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キリスト教聖職者の喫煙、飲酒は本人次第 牧師は離婚も可

 社会学者の橋爪大三郎氏と大澤真幸氏の対論集『ふしぎなキリスト教』が30万部のベストセラーとなり、キリスト教ブーム再びの感がある。日本のキリスト教信者は対人口比1%弱だが、まだまだ知られていないことは多い。

 たとえば、カトリックの神父、プロテスタントの牧師など聖職者であっても、喫煙、飲酒は本人次第だ(プロテスタントには禁酒禁煙を信仰の証しとみる教派もある)。神父と違い、牧師の場合は結婚も離婚も自由だ。
 
「ただし、聖職者にあるまじき行為に及んだ場合、処分が下されます。軽いほうから順に戒告、職務停止、除名があります。過去に女性問題と金銭問題を同時に起こし、除名されたケースもあります」(日本基督教団・事務局)
 
 カトリックさいたま教区の司祭には妻と子供がいる。
 
「この司祭はもともと、妻帯が許されている英国聖公会の司祭で、カトリックに移籍する以前に結婚していたのです。こうした方がカトリック司祭になる道は、外国では少し前に開かれていましたが、日本では初めてで、この方が最初で最後の特例として認められたそうです」(キリスト教会研究者・八木谷涼子氏)

※週刊ポスト2012年6月15日号

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