芸能

男の世界・歌舞伎 子役や演奏家なら女性も舞台に立つこと可能

 今日4月2日に新・歌舞伎座が開場となるが、歌舞伎を今まで一度も見たことのない人も多いはず。そんな人のために、歌舞伎の基礎知識を4つ紹介しよう。

【子役や音楽なら女も舞台に立てる】
 男性だけで芝居をする歌舞伎だが、子役は女でも舞台に立つことができる。かつては、松たか子が父・松本幸四郎と共演したことも。「河東節」や「黒御簾」と呼ばれる音曲を演奏する場所には女性の演奏家も。

【食べるのも楽しみのうち】
 幕と幕の間の休憩が30分ほどと長い。その間に弁当を食べたり、土産物を買ったりして楽しむ。劇場内にも食べ物を売る店が出る。レストランで食べるなら予約したほうがいい。  【掛け声も舞台演出】  名場面で「○○屋」と役者の屋号や、「待ってました」とかけ声がかかることがある。かけ声がなければ成立しない演目もあり、絶妙の間を研究し、舞台との一体化を楽しむファンがいる。

【できるだけ安く見る方】
 歌舞伎座であれば、2000円程度で一公演のうちの一幕だけを見られる当日自由席の「一幕見席」(4階席)を利用するのが便利だが、かなりの人気なので行列は必至。3階席は4000円程度からある。また、国立劇場などでは解説入りで歌舞伎を見ることができる「歌舞伎鑑賞教室」も行われている(一般個人1500円~)。

※女性セブン2013年4月11日号

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