芸能

寺田農と訴訟中の女性 元愛人・桑名正博さんへの募金箱設置

 10月26日に亡くなった桑名正博さん(享年59)の“治療費のカンパのため”という募金箱が、都内にある桑名さんの行きつけの飲食店4か所に、10月に入って設置された。この募金箱を作ったのは、寺田農(69才)との婚約不履行問題で民事訴訟中の尾台あけみさん(56才)だ。

「私は桑名さんの個人事務所のマネジャーをしているんです。5年前、桑名さんと彼の奥さんが私を助ける意味でマネジャーにしてくれたんです。このカンパは私の個人的な気持ちで勝手にやらせてもらっています。病院側からの説明で治療費が大変なのは把握していました。私にできることは、こんなことしかなかったんです…」

 寂しげな表情を浮かべ、ゆっくりと言葉を選びつつ語った尾台さん。その裏には、桑名さんの妻・栄子さん(49才)との複雑な事情が隠されていた。実は、桑名さんと尾台さんは愛人関係にあったのだ。事情を知るテレビ関係者はこう話す。

「3年くらい前ですかね。いつも桑名さんと一緒にいる尾台さんに“どちらさまですか?”って聞いてみたんですよ。すると彼女は“桑名のマネジャーです”って名乗ったんですけど、その直後に“今、一緒に住んでいます”って言うんです。桑名さんには奥さんがいるから“えっ?”って聞き返したら“送り迎えをしたり、犬の散歩をしたり…フフフ”って。桑名さんは大阪の家以外にも軽井沢に別荘を持っていて、そっちで一緒に住んでいるって話していましたね」

 そして、尾台さんは当時についてこう振り返る。

「私は嘘はつきたくないんです。“つきあってません”なんて言ったら、その時期に出会った人たちに嘘をつくことになってしまいますから。でも、はっきり言って、それは奥さんも、美勇士(桑名さんの息子)も含めて、みんな知っていたことです。愛人というより“カノジョ”だと、みんな知っていました。桑名さんは隠し事ができる人ではありませんから」

 桑名さんと不倫していたことを知った栄子さんはもちろん激怒。尾台さんを呼び、厳しく叱りつけたこともあったという。結局、これをきっかけにふたりの関係は終わりを迎え、その後、尾台さんは寺田と交際をスタート、事実婚状態になる。だが、そこで尾台さんは思わぬ裏切りにあったと語る。

「5年ほど前に、寺田さんと結婚するって話になって、それまで経営していた料理店を閉めたんです。それで、彼の現場に付いて行くようになったんですが、寺田さんのマネジャーには、それが面白くなかったようで“現場には出てくるな”ということになって。

 仕事もなくなり、さらに当時、私は人に騙されてお金にも困っていて…。そこで、そのことを知った桑名さんと栄子さんから“それなら(桑名さんの)マネジャーをしてくれないか”って話をもらって。それで助けられたんです。5年ぐらい前のことです」

※女性セブン2012年11月15日号

関連記事

トピックス

《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平の通訳・水原一平氏以外にもメジャーリーグ周りでは過去に賭博関連の騒動も
M・ジョーダン、P・ローズ、琴光喜、バド桃田…アスリートはなぜ賭博にハマるのか 元巨人・笠原将生氏が語る「勝負事でしか得られない快楽を求めた」」
女性セブン
”令和の百恵ちゃん”とも呼ばれている河合優実
『不適切にもほどがある!』河合優実は「偏差値68」「父は医師」のエリート 喫煙シーンが自然すぎた理由
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン