになる。

 テレビ局関係者は、最近の紳助の様子をこう語る。

「自宅マンション内で筋トレをするなど、復帰に向けて着々と準備を進めているようです。やる気満々なのでしょう」

 紳助の復帰の目的については、こう語る芸能関係者もいる。

「紳助さんは、自分が犯罪者のように誤解されて見られていることにものすごく抵抗を感じているんです。テレビ復帰して、そのイメージを払拭したいという思いが強い。また、残してきた若手芸人やタレントたちのことも気になるのでしょう」

 紳助の復帰にかける思いは番組制作にも表われているようだ。

「番組はどうやら紳助さんが自分でプロデュースするような形になるようだ。司会進行も自分でやるかどうか検討中だとか。密着して撮っているフィルムも、自分で見て出来を確認して、どことどこを使うかをこれから決めるそう。もちろん、そうした打ち合わせは本人参加で行なわれています」(島田紳助の復帰に関する核心を知る人物)

 復帰特番について、フジテレビは、「ご指摘のような事実はございません」(広報部)と回答。吉本興業は、「全く聞いていません。どんな番組なんですか?」といいつつ、「広報が知らないだけかもしれませんが」とつけ加えた。

※週刊ポスト2012年5月25日号

関連記事

トピックス

エプスタインと若い女性(民主党資料より)
《スケスケのセーラー服を着て膝をつき…》「エプスタイン文書」から膨大な“少女の動画”発見、資料が示す“現場での行為内容” 
NEWSポストセブン
2025年に成年式を終えられた悠仁さま
《皇族一人あたりの警備費が表に出ないワケ》悠仁さま「公務全出席」報道で「警備費」に懸念も──側衛との意外な関係 
NEWSポストセブン
女優の天野はな(左)と木竜麻生(右)(事務所HPより)
《朝ドラや大河だけじゃなかった》天野はな、木竜麻生、森田望智、伊藤万理華…NHKによる「見い出し・囲い込んで・育てる」パターンでブレイクするアラサー女優たち
NEWSポストセブン
「住吉会幸平一家特別対策本部」の看板を設置する警視庁暴力団対策課の葛城俊英課長(右)と大場俊彦管理官(時事通信フォト)
《トクリュウと暴力団》四次団体の組長クラス「上納金払えない…」で手を染めることも 「ヤクザは闇バイト禁止」も住吉会から逮捕者多数か
NEWSポストセブン
(朝鮮通信=時事)
《顔が変わった?》北朝鮮・金正恩総書記の愛娘ジュエ氏「あか抜けて、口元には上品さも」85日ぶり登場で“驚きの姿”──成長期かそれとも……バツグンの存在感を発揮 
NEWSポストセブン
秋篠宮ご夫妻と佳子さまが揃って会場を訪れるのは今年で4回目となる、花の展覧会。今年は栃木県の県花のヤシオツツジや栃木県産のカーネション、バラを使った作品をご覧になった (撮影/JMPA)
秋篠宮ご夫妻と佳子さま、花に囲まれ笑顔満開 『関東東海花の展覧会』をご鑑賞、フォトブースでは一家揃って記念撮影も 
女性セブン
1992年、黒海艦隊の取材でクリミアを訪れた(撮影/山本皓一)
《追悼・落合信彦氏》エルサレムでは銃撃に遭遇したことも… それでもなお現場取材を続けた理由「“今”を必死で生きる気持ちを忘れないでいたいから」の言葉
週刊ポスト
2025年11月、ホーコン王太子とメッテ=マリット妃
《彼女は17歳だよ。きっと楽しいと思う》ノルウェー王室激震、エプスタイン元被告と次期王妃の“黒塗り”メール――息子マリウスは“性的暴行”裁判渦中 
NEWSポストセブン
現地では大きな問題に(時事通信フォト)
《トゥクトゥク後部座席での行為にタイ現地の人々が激怒》フランス人観光客の“公開露出”に目撃者は「丸見えだった」 入国ブラックリストに
NEWSポストセブン
父・落合信彦氏の葬儀で喪主を務めた落合陽一氏
「落合信彦の息子という記述を消し続ける時代があった」落合陽一氏が明かした、父について語り始めた理由“人の真価は亡くなった時に分かる”【インタビュー】
NEWSポストセブン
本来であれば、このオフは完成した別荘で過ごせるはずだった大谷翔平(写真/アフロ)
《大谷翔平のハワイ訴訟問題》原告は徹底抗戦、大谷サイドの棄却申し立てに証拠開示を要求 大谷の“ギャラなどの契約内容”“資産運用の内幕”が晒される可能性も浮上 
女性セブン
表舞台から姿を消して約1年が経つ中居正広
《キャップ脱いだ白髪交じりの黒髪に…》「引退」語った中居正広氏、水面下で応じていた滝沢秀明氏からの“特別オファー” 
NEWSポストセブン