芸能

ほしのあきは氷山の一角 ネットでステマ芸能人リスト増殖中

『メルマガNEWSポストセブン』では、『ウェブはバカと暇人のもの』の著者としても知られるネット編集者の中川淳一郎氏が、その週にネットで話題になったニュースのツボを解説している。12月14日配信の『メルマガNEWSポストセブンVol.44』でも、

「Instagramの写真がツイッターで見られなくなる」
「大阪の高校生が『閉じ込められた。助けて』と12月7日の東北地震でデマツイートし炎上」

など、その週にネット上で起きた様々な事件を紹介しているこのコーナー。なかでも今週「もっともネット的」とでもいうべきネタが「ほしのあき ステマをしていたことを認める。芸能人続々ブログ削除」

というネタだ。

 * * *

 やらかしましたなぁ、ほしのあき。30万円もらって「ペニーオークション」をステマしたことがバレてしまいました。プラズマクラスターをわずか1080円で落札した、とブログに書いていたのですが、これは「友人」から30万円もらってやっていたことが明らかになったのです。

「ステマ」とは「ステルスマーケティング」の略で、「実際は広告なのに記事を装う」行為のことをいうわけですね。今年の正月直後に食べログでサクラの方々がステマ業種の依頼により、発覚した大量ステマを経て、一気にメジャーになりました。

 で、ペニーオークションが一体何かというと、通常のオークションでは、価格をどんどん吊り上げていき、これ以上払えないよぉ!という段階で一人が落札できるわけです。しかし、ペニーオークションは、ゲーム性が強いものです。1回の入札で1円などの低価格で価格が上がり、最終的に激安価格で落札できるわけです。しかしながら、入札するには手数料が必要で、60円とか70円を入札者はその都度支払うわけです。

 運営側は「まぁ、これで手数料が30万円手に入ったからここでやめっか」といきなり激安価格でオークションを終了させるわけです。こうして、手数料を払った死屍累々の方々の犠牲のもと、一人だけ商品をGETできるわけです。

 過去に永井大さんが855円でiPadを落札して大喜びしている様をブログで報告したりしましたね。で、ペニオクステマ芸能人はその後、次々と晒されているわけですが、ほしのあきが発覚した12月13日時点で2ちゃんねるにはすでに、ステマをやっていた人々のリストと、ブログを削除したか否かがまとめられています。なかなかの調査能力です。

ほしのあき 削除
熊田曜子 削除
永井大 削除
小森純 削除
360°モンキーズ 削除
松金よう子 削除
デヴィ夫人
東原亜希 削除
ピース綾部 削除

 ちょっとした小遣い稼ぎをしたい芸能人と、なんとしても露出し、バカを騙したいペニーオークション業者の思惑が一致した形になっています。しかしながら、芸能人ブログはステマだらけで、見る側にもネットリテラシーが求められる状態となっています。

 不自然にホメていたり、やたらと成分に詳しかったり、妙に「子供にも安心だよ」などと使用状況を記述していたりしたら、けっこうステマの可能性高いですよ。皆様におかれましては騙されないようにお気をつけくださいませ。

 下の参考サイトは、ほしのさんを必死に擁護しているバカです。

※参考ページ
・芸スポ速報+ > 2012年12月13日 > pfUfMhVE0(必死チェッカーもどき)

※『メルマガNEWSポストセブンVol.44』

トピックス

「第72回日本伝統工芸展京都展」を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月10日、撮影/JMPA)
《京都ではんなりファッション》佳子さま、シンプルなアイボリーのセットアップに華やかさをプラス 和柄のスカーフは室町時代から続く京都の老舗ブランド
NEWSポストセブン
史上初の女性総理大臣に就任する高市早苗氏(撮影/JMPA)
高市総裁取材前「支持率下げてやる」発言騒動 報道現場からは「背筋がゾッとした」「ネット配信中だと周囲に配慮できなかったのか」日テレ対応への不満も
NEWSポストセブン
沖縄県那覇市の「未成年バー」で
《震える手に泳ぐ視線…未成年衝撃画像》ゾンビタバコ、大麻、コカインが蔓延する「未成年バー」の実態とは 少年は「あれはヤバい。吸ったら終わり」と証言
NEWSポストセブン
米ルイジアナ州で12歳の少年がワニに襲われ死亡した事件が起きた(Facebook /ワニの写真はサンプルです)
《米・12歳少年がワニに襲われ死亡》発見時に「ワニが少年を隠そうとしていた」…背景には4児ママによる“悪辣な虐待”「生後3か月に暴行して脳に損傷」「新生児からコカイン反応」
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《黒縁メガネで笑顔を浮かべ…“ラブホ通い詰め動画”が存在》前橋市長の「釈明会見」に止まぬ困惑と批判の声、市関係者は「動画を見た人は彼女の説明に違和感を持っている」
NEWSポストセブン
バイプレーヤーとして存在感を増している俳優・黒田大輔さん
《⼥⼦レスラー役の⼥優さんを泣かせてしまった…》バイプレーヤー・黒田大輔に出演依頼が絶えない理由、明かした俳優人生で「一番悩んだ役」
NEWSポストセブン
国民スポーツ大会の総合閉会式に出席された佳子さま(10月8日撮影、共同通信社)
《“クッキリ服”に心配の声》佳子さまの“際立ちファッション”をモード誌スタイリストが解説「由緒あるブランドをフレッシュに着こなして」
NEWSポストセブン
“1日で100人と関係を持つ”動画で物議を醸したイギリス出身の女性インフルエンサー、リリー・フィリップス(インスタグラムより)
《“1日で100人と関係を持つ”で物議》イギリス・金髪ロングの美人インフルエンサー(24)を襲った危険なトラブル 父親は「育て方を間違えたんじゃ…」と後悔
NEWSポストセブン
「父と母はとても仲が良かったんです」と話す祐子さん。写真は元気な頃の両親
《母親がマルチ商法に3000万》娘が借金525万円を立て替えても解けなかった“洗脳”の恐ろしさ、母は「アンタはバカだ、早死にするよ」と言い放った
NEWSポストセブン
来日中国人のなかには「違法買春」に興じる動きも(イメージ)
《中国人観光客による“違法買春”の実態》民泊で派遣型サービスを受ける事例多数 中国人専用店在籍女性は「チップの気前が良い。これからも続けたい」
週刊ポスト
自宅への家宅捜索が報じられた米倉(時事通信)
米倉涼子“ガサ入れ報道”の背景に「麻薬取締部の長く続く捜査」 社会部記者は「米倉さんはマトリからの調べに誠実に対応している」
米・フロリダ州で元看護師の女による血の繋がっていない息子に対する性的虐待事件が起きた(Facebookより)
「15歳の連れ子」を誘惑して性交した米国の元看護師の女の犯行 「ホラー映画を見ながら大麻成分を吸引して…」夫が帰宅時に見た最悪の光景とは《フルメイク&黒タートルで出廷》
NEWSポストセブン