芸能

松嶋菜々子 裁判もあり『ミタ』スタッフが手掛けるドラマ頓挫

 11月中旬『家政婦のミタ』(日本テレビ)など数々の話題ドラマを手がけてきた遊川和彦氏(59才)の結婚披露パーティが行われた。柴咲コウ(33才)、黒木瞳(54才)、天海祐希(47才)、菅野美穂(37才)などそうそうたる女優陣が勢ぞろいしたが、一人の重要な女優がいなかった。遊川氏とは『GTO』(関西テレビ)から16年あまりの付き合いがあり、『家政婦のミタ』では主演を務めた松嶋菜々子はついに姿を見せなかった。

 大ヒットした『ミタ』はスペシャルドラマや映画化、続編などの話も出ていたが、松嶋はそれらをすべて断ってきた。

 続編を断ったことによる遊川氏の落胆ぶりが松嶋の耳に入ったのか、あるいはスタッフの説得が実を結んだのか、昨秋、松嶋主演、遊川氏が脚本を手がけ、『ミタ』と同じスタッフによるホームドラマの話が進んでいた時期もあった。

「今年1月クールでの放送開始でしたから、クランクインに向けて最終調整を行っているところだったんです。そんなとき、突然松嶋さんが降板を申し入れたんです。理由は、次女の小学校お受験の時期で忙しくなるから。でも長女も同じ小学校をお受験していますし、その予定は最初からわかっていたことなんです。本当の理由はあの騒動が原因だったといわれています」(テレビ局関係者)

“騒動”とは、松嶋と反町が飼っていたドーベルマンが、隣人にかみついたことに端を発する一連の裁判のこと。2011年10月に夫妻は、マンションの管理会社から訴えを起こされた。そして2013年10月10日、東京高裁での控訴審で、夫妻には、1725万円の支払い命令が下った。

「そのタイミングでドラマの制作発表会見に出席することになれば、裁判のことを蒸し返されるし、また大きく報じられてしまう。そうなっては次女の合格にも影響が出かねないということだったんでしょう」(ワイドショー関係者)

 しかし松嶋が訴えられたのはその2年前。これほどこじれるとは思わなかったのかもしれないが、新ドラマが煮詰まるまでに遊川氏やスタッフに相談する時間は充分すぎるほどあっただろう。

「結局遊川さんにしてみれば、夫婦ともに16年近くのつきあいなのに、そこにあったはずの信頼関係も、絆も、いったいなんだったのかということですよ…。松嶋さんにしてみれば、ちょっとしたボタンの掛け違いが続いただけだったのかもしれませんけどね…」(前出・ワイドショー関係者)

※女性セブン2014年12月4日号

関連記事

トピックス

事実上の戦力外となった前田健太(時事通信フォト)
《あなたとの旅はエキサイティングだった》戦力外の前田健太投手、元女性アナの年上妻と別居生活 すでに帰国の「惜別SNS英文」の意味深
NEWSポストセブン
1992年にデビューし、アイドルグループ「みるく」のメンバーとして活躍したそめやゆきこさん
《熱湯風呂に9回入湯》元アイドル・そめやゆきこ「初海外の現地でセクシー写真集を撮ると言われて…」両親に勘当され抱え続けた“トラウマ”の過去
NEWSポストセブン
笑顔に隠されたムキムキ女将の知られざる過去とは…
《老舗かまぼこ屋のムキムキ女将》「銭湯ではタオルで身体を隠しちゃう」一心不乱に突き進む“筋肉道”の苦悩と葛藤、1度だけ号泣した過酷減量
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:
【激太りの近況】水原一平氏が収監延期で滞在続ける「家賃2400ドル新居」での“優雅な生活”「テスラに乗り、2匹の愛犬とともに」
NEWSポストセブン
折田楓氏(本人のinstagramより)
「身内にゆるいねアンタら、大変なことになるよ!」 斎藤元彦兵庫県知事と「merchu」折田楓社長の“関係”が県議会委員会で物議《県知事らによる“企業表彰”を受賞》
NEWSポストセブン
“ボディビルダー”というもう一つの顔を持つ
《かまぼこ屋の若女将がエプロン脱いだらムキムキ》体重24キロ増減、“筋肉美”を求めて1年でボディビル大会入賞「きっかけは夫の一声でした」
NEWSポストセブン
チームを引っ張るドミニカ人留学生のエミールとユニオール(筆者撮影、以下同)
春の栃木大会「幸福の科学学園」がベスト8入り 元中日監督・森繁和氏の計らいで来日したドミニカ出身部員は「もともとクリスチャンだが幸福の科学のことも学んでいる」と語る
NEWSポストセブン
横山剣(右)と岩崎宏美の「昭和歌謡イイネ!」対談
【横山剣「昭和歌謡イイネ!」対談】岩崎宏美が語る『スター誕生!』秘話 毎週500人が参加したオーディション、トレードマークの「おかっぱ」を生んだディレクターの“暴言”
週刊ポスト
”乱闘騒ぎ”に巻き込まれたアイドルグループ「≠ME(ノットイコールミー)」(取材者提供)
《現場に現れた“謎のパーカー集団”》『≠ME』イベントの“暴力沙汰”をファンが目撃「計画的で、手慣れた様子」「抽選箱を地面に叩きつけ…」トラブル一部始終
NEWSポストセブン
母・佳代さんのエッセイ本を絶賛した小室圭さん
小室圭さん “トランプショック”による多忙で「眞子さんとの日本帰国」はどうなる? 最愛の母・佳代さんと会うチャンスが…
NEWSポストセブン
春の雅楽演奏会を鑑賞された愛子さま(2025年4月27日、撮影/JMPA)
《雅楽演奏会をご鑑賞》愛子さま、春の訪れを感じさせる装い 母・雅子さまと同じ「光沢×ピンク」コーデ
NEWSポストセブン
自宅で
中山美穂はなぜ「月9」で大記録を打ち立てることができたのか 最高視聴率25%、オリコン30万枚以上を3回達成した「唯一の女優」
NEWSポストセブン