国内

暴言事件で皇太子ご一家の護衛警官増員 スキー客から不満も

 3月26日午前11時過ぎ、皇太子ご一家は3泊4日の日程で長野県奥志賀高原でのスキー旅行へ出発するため、東京駅に到着された。

 皇太子ご一家は駆けつけた人々に手を振りながら、改札口へと向かった。

 ご一家が改札を通り過ぎた、そのときだった。雅子さまを震撼させる事件が起こる。その場に居合わせた60代ぐらいの男性が、

「税金泥棒! 仮病・さぼりの税金泥棒! 皇室から出て行け!」

 と大声で罵声を浴びせたのだ。突然の出来事に驚かれた雅子さまは、愛子さまの手をさっと掴まれ、ご自分の体のほうに寄せられ、一瞬凍りついたご様子だったという。

 この事件の影響からか、滞在先の奥志賀高原スキー場も緊迫した雰囲気に包まれた。

 ご一家が宿泊されたホテルの周辺には、パトカーや警察車両が数多く止められていた。スキー場には不釣り合いな服装の警察官が宿泊客やスキーヤーたちをくまなくチェック、さらにスキー場を訪れた車のナンバーの照会まで行っていた。

 ゲレンデでも異様な光景が…。貸し切りでないにもかかわらず、スキー板を着用した護衛の警察官30人ほどが皇太子ご一家を取り囲みながら、ゲレンデを滑走。皇太子ご一家と知らずに、後ろから猛スピードで近づいてくるスキーヤーがいれば、前に回り込み、壁を作ってスピードを落とさせる。そのため、一般客からはこんな不満の声が噴出した。

「一般のスキーヤーに迷惑をかけるのはおかしい。ここまでするのなら、時間外に滑られたほうがよろしいのでは」

「どうして滑るコースを警察は邪魔するのか。ここは貸し切りではないはずです」

「スキーを楽しむ体力があるのなら、なぜ公務がおできにならないのか」

 最終日(3月29日)、皇太子さまと愛子さまはスキーを楽しまれたが、雅子さまの姿はゲレンデにはなかった。

※女性セブン2013年4月18日号

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