芸能

特撮OB俳優にブレイクの法則 福士蒼汰、千葉雄大に続くのは

 綾瀬はるか主演のドラマ「きょうは会社休みます。」が好評のうちに最終回を迎えた。このドラマが女性を中心に人気を集めたのはヒロインへの共感もあるが、年下の恋人を演じた福士蒼汰の魅力も大きい。そして、話数を重ねるごとに女性視聴者の間で人気が急上昇したのは、ゆとり世代の新人営業を演じた千葉雄大だ。福士も千葉も特撮ヒーロー出身。彼らがブレイクしたのは、一定の法則にのっとったからだとファンの間では言われている。

 その法則とは、ヒーローだったとき、もし同じクラスだったら友だちになるのを敬遠するような極端なキャラクターを演じ、完璧なコスプレのようなヒーローだったほど、直後にブレイクしやすい傾向があるというもの。

「福士君は『仮面ライダーフォーゼ』(2011年)で主役の如月弦太朗を演じていましたが、見た目も中身もびっくりするキャラでした。子ども向け番組は極端なキャラクターが多いと思われるかもしれませんが、最近は内向的で隣にいそうな普通の子という設定もよくあります。でも、福士君の場合は『あまちゃん』に種市センパイ役として登場したとき、同じ人に見えなかったほど違っていた。子どもはフォーゼの弦太朗だとわからなかったようです」(30代主婦)

 福士蒼汰が演じた『仮面ライダーフォーゼ』での如月弦太朗は、リーゼントに短ラン、薄く潰した学生カバンを持ち、まるで20年前からタイムスリップした不良のようないでたちだった。そして、ことあるごとに『学園の生徒全員と友だちになる男』だと宣言する暑苦しい男子高校生として一年間、仮面ライダーに変身し続けていたのだ。

 千葉雄大は、福士蒼汰の弦太朗に比べるとアクの強さは劣るが、『天装戦隊ゴセイジャー』(2010年)であり得ないほど楽天的で前向きなリーダー役だった。『とにかくやってみる』を口癖に、直情的な行動が周りを巻き込んでいくストーリーの推進役だった。「きょうは~」で演じたゆとり新人役のように、気に入らないことがあっても頬を膨らませるようなことはない。

 前述の二人だけでなく、最近の特撮ヒーロー出身で活躍する若手俳優には、極端なキャラクターを演じていたケースが少なくない。

関連記事

トピックス

元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
日本テレビの杉野真実アナウンサー(本人のインスタグラムより)
【凄いリップサービス】森喜朗元総理が日テレ人気女子アナの結婚披露宴で大放言「ずいぶん政治家も紹介した」
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
伊勢ヶ濱部屋に転籍した元白鵬の宮城野親方
元・白鵬の宮城野部屋を伊勢ヶ濱部屋が“吸収”で何が起きる? 二子山部屋の元おかみ・藤田紀子さんが語る「ちゃんこ」「力士が寝る場所」の意外な変化
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン