崖っ縁裁判の真っただなかにいるリュ・シウォン(42才)。シウォンは、もう2年半にもわたって係争中の身。
その相手とは、2010年10月にできちゃった結婚した妻(32才)だ。
「夫婦の鑑といわれるようになりたい」
結婚披露宴ではそう永遠の愛を誓い、2011年1月に長女(3才)が誕生するも、現在は、夫婦で告訴し合う泥仕合…。すべては2012年3月、妻がソウル家庭裁判所に離婚調停書を提出したことが始まりだった。
「シウォン本人ですら報道で事実を知ったというほど突然のことでした。妻は“シウォンが家庭を顧みず家長としての責務を果たさなかった”と離婚を申し出て、娘の親権を主張し、財産分与の担保として30億ウォン(約3億2000万円)の自宅マンションの差し押さえまで申請したんです。しかしシウォンが“家族を守りたい”と離婚を認めなかったため、2013年4月、妻は彼を刑事告訴するに至りました…」(韓国全国紙記者)
訴えのもととなる一件が起きたのは、2011年夏のこと。夫婦げんかの折に、「おれはヤクザの知り合いも多い」「おれは怖い男だ」などと脅し、その音声テープが警察に証拠として提出されたのだった。
「同時に彼女は、“夫から車にGPSをつけられ、不当に位置情報を追跡された”“顔を数回殴られた”とも明かしたんです。シウォンは一貫して無罪を主張しましたが、最高裁でも結果は変わらず、この9月に700万ウォン(約75万円)の罰金刑が確定しました」(前出・記者)
しかしシウォンは、この訴訟の一方で、2013年11月、妻の証言が偽りだとして、彼女を逆告訴しているのだ。
「詳しい内容については明らかにされていませんが、法廷で明白に他の資料で立証できる事実関係であるにもかかわらず、妻が嘘の証言をしたと訴えたんです」(韓国芸能関係者)
この件については11月27日に2次公判が行われたが、離婚についてはいまだ話し合いの場にも至っていない。
「今になってよく言われているのは、どうして妻はそうまでして別れたかったのか、ということです。シウォンさんの主張にもありますが、音声テープの録音や証拠提出時期などを考えると、結婚当初から離婚へ向けて大きな企てがあったと思えるんですが、ではなぜ、離婚ありきの結婚をしなければいけなかったのか? しかも、韓国では歓迎されないスピード違反結婚(=でき婚)をしてまで…」(前出・芸能関係者)
※女性セブン2014年12月18日号