芸能

熊切あさ美と交際中の片岡愛之助 「もう会うな」と養父通達

 “崖っぷちアイドル”熊切あさ美(32才)と交際中の歌舞伎役者・片岡愛之助(41才)。交際は順調に見えるふたりだが、思わぬ障害が…。それは愛之助の養父である片岡秀太郎(71才)の存在である。

 現在、愛之助と秀太郎は香川で行われている『四国こんぴら歌舞伎大芝居』に出演しているのだが、その稽古で事件は起こる。

「『義経千本桜』という演目で、愛之助さんは義経役、秀太郎さんはお相手の静御前を演じています。この演目は早変わりなどの演出が多く、演者の息が合わないといけないんです。ところが、稽古での愛之助さんは、いまいちできがよくなくて、秀太郎さんの足を引っ張ってしまったんです。すると秀太郎さんが怒ってしまって…」(梨園関係者)

 そのため、稽古の後に愛之助が謝罪しようと話しかけても、秀太郎は一切口をきかず、無視し続けたという。そして迎えた初日。

「愛之助さんは本番に強いタイプで、素晴らしい演技でした。ようやく秀太郎さんも機嫌を直して、その夜、愛之助さんを誘って食事に出かけたそうです」(前出・梨園関係者)

 しかし、そこで愛之助は秀太郎から思わぬ言葉を突きつけられる。

「あなたの稽古のときの芝居は何なんですか! 最近、若い恋人ができて浮き足立ってるみたいですけど、みっともない! 浮かれて芝居に身が入らないなら、もう会うのはおやめなさい!」

 父の迫力に、愛之助は「はい…」と答えるしかなかったという。

「大阪の町工場の長男として生まれた愛之助さんは、9才で故・十三代目片岡仁左衛門さん(享年90)の部屋子になるんですが、血筋を大事にする歌舞伎界で、彼に回ってくる役は端役ばかりでした。

 そんな不遇の時代を過ごした愛之助さんを救ったのが、養父である秀太郎さんでした。自分の後継者として養子縁組して、愛之助さんを一人前の歌舞伎役者として育てたんです。ですから愛之助さんにとって、秀太郎さんの言うことは“絶対”なんです」(前出・梨園関係者)
 
※女性セブン2013年5月2日号

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