国際情報

高須院長 ガンジス川の水を飲んで高熱出すも「悟りを開く」

ガンジス川の水を飲んで「悟りを開いた」という高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が、世の中のさまざまな話題に提言していくシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は、中国で蔓延する鳥インフルエンザの話題から始まって中国の食文化に触れるとともに、まさかの「悟りを開いた」エピソードも語ってもらった。

 * * *
──最近は、中国の大気汚染や食品汚染のニュースが多いわけですが、そんななか多くの日本人が心配しているのが、鳥インフルエンザだと思います。そこで、高須院長に医師という立場からにご意見をお聞きしたいのですが、鳥インフルエンザは日本にくるのでしょうか? そして、いわゆる“パンデミック”という状態になってしまう可能性はどれくらいあるのでしょうか?

高須:たぶん日本にはくるでしょう。もしかしたらもう上陸しているかもしれない。残念ながらインフルエンザは、そう簡単に防げるものではないからね。だから、鳥インフルエンザが日本で流行るかもしれないっていうことを、ある程度は覚悟しておかなくちゃいけないと思うよ。

──仮に鳥インフルエンザが日本に上陸したとして、多数の死者が出てしまう可能性もあるわけですよね?

高須:今中国では30人以上の死者が出ているんだよね。この数を多いと考えるか少ないと考えるか、いろいろ意見はあると思うけど、日本でも同じくらいの影響はあるかもしれないね。でも、インフルエンザで人類が滅びるようなことはないんだから、過剰に心配しすぎる必要もないよ。こんなことを言ったら怒られちゃうかもしれないけど、今まで天然痘とか梅毒とかエボラ出血熱とか、いろんな伝染病や感染症があったけど、それでも人類は滅びてないんだから大丈夫なんですよ。

──鳥インフルエンザとともに、中国の食品汚染も気になります。魚が薬漬けになっているとか、羊肉だと偽ってキツネやネズミの肉を出していたとか、いろんなニュースがありますよね。

高須:中国に行くたびに思うけど、とにかく環境はどんどん汚くなっているね。揚子江も黄河も工業排水が流れ出ちゃって、本当に汚い。そういう場所で魚の養殖も行われているわけで、汚染されるのも当然だよ。中国の川の水なんて絶対に飲みたくないよ。まあ、ぼくはガンジス川の水なら飲んだことがあるけどね。

──えっ!? ガンジス川って、人の排泄物とか死体とかも流れてるっていうじゃないですか。

高須:そうそう。インドに行ったとき、テレビ局の放送作家たちが「院長、ガンジス川の水を飲んだら“聖者”として崇められますよ」なんておだてるもんだから、コップですくってグビッと飲んだんだよ。抗生物質をたくさん持っていたから、それを飲んどけば大丈夫だろうって思ってたんだけど、まあ全然効かなかったね(笑い)。ものすごく熱が出た。

──無謀なチャレンジですよ!

高須:でも、熱が引いた後は、ものすごくさわやかな気分になったけどね。これが“悟りを開く”ってやつかもね(笑い)。

──そんな悟りの開き方、ダメですよ…。

高須:まあ、ガンジス川の水は飲めても、中国の川の水は飲めないってことだよ。だって、中国のお金持ちは中国産の食べ物を食べないしね。中国人でさえ「中国では何を出されるかわかったもんじゃない」って思ってるんだよ。ぼくも中国に行くと、大抵は学会なんかでもてなしてもらうんだけど、そういうときは「穿山甲(せんざんこう)がいいか? それとも山椒魚か?」って言われることが多い。ポピュラーな食材は食べさせられないけど、日本では食べられない珍しい動物の料理はどんどん出そうとする。それが最高のもてなし、っていう考えなんだろうね。こっちは、全然うれしくないんだけど(笑い)。

──それもありがた迷惑ですよね。

高須:「中国人は四本足なら椅子とテーブル以外全部食べる」なんて言われているからね。キツネやネズミの肉なんていうのも全然珍しいものではない。食肉偽装はあってはならないことだけど、中国はそういう文化だって割り切るしかない部分もあると思うよ。

 * * *
 鳥インフルエンザ、環境汚染、食品偽装…と次々と飛び出す中国の問題。なかなか解決策を見出すことはできないのがもどかしいところだ。それにしても、ガンジス川の水を飲んで“悟りを開いた”という高須院長のチャレンジ精神には頭が下がります…。

【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。

 昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。著書に『バカにつける薬 ドクター高須の抱腹絶倒・健康術』(新潮OH!文庫)、『私、美人化計画』(祥伝社)、『シミ・しわ・たるみを自分で直す本』(KKベストセラーズ)、『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)など。近著は『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)。

関連記事

トピックス

大谷の2026年シーズンが始まった(時事通信/Aflo)
《半袖&短パンでエグい二の腕があらわに》大谷翔平が自主トレ初日に見せたムキムキボディー、注目される“真美子さんのアリゾナ入り”…メジャーでは「家族と共にキャンプイン」も一般的
NEWSポストセブン
東京7区から立候補している自民党・丸川珠代氏(時事通信フォト)
《「手が冷たい、大丈夫?」と“ガサガサ”の手で握手し…》高市人気に乗じて “裏金夫婦”丸川珠代氏の返り咲きなるか…新年会行脚でも見えた“再選への野心” 
NEWSポストセブン
日本維新の会との交渉を急進展させた小泉進次郎陣営(時事通信フォト)
《衆院選各地でギャン泣き続出》小泉進次郎防衛大臣に「赤ちゃん抱っこ」を求める人たち 「抱っこした結果がこの光景…」「新たな展開」母親たちが小泉大臣に期待している意外な姿
NEWSポストセブン
垂秀夫・前駐中国大使が中国出身女性と“二重生活”を送っている現場をキャッチ(写真/共同通信社)
「対中強硬派」として知られる垂秀夫・前駐中国大使、秘かに中国出身女性のマンションに通う“二重生活”疑惑 母子と“もう一つの家族”を築く現場をキャッチ
週刊ポスト
福井1区で出馬する稲田朋美・元防衛相
【衆院選注目選挙区ルポ・福井1区】自民前職・稲田朋美氏に中道、国民、参政の新人が挑む構図 1月の知事選では自民に大きな亀裂 稲田氏は公明の連立離脱で「きれいな自民党」発言
週刊ポスト
吉岡里帆と渡辺えりの意外な関係とは
《小劇場から大河ドラマ女優に》吉岡里帆が大御所女優を“骨抜きにした芝居”「面識ない渡辺えりからの直接オファー」から生まれた意外な関係
NEWSポストセブン
政界サラブレッドの岸信千世氏(中央)
【衆院選注目選挙区ルポ・山口2区】自民と中道の一騎打ち 安倍元首相の甥・岸信千世氏は昭恵夫人の隣で“失態” 「安倍氏の威光と高市人気におんぶにだっこ」の選挙戦
週刊ポスト
前回総選挙では比例復活もできずに落選した橋本岳氏
【衆院選注目選挙区ルポ・岡山4区】中道前職・柚木道義氏に、橋本龍太郎元首相の次男・橋本岳氏、国民と共産の新人がぶつかる 返り咲きを目指す自民・橋本氏は“初めてのドブ板選挙”
週刊ポスト
子供の頃から羽生(右)を手本に滑っていたアメリカのイリア・マリニン(写真/アフロ)
《ミラノ・コルティナ五輪フィギュア男子》金メダル大本命“4回転の神”イリア・マリニンは「ゆづファン」 衣装やフィニッシュポーズを真似したことも 
女性セブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
「横たわる少女の横で四つん這いに…」アンドリュー元王子、衝撃画像が公開に…エプスタインと夫婦でズブズブで「英王室から追放しろ」 
NEWSポストセブン
皮膚科の医師だった佐藤容疑者
収賄容疑で逮捕された東大教授の接待現場 “普段は仏頂面”な医学界の権威が見せた二面性「年甲斐もない異様なはしゃぎ方」
女性セブン
「大谷ファミリー」の活動指針が徐々に明らかになりつつある
《家族でハワイに行ける成長ぶり》大谷翔平が長女をインスタに掲載する「価値観の変化」…真美子さんは「教育分野に興味」
NEWSポストセブン