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ウリジナルで発明多数を主張の韓国 ノーベル賞は平和賞1人

 漢字、演歌、茶道、さらには漫画「サザエさん」もすべて韓国が起源である──。この突拍子もない発想は“ウリジナル”と呼ばれ、「起源はウリ(=我々)にある」とする主張のことだ。それほどの独創力があるのだから韓国人の頭脳は世界を席巻しているはず。早速、統計を見てみよう。

 英雑誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」が発表した「世界大学ランキング2013度版」では、日本の東京大学が23位で、韓国のソウル大学は44位。OECDが発表した成人における世界学力ランキングの最新版でも日本が総合的に韓国を上回っている。

 人類共通のチャレンジともいうべき宇宙開発の分野では、日本が保有・運用している人工衛星の数は134基。対して韓国は11基に過ぎず、日本の10分の1以下。世界のトップエリートの中から選ばれた宇宙飛行士の数も、日本が9人を輩出しているのに比べ、韓国はわずかに1人。

 学術面で日本にまさかの全敗……と思いきや、英語教育が日本よりも進んでいるためTOEICのスコアは日本を凌いだ。

 ウリジナル主張に基づけば、韓国は様々な“発明”をしてきたことになる。ノーベル賞受賞者18人の日本が霞むほどの人数なのだろうと思いきや……たったの1人!(しかも金大中元大統領の平和賞!)。図らずともこの数字が、ウリジナルが妄言であることを裏付けてくれている。

※週刊ポスト2014年1月17日号

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