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荻原博子氏 シニアの貯金に「死んだら無意味。自分に使え」

 吸引力が落ちないサイクロン式の掃除機や、自動で掃除をしてくれるロボット掃除機など、さまざまな種類の掃除機が人気となっている。しかし、誰もがそれらをちゃんと使いこなせるわけでもない。その機能を存分に使いこなすのが難しい場合は、無理して買う必要はない。経済ジャーナリストの荻原博子さんはこう話す。

「私、掃除機は昔から紙パック派ですよ。コードレスやロボット掃除機は、扱うのが難しそうで、敷居が高いわよ」

 荻原さんは、今年60才。シニア層のお金の貯め方、使い方に注目している。

「2013年の総務省家計調査によると、世帯主が60才以上の2人以上の家庭の貯蓄額は平均で2384万円。6世帯にひと世帯は4000万円以上貯蓄を持っているんですよ。家電メーカーもこの世代をターゲットにした市場に注目していますね。

 この世代は本当に価値があるものを見抜くこだわりの世代。自分のスタイルに合うものには価値を見いだし、買い替えにチャレンジする積極さもあります。お金は貯め込んだって死ぬときは持っていけないんだから自分のために使うべき。高いかなと思っても暮らしが豊かになるなら、それは買いですね」

※女性セブン2014年12月4日号

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