芸能

人気急上昇小石田純一 長谷川理恵ネタを封印した理由語る

長谷川理恵ネタを封印したという小石田純一 いったいなぜ?

 石田純一のモノマネネタで、現在、注目度急上昇中の芸人小石田純一(32才)。石田純一といえば、過去に長谷川理恵ら多くの女性と噂になったプレーボーイだが、小石田は10年間、彼女がいないとか。そのへんは本人とはあまり似てないようで…。だが、石田のネタをやる上でいろいろ苦労もあるらしい。最近ではモノマネネタが本人を怒らせるという騒動も起こっているが、小石田はどう考えているのか? 

――小石田さんは、五十音を一文字言うとトレンディな言葉で返すというネタが話題ですよね。あれは即興で考えるんですか?

小石田:いくつかストックがあるんです。だいたいひとつの音に対して平均3~4つはありますね。いちばん多いのが「あ」。浅野温子、浅野ゆう子、アン・ルイス、朝シャンなどなど。逆に少ないのが「る」。ルビー・モレノ、ルームサービスと返します。

――微妙にトレンディじゃないものも含まれていますが。

小石田:何言っているんですか! 朝シャン、おしゃれでトレンディじゃないですか。

――ルビー・モレノ、何しているんですかね?

小石田:それはぼくのネタにもあります。「ルビー・モレノ、おしゃれでトレンディな外国人タレント。今はどこに住んでるのかな」って。

――五十音ネタで苦労することはないんですか?

小石田:前にバラエティー番組で、濁音攻めの展開になって、うまく返せなかったんです。濁音はそう簡単には出てこないこともあるので、これから強化していかないと。

――メディアへの露出が増えた分、生活も変わったんじゃないですか?

小石田:ここ数週間、バイトに行けてないですね。5~6年ずっと大戸屋のキッチンで料理を作ってたんですよ。

――大戸屋ですか。

小石田:その前はオリジン弁当でした。お笑いやりながら、料理を作っていたんですが、どんどん料理のほうが楽しくなって。もうちょっとスキルを磨きたいと思って、大戸屋にしました。お笑いのスキルより料理のバイトのスキルを磨いていたんです。
 
大学時代は埼玉県の実家に住んでいたんですが、“ある日、オレ、一生実家で過ごして終わるのはどうなんだろう”と疑問を持ったんですよ。芸人になるなら経験値が必要だと思い、いきなり“ひとり暮らし始めるわ”って言って家を出ました。普段、腰が重いくせに思い立ったら自分でもびっくりするぐらい行動的になることがあるんですよ。

――それでどうしたんですか?

小石田:バイトばっかりしていたらから、バイト先では一目置かれるようになりましたよ。“並木さん(小石田の本名)がいれば今日は大丈夫”みたいな感じで。

――じゃあ、今、大戸屋の人たちは困っているんじゃないですか。

小石田:ははは。どうでしょうか。

――モノマネ芸人として今年、いきなりブレイクした人にキンタロー。さんがいますが、気になりますか?

小石田:あやかりたいですねー。

――ライバルはいないんですか?

小石田:ある意味、石田純一さんがライバルでもあるんです。もちろん尊敬の気持ちは大きいんですが、以前、バラエティー番組のオーディションでネタを見せたときに、ディレクターと放送作家の人に「小石田純一より石田純一のほうが面白い。石田さんはバラエティーにも出るし、それだったら石田さんを起用するよね」と。それを言われたときから、石田さんより面白くならないといけないなと思いました。

――石田さんも自分のモノマネをしてくれてうれしいと公認してくれていますね。

小石田:本当に光栄です。奥様の東尾理子さんも「モノマネって芸能界から忘れられても、その人が真似してくれることで、また呼び出してもらえる」とコメントしてくれていますし。ふところの深いやさしいご夫婦でますます惚れ込んでしまいました。ぼくも立派な石田ファミリーだな、と。

――ご本人にはまだ会ってないんですよね。

小石田:まだです。でもお嬢さんのすみれさんとは番組で共演しました。最初は似てないって言われていましたが、だんだん、「似てるかも」ということで、いろいろとアドバイスをもらいました。“笑ったら似ている”と言われたから、とりあえず笑っておこうと。

――最近では市原隼人さんが自分のモノマネをした芸人さんに対して怒っていましたよね。本人を怒らせないために気を付けていることは?

小石田:ぼくとしては愛情をこめてネタをやらさせていただいているんですが、過去に噂になった女性のことはやらないようにしています。以前は、「昔、よく遊んだ川は長谷川」っていうのがあったんですが、石田さんやご家族にも悪いし、噂になった女性にも失礼だから、そのネタは封印しました。

――石田さんがライバルということですが、もし直接お会いすることがあったらどうしますか?

小石田:自分自身がどういう状態になるか想像できないですね。小石田として接することができるか、素の並木の部分が出てくるのか。ぼく自身、石田さんのネタをやればやるほど愛情が深まってくるんですよ。石田さんって誰に聞いてもやさしいって言うんです。

先輩芸人がゴルフのキャディのバイトをしているんですが、石田さんにつくことになって、めちゃくちゃ親切にしてもらったって感動していました。人としても本当に尊敬しているんです。もしも直接会うことができたら、五十音でどれだけトレンディな言葉で返せるか対決してみたいです。ただ石田さん手ごわそうだなー。頭もキレますからね。

【小石田純一】
1980年10月2日、埼玉県生まれ。石田純一に扮したネタで人気を博す。身長154cm。『芸人報道』(日本テレビ系)や『笑っていいとも!』(フジテレビ系)にも出演し話題に。毎月第一木曜日に渋谷シアターDにて開催される『ニュースタッフライブ』で石田純一漫談を披露している。

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